こんばんは。

今日はシリブカガシです。

尻が深いから尻深樫。

 

この紫がかった青みを帯びた、粉が吹いているのがたまらんシリブカガシ。

葉は、ドライぎみになっても美しい。

 

シリブカガシは何よりも見つけたとき、ものすごく美しいです。

もう、どんぐり、いっぱいうちにあるんだから拾っちゃだめ!って思っていても

この枝付き、ワックスべっとりのシリブカガシを見たら拾っちゃいますね。

そして、いつのまにかポッケに突っ込んでます。

そして、このポッケから出てきたシリブカガシにうっとりしてしまいます。

 

 

ジーパンにこすりつけても、ポッケにいれたまんまにしても

なんともびっくらこくようなツヤが出ます。

ああ、わたし、どんぐりに出会えて最高と毎回うっとり。

 

シリブカガシは、他のどんぐりよりも若干遅く成ります。

11月過ぎかな。

関西地区にはたくさんあるようですが、関東地区には少ないです。

以前、ブログでもお話しましたが、

植物園のガイドのおばちゃんから得た情報で、公園以外で生えている情報を耳にして駆けつけたこともあります。

その時の興奮と言ったら。イニシャルで割り出した山のどんぐりを見つけたときと同じ気分です(この話はいづれ)。

 

毎回思うのですが、何と言っても

どんぐりがすごいなーと思うところは、

生えている場所で、どんぐりのかたちが微妙に違うということです。

ひとつひとつが違うのは当然も事として。

同じ種類の木でも、栄養状態とか周りがどういう環境なのかによって

興味ない人から見たら全ておんなじどんぐりでも

私から見たら、全然違うのです。

だから、毎回新しい人に出会った気分。

同じ人に会ったことはまったくないと同じように

どんぐりもそうなのです。

どんぐりが毎年落ちるたびに、再会の喜びと同時に

あたらしい命に出会える。

だから、どんぐりや木の実はやめられないのです。

 

青いマテバシイも最高です。

 

だいぶ昔、このシリブカガシで、どんぐりクッキーを作りました。

テレビで(モリゾー。NHKの)やっていて(昔書いていたブログにも書きました)

そこでは、マテバシイの実を材料にしていたのだけど、

わたしは、同じ種類のシリブカガシを使いました。

 

これ。クッキー。

シリブカガシをペンチで割って裸にして茹でる。

割とアクが出ます。しぶとく30分くらいゆでましたね。

 

 

スリスリしてもいいし、ミキサーでもいいから粉にします。

で、混ぜてクッキー。それと、生クリームを混ぜて

どんぐりクリームを作りました。

これがなんともうまい。マロンクリームです。まさに。

 

↓こっちは、マテバシイでつくった生クリーム。

パンケーキに添えて、かなり美味しかったですよ。

 

 

最近は、すっかりどんぐりでクッキーとかクリーム作る余裕がない。

でも、クリームはまた作ってみたいな。

どんぐりクリームでどんぐりモンブラン。

最高でしょう。

 

今日も読んでくれてありがとう。

では、また近いうちに。