前回の続きわたしが読んだ手記は40代のHIV陽性者の男性の手記でした。

最後の一節にこう書いてありました。

僕がHIVに感染したことで、
僕の世界を見る目が変わって、
僕は自分の行動を抑制している。
きっと、感染したことを周囲に人に告白したら、
一気に僕の世界は変わって
僕の行動は静止するんだろうな。(『僕はこれから』より引用)

そういう事ってあるなって思ったんです。
HIVではないけれど、人には1つくらいこういう自分の中にある
秘密というか毒というかが、あるのではないでしょうか。

人によっては借金だったり、整形だったり、不倫経験ありとか
命にかかわることじゃない、言ったところで実は世界は変わらない。
そんなことかもしれないけれど、
本人にとってはそれがバレたら自分が崩れてしまうと、
自分の世界が止まってしまうと恐怖する何か。

「そういうものって私もあるよ。」

その一言でゲイとか、HIVとか、命を考えるとか
難しい垣根をちょいと乗り越えて、
と、り、あ、え、ず、横に置いて
手をつなげそうな気がしました。

手をつなげてしまえば「お友達」として、「もっと知りたい」
次のもう一歩が踏み出せやすいそんな気がしたんです。

もうちょい続けさせて・・・