たっちゃん、初めての遠足 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

春はどこに行ったんだ?と思うほど暑いGW前半となりましたが、
その直前の4/25(金)に長男「たっちゃん」の幼稚園の遠足がありました。

そして保護者は必ず同伴なので、次男が生まれたばかりの我が家は
ボクも会社を休んで家族みんなで付き添いとなりましたよ。

入園したばかりの年少さんでも遠足があるんですね。

イメージ 1

行き先は埼玉の東にある「東武動物公園」。

ボクは実家から近いので幼い頃に何度かは行ったことはあるのですが、
もう遠い昔の事ですっかり記憶に残っていないので楽しみですよ♪

まずは「東武動物公園駅」10分ほど歩いた東ゲートに現地集合。
さっそくその前で集合写真を撮るのですが、案の定遅れてくる人はいますね。

ウチだって余裕をみたつもりが、3歳児の支度がスムーズにいくはずもなく、
歩くのだって、道端のアリンコに挨拶したり、タンポポの綿毛を吹いたりで
ギリギリの到着ですもん・・・

イメージ 2

「東武動物公園」は「ハイブリッド・レジャーランド」と銘打っている、
動物園と遊園地、屋外プールなどが同時に楽しめるアミューズメントパークです。

入場した東エリアは遊園地で世界初の水上木製コースター「レジーナ」や
絶叫コースターの「カワセミ」など、魅力的なライド物があるのですが、
今回の主目的は西エリアの動物園。

動物園のエリアまでひたすら八重桜の咲き誇る美しい道を約1kmも歩くのですが、
大人の足でも遠い道のりなので、年少さんの足では遠い、遠い・・・

結局、最初の動物に会えるまで50分ほどかかってしまいました。

イメージ 3

でも、最初に先生がそれぞれお友達とペアにして手をつながせ、1人が寄り道しそうになると、
1人が引っ張って行くなんて状態を作ってくれたので、それでもスムーズに進んだ様ですよ。

さすがプロの幼稚園の先生です。

そしてさすが「リトルボス」って呼ばれるだけあって長男はお節介・・・
いや、リーダーシップを発揮して、皆をまとめながら常に先生のすぐそばを離れない様に行動していましたよ。

遊園地と動物園エリアをつなぐ汽車「太陽の恵み鉄道~パークライン」も横に走っていて、
長男的には楽しい散歩だったのでしょう。

イメージ 4

中にはこの春に入園したばかりということもあるので、
先生でなくずっと同行した親からはなれない子もいましたが、
長男はまったく親の動向なんて意味がないほど。

っていうか、せっかく動物園に来たのだから、少しぐらい長男の写真を撮ろうとして
ボクが立ち止まらさせようとすると、『あっちに行かなきゃいけないからヤメて!』と
逆に迷惑がられてしまいました。

せっかく親が来ているのに・・・まるで中学生男子の様な態度です。

ちょっと幼稚園児らしからぬところもありますが、外では意外としっかりしている
家では普段見られない長男の姿が見られて良かったです。

イメージ 5

さて、『この首の長い動物は何でしょう?』などと、
皆で動物を見ながら先生がちょっとした説明やクイズを出します。

それを皆で声をそろえて『ジラ~フ!』。

そうなんです、長男の通う幼稚園は英語の幼稚園。
先生のクイズも問題も、そして子どもたちが話す言葉も全て英語なんですよ。

ハッキリ言ってボクにはなんとなくしかわかりませんが、子どもと先生はちゃんと会話が成り立っている様です。
中にはこの春から初めて英語に接した子もいるはずなのに、子ども吸収力ってスゴいですね。

たまに子どもが思い切り日本語で『先生、これ見て、見て~』なんて言ったら
先生は『What’s MITE?』(「みて」って何?)とか答えて、徹底していました。

イメージ 6

ただし、やっぱりリアクションは子ども。
先生が動物の説明をしているのに子どもたちは『プープー、プープー』とか言っているんです。

何かと思ったら日本語で「ウンチ」や「オシッコ」の意味。
動物よりも、それをしたことに子どもたちは英語で大興奮でした。

子どもってそういうの好きですねぇ~

まあ、日本語英語関係なしに、オモチャやぬいぐるみではなく、
ボクらと同じ「プープー」をする生き物なんだと学んでくれてるってことですよね。

イメージ 7

って言うか、ボクも「プープー」をはじめ、いろんな英単語を学べちゃいました。

簡単な「ジラフ」や「エレファント」だなっていうのはわかりますが、
動物園で良く見るのに知らなかった「サイ」はカタカナで正しく書くのも難しい「ライノセロス」。

また、鞄や財布で聞く「オーストリッチ」は「ダチョウ」である事を、
そしてキリンの説明の時には舌を「タン」って言うのを改めて確認。

「牛タン」って英語が混ざった日本語なんですね。

イメージ 8

また、ペンギン舎では、泳ぐペンギンを追いかけてあっち行ったりこっち行ったり。
当然、その動きについていけなくて転んじゃって泣いちゃう子や、
ブツかって突き飛ばされちゃう子もいるんです。

もう欲望のままに大興奮でぐちゃぐちゃ。
子どもらしいリアクションでとっても微笑ましい。

長男も他の子にブツかって突き飛ばされちゃいましたよ。

イメージ 9

ヤンチャな長男はそんなの泣かずにお構いなし、ボクはそれを笑って見ていたのですが、
そこに突き飛ばしちゃった子の親が飛んできて、
『ゴメンね、ゴメンね、大丈夫?○○ちゃんも謝って!』と顔を青くして、
長男や相方、そしてボクに謝ってくるんですよ。

え? いやぁ、大ケガした訳でもないし、子ども同士のことだからそんなに血相変えなくても・・・
と思ったのですが、やっぱり親の考えってそれぞれ違うから
逆の立場になったら、親としてそういう行動が出来ないといけないんだろうなぁ。

家族だけの休日じゃないので、こういった団体行動の難しさを改めて実感もしました。

イメージ 10

ちなみにこの「東武動物公園」の今人気の動物は「ホワイトタイガー」。

ボクらが子どもの頃は西山登志雄氏こと「カバ園長」の影響で、カバが人気だったのを覚えています。

古くからインドでは「神の化身」と信じられてきた「ホワイトタイガー」ですが、
正確にはインドに生息するベンガルトラの白変種だそうで、
世界でも250頭あまり、国内には30頭ほどしかいない希少種なんだそうです。

普通のベンガルトラとの違いは体が白いこと以外に
目が青いことと肉球の色が肌色なこと。

アジアの遺跡をイメージして造られた獣舎を歩くその姿は、まさに神秘的ですよね。

イメージ 11

さて、動物園エリアに着いた時から珍しくずっと『アイム ハングリ~』と言っていた長男に
やっと待望のランチタイムがやってきましたよ♪

この日は他の幼稚園もたくさん来ていたのですが、人数の多い幼稚園なんかは朝一番で
先生がこのお弁当を食べる場所取りなんかをしていて、大変だなぁと思いましたよ。

最初に入ろうと思っていた幼稚園は、人気の大人数の幼稚園だったけど、
結果この様に一人の先生の目が届く、そして小回りが利く幼稚園で良かったと改めて思います。

さあ、さっそく皆でお弁当をいただきまぁ~す♪

イメージ 12

そう言えば実はボク、相方の手作り弁当を食べるのって初めてでしたよ。

長男一人だけのお弁当は普段から作りなれていると思いますが、
家族全員分のとなると、また勝手が違うのでしょうね。
相方は何日も前からお弁当箱にどの様に詰めるか設計図を書き、
長男がたくさん食べるように、そして大人も満足が出来るように、
そんなお弁当を作ってくれましたぁ♪

息子も大好きないなり寿司やコロッケをよろこんで食べていましたよ。
やっぱりいいお天気の下で皆で食べるとより美味しいねぇ~♪

イメージ 13

でも、そのうちお友達が皆にお菓子を配りに巡って来てくれましたよ。
こういったコミュニケーションが大事なのかもしれませんが、
ウチはまったくお菓子を持ってきてなかったなぁ・・・

それを『ありがとう♪』と言ってもらいながら、子どもには絶対に与えないお母さんもいましたが、
ウチはもうそれを見たらお弁当よりもお菓子です。

『ハングリ~』と嘆いていた長男は、そのハングリー精神をお菓子に向けて
相方のお弁当は早々にごちそうさま~になってしまいました。

結局残したら荷物になるので少なめに詰めたそうなので、余裕で完食でしたが。

イメージ 14

ランチタイムを終えたら、そこで現地解散となりました。

先生も、午後からのスクールっていうのがあるんですって。
大変だなぁ~

やっぱり埼玉にずっと住んでいる人が多いというのもあって、
子どもが『まだ遊ぶ~』とか言っていても、さっさと帰ってしまう人がほとんどでしたが、
我が家は家族全員で来ているし、「東武動物公園」なんてめったに来ないので
このまま遊んで帰る事にしましたよ。

入場して半分近くはひたすら歩いただけの遠足で、我が家が満足する訳はありません!

さらっと巡っているだけでも気になるところが何ヶ所かあったので行きますよ!

イメージ 15

次男のオムツ替え&授乳も済ませまず向かったのは「オットセイショーステージ」。

GW前の平日で、あまりもイベント物は行われて無かったのですが、
唯一時間がピッタリ合ったのがこのショー。

新潟にいたと時に年間パスで何度も水族館の「マリンピア日本海」に通い、
目の前で「イルカショー」を見てきた長男にとって、
イルカより小さく手足があるオットセイが芸をするのは、いまいち感動が薄かった様ですが、
きっと初めて見る次男には何か感じるところがあったでしょう。

イメージ 16

そして長男が最も行きたがっていたのが「ほたリウム」。

これは本物の「ヘイケホタル」を1年中観察する事ができる定員18名15分間入れ替え制の
室内型アトラクションで、入場するのに入場料が400円かかるんですよ。

ホントなら乗り物なども乗り放題の「ワンデーパス」を買った時にでもこういった
有料アトラクションには行きたいのですが、長男の唯一の願いなら仕方がないか・・・

3歳から有料なので3人分1,200円の出費。

中に入ると、6分間真っ暗闇の部屋に閉じ込められるんです。
これは小さなホタルの光を見えやすくするために目を慣らすんだとか。

そのため液晶画面の光も禁止で、ケータイはもちろんデジカメもNGでした。

そして係の人に弱い光の懐中電灯で誘導され、真っ暗で良くわかりませんが大型水槽の前に座りました。

イメージ 17

すると、まるで宇宙空間の様な星空が浮かび上がりましたよ~

「わ~♪」
と、初めはスゴいと思いましたが、大人って嫌ですねぇ・・・
「これってホントにホタルなの?」と疑う心が出てきてしまいました。

だって、昨年の夏に新潟で見た自然のホタルとちょっと違うんだもん。

この水槽の中には約200匹ほどいるらしいのですが、あまりにも数が多く
しかも何だか点滅も早いし、真っ暗闇で見えるのは黄緑の光だけなので
これが「LED」だったとしてもバレないよなぁ・・・と思っていたのは相方も一緒でした。

最後に自分たちがどんな水槽を見ていたのか、明るくしてくれたらその疑いも晴れたのだけれど。

イメージ 18

次にはやっぱり子どもには直接動物にふれさせてあげたいと思い、
20種類もの動物たちとふれ合える「ふれあい動物の森」へ。

ここでは、ヤギやヒツジ、アルパカなどに直接餌をあげられる他、
ウサギ、モルモット、ヒヨコを抱っこして温もり感じたりできるのですが、
ヒヨコのところにいた係のお兄さんに『ヒヨコは大きくなったら何になるかわかる?』とクイズを出され、
長男は『チキン!』と答えていました。

ん~間違いじゃないけどね・・・

また、本物のユーカリ林の中カンガルーを間近に見られる「カンガルーステップ」には、
オーストラリアの原住民アボリジニ人のテントから顔を出して見られる工夫があって
長男もよろこんでいましたよ。

イメージ 19

ボクが幼い時から「東武動物公園」がずっと営業が続き生き残っているのは、
やっぱり少しずつでも年々進化をしているからなんでしょうね。

つい最近、3/21(金・祝)に街全体がアトラクションとなる子ども向けのエリア「ハートフルタウン」も
オープンしたばかりなので、ちょこっとだけ様子を見に行ってきましたよ。

息子が好きそうなアトラクションばかりが10種もあるんです。

まあこれも「ワンデーパス」を買っていない今回はそんなに巡るつもりはないのですが、
1つだけ長く遊べそうな「いたずらヤギーのアスレチック砦」というところに行きました。

これはのりもの券 5枚(1枚100円)なので、相方は次男の授乳で外で待っていて、
長男と2人で1,000円の出費。

イメージ 20

「オドンゴの砦」とか「ムーゲンの冒険」と名がついていますが、
ちょっといい公園にある遊具みたいなもんです。
ただ、ステンレスの滑り台は『熱くなっていますので滑らないでください』と
貼り紙がされていたのは残念だったなぁ。

でも「ピラミッドの謎」という巨大迷路は、長男だけじゃなくボクも大いに楽しめましたよ。

そうこうしている内に早くも「蛍の光」が流れて閉園の17時が近づいてきてしまいました。
もう同じ幼稚園の子なんて見当たらいほど、我が家はフルで遊んでしまいましたよ。

イメージ 21

ホントは次男のともちゃんの様子次第では早目に帰る事も考えていたのですが、
やっぱり家族みんなが楽しそうにしている姿を見るのはこんな3ヶ月の子でもわかるのでしょうかね?

初めて乗るのでグズったらどうしよう?と思っていた長男のお下がりのベビーカーも気に入ってくれた様で、
逆にベビーカーが止まると泣くぐらい。

基本的に機嫌よく一日中スヤスヤと眠っていましたよ。
ホント長男の時と違ってよく寝る子だ。

イメージ 22

帰りはまた東ゲートまでの約1kmの道を帰らねば・・・いったいどれぐらい時間がかかるのやら?

と、思っていたらその帰りの道の脇を機関車「パークライン」が走っていきました。
そのスピードは大人の足で早歩きほどなのですが、長男はそれを全力で『待て待て~』と追いかけていきましたよ。

車も自転車も無い道なので安全ではありますが、いずれ疲れたら止まるだろうと思っていたのに、
この時期の子って「息切れ」っていうものは無いのでしょうかねぇ?

結局息子の足で約1km、終点まで休まず走り続けてしまいました。

大人だって約10分間全力で走ったらフラフラなはずなのに、3歳児の身体ってどうなってるんだ?

イメージ 23

とは言っても、結局帰りの電車の中で寝てしまい。
この日は家に帰ってもまったく起きず、夕飯もお風呂も、歯磨きもパスすることとなっちゃいましたけどね。

お友達と遊び、その後またフルで遊び、体力の限界まで遊ぶほど楽しかったってことでしょう。

ボクもこの暑さの中、幼稚園の遠足の付き添いは仕事以上に疲れたけど、
普段見られない長男の姿が見られ、そして初の相方のお弁当を食べられ、
次男も1日中ご機嫌だったので、いい一日となりました♪

イメージ 24

最後、電車の中で眠る前に長男に「どの動物が一番面白かった?」って聞いたら「ホタル」って言ってましたよ。
そうかそうか、大人が疑いの目で見てしまった「ホタル」か。

幼い頃のピュアな気持ちはいつまでも忘れないでいてほしいものですね。

「東武動物公園」

埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
電話:0480-93-1200
営業時間:9時半~17時(季節やイベント等によって変更します)
定休日:12月~2月の月・火曜日(当日が休日または小・中学校冬休みの場合は営業)
    6月の月曜日、大晦日、元旦等
入園料:大人(中学生以上)/1,700円、小人(3歳以上)/700円、シニア(60歳以上)/1,000円