日もだいぶ暮れ、最終戦のみとなった
J先輩 E先輩 R先輩というツワモノのさらに上にたつY先輩
腕っぷしだけではなく、優しく おもしろく 涙もろく 情に厚く
人を引き付ける要素を持ち合わせている
でも、そんなY先輩も人一倍つらい思いをしてきている
だからこそ、ツワモノたちをまとめあげることができたのだろう
Y先輩の悪いところは弱音は決して見せずにいつでも自分1人で背負い込み
解決しようとすることだとJ先輩が言っていた
これからいろいろ影響を受けていくY先輩の初めての喧嘩を見る
対戦相手の隣町A
連合のTOP 2年の終わりまで児童相談所・鑑別所にお世話になっていた
そのため、世間での知名度は低いが戦闘能力は高いため、一気にのしあがってきた
隣町に引っ越してきて、高校生を相手に〆ていたのをNが見て、一目惚れ
群れるのが苦手だがNのしつこさに負け、連合入りを決める
そんな2人のTOP対決である
上級生の凄さに驚かされ、始まる前から期待に膨らむオイラ
Mや上級生たちはいたって冷静
Y先輩は『じゃあ 行ってくるわ』と言い、前に出る
Y先輩と隣町A 体型はほぼ互角
どんな展開が待ち受けるんだろう・・・・緊張で手に汗をかくオイラ
O先輩の掛声で始まる
隣町Aがパンチで先に仕掛ける
なんなく交わすY先輩
間合いをつめながらパンチを繰り出し続ける隣町A
うまく交わしながら、横に後ろにと動くY先輩
そんな繰り返しが数分続く
するとここでY先輩がつまづき、体勢を崩した
隣町Aはすかさず、パンチを顔にめがけて出す
それを腕ではねのけると渾身の掌底をアゴ下に打ち出す
避けることができず、見事にHIT
ダメージで後ずさりする隣町Aに近寄り、頭部に蹴りを放つ
ガードもできず、もろに受けてしまい膝をつく隣町A
最後はこめかみに向かって、もう一度、掌底を出す
そのまま、地面に倒れこむ隣町A
意識朦朧の中で『まだやれる かかってこい』と叫ぶ隣町A
そっと近寄り、『いつでも待ってるから、また来い』と肩を叩き、
オイラたちの所へ戻ってくるY先輩
ほんの数分ではあったがTOP同士の戦い
一瞬で決めにかかるY先輩の凄さを焼き付けられる対決内容だった
連合の選抜隊との対決も終わり、跡地をあとに帰ろうとしたときだ
『お前ら、メシ食いに行くぞ』と肩を組んでくるY先輩
『は はい』緊張しながら、返事をするオイラ
Y先輩 M オイラの3人でご飯を食べに行くことになったのであった
