途中からではありますが、6月くらいからNHKの「梅ちゃん先生」ずっと見ています。
面白いです。
登場人物に感情移入できないし、ファンタジーぽいし、全体的にふわふわしてて人間味がない。
そんなところが面白いです。
感想を見ているとそんな意見が多いですね。
働く世代、子育て世代、あのころを生きた世代、みんなを不快にさせるとか過激な感想も
見つけました。
私が最初に気になったのが、女がことごとく結婚し(松子、武夫の嫁、梅子)多くは子供を産み、
主人公がワーキングマザーになったことです。
梅子はなんだか、かっこよく、なんでもこなし、子供を愛し旦那を愛し、心優しい、
理想の働く女性である点です。
ノブと育児について喧嘩になったときも「母親らしくしろ。」って言われたけど、さくっと仲直り
夫の理解も得られます。
これが日に何度もNHKで放送されるドラマです。
「女はみんな産んで働け。」ってメッセージが込められているなんて思ってしまうのは
陰謀論的は発想でしょうか?
そして実際産んで働いている女性からもこの梅子は奇妙に映るんです。
基本どんなに酒、たばこ好き、夜遊び好きの女性でも、妊娠から卒乳まで大体2年は
節制した生活を送るのですが乳幼児を抱えた梅子はよく夜に食事処みかみに出没し
義父に酒を進められんです。完全ミルクですか?
完全ミルクな気がするのは、小学生の集団検診の時も胸が張って痛そうなそぶりもなかったことと、
母親が梅子を呼びに来る子ともないことです。ミルクは実家であげることができる環境なんでしょう。
そして、梅子は息子をおんぶしない。抱っこオンリーです。お母さんもおばあちゃんもおんぶしない。
だからベットに置きっぱなしになってしまう。家族団らんの食事の時にはベットさえも映っていない、
どこにいるのかな?結構かわいそうな太郎くんです。
そして、あのころをってみなさんそんなに裕福でしたか?
食事処みかみの娘さん。中学卒業して進路に悩みます。看護学校に興味をもつも、
母親に「あの子はなにもできないから適当に店手伝ってお嫁に行けばいい。」と言われ一旦
諦めるんです。
しかし、安岡医院の看護婦さんの「患者さんの笑顔があれば頑張れる。」で「じゃあ頑張りなさい。」
店にいたみんなも応援して1話で問題解決。
TVを店に入れるで何話もモメたあの、食事処みかみ。
ずいぶん大きな買い物を即決しましたね。TVのローンを抱えているのに
学費の出費と店の手伝いという人件費の損失。すごい、あっぱれ。
まあ全体的に葛藤が緩やかなんですよね。
梅子の開業も、なぜか敷地内に空き家があって、問題なく行われましたし、
そういえば松子と姑の育児方針を巡っての論争も、さくっと姑が泣いて和解した。
武夫の会社が傾きかけた時も「金策にみんな走っています。」という説明的な台詞だけ
ドロドロ感は出ていなかったような・・・
世間の問題である、女性就労、育児、子離れ、嫁姑、企業、進学。いっぱい盛り込んでいるから
全体的にさっぱりしている。
ダイジェスト版をみているような。NHKの朝ドラってこういうものなんですか?
細かく入り込んでいくとイライラしそうなので、面白い番組として見ると笑えるものです。
「お互いの親がうるさいから結婚しようか。」というプロポーズで結婚した梅子とノブですが、
二人の子が乳幼児の時に元彼の松岡と二人っきりでなにやら話し込む。
松岡は付き合っていところのエピソードを語り懐かしがるも、
お互いの選んだ道は正しかったと締めくくる。軽い!!
ここでも「梅子さん子供連れて行きなされ。」と私は思うのです。
旦那の目もあるし、万が一松岡に迫られたらと考えるのならば、実家の居間では話せ。
もしくは病院じゃなければいけないのなら、太郎を抱いていけ。ですね。
いろいろ突っ込みながらみていると楽しい、梅ちゃん先生だなと思うのです。