アルビ、磐田に恩返し【J特】 | 馬の会長日記

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その時思ったことを気ままに更新してま~す。

7/10(水)はアウェイの「ヤマハスタジアム」で行われた
J1リーグ第15節「ジュビロ磐田 vs アルビレックス新潟」がありましたね。

まずは平日のナイターなのに遠征に行かれたアルビサポーターの皆さまお疲れ様でした。

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前節、柏レイソルを相手に激闘を制して気持ち良くリーグ再開のスタートをきれたアルビ。
未だにその興奮は冷めませんが、それほど前節から中3日という短い日程のJリーグ。

しかもアルビにとって一番時間のかかる遠征地。

ただでも運動量を武器とするアルビが、このスケジュールとこの暑さ、
そして前節の試合終了間際まで諦めずに走り切った影響が無いとは言えません。

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一方相手の磐田は現在17位と調子はいまいちですが、
前節から関塚隆監督を迎え入れモチベーションは高いうえに、
このハード日程に有利なホームでの連戦。

そしてこれまでのアルビから見た通算対戦成績は4勝9分10敗と負け越し。
しかもここ6戦勝てていません。

磐田といえば、昨年の第12節で黒崎監督を辞任に追いやった相手であり、
最終節で残留を争っていたガンバ大阪に勝ってくれた相手でもあって色んな事が頭を巡ります。

しかしそれ以上に古巣であり、静岡出身の柳下監督はもちろん
「オオ・キク・ナル トリオ」も意識するでしょう。

って、菊地はベンチにすら入っていないのはナゼ?

だからこそ色んな意味で恩返しをしなければならない相手。

せっかく前節で劇的勝利をあげてもここで落としたら意味がないですし、
必ずや今季初の連勝をして新潟に帰ってきてくれるはずです!

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アルビのスタメンですが、前節に頭部に鋭いボールを受け、
脳しんとうと診断された達也はJリーグ規定で今節出場できず。

そこは前節でゴールを決めた堅碁と英也のツートップが今節も見せてくれるはず!

ピッチには前節の激戦やハードな日程の疲れを感じさせない、
序盤から全力でプレイする選手たちの姿がありました。

やはり、「勝つ」事が一番の力になる!

そう思った前半27分、左サイドの高い位置から亜土夢の蹴ったFKは
相手ゴールにそのまま吸い込まれていきそうでしたが、堅碁が身体でさらに押し込み・・・

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GOOOOOAL!!

よっしゃあ! 先制点だぁ!!
堅碁の2試合連続のゴール! やっぱりノッてる男は違うねぇ~♪

仕事を早々に切り上げ、家に帰ってきて良かったぁ~

しかし、前節も一度先制点をとって勢いづいていながらも追加点がとれず、
一度は逆転を許して自ら苦しい展開にしてしまった。

やっぱりここから続けてとれる流れの時に1点でも多く積み重ねていきたい。

亜土夢やジンスが積極的に左サイドをえぐり、
三門や成岡も相手ゴールに近づくもゴールにはつながらない。

そのまま「0-1」でハーフタイムに入ることとなりましたが、ここでトラブルが!!

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なんと!悪天候のためスカパー!の放送が入らない!?

最初はハーフタイム中で良かったと思ったけど、後半が始まっても度々映らなくなる。
えぇ~・・・新潟市内はそんなに激しい雨は降っていないのに何で?

こんなんじゃもし秋春制になったら、雪国はホームゲームがキツいだけでなく、
降雪のためアウェイゲームすらも見るのに苦労しちゃう可能性があるんじゃないの?

そんな事を静かになったテレビ画面を見て思っていると、
中継が再び画面に映る両者の姿も静か。

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気持ちだけで90分動くのはキツくアルビにはいつものハイプレスはなくなり、
セカンドボールも相手に納まるシーンが多くなって、
完全にポゼッションでは磐田の方が上回っていきました。

強引にボールを奪いに行ってもいつもの精度は欠き、
キムジンスは駒野選手の演技にイエローカードをもらい次節出られない始末。

ただし、守備面では体調不良で検査のために一時帰国をしてしまったキムクナンの
代わりにCBに入った水輝や大井などがしっかりとブロックを作り相手の攻め手を無くしていますよ。

そうしばらく睨みあいが続いていましたが、やはりアルビに前半から飛ばしていたツケと
防戦一方になってきた疲れが出始めてきた後半15分に、関塚監督が動いたのです!

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磐田のエースである前田から、ユニフォームのエリを立てた金園英学を投入。
これって(キムゾノ ヨンハ)って読むんじゃないよね?

なんて思っていた後半23分、松浦選手に右サイドを突破されると、
グラウンダーのパスを逆サイドに送られ、そこにはその入ったばかりの金園選手が!?

フリーで左足を振り抜き、ついに同点に追い付かれてしまいました。

あぁ、やっちゃった・・・お互い疲れから試合が均衡していた状態に
先に動きを入れた関塚監督の采配の得点。

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追って柳下監督もヒデ→武蔵、成岡→征也と交替させましたが、
あれれ!? そういえば成岡はいいとして、ヒデって何していたんだ?

解説者の玉乃淳氏には『前節で燃え尽きた』と言われているし・・・

しかし、さらにそこで関塚監督がもう一手打って、
後半34分に松浦選手→山崎選手へ。

アルビがフレッシュな力を投入した効果よりも、
磐田の同点に追いついた勢いが増して完全に磐田のペースです。

三門のゴールライン上のボールの顔面クリアで危機を逃れたり、
停滞していたシュート数は磐田の方に積み重ねられていきます。

もういい、前節は見事勝ち越しに成功したけど、今日はアウェイの地だし同点で充分だよ。
なんとか、アディショナルタイム4分を乗り切ってくれ~!

と思ったが、さすがそこは日本のゴールを守り続けてきた事のある川口能活選手が見逃さず。

同じ川口でも、もうヘロヘロになっていた川口尚紀と、
入ったばかりで元気な山崎選手のところにボールを送りCKをゲット。

アディショナルタイム1分、とっても嫌な予感がしましたが、
駒野選手のCKをチョビョングク選手がヘディングで叩きつけたボールはゴール前で停滞し、
それを競っていた尚紀は見失い、山崎選手は目で追う事ができ、
アルビのゴールに蹴り込んだ。

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・・・ウソだろ? 「2-1」の逆転負け・・・またかよ!? なんでだよ~!

またセットプレイからの失点、そして相変わらずの試合終了間際で勝ち点を逃す。
何度同じ事を繰り返せば気が済むんだ!
前節は最後までガンバって、粘りは出たと思ったけど全然変わってないじゃないか!

あれだけアウェイでもオレンジのサポーターは大きな声を出していたのに!

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確かに条件的には相手より不利な状況だった。

だけど、勝てないまでも負けなかった試合のはず。
ホントに強いチームになったのだったらこういうとりこぼしはしない。

それに最後の交替枠で本職では無い村上をCBに入れた柳下監督の采配にもビックリ。

今回は完全に関塚監督の采配に負けましたよ。

磐田に恩返しって言ったって、そのまま関塚監督になっての初勝利を
プレゼントするつもりも無かったのにね。

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ホント、アルビって不思議なチームだよ。

連勝中の横浜F・マリノスに初めて土をつけたり、
ACLやナビスコ杯を勝ちぬいている強豪に勝ったかと思ったら、
大分には初勝利をプレゼントするし。

あぁ!クソッ!クソッ!クソッ!クソッ!クソッ!クソッ!クソッ!クソ~~ッ!!

さて、もう次の試合は明日に迫っています。
セットプレイの修正も、体力を回復する時間も無いかもしれませんが、
気持ちだけは切り替えていくしかないですね。

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次のアルビレックス新潟は中2日の7/13(土)、
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行なわれるJ1リーグ第16節、
「FC東京」との対戦です。

これまでのアルビから見た通算対戦成績は11勝2分10敗とほぼ互角と言っていいですが、
今季、Jリーグの日に国立競技場で行なわれたナビスコ杯の第6節で「2-1」と敗戦している相手。

しかも昨年はホームで「0-2」と惨敗だっただけに、その仮を必ず返したい。

今Jリーグは12日間で4試合とハードな日程。
その中で過酷な戦い方を選び、ケガや累積で選手がいなくなり、
不安が募るアルビですが必ずビッグスワンに勝利の花火を上げましょう!


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