夫婦別姓の推進派が4/1に発表したらしい。彼らが言うにはこのまま夫婦同姓にすると2531年には全員が佐藤さんになるそうだ。
実に面白い。エイプリルフールのネタかと思ったが検証してみたい。

 

  まずは仮定を行う

 30年周期で出産-成長-結婚-出産というループと仮定したときにどうなるか。と考えると507年後。今からほぼ17代先の話だ。

 

  こういう時はエクセルが便利

 合計特殊出生率が変化しない前提で2020年の数値を使う。1.36が1世帯で出産する子供の数がこのようになっている。
 2020年の統計では4885万世帯いるので、それを初代として計算する。・・・計算すると7万世帯位との事。少ない。1世帯は2.49人(2020年)なので17.5万人位だろう。

 

 

  子供の名字を決定するらしい

 肝心の夫婦同姓と別姓何が違うのかというと、子供の名字を選択できるのだそうだ。この方法だと22人になる3310年くらいまでもつらしい。ここで疑問が浮かぶ。

 夫と妻が同姓ならば同じ苗字になるだろう。別姓だとどうなるのだ?きっと佐藤の名字を取らない前提で計算をするべきなのだろう。
 だって別姓だとしても子供が佐藤を取ってしまえば結局一緒になるので、SATO-SATO以外の組み合わせはセーフと考えて計算をしたのだろう。
 

  まとめ

 佐藤さんがどうとかのレベルではない。この人数では人類は滅亡しているのではないだろうか?スポーツ選手どころではない。野球をすれば毎日5万人の観客など到底無理だろう。