マリアライトは3歳1月のデビュー戦を勝利で飾るも、その後は勝ち切れない競馬が続き、重賞戦線とは無縁の存在だった。


しかし4歳春、距離を延ばした2500m戦で才能が開花。続く2400m戦も連勝してオープン入りを果たし、スタミナ豊かな一族の血を感じさせる走りで頭角を現した。


その後はマーメイドSで2着と重賞でも好走。6番人気に推されたエリザベス女王杯では後方待機から鋭く脚を伸ばし、ヌーヴォレコルトらを差し切ってGⅠ初制覇を達成した。


さらに翌年の宝塚記念では、牡馬の強豪ドゥラメンテ、キタサンブラックらを相手に力強く抜け出し、グランプリ制覇を成し遂げた。


牝馬ながら中長距離の一線級を打ち破ったその勝利は、多くの競馬ファンに衝撃を与えた。


その後秋では目立った活躍はできなかったものの、エリザベス女王杯で6着など最後まで第一線で奮闘し、有馬記念を最後に現役を引退。


決して早くから注目を集めたエリートではなかったが、条件戦から一歩ずつ階段を上り詰め、GⅠ2勝馬へと成長したその軌跡は、多くの人々の記憶に刻まれている。


遅咲きの名牝として、そして男勝りの勝負根性を持つグランプリホースとして、今なお語り継がれる一頭である。


父 ディープインパクト

母 クリソプレーズ

母父 エルコンドルパサー

生年月日 2011/02/19

調教師 久保田貴士

馬主 キャロットファーム

生産者 ノーザンファーム

獲得賞金 4億1,395万円

通算成績 20戦6勝(6-2-5-7)

主な勝鞍 エリザベス女王杯、宝塚記念