アンマー | 映画「うまれる」上映会 present by DEAR ~親愛なるあなたへ~

映画「うまれる」上映会 present by DEAR ~親愛なるあなたへ~

このブログは、
映画【うまれる】の自主上映会を企画・運営する
関西の学生数名で組んだ『DEAR』の活動を追った日誌です。



皆様こんにちは!室谷です。

今日は母親ってすごいな!ということを少し書いてみたいと思います。
少し長いですがおつきあい下さい。

上の動画は室谷が好きなかりゆし58さんの「アンマー」です。
好きな歌詞を少しのせます。


★☆★
強さの意味をはき違えて ケンカや悪さばかりをくり返し
勝手気ままに遊びまわる 本当にロクでもない私が
真夜中の静けさの中 忍び足で家に帰ったときも
狭い食卓の上には茶碗が並べられていました
自分の弱さに目を背け 言い訳やゴタクを並べ
何もせずにただ毎日をだらだらと過ごし続け
浴びる程に飲んだ私が 明け方眠りに落ちる頃
まだ薄暗い朝の街へ母は出ていくのでした

アンマーよ 私はアナタに
言ってはいけない決して口にしてはいけない言葉を
加減もせずに投げつけては アナタの心を踏みにじったのに
アンマーよ アナタはそれでも
変わることなく 私を愛してくれました
★☆★

さて、ここで少しこの前学んだ脳の活性化の話と絡めてみたいと思います。

脳の活性化には年齢ごとに違いがあります。

・脳の成長期・・・いろんな情報をあつめる
0-3歳 5-7歳 9-12歳 17歳ー
・心の成長期
3-5歳 7-9歳 12-17歳

ここで、母親ならわかるとおもうのですが、心の成長期とはつまり反抗期のことです。
子供のこの状態というのはいったいどういう状態なのでしょうか?

あなたの思春期を思い出してみてください。

母親にいったいどれだけのことをしたのか。

罵詈雑言は当たり前。親とはわかりあえないと思って何も話さない、無視。
時には暴力をふるうこともあったかもしれない。どれだけひどいことをしたか分からない。

この反抗期ってなんなんでしょう?

あなたは、普通の人だったらむかついて付き合うのも嫌になるくらいのことをしたかもしれない。
どれだけ心配をかけたかわからない。
それでもなお、母親は心配をかけてくれる。
普通の人にはかけられない程の思い・愛をかけてくれる。

この時にあなたは無意識のうちに学んでいるんです。

「あぁ、自分は何をしても母親から愛されているんだな」と。

あなたは反抗期を通して、母親の愛を確かめているんです。自分が認められていることを知るんです。
それは意識できることもあるかもしれないし、無意識に感じているのかもしれない。
でも、確実にあなたの中にその経験は蓄積されていると思います。


今、あなたは何をしていますか?

自分自分で好き勝手やりたいようにやっているかもしれない。
人の目を気にして好きなこともできていないかもしれない。
自分の夢を信じ、前向きに日々一歩一歩進んでいるかもしれない。

どれだけうまくいかないことがあっても、どれだけのものを失ってもなくならないものがあると思います。
怖がらずにチャレンジしていきたいですね。


あなたはあなたの人生の中で必ず愛された瞬間があるはず。

愛されたという記憶は必ず残っています。
愛されたことがある人は人を愛することができます。

人を愛することが人にとって一番大切なものなのかなと思います。


室谷の場合は、母親に愛された経験が今の自分をつくっているんだなと感じます。

あなたの愛はだれから学んだものでしょうか?

今一度ふりかえることで大切な何かが見つかるかもしれません。

長くなりました。


是非この「アンマー」という曲を何度も味わってください。
あなたの大切なものがみつかることを願って。

室谷