J1第19節「清水エスパルス」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

やっと新潟にも梅雨明け宣言が出たすごしやすい8/3(土)は
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われたJ1リーグ第19節
「アルビレックス新潟 vs 清水エスパルス」のオレンジダービーに参戦してきました!

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この日の新潟は長岡花火大会で盛り上がっていると思いますが、
ビッグスワンも和装で来た人には特典がある「ゆかたデー」だったので
会場にも多くの浴衣姿の方がいてお祭りムードです。

ある意味危うくもJ1に10年間も生き残り続けるアルビこそ
不死白鳥「フェニックス」と呼べるんじゃないでしょうか。

前節も2013年J1リーグの後半初戦を今季初の連勝をあげました。

そこから中2日とハードスケジュールで、選手たちも疲労はあると思いますが、
このホームの風を受ければさらに翼を広げて上昇してくれるはず。

って、ボクも中断期間にボイストレーニングを怠った上に、
試合後の豪雨に打たれた影響か?喉風邪っぽくてツラいんですけどね・・・

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清水エスパルスのサポーターの皆さま、ビッグスワンにお越しいただきありがとうございます。

これまで清水さんとの通算対戦成績は11勝5分8敗ですが、その内ホームでは2敗のみ。
そしてリーグ戦ではここ4戦連続勝利で、昨年も札幌と並んで勝ち点6をくれた大のお得意様。

長岡花火大会の影響で新潟市内のホテルもとれなかった方も多かったと聞きましたが、
今季のアウェイでも勝利に加え、堅碁のJ1初ゴールまでいただいちゃったので、
世界遺産はありませんが、ぜひ新潟の思い出をたくさん持って帰ってくださいね♪

ただし、勝ち点だけはここに置いていってもらいますが。

さて、19:03に22,650人の観客の目を楽しませる「アルビ夏祭り」の開催ですよ~。

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残りあと1ゴールでJ1通算400得点が達成されことになりアルビは
そのメモリアルゴールを自分が刻もうとばかりに、
立ち上がりから全員で前へ前へと果敢に攻撃を仕掛けます。
ボク的にはJ1通算250試合出場となる達也にWメモリアルを決めてもらいたいとも思いますが、
地元出身の亜土夢や川口も積極的にサイドから切り上がってきたり、
Wボランチの三門とレオも積極的に攻撃参加。

暑い時季が苦手だったアルビが、中2日の疲れさえ感じさせないチームとなっています。

そして、この勢いのまま先制点が欲しいと思っていた前半14分、
健太郎から一気に前線右サイドにいた達也にボールが送られ、ペナルティーエリア内中央にいた堅碁へと渡った。
そして、堅碁がシュートフェイント入れた瞬間、杉山選手の飛び蹴りを胸にくらってダウン!
あぁ~そんな蹴りに倒されてしまって、堅碁って意外と打たれ弱いのね・・・
って、PKだろ!!

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堅碁が自らキッカーをつとめ、相手GKに読まれながらも左隅のネットを揺らす。
GOOOOOOAL!!

よっし! 先制点だ! そしてアルビのJ1通算400得点目のメモリアルは、
アルビがJ1になってからシーズン初の日本人2桁得点者の誕生の瞬間でもありましたよ。

やっぱりメモリアルゴールは今のアルビのエース堅碁に決めてもらうのがふさわしいッス。
しかも、控えめに新潟で流れているマルハンというパチンコ屋のTVCMを真似したゴールパフォーマンスを
お茶目に踊っていたみたいだし。

って、前半終了間際にレオからの絶妙なスルーパスから相手GKと1vs1になったシーンでも
決められなかったというのも今のアルビのエースの一面ですが・・・

さあ、その記録をいい記憶にするためには絶対に勝利しなければいけませんね。

多少危ない場面もありましたが、守備陣も集中していて前半の相手のシュートは3本で抑えました。
大したもん蛇!

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後半からはすでにイエローをもらっていた川口を下げて征也を投入。

前節に比べれば過ごしやすい気温ということもあり、ホーム連戦ということもあって
アルビは前半のいい流れを落とすことなく続けられていますよ。

後半19分に達也を下げて英也を入れるとさっそくその勢いが増して、
後半25分、相手ゴール前で英也と亜土夢のワンツーで切り込むと、グラウンダーのクロスが
相手DFヨンアピン選手の足に当たってしまい、オウンゴール・・・

かと思ったら、やっぱりエースはこういった嗅覚がスゴい!
そのままでも相手ゴールネットが揺れたのに、堅碁がそれを押し込み・・・

GOOOOOOAL!!

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なんと!J1得点王ランキング7位となる、堅碁自身11ゴールで追加点だ!
今日も勝てるぞ! スタジアムはさらにイケイケムード。

しかし、後半26分に相手GKの位置を見ながら放った美しすぎるレオのループシュートは
さっきのミスを帳消しにするかのようなヨンアピン選手の意地のゴールライン際でクリアされてしまうと、
それに感化されたように清水の選手たちに活気がもどってきてしまいましたよ。

そして散々これまで韓国の水原三星から清水に移籍したばかりのラドンチッチ選手を
徹底マークしつづけてきたキムクナンが後半30分、その存在感にビビり不用意なバックパスをしたところを
見逃してもらえずにボールを拾われて、冷静にアルビゴールに流し入れられてしまいました。

ラドンチッチ選手に加入後初得点をプレゼント。
こんなに優位で、集中力も高くつづけてきたのに失点してしまうなんて、
小さなミスが試合の流れを変える大きな失点となってしまいましたよ。

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清水の選手には『追いつける!』、そしてアルビには『苦しい展開となった』ということが頭をよぎったことでしょう。

そこで、堅碁から武蔵を投入し活性化。
するとなんとか相手の勢いに飲まれそうになっていたところを前まで運べるようになり、
武蔵やジンスが前線でいい働きをしてくれました。

そしてそこから生まれたCKで、ショートコーナーで時間を稼ぐのかと思ったアディショナルタイムの1分、
なんと、マイナスのクロスを上げてそれに反応してしっかりと抑えたミドルシュートを打ったのは
アルビ1シュートが上手い英也!

GOOOOOOAL!!

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おお! ヤッタ~♪ この苦しい時間帯に追加点だ!
このまま、気持ちよく勝利のホイッスルが聞ける。

と思ったのに、最後に1つこの試合が後味悪くなる出来事がまだ待っていたなんて・・・

時間を稼ぐために相手ゴール近くでボールをキープするためにジンスが粘っているところに、
相手DFがそれを奪おうと絡んできて勝手に倒れ込んでいたところを、
ジンスが相手選手の顔を踏んでしまったのです。

それを主審がイエローと判定。

すでに1枚もらっていたジンスは納得のいかないまま退場。
もちろんこの判定にはアルビのサポーターも納得はいきません。

だって、故意にやった訳じゃないですよ。
故意だったらイエローじゃなくて1発レッドだろうし、ジンスは絶対にそんな選手じゃない!
で、故意じゃなかったら単にファールでいいいでしょう。

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ジンスはこの試合を最後まで出来なかっただけじゃなく、次も出場停止。

さらに、レオも1枚もらって次節は出られず・・・とっても苦しいですよ。

第一この主審、アルビ側にカード出しすぎだよ。
清水1枚に対して、アルビには6枚も。

確かに正当なカードもあったと思いますが、堅碁の遅延行為なんて
相手に押されたからボールを蹴り出しちゃっただけなのに。

このカードの乱発はヒドすぎとみんなが思ったのでしょう。
比較的温厚なアルビサポからこれまでに聞いたこともないほどの音量でブーイングが起こりましたよ。

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「3-1」で快勝だったのにブーイングの中での試合終了。
なんとも後味の悪い試合終わり。

でも、勝ちは勝ち! ヤッタ~、今季どころか昨年から無かった3連勝だァ♪

まあ、無駄な失点や、無駄なカードはもらってしまったけど、攻守に渡りいい内容で、
それが初めて結果にも現れたいい試合だったんじゃないでしょうか?

これまでのアルビにとって8月にあまり成績だったとは言えませんでしたが、
柳下監督は7月にはピークに持っていくと言っていたので、今年の夏はホントに一味違うみたい。

新戦力ホージェルもまだ登場していないし、ますます楽しみですねぇ~

バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪

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今節のヒーローインタビューはWメモリアルを刻んだ堅碁。

堅碁はこの日、「長岡花火大会」と重なってしまったけど『俺だったら長岡花火を見に行く』
と言ってささやかなブーイングを受けていましたが、
『それでもスタズアムに足を運んでくれるアルビサポは最高だ♪』と言ってくれました。

でも、ボクらは「天地人」が結束したスタジアムで、シュートの「スターマイン」の連発と、
3ゴールで勝ち点3をゲットして三連勝の「三尺玉」を打ち上がった
ビッグスワンに来られて最高でしたよね。

ある意味J1に生き残り続けはばたくアルビこそ「フェニックス」だしね。

まあ、カードの「スターマイン」だけはいらなかったけど・・・

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さて、次のアルビレックス新潟は新潟まつりの真っ最中8/10(土)に
アウェイの「山梨中銀スタジアム」で行なわれるJ1リーグ第20節、
「ヴァンフォーレ甲府」との川中島ダービーです。

甲府は現在16位と、昨年J2を驀進していた時の勢いが衰えて今は不調みたいですが、
アルビはナゼか好調のチームに勝つ事ができても、下位のチームに勝ちきれない傾向にあり、
今季のホームでも追いついたドローとはいえ「1-1」でした。

これまで甲府との通算対戦成績は17勝6分6敗でなかなか相性の良さですが、
実はここ3戦勝ち星をあげられていないのです。

しかし、さらに上に行くためにはこのせっかくつかんだ勢いを殺さず、
連勝し続けることが必となりますね。

今後のアルビが向かう道を決める大事な一戦になる事は間違いありません。

内陸の暑い地でジンスやレオもいませんが、アルビの最大の武器である体力と気力勝負で勝ち切りましょう!


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