J1第16節「FC東京」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

7/13(土)はホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第16節「アルビレックス新潟 vs  FC東京」に参戦してきました!

雨のナイターだったので家族はスカパー!観戦で、ボクは一人スタジアムへ。

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前節は磐田相手に悔しい逆転負けをしてしまったアルビでしたが、
そこから中2日のハードスケジュールなので悔やんでいる間もありません。

激闘を制した柏戦から中3日だった前節は、アルビにとって一番時間のかかる遠征地で、
しかもハイプレスを武器とするアルビにとって一番体力を消耗する季節。

この12日間で4試合も行なうJ1の日程がアルビの一番の敵だと思っていいでしょう。

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しかもただでも選手層が薄いのに、EAFF東アジアカップ2013の韓国代表メンバーに
選出されたといううれしいニュースがあったキムジンスは累積のため出場停止。

代わりに右SBは坪内が。

しかしそんな中、脳しんとうと診断された達也や、
心電図の異常で再検査をしていたキムクナンが何事もなく復帰し、
前節戦わなかったリフレッシュしたメンバーが入るのはかなりのプラスのはず。

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FC東京のサポーターの皆さま、
我がホームビッグスワンまでお越しいただきありがとうございます♪

アルビから見た通算対戦成績は11勝2分10敗とほぼ互角と言っていいですが、
今季、Jリーグの日に国立競技場で行なわれたナビスコ杯の第6節で「2-1」と敗戦している相手。

しかも昨年はホームで「0-2」と惨敗だっただけに、その仮を必ず返したい。

26,547人に埋まったこのスタジアムで再び自信を取り戻すために
勝利の花火打ち上げへのカウントダウンが19:03に始まりました。

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するといきなり前半3分、この最初のCKをFC東京にとられ、
東選手の蹴ったボールをキムクナンを振り切った高橋選手がニアに走り込み
頭で合わせアルビゴールに流し込んだ!!

はぁ!? もう失点! しかもまたセットプレイで!?
ウソだろ? 何で毎回毎回同じところでやられれば気が済むの?
どうなってるの? アルビのセットプレイ対策って?
今季、キムクナンがきた時にセットプレイはかなり有利になったと思っていたのに、
まったく効果ないじゃないかぁ!

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でも、まだ時間はあるし、気を引き締めて立て直そう!

・ ・・と思った前半10分。
今度はペナルティエリア内で長谷川選手からレオがボールを奪ったが、
さらに長谷川選手は走り込んでレオの足に引っかかって転んでしまう。

明らかにボールを奪われた後の行動だが、それを主審の福島孝一郎氏は
ファールと判定し、FC東京にPKを指示しました。

アルビサポからは不可解とも言えるあまりにも厳しい判定で、
渡邉千真選手の今季10ゴール目をプレゼントしてしまいました。

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試合がはじまってすぐ2失点・・・なんてお粗末な試合の入り方なんだろう。

ただ、不幸中の幸いでまだ時間はあるし、今季は複数得点の期待もある。
そして、FC東京は前節も2点先制をしておきながら勝てなかったところを見ると
必ずチャンスはあるはず!

2点失ったアルビにはもうガンガン攻めていくしか残されていない。

でも、FC東京もアルビの十八番のはずのハイプレスで真っ向勝負。
って、いうか相手のプレスの方が反応が早くて攻めても攻めても芽を摘み取られてしまうのです。

考えてみれば、流れからじゃないけれど最初の得点は
立ち上がりからこういったFC東京の前に行く姿勢が生み出したと言えますね。

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ただし、この連戦でFC東京の体力も長く続くはずはなく、
前半終了近くからアルビの流れになってきてスタンドもヒートアップ!

あとはアルビの得点シーンを待つだけの雰囲気に包まれた時、
意外な形でそのいい雰囲気をかき消されてしまいました。

それはこの試合でJリーグではまだ7試合目、
そして今季の審判の中で一番若い福島孝一郎主審の手によって・・・

川口が東選手に後ろから引っ張られながらも、前線の堅碁にボールを送り、
そこから相手の裏に抜け出してたレオにパスが渡った!

よ~し、チャンスだ! と、思った瞬間にホイッスルが!?

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このホイッスルは川口を引っ張って倒した東選手のファールを告げる笛。

え~ぇ!? 何でこのアルビのチャンスなのに流さないで止めちゃうの!?
これにはGKの東口もピッチをハーフラインまで走って来ちゃうほど、アルビの選手一同主審に猛抗議。

それはこの判定だけでなく、最初のPKの厳しい判定から、度々あった線審の誤審も含め、
会場全体がこれまでの挙動不審なジャッジに不信感を抱いていたからでしょう。

結局、前半の内に1点でも返しておきたかったアルビの攻撃は得点に結びつかず、
ピッチを後にする審判へのブーイングが鳴り響きハーフタイムへと入りました。

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しかし不穏な雰囲気だった会場はオレンジとブルーの鮮やかな打ち上げ花火が塗り替えてくれましたよ。

この日はトレーニングウェアスポンサーのサッポロビールさまのサンクスデーで、
アルビの勝利を祈願して打ち上げてくれたものなんですよ。

今年初の花火をビッグスワンで見るとは思ってもいませんでしたが、
この輝きをいい思い出にするために、絶対に勝利しなければ。

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2点のビハインドで折り返した後半、さらにアルビはアグレッシブにいっているのが感じられました。
しかし、FC東京もそれ以上に必死。

多少は前半の判定を福島主審が気にしていたからなのかもしれませんが、
FC東京もファール覚悟で止めにくるシーンが多く見られ、
なんと、この試合に出たイエローカード5枚は全てFC東京のもの!

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勝ちに対する姿勢がぶつかり合う白熱した肉弾戦がつづいていますが、
やっぱりジンスがいないことも影響しているのか?

左SBを坪内→征也にしても、右SBにウッチーを入れ、右SHに三門から川口を上げても
サイド突破から始まる攻撃がほとんどチャンスにならず、
気持ちだけじゃどうにもならない力の差を感じてしまいました。

刻々と試合終了時間が迫る中、それでもなんとか1点でも返して
意地を見せて欲しいと思った後半43分、カウンターから途中交替で入ったルーカス選手に
追加点を決められ、ジ・エンド。

結局、アルビは1得点も出来ずに「0-3」の完敗です・・・

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審判へのブーイングもありましたが、例え不満がない判定だったとしても
この試合は完全にFC東京の方が勝つべき試合だったとボクは思えます。

最初の10分で自ら苦しい試合にしてしまった事が、この敗因につながった事は誰もがわかるでしょう。

流れじゃないところでとられた失点とは言え、
試合開始時の相手の前に来る姿勢に押されて作ってしまった2つのセットプレイ。
そして、2点もリードしている相手はやはり多くのリスクを背負わないのが普通ですもんね。

まあそこから相手がファールをしなければならないほど
アルビが猛攻を仕掛けられたのは良かったとは思いますが・・・

80分間は悪くなかったけど、最初の最悪な10分で決まってしまった試合。

もうこんな自ら敗北の道に進んでいくような試合は見たくないけれど、
課題克服とか言っている時間も無いので、さっさと忘れて次の試合にのぞみましょう!

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次のアルビレックス新潟は中3日の7/17(水)、アウェイの「Shonan BMWスタジアム平塚」で行なわれる
J1リーグ第17節、「湘南ベルマーレ」との対戦です。

これでJ1リーグ前半戦が終わるのですが、勝ち点は「17」。
昨年ギリギリで残留した時には「40」だったので、その半分はとっておきたいところですよね。

これまで湘南との通算対戦成績は12勝3分4敗とアルビが優勢。

ただし、この4敗全てはアウェイでのもので、
2004年の天皇杯ではJ1のアルビがJ2の頃の湘南相手に負けています。

今季、J2から2位でJ1復帰してきたチームで、
アウェイで感じるサポーターの勢いもスゴい事でしょう。

FC東京戦終了後、アルビのサポーター同士ゴール裏でモメ合っている場合じゃないッスよ。

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湘南は現在リーグ16位と調子はいまいちですが油断は禁物!
今季のアルビは当時降格圏内にいた大分や磐田に敗北を喫していますし、
湘南も今節はアウェイでたった2本のシュートで勝利をしています。

健太郎の古巣でもあり、レンタル移籍している大野和成選手の目の前で
もう恥ずかしい試合はできませんよ。

平塚七夕まつりにちなんで七夕ユニフォームで盛り上がる地で、
おり姫とひこ星を結びつける「白鳥座」(カササギの橋)が
「アルビの勝利」という願い事を叶えることでしょう!


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