子どもをここの楽園村に、通わせて1年になりました。

子ども自身がすごく、ここの農村合宿を楽しんでいるので、続いています。

ここでは約1週間子供預かって、農作業をしたり、遊んだりしながら、食事、入浴、

衣服の洗濯や管理などもみんなでやっていく合宿です。

携帯、ゲーム機持ち込み禁止、TVもない生活が1週間です。

スタッフは中年の男女数名と学生スタッフ、子供たちと一緒に生活し、

一緒に食事し入浴し 同じ部屋で寝ています。

合宿中は中年のスタッフを「おとうさん」「おかあさん」と呼び学生スタッフを

「おにいさん」 「おねえさん」と呼び、巨大な家族のように過ごします。

子どもを預けている父兄は合宿期間の最後の1日に任意でであつまり、

育児について意見交換会というか、ブレーンストーミングします。

合宿期間中は道等で父兄が子供の会うことがないように細心の注意を払っていて

父兄が集まっている時に「そっちの道は今は行かないで、 子供たちは歩いてきます。」

と遠回りさせられたことがあります。

そんな風に合宿期間の大きな家族と過ごす時間をとても大事にしているようです。

ここにきていると、いろんなことが頭を巡ります。

主なものは家族の関係と、税金や雇用のことです。

この村の人たちは基本、自分の資産を持っていません。

だから、食事はもちろん 家や車さえも共有物で、私が行っていた村では一軒家はなく、

旅館、マンションのような 場所の部屋に家族単位で住んでいました。

各家には鍵はなく、出入り自由でした。

村の中を好きに引っ越してもいいらしく、自分の家と確固としたものはやはりないようでした。

村の子供たちはスタッフと寄宿舎で暮らし、そこから地域の学校に 通っているようです。

楽園村がずっと続くようなものですね。

村人は農作業をし生産物を市場に卸してお金を得てそれを村で使っているようです。

スタッフにちょっと聞いてみたんですが、村の中で結婚して、子供が産まれて

離婚したら 離婚夫婦のまま、同じ村に残り、子供の父と母として成長を見守る

元夫婦もいるようです。

養育費もないようです、そもそも個人資産が存在しないので。

ここでは、母子家庭が存在しないんです。

独身時代も結婚しても、離婚しても 同じように農作業し村単位ではあるけどお金を得ている。

母子だから家を借りれないとか、小さい子を抱えていると仕事に就けないとか

非正規雇用だから賃金が少ないとか、養育費も滞っているから子供に合わせたくない とか

そういう問題が起きないんです。

贅沢な生活はできないけど、衣食住の心配がない。

児童手当とか、いろいろ増税とか、貧困家庭には生活保護とか

あるところからお金を取って再配分、バラマキとか

DV被害にあっている方は母子寮やシェルターに避難できるけど、期限があるとか

企業に課せられる子育て世代も安心して働ける雇用スタイルとか

そのしわ寄せを受ける子供のいない女子社員とかそういうものがない。

私が知らないだけで問題はいっぱいあるのかもしれないけど、

少なくとも遠くから見ている分にはこの村はうまく循環しているな~と思います。

「どうしてうまくいってるの?」っていくと信仰ベースの話をされそうだけど、

そういうものをまずは横に置いておいてシステムとして循環させるにはどうしたらいいのかな?

なんて、一主婦が考えてしまいます。

私は仕事なのかな?と思います。

結婚、出産、離婚とライフステージが変わっても 仕事があって、

家族があってもなくても自分1人でもお金を稼げる環境かななんて思います。


この村は幼稚園生も村の中にある寄宿舎から通学してるので、

過日のベビーシッター事件も起きない環境なんです。

女が安心して子供を産めるんでしょうね。

村には3児の母、4児の母よく見かけます。

このうまく循環するスタイルを大きなレベルでできるかっていったらできないし、

子供だけどこかで預けるなんて、なにされるか分からないという 怖さもあるし

絶対できないんだけど、 そんな風に考えてぐるぐる回って、

なんの思いも出てこなくなるんですが、

ただ、子育て支援で「一時的にお金をあげます。」

一時的でもなんでもお金は必要だから「ください!」ですけど、

このスタイルではどうにもならないとは思います。

そんなことをぼやーんと考えていると家族も問題も浮かんできます。

それはまた今後