今にも雨が降りそうな蒸し暑い7/31(水)は
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第18節「アルビレックス新潟 vs セレッソ大阪」に参戦してきました!
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第18節「アルビレックス新潟 vs セレッソ大阪」に参戦してきました!
月末のミッドウィークだけど、待ちに待った2週間ぶりのJ1リーグ再開に
強引に業務を終わらせダッシュでトラック改装中の我らがホームへ!
強引に業務を終わらせダッシュでトラック改装中の我らがホームへ!

この中断期間は日本代表の「EAFF東アジアカップ2013」優勝には熱くなり、
来年のワールドカップにつながる新戦力が出てきて楽しみが増しましたが、
同大会得点王の柿谷曜一朗選手をはじめ、大会MVPの山口螢選手や扇原貴宏選手など、
そこで活躍した選手が在籍するのが今回相手の「セレッソ大阪」。
そこで活躍した選手が在籍するのが今回相手の「セレッソ大阪」。
味方としてはたのもしい面々だけど、敵としては勢いにも乗っていて恐ろしい連中です。
セレッソ大阪のサポーターの皆さま、ビッグスワンにお越しいただきありがとうございます。
平日のナイターにも関わらず、こんなに多くの方に来ていただいたのも
きっと彼らのいいプレイを見ようとの事だと思いますし、
サポーターだけでなく今日の試合は多くのマスコミも注目していることでしょう。
きっと彼らのいいプレイを見ようとの事だと思いますし、
サポーターだけでなく今日の試合は多くのマスコミも注目していることでしょう。
しかし、ここはアルビのホーム。 主役座を渡すわけにはいきません!
柿摘み、蛍狩り、扇破りをさせていただきますよ。
柿摘み、蛍狩り、扇破りをさせていただきますよ。
思い起こせば全ての始まりはこの試合から。
終始主導権を握り、確実に生まれ変わった姿を見せたアルビでしたが、
1本のパスを確実にゴールにつなげたセレッソに「0-1」の敗戦。
1本のパスを確実にゴールにつなげたセレッソに「0-1」の敗戦。
セレッソは14年間ぶりの開幕戦勝利で勢いに乗り上位へ。
ここで波に乗れなかったアルビは伸び悩む。
ここで波に乗れなかったアルビは伸び悩む。
まさに明暗を分けた開幕戦でした。

この今季後半戦の初戦でその時の借りを返し、今季初の連勝で再スタートを誓います!
前節退席処分になったセレッソを率いる名将クルピ監督不在の相手に臆する事はありません。
この日はスポンサー「トップカルチャー蔦屋書店」様のサンクスデーで、
試合前にはその社員の方々の歌声から始まった「アイシテイルニイガタ」で
スタジアムが熱く包まれました。
試合前にはその社員の方々の歌声から始まった「アイシテイルニイガタ」で
スタジアムが熱く包まれました。
世の中がアウェイチームを主役と見ているこの2013年のJ1リーグ折り返しの一戦ですが、
真の主役の座を掴みとるためにお互いに負けられない90分が、
18,919人の見守るスタジアムの中、19:03に始まりました。
18,919人の見守るスタジアムの中、19:03に始まりました。

お互いの激しいハイプレスから始まった開幕戦と比べ、
セレッソの動きも重かったためにゆったりとしたペースで試合は始まりました。
やっぱり新潟に前日入りして休養に徹したとは言え、
東アジアカップを戦い抜いてきたセレッソの選手たちには疲れが見え、
連係の部分でもパスミスなどが目につきますね。
東アジアカップを戦い抜いてきたセレッソの選手たちには疲れが見え、
連係の部分でもパスミスなどが目につきますね。
しかし、東アジアカップの活躍と言えば、我がチームにも韓国代表のキムジンスがいます。
左サイドの長い距離をドリブルで切り込むなど、まったく疲れをなんてなさそうで、
本人は今、とっても充実感を感じているみたいな動きでした。
本人は今、とっても充実感を感じているみたいな動きでした。
韓国チームとして結果は出せませんでしたが、
この国際試合で日本を含めた強いチームと戦った経験は
ジンスにとって、そしてアルビにとても大きなプラスになったようですよ。
この国際試合で日本を含めた強いチームと戦った経験は
ジンスにとって、そしてアルビにとても大きなプラスになったようですよ。

攻撃勢は川口のシュートから始まり、達也の素早い動きからのシュートなど、
いい感じで相手よりゴールに近づけていますが、
守備に関してはこの蒸し暑さを考慮してハイプレスをせずに無理に飛ばしていないといった感じ。
その中で開幕戦で柿谷選手に1本の縦パスで裏に抜けだされて決勝点を与えてしまったキムクナンが
その悔しさを晴らすかの様に徹底的なマンマークが効いていましたね。
その悔しさを晴らすかの様に徹底的なマンマークが効いていましたね。
再三前線に入ってくる縦パスに集中力を切らさず、柿谷選手にまったく仕事をさせませんでした。
前半は健太郎の胸トラップからのリフティングに会場が「おぉ~」とささやかに沸く程度で、
流れも激しく無くお互いにそんなに多くの決定機は生まずスコアレスで折り返しましたが、
睨み合いがつづき緊迫した空気が張り詰めたいい展開でしたね。
流れも激しく無くお互いにそんなに多くの決定機は生まずスコアレスで折り返しましたが、
睨み合いがつづき緊迫した空気が張り詰めたいい展開でしたね。

そしてハーフタイムには、なんと早くもブラジル1部クラブのポンチプレッタから加入した
背番号11、『ホージェル・ガウーショ』から挨拶がありましたよ。
アフロになったペドロJrみたいな見た目のホージェルは社交的で明るい性格の様で
ゴール前まで来て大きなジェスチャーをしながらサポーターの声に応えていました。
ゴール前まで来て大きなジェスチャーをしながらサポーターの声に応えていました。
きっとこの新戦力がアルビをより高見に連れて行ってくれるという期待から
ゴール裏からは大きな『ホージェル』コール湧きあがります。
ゴール裏からは大きな『ホージェル』コール湧きあがります。
この中断期間には菊地直哉が「サガン鳥栖」への期限付き移籍がありましたが、
こうして寂しい別れもありつつも、アルビは確実に前を向き上昇気流に乗ろうとしている。
こうして寂しい別れもありつつも、アルビは確実に前を向き上昇気流に乗ろうとしている。
そうスタジアムにいるみんなも感じたのでしょう。
このホージェルの登場をきっかけにゴール裏もなんとなくいい雰囲気に包まれましたよ。
このホージェルの登場をきっかけにゴール裏もなんとなくいい雰囲気に包まれましたよ。

そして後半、セレッソも一気に選手を2名交替してきて活性化をはかってくると
流れは次第に奪われていき、何度かアルビディフェンスが振り切られるシーンが見えてきましたよ。
さすがに気温28℃、湿度75%の蒸し暑さ。
東アジアカップの出場関係なしに誰もが疲労が見えてきて、
さすがに途中から入った選手と差が出てしまってます。
さすがに途中から入った選手と差が出てしまってます。
しかし、相手の決定力や東口のファインセーブで何とか持ち堪え・・・
と思った後半14分、シンプリシオ選手が前線の柿谷選手へボールを送ると、
絶妙なトラップから中央に走り込んできたエジノ選手にパス!?
絶妙なトラップから中央に走り込んできたエジノ選手にパス!?
柿谷選手のシュートを警戒していた東口は完全に裏をかかれ、絶体絶命のシーン!
しかし、エジノ選手の放ったシュートはクロスバーを叩く。
しかし、エジノ選手の放ったシュートはクロスバーを叩く。
おぁ~・・・ふ~危なかったぁ~

これは運もアルビに向いてきているのかもしれない。
こういった目の前のチャンスを掴みそこねた者が、
その後悪い流れに乗ってしまうというのはサッカーの世界だけじゃない事。
その後悪い流れに乗ってしまうというのはサッカーの世界だけじゃない事。
逆に危機を乗り切った者にチャンスが訪れる事が多い。
それが誰にもわかりやすい形で現れました。
アルビのコーナーキック3連発。
しかも、全て右からでキッカーも全て三門で全てニアに蹴るボール。
しかも、全て右からでキッカーも全て三門で全てニアに蹴るボール。
昨年の横浜F・マリノス戦で、再三CKを蹴られて最後には決められてしまった事がありましたが、
さすがに何度も同じボールを蹴れば微調整できますよね。
さすがに何度も同じボールを蹴れば微調整できますよね。
後半27分、4度目のCKはポジションを走り込んでニア変更した堅碁が
頭で強烈なシュートをセレッソゴールに送り込む!
それはGKに阻まれましたが、そのこぼれ球を健太郎は見逃さず左足でゴール左隅へ!!
頭で強烈なシュートをセレッソゴールに送り込む!
それはGKに阻まれましたが、そのこぼれ球を健太郎は見逃さず左足でゴール左隅へ!!

GOOOOOOAL!!
よし、よくやった健太郎!
これまで守備では相手に決定的なチャンスを作らせてしまった分を取り戻す、
値千金の、そしてアルビJ1通算399本目のゴールだ!
これまで守備では相手に決定的なチャンスを作らせてしまった分を取り戻す、
値千金の、そしてアルビJ1通算399本目のゴールだ!
さあ、勢いにのって400本目のゴールへ!
しかし、やっぱりこの気温と湿度だけに両方の選手に限界の色も見えてきて、
途中、給水タイムみたいなのもありました。
途中、給水タイムみたいなのもありました。
さすがの堅碁も終いにはフラフラになり武蔵と交替。
つづけるのはサッカーというよりもうガマン大会に近い状態で、
相手も負けたくないという気持ちで必死にやってくるのはわかるけど、
試合終了間際に追加点のチャンスが生まれそうなシーンでジンスが相手DFに
後ろから足を刈り取られてしまいました。
相手も負けたくないという気持ちで必死にやってくるのはわかるけど、
試合終了間際に追加点のチャンスが生まれそうなシーンでジンスが相手DFに
後ろから足を刈り取られてしまいました。
これは一発レッドでもおかしくないファールで、さすがに柳下監督も怒っていましたが、
ジンスもすぐ起き上がったし、1人少なくなったからアルビが勝ったなんて思われたくないので
これはこれで結果オーライだとボクは思います。
ジンスもすぐ起き上がったし、1人少なくなったからアルビが勝ったなんて思われたくないので
これはこれで結果オーライだとボクは思います。

そして、「1-0」とアルビの勝利を告げる長いホイッスルが鳴り響くと共に、
両方の数人の選手がピッチに倒れ込みました。
この戦いが過酷だった事を物語っていますね。
で、多くの人が日本代表の新戦力の活躍していた一戦でしたが、
さすがそんなの関係ねぇ!と、空気を読まないのがアルビ。
さすがそんなの関係ねぇ!と、空気を読まないのがアルビ。
何を期待していたのか?
アルビのゴール前にはマスコミのカメラがいつも以上にたくさんいましたが、
柿谷選手のシュートは0本と完全にシャットアウトです。
アルビのゴール前にはマスコミのカメラがいつも以上にたくさんいましたが、
柿谷選手のシュートは0本と完全にシャットアウトです。
東アジアカップで選手は疲れていた・・・そんないい訳はあると思いますが、
疲れた選手を使ってもアルビを相手に勝算があるという計算をしてきたのだから
この結果に異論はないですよね?
疲れた選手を使ってもアルビを相手に勝算があるという計算をしてきたのだから
この結果に異論はないですよね?
これでアルビは今季初の連勝で、しかもどちらも無失点。
J1リーグ後半戦のスタートをこれ以上ない形できることが出来ました。
J1リーグ後半戦のスタートをこれ以上ない形できることが出来ました。
バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪

今節のMVPは決勝ゴールと、危ないシーンもありながら無失点で抑えたCB大井健太郎。
健太郎の『このスタジアムでプレイする事が好きだ』という言葉や、
この時の武蔵や東口が笑顔で堅碁お得意のガッツポーズをやったシーンから
選手たちにもアルビを愛する気持ちが感じられてなんだかうれしくなりました♪
この時の武蔵や東口が笑顔で堅碁お得意のガッツポーズをやったシーンから
選手たちにもアルビを愛する気持ちが感じられてなんだかうれしくなりました♪
試合直後には尋常じゃ無いぐらいの土砂降りがいきなり降ってきて、
傘もポンチョも持たずにバスで来てしまったボクはビショ濡れになりながら帰りましたが、
この勝利のシャワーもとっても心地よく感じましたよ。
傘もポンチョも持たずにバスで来てしまったボクはビショ濡れになりながら帰りましたが、
この勝利のシャワーもとっても心地よく感じましたよ。
「勝つ」ってとても穏やかになれるんですね♪
でももう明日もまたJ1リーグはありますので、選手だけでなくサポーターの皆さんも
風邪などひかぬようしっかりと休養をとって次節にのぞみましょう。
風邪などひかぬようしっかりと休養をとって次節にのぞみましょう。

次のアルビレックス新潟は中2日の8/3(土)、
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行なわれるJ1リーグ第19節、
「清水エスパルス」とオレンジダービーです。
これまで清水との通算対戦成績は11勝5分8敗ですが、その内ホームでは2敗のみ。
そしてリーグ戦ではここ4戦連続勝利と、なかなか相性の良さ。
そしてリーグ戦ではここ4戦連続勝利と、なかなか相性の良さ。
今季のアウェイでも堅碁のJ1初ゴール等で勝利しました。
この日は長岡花火の日で観客動員に不安はありますが、J1残留しつづけてきたアルビこそがまさにフェニックス。
ビッグスワンに3連勝の大花火を上げましょう!
ビッグスワンに3連勝の大花火を上げましょう!
We are ONE!
