子どもがいると週末に出かけるところも変わってきちゃいますよねぇ~

信濃川の河口付近の右岸側にある「山の下みなとタワー」に隣接する公園なので、
それをカーナビに入力して向かったら、信濃川の下を通過する「みなとトンネル」の中で、
『目的地ニ到着シマシタ』と・・・
え~!? たしかにこの上のようだけどぉ。
結局そびえたつタワーを目で見ながらなんとか塔着しましたよ。
結局そびえたつタワーを目で見ながらなんとか塔着しましたよ。

公園も「山の下みなとタワー」の無料駐車場を利用するのですが、
人気のため約90台のスペースはすぐ埋まってしまうそうです。
その人気の秘密は子どもから大人まで楽しめる多種多様な遊具が約70種類!
2007年にオープンしたこの「山の下みなとランド」は市内で初めて
「日本宝くじ協会」の寄付を受けて設置された大型の複合遊具が象徴的で、
帆船型の「夕焼けハンターキャプテン号」は大人だってワクワクしちゃいますよ。
「日本宝くじ協会」の寄付を受けて設置された大型の複合遊具が象徴的で、
帆船型の「夕焼けハンターキャプテン号」は大人だってワクワクしちゃいますよ。

たまたまここに来る直前に息子が『これ欲しい!』と言ったので
買ってあげた麦わら帽子がまるでどこかの海賊団みたい。
『公園王にオレはなる!』
でもここはアスレチックやつり橋など船をイメージしたロープ物が多くて、
息子が遊ぶにはまだちょっと難しいみたい。
息子が遊ぶにはまだちょっと難しいみたい。

船の隣にはそんな息子より下の子でも遊べる「幼児ゾーン」というのがあって、
パチンコみたいにボールを弾いたり、クルクル回たりして楽しむ遊具や、
さかな屋さんゴッコなどをして遊べる所があるのですが、もうこの程度では満足できない息子。
階段をのぼって様々な滑り台にチャレンジです。
ここには数種類の滑り台がありましたが、一番よろこんでいたのが赤いチューブ滑り台。
ここには数種類の滑り台がありましたが、一番よろこんでいたのが赤いチューブ滑り台。

またここでかなりのインパクトがあるのが
高さ6mの「夕日の展望デッキ」から滑り降りる長さ25mもの巨大ローラー滑り台。
これはかなり人気で、混雑時には順番待ちで行列の出来る滑り台なんだそうですよ。
3歳以下は保護者も一緒に滑らなければいけないのですが、お尻がビリビリします。
斜度は緩やかだったので見た目の迫力ほどスピードは出ませんでした。
斜度は緩やかだったので見た目の迫力ほどスピードは出ませんでした。

また、暑いに日影になる東屋は2つありましたが、
下が砂地のためレジャーシートを持参して利用していました。
夏場は壮絶な場所とり合戦になりそうですねぇ~
でもちゃんと水飲み場も設置されていますし、ドリンクの自販機もあって水分補給はOK。
さらに公園の外に屋台が出る事もあるそうですよ。

それから子どもが遊んでいる間の親のヒマつぶしにありがたい「健康遊具」もあるんですよ。
さらには子どもどころか、大人でさえバランスをとるのが難しい「ジャイロサット」という遊具。
この黒いところに座ればキリモミ状態のブランコになりますが、
長い時間やっていると気持ち悪くなります・・・このボクみたいに。
長い時間やっていると気持ち悪くなります・・・このボクみたいに。

また息子には早いけど、小学生ぐらいに人気だったのが「グラグラ渡り」と「ターザンロープ」。
しかしこのターザンロープを見て息子が『これやりた~い』と走りだしたのです!
その時思いがけない事故が!?
その時思いがけない事故が!?
他の子がターザンロープをやっている最中に、そこを息子が横切ったのです。
そしてブラさがっている子の勢いある飛び蹴りを顔面に『パンッ!』と喰らって宙を舞う息子!
そしてブラさがっている子の勢いある飛び蹴りを顔面に『パンッ!』と喰らって宙を舞う息子!
砂地に叩きつけられた息子は無言・・・
ボクは何が起きたのか把握出来なくて立ちすくんでしまいましたが、
2秒後泣き声がしたので息子のもとに駆け寄りました。
2秒後泣き声がしたので息子のもとに駆け寄りました。
するとターザンロープをやっていた子の母親も寄ってきて一応『大丈夫?』と声をかけてくれましたが、
すぐ自分の子どもに『○○ちゃん、よく手を離さなかったね』褒めました・・・
すぐ自分の子どもに『○○ちゃん、よく手を離さなかったね』褒めました・・・

悪いのは明らかにターザンロープを横切ってしまった息子。
息子のせいでその子がロープから手を離して落ちたらケガさせてしまったかもしれないし、
とにかく「スミマセンでした」と何度か謝ったけど、
号泣している息子を横目に『○○ちゃん、あっち行って遊ぼう』と去っていく。
とにかく「スミマセンでした」と何度か謝ったけど、
号泣している息子を横目に『○○ちゃん、あっち行って遊ぼう』と去っていく。
小学校1年ぐらいの子が親の監視下で遊んでいて、小さな子どもが近寄ってきたのに
スタートさせた親に落ち度は無かったのか?
スタートさせた親に落ち度は無かったのか?
ぶつかったところはスタートしてすぐのところだし・・・
まあ、自己都合の発言なのはわかっているけど、なんだかその母親の態度に釈然とできませんでした。

でも、ホントに相手の子にケガもなくて良かったぁ。
息子もしばらく泣いていたけど、ケガもなくすぐ遊びだしましたが、
これが車だったらと思うとゾッとします。
ボクの管理不足も反省しですね。
もう公園はおしまい! せっかくだから「山の下みなとタワー」に行ってみよう。
このタワーは2002年に「みなとトンネル」が開通すると同時にオープンしたのですが、
トンネルの換気塔の役割を担っている「立坑」というもので、
地上40.2mの塔2本ずつがトンネルの両岸にあるんです。
トンネルの換気塔の役割を担っている「立坑」というもので、
地上40.2mの塔2本ずつがトンネルの両岸にあるんです。
ちなみに向こう岸にある7階建ての「入船みなとタワー」は角と直線が主なデザインに対し、
「山の下みなとタワー」は楕円と曲線を主体とした変わった形をしています。
「山の下みなとタワー」は楕円と曲線を主体とした変わった形をしています。

ここの地下はトンネルとつながっていて、自動車道とは別に自転車歩行者道があり、
向こう岸側にも歩いて15分程度で渡れるんですよ。
この道には照明や監視カメラ、距離表示等が整備されているし、携帯電話の電波も入り、
天候にも左右されないのでジョギングコースとしても人気が高いです。
天候にも左右されないのでジョギングコースとしても人気が高いです。
そして、タワー内には公園に無かったトイレもあり安心ですが、
一番のお楽しみはエレベーターで行ける6階の展望展示室。
一番のお楽しみはエレベーターで行ける6階の展望展示室。

ここには新潟港や街の歴史、トンネルの仕組みなどのパネルもあり、
冷房も効いているので公園で遊んで暑い日はここに涼みにくるのもいいでしょう。
しかしなんてったって地上27mからの眺望です。
新潟西港を行きかうジェットフォイルや巨大な日本海フェリー、晴れた日には佐渡や粟島などが見られて
夕陽のキレいな時間には絶景スポットである事間違いなしでしょう!
夕陽のキレいな時間には絶景スポットである事間違いなしでしょう!
普段過ごしている万代や古町などをこの角度から見るのも新鮮。

また眼下にはおもちゃみたいな公園が見えますが、逆側の眼下にはガレキがいっぱい。
古い倉庫街が並び、無機質なパイプなどがはしる。
ロシアからきたフェリーが木材を降ろしていて、たくさんのナンバーの無い事故車が積まれるのを待つ。
ロシアからきたフェリーが木材を降ろしていて、たくさんのナンバーの無い事故車が積まれるのを待つ。
外国船が行き来する国際港には異国情緒が漂うというよりも、
ボクにはなんだか不気味な感じがしてしまいました。
ボクにはなんだか不気味な感じがしてしまいました。

「山の下みなとタワー」も「山の下みなとランド」も無料で入場できるのですが、
この地区はあまり治安の良くない所ということもあって、タワーはもちろん、
公園も金網に四方を囲まれていてオープン時間が決められています。
季節によって時間が違うのでしっかり調べて、路には迷わず、
施設は素晴らしいので今度こそはいい思い出をつくりに、事故には気をつけたいと思います。
施設は素晴らしいので今度こそはいい思い出をつくりに、事故には気をつけたいと思います。
「山の下みなとランド」 新潟県新潟市東区臨海町3 電話:025-250-2610 東区 建設課 開園時間:4~8月/9時~18時半、9月/9時~17時半、 10~11月/9時~16時 休園:12~3月
そして、ここを夕陽の時間を待たずに立ち去ったのに訳があるんです。
それは「山の下みなとランド」から車で5分ぐらいの所にある「じゅんさい池公園」。

住宅地の中にあるので駐車場入り口が分かりにくく、公園の周りを回ってしまいました。
公園のハシゴになりますが、ここは残念ながら遊具は無いんですよ。
2002年に新潟市都市景観賞を受賞した、赤松の森と2つの砂丘池がある緑豊かな公園。
この公園、春は京都円山公園の血筋を引く名木のしだれ桜をはじめとした桜の名所として有名ですが、
実はこの時季、6月下旬~7月上旬は「ホタルの里」としても有名なんですよ。
実はこの時季、6月下旬~7月上旬は「ホタルの里」としても有名なんですよ。

ホタルが活動するのは暗くなってからなのですが、
初めて来る公園なので明るいうちからちょっと公園内を散策です。
東西の池の周りは散策コースになっていて、
近所の方のウォーキングコースとしても親しまれているみたいですね。
近所の方のウォーキングコースとしても親しまれているみたいですね。
東池にはスイレンやヒシ、西池にはジュンサイなどの水生植物が繁茂していて、
この公園の名前の由来にもなっています。
この公園の名前の由来にもなっています。
池には野鳥がいましたがエサあげ禁止、魚釣りも禁止。

池に近づくのも禁止で、それは池の周りには人工飼育なのですが、
ホタルの幼虫やそのエサのカワニナやタニシなどがいて、
人が入ると土が踏みかためられてしまったり、幼虫がつぶされてしまうからなんだそうです。
亀もいましたが、ウチの亀もこんなところで暮らした方が幸せかなぁ?
生物が住みやすい環境って事は虫除けスプレーは必ですけどね!
生物が住みやすい環境って事は虫除けスプレーは必ですけどね!
でも、肝心なホタルがなかなか見つけられず、結局明るいうちに見付けたのはゲンジボタル1匹だけでした。

さて、周りも暗くなってきて、しだいに人も増えてきました。
すると、あちこちから『あ、光った』という声が聞こえてきましたよ。
え!?どこどこ? ボクには全く見えません。
やっぱり流れ星の様に運のいい人だけが見られるのかなぁ?
やっぱり流れ星の様に運のいい人だけが見られるのかなぁ?
そう思ってたら1匹、また1匹と、次々と点灯。
さらには飛び立って淡い緑の光がゆらゆらと舞い始めました。
さらには飛び立って淡い緑の光がゆらゆらと舞い始めました。
目の前に50以上の光が・・・こんな星空みたいな風景、初めて見た~ なんて幻想てきなんだろう~
隣の女性が感動して泣いている感じがあったけど、その気持ちはわかります。

この感動をなんとか写真でお伝えしたかったのですが、ボクにはその道具も技術もありません。
夜景を撮るだけでも難しいのに、光って動いているのを捉えるのはかなり厳しいですね。
ちなみに雄雌どちらも点灯しますが、活発的に動き回るのは雄の方らしいですよ。
ちなみに雄雌どちらも点灯しますが、活発的に動き回るのは雄の方らしいですよ。
でも画像や動画では伝えられないほどの感動を体感出来てとても幸せな気分になれましたよ♪
帰り、駐車場に戻ったら空き待ちの車が列を作っていたので早目に来て正解でしたね。
「じゅんさい池公園」 新潟県新潟市東区松園2-2-1 電話:025-250-2610 東区役所 建設課