40期の前会長です。
篠山マラソンを走ってきていろいろと思うところがあり、そして今後まだまだレベルの上がりそうなマラ同に置き土産をしようと思い筆を取りました。今後の参考にほんのちょっとでもなればいいかなと思ってます。
(ポイント類は全部下の方に書いてるので、レースの詳細が必要ない方はそちらへ。)
これがたぶん、学生として本気で走れる(最初で)最後のマラソンだと思ったので、こっそりと目標を立てていました。
「サブ3」
僕という、「走るのが遅い人ではないけど、マラ同のトップランナーでもない」人間がその領域に足を踏み入れたら色んな面で面白いことが起こりそうやなぁと思ったこと、あとはまあ自己満足のため、そんな理由でこの目標を立ててました。
サブ3のためには、最後まで4'15/kmを切るペースで走り続けなければなりません。(甘く見てた)
それのファーストステージとして臨んだ長居ではハーフを1時間28分でゴールでき、最初のステップはクリアー。このときはだいたい4'12/kmくらいでした。
で、1月2月と練習はそこそこに積んで3/3を迎えたわけです。
もう隠すものでもないと思うので、練習の詳細もここに書いておきます。あと、僕は高校時代800の選手なので、スピードは人並みってこと前提で。
話が逸れました。
まず、朝ごはんは普通にパンと牛乳を食べ、朝の電車と準備をしながら会場で、カロリーメイト1箱、ジェルのカロリーメイト2袋、アミノバイタル、大福1個、麦茶800mLくらいをお腹に入れました。(あと前日にカーボローディング、鉄分のサプリメントも飲みました)
本番です。気温は8℃前後、天気は曇り時々雨。走ったら暑くなると思って、上からサングラス、半袖、ランニング手袋、ロングタイツ、ハーフパンツ、靴下(タビオ)、ランシュー(アディゼロJAPAN)です。
これは間違いではなかったかな。ただ、途中で手袋を外したタイミングがあり、そこでかなり体温が奪われてしまったのはミスやと思います。
ズボンのポケットには、カロリー高いジェルみたいなやつ、Mag-on2個、スポーツ羊羹、アミノバイタル、ロキソニンを入れてました。カロリーが足りなくなったので、ジェルをあと2個くらい持ってたらよかったと思います。
10:50スタート、Aブロックでした。星と共に。なんかこれ既にエモかったです。
Aブロックとはいえ、なんかピンキリって感じで、人が多すぎて最初の1kmは5分を超えるくらいで入りました。しかも星は人を避けるのが上手でどんどん前に行ってました。
ここで少し焦ったのが経験値の少なさでした。
僕はペースメーカーを見つけて、その後ろに張り付くという、姑息なずる賢い走り方が得意(しか知らない)ので、後ろから来た速いランナーについて行きました。その人がいいペースで、4'08/km前後で回してくれてて、5kmくらいで星に追いつきました。
そしたら、その人がどんどんペースアップしていって、4分/kmを切ってしまったんですよね。自分の中ではキロ4を切った瞬間に足へのダメージが来るのはハーフ、練習などからわかってたことで、避けるべきことやったんですけど、いきなりやってしまいました。
そんな感じでもなんとか我慢しつつ、5kmで羊羹、10kmでマグオン、20kmでジェル・ロキソニン、を投入しつ走りました。
中間地点で思ったことです。「かなり足だるいけど、まだ全然耐えれるレベルや、この前のハーフの時もここから持ったしいける!」
25km地点頃までは4'10/km前後で我慢してました。
そして、彼は突然に姿を現しました。
"26kmの魔物"
26~27kmの通過タイムにて、一気に4分半/kmまで落ちました。
これはまずい。
とは言え、まだ元気はあったので
「キロ4分15まで持ち返せばまだまだサブ3はいけるぞ」と気合いを入れ直すのですが、スピードが上がるのはその時だけ。
ロキソニンを入れていたので、足はいたくないのですが、スピードは上がりません。
限界でした。
そこで、29km地点(?)にて、目標をサブ3から3時間10分に切り替えました。
その時点で、キロ5を保ちさえすれば3時間5分でゴールできる、という理由からです。ここは冷静な判断やったと思います。
30kmからはただただ我慢でした。キロ5を超えないようにリズムを取って足を動かし続けるだけです。しかしエネルギー不足、小雨が降る、などでどんどん体温が下がっていきます。ここでリタイアしたらどれだけ楽か、ここから歩いてのんびりゴールしようか、何度考えたかわかりません。本当につらかった。つらい以外の気持ちがなかったです。
「でも、ここで終わってしまっては、このレースが、3年生最後のレースが、すべて無駄になってしまう。これからサブ3を目指す人間の道しるべにさえなれないのは情けない…」
33kmあたりではキロ5分半まで落ちていました。しかし、35kmで最後のマグオンを食べると決めていたので、それを楽しみに耐え続けます。
35のエイドにてマグオンと水2杯を流し込みます。
そこで少しペースを持ち上げ36kmまではキロ5分15くらいでした。しかしそれも束の間、すぐに気持ちは切れてペースが落ちます。
結局、40kmの通過は手元の時計で2時間58分。
前の1kmは5分40秒。これ以上落とすと目標に届かない…
エネルギー切れをごまかすため、15kmくらいでもらってポケットに入れっぱなしだった飴を2つ食べ、ありえないくらいの前傾姿勢で残りの2kmちょいをごまかしながら走ります。
ロキソニンの効果ももう無くなっていて、全身が痛みます。泣きそうです。走り方なんてあったもんじゃありません。とにかくキロ5を取り戻す。それだけでした。
必死に走ります。
そして、なんとかゴールにたどり着きました。タイムは、グロスで3時間10分、、それなら、時計は、3時間9分20秒…!!
思わずガッツポーズしちゃいました、恥ずかしい。笑
最後の2kmは邪魔やから捨ててしまおうかと思っていた飴に助けられたと思います。ありがとう、おばちゃん。
と。主観満載のレースはこんな感じでした。
気づいたことを書いていきます。
①前半の焦りが大きく響いた。
最近のマラソンの流行りは、「前半はゆっくり入って、後半にかけてスピードに上げていく走り方」です。特に大きなレースでは、人を避けるのが大変で無駄な筋力を使ってしまいます。その辺も考えて、5kmまでは想像以上にゆっくりのペースでレース展開を考えておくのが良いと思います。
ただし、自分の適性ってものはあるので、そこは間違えないようにすべきかなと思いますが。
②エネルギーは思っている以上に消費する。
マグオン2個とアミノバイタル1個でよかったのですが、エネルギー系の食べ物が足りませんでした。羊羹2、ジェル2もしくは3くらいは欲しいです。
羊羹は飲み込めなくなるので、前半で消費、ジェルは後半のエネルギー用に。
特に篠山はエイドがしょぼいので、エイドがどうなのか、各レースで情報収集をするべきだと思います。
③ロキソニンは効かない。
このレベルになるとロキソニン頼りは無理です。
④風除けは使えるなら使う。
逆に26kmまでいいペースで突っ込めたのは常に人の後ろについて風除けにさせてもらっていたからに違いありません。かなり楽できます。嫌われますけど。
⑤コースが楽なレースに。
記録を狙うのなら、篠山はしんどいです。
⑥スピードが足りない。
星に言われました。キロ4まで上がった時に力が入ってるらしいです。
自分の走力は1000mを3分半で10本も行けば潰れるくらいです。
⑦マラソンの練習
30km走など、マラソンに向けての特徴的な練習があるのですが、その辺を全く取り入れられていなかったです。
大事なのは①です。
今回で、マラソンは経験値をいっぱい溜めてる人が強いスポーツやなぁと改めて実感しました。そして自分の弱さも痛感しました。既にサブ3を達成している星とてつこ、ほんまにすごいなぁと思いました。
走る前までは、今回でもうマラソンはいいかな~と思ってましたが、悔しいのでもう少しぼちぼちと続けようかなぁと思っています。
お疲れ様でした。


