雨が降ったり日が射したり、雷まで鳴る不安定なお天気で、もうすぐ5月とは思えないほど冷え込んだ
GWの始まり4/27(土)は、ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第8節「アルビレックス新潟 vs 鹿島アントラーズ」に家族で参戦してきました!
GWの始まり4/27(土)は、ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第8節「アルビレックス新潟 vs 鹿島アントラーズ」に家族で参戦してきました!

アルビは4/24(水)のナビスコ杯鳥栖への遠征から中2日のハードなスケジュール。
ここからまた5月になると1ヶ月間で7日間も詰め込まれた試合がつづき、
毎節遠征に行かれるアルビサポの皆さまも体力的にも金銭的にも大変だと思います。
毎節遠征に行かれるアルビサポの皆さまも体力的にも金銭的にも大変だと思います。
また当然ながら選手たちの疲労やそこからくるケガも心配になってきますが、
さらにこのハードスケジュールには、ハイプレスを終始つづける
アルビのサッカーと非常に相性が悪いという事がわかってきましたね。
さらにこのハードスケジュールには、ハイプレスを終始つづける
アルビのサッカーと非常に相性が悪いという事がわかってきましたね。
これからの連戦をどう戦い抜くかは、選手たちの気力はもちろん、
選手たちの疲労をいかに次のゲームに引きずらずに結果を出し続けるか?
柳下監督のベンチワークも問われるところですね。
選手たちの疲労をいかに次のゲームに引きずらずに結果を出し続けるか?
柳下監督のベンチワークも問われるところですね。

そしてまたまた鹿島のサポーターの皆さま、ここビッグスワンにお越しいただきありがとうございます♪
4月の鹿島は公式戦6試合で5勝1引き分けと負けなしですね。
その中の1勝はつい4/10(水)のナビスコ杯第4節でアルビと戦ったもの。
あの時は鹿島に攻守の要であるWボランチを完全に抑えられ、
ピッチをワイドに使って、アルビのハイプレスサッカーを完全に封じられてしまいました。
ピッチをワイドに使って、アルビのハイプレスサッカーを完全に封じられてしまいました。
そしてそんな中、流れとは関係ないところで自らミスをしての2失点で、「1-2」と完敗。
鹿島との格の違いを見せつけられた、非情に「情けない」戦いになってしまいましたね。
鹿島との格の違いを見せつけられた、非情に「情けない」戦いになってしまいましたね。

しかし鹿島はリーグ戦で2008年以来9戦負けなし!
先日は高い授業料を払って学ばせてもらったので、きっちりとその成果を見せたいと思います!
そして、やっぱり選手たちの疲労を大きく回復させてくれるのは、
ボクらサポーターの声が一番のはず!
ボクらサポーターの声が一番のはず!
この日は「トップカルチャー蔦屋書店サンクスデー」と題し、
スポンサー様であるトップカルチャー様の新入社員からフレッシュなエールもあり、
GWにしては少し寂しい 23,578人のスタジアムが一体に!
スポンサー様であるトップカルチャー様の新入社員からフレッシュなエールもあり、
GWにしては少し寂しい 23,578人のスタジアムが一体に!
そしてリーグ戦連勝に向けてのホイッスルが14:03に吹かれました!

まだロペスの左足首の具合が良くないのか? そして達也も腰痛。
2人ともベンチにも入ってなく、今回のツートップは古巣対決となる英也に、
前回の鹿島戦で一矢報いた堅碁が今季リーグ初スタメン。
そしてなんと、右SBにはルーキーの川口尚紀も初スタメンとなりました。
川口には期待はもちろん、一抹の不安もありましたが、終始三門もフォローもあって、
対峙するあのジュニーニョ選手を見事封じていたと思います。
対峙するあのジュニーニョ選手を見事封じていたと思います。
そんな若いパワーに引っ張られる様に、アルビはいつものハイプレスサッカーに
さらに気迫が加わって、立ち上がりからかなりいい感じで攻めていますよ。
さらに気迫が加わって、立ち上がりからかなりいい感じで攻めていますよ。
鹿島には全く攻める時間を作らせず、もう柴崎選手なんかセンターサークル付近から
ロングシュートなんて打っちゃってますよ・・・
ロングシュートなんて打っちゃってますよ・・・
この時間でやっと打てた鹿島のファーストシュート・・・って、あれれ?!
ああ! 入っちゃったぁ!
ああ! 入っちゃったぁ!
前半6分、ピッチの半分を飛んだボールはGK黒河が一旦触るもバーに当たり
アルビのゴールの中へと吸い込まれました!
アルビのゴールの中へと吸い込まれました!

ええ~! なにコレ!?
こんなのありですか? これって狙ってやったの? スゴいスゴ過ぎる!
もう柴崎選手を褒めるしかないけど、こんなの偶然、マグレに決まってると思おう!
悪い事故をもらってしまったと思って切り替えるしかないッス。
悪い事故をもらってしまったと思って切り替えるしかないッス。
でも決定力が散々ないと言われてきたアルビが、1点のビハンドから始めるって言うのもキツいですねぇ~
だけど、選手たちの気力は少しも失われてはいませんでした。
これまでの反省点として、流れのあるうちに得点をとる事!と散々思っているのに、
やはり前半のうちに追いつくことは出来ず。
やはり前半のうちに追いつくことは出来ず。
アルビのシュートは8本に対し、鹿島なんか3本で抑えることができたのに、
残り45分で、最低でも2点はとらなければ勝ち点3を得られない状況となってしまいました。
残り45分で、最低でも2点はとらなければ勝ち点3を得られない状況となってしまいました。
しかも後半からツートップの一角英也がハムストリングのために下がってしまったピンチの状況。
替わった征也が右SH入り、なんとMF登録の成岡が堅碁と組む事に!?

いやぁ~、FW登録の選手がもうベンチにいないのだから緊急対応だと思うけど、
ますますキビしくなってきましたよ。
そして、やはり鹿島に流れが傾いてきた様な展開が多くなってきたと思った後半11分、
野沢選手のCKをニアサイドの大迫選手が頭で触り、
その軌道が変わったボールをダヴィ選手が素早く対応しヘッドでアルビゴールに押し込みました。
野沢選手のCKをニアサイドの大迫選手が頭で触り、
その軌道が変わったボールをダヴィ選手が素早く対応しヘッドでアルビゴールに押し込みました。
うわぁ~・・・痛い、痛すぎる追加点。
しかも、今季何度もやってしまっている、流れとは関係ないセットプレイからの失点。
しかも、今季何度もやってしまっている、流れとは関係ないセットプレイからの失点。
最初の失点はしかたないとしても、2点のビハインドはもう今のアルビには致命的でしょう!

しかし、選手が諦めない限りボクらも信じ続ける。
そうすれば奇跡が現実に変わることもボクらアルビサポーターは知っています。
先日のナビスコ杯鳥栖戦では、選手たちの気迫の薄さに少し腹が立ちましたが、
プロとして、そしてアルビの戦士として、このホームではなおさら
試合終了のホイッスルが鳴るまで下を向くことは許されません!
プロとして、そしてアルビの戦士として、このホームではなおさら
試合終了のホイッスルが鳴るまで下を向くことは許されません!
この重なるピンチに選手たちは「何とかしなければ」という気持ちに
さらに火がついた様に見えます。
さらに火がついた様に見えます。
そして柳下監督は後半15分、三門に替り酒井宣福という若い力を投入!
すると、さらにアルビの動きは攻守に渡り前へ前へと推進力がつきましたよ。
すると、さらにアルビの動きは攻守に渡り前へ前へと推進力がつきましたよ。
そして後半22分、レオ シルバのパスから相手DFの裏に抜け出し
右サイドを駆け上がった征也がゴール前へグラウンダーのクロスを送ると、
成岡が右足で押し込みGOOOOOAL!!
右サイドを駆け上がった征也がゴール前へグラウンダーのクロスを送ると、
成岡が右足で押し込みGOOOOOAL!!

これで「1-2」、なんとか1点を返せた!
この得点は決して宣福の技術で得られたものではないです。
でもボクらもそうだけど川口や宣福みたいな若者が同じ現場でガムシャラに
ガンバっていたら、ボクらベテランだって「負けてらんねぇ~」ってなりますよ。
でもボクらもそうだけど川口や宣福みたいな若者が同じ現場でガムシャラに
ガンバっていたら、ボクらベテランだって「負けてらんねぇ~」ってなりますよ。
そう言った意味で、緊急対応で途中から入った征也がアシストし、FWに上がった成岡が
若手の宣福が入った直後にゴールを決めたというのは、柳下監督の見事な采配だと思えますね。
若手の宣福が入った直後にゴールを決めたというのは、柳下監督の見事な采配だと思えますね。
それでも、あと2点取らなければ勝ち点3は得られない!
さあ、行こうぜオレのニイガタ~♪
と、勢いづき一体になったスタジアムでしたが、後半33分、レオが元アルビにいた西選手を倒してしまいFKを献上。
キッカーの野沢選手がゴール前クロスを送り、ゴール前の混線した競り合いの末、
リーグ戦初出場の山村選手がヘディングで合わせアルビゴールへ・・・
リーグ戦初出場の山村選手がヘディングで合わせアルビゴールへ・・・
また2点差と開いてしまいました。

くぅ~~またもやセットプレイからだよ! なんて学習能力が無いんだろうか?
せっかく試合を有利に進めていても、セットプレイで決められていたら意味ないじゃん!
って、言うかあんなに前節、FKの得意なマリノス相手に跳ね返してきたのに・・・
なんで、こうなるの?
なんで、こうなるの?
まあ、こういうところで劣勢の流れでも決めきることが出来る鹿島はやっぱり格が上ですよ。
ただし、今日のアルビはこれでは終わらない!
監督は後半34分に成岡に替えて水輝を投入!
監督は後半34分に成岡に替えて水輝を投入!
え?何でこの点数が欲しい時にCBを入れるの?
なんていう疑問はこれまでのアルビを見てきたら湧かないはず。
なんていう疑問はこれまでのアルビを見てきたら湧かないはず。
そう、キムクナンをFWに上げて高さを活かしたパワープレイ。
キムクナンはFW経験もあるし、成岡と並んで今季リーグ戦のアルビの得点王。
期待も高まり、そしてこのベンチワークに監督の「勝つぞ!」
というメッセージを受けた選手たちの闘士も高まっているのがスタンドから見ても分かりました。
キムクナンはFW経験もあるし、成岡と並んで今季リーグ戦のアルビの得点王。
期待も高まり、そしてこのベンチワークに監督の「勝つぞ!」
というメッセージを受けた選手たちの闘士も高まっているのがスタンドから見ても分かりました。
迎えたアディショナルタイムの4分は、2点とって引き分けには持ち込めるのに充分な時間と思えるほどの気迫。
そしてアディショナルタイム3分、CKからこぼれたボールを健太郎が一度は決定的なチャンスを逃したのに、
再び相手のクリアボールが健太郎のもとに戻ってきて、左足を振り抜き1点差へ!
再び相手のクリアボールが健太郎のもとに戻ってきて、左足を振り抜き1点差へ!

よ~し、あと1点で追いつくぞ~!!
と思った瞬間、試合終了のホイッスルが成り「2-3」とアルビの敗戦が告げられました。
く、悔しい~・・・ここまで鹿島に流れを掴ませなかったのに、
もらい事故1つと2本のセットプレイで負けるなんて・・・
もらい事故1つと2本のセットプレイで負けるなんて・・・
前回負けた時は、まったくアルビのサッカーをさせてもらえず格の違いを感じ「情けない」と思いましたが、
今回は、完全にアルビが主導権を握っていた試合だと思え、
勝てない相手ではなかったのにこの結果は「悔しい」。
今回は、完全にアルビが主導権を握っていた試合だと思え、
勝てない相手ではなかったのにこの結果は「悔しい」。
それにこれだけFWが故障しまくっちゃってどうなるの?アルビ。
しかしこの試合、勝ち点3以上にも感じる収穫もありましたね。
今季最多失点だけど、リーグ初の複数得点。
川口や宣福という若く、しかも新潟県人が立派にJリーグのピッチで戦ってくれたこと。
そして、成岡やクナンをFWのバリエーションを実践で使ってみたこと。
さらに、最後の最後までアルビらしい、「諦めない」という闘士が健在であったこと。
これらはきっとアルビの明るい未来へとつながることでしょう。
これらはきっとアルビの明るい未来へとつながることでしょう。

さて、次のアルビレックス新潟は中4日の5/3(金・祝)、
アウェイの「IAIスタジアム日本平」で行なわれる
Jリーグ第9節、「清水エスパルス」との対戦があります。
スタジアム名に聞き慣ない方もいると思いますが、ネミングライツが「アウトソーシング」から
清水区に本社を置く産業用ロボット製造会社「IAI」に変わったというだけ。
清水区に本社を置く産業用ロボット製造会社「IAI」に変わったというだけ。
でも地元企業がスタジアム運営をサポートしてくれるってうれしい事ですね。
で、清水とのこれまでの通算対戦成績は10勝5分9敗で、
勝ちから遠退いた昨年も、札幌と並んでアルビに勝ち点6もくれたお得意様なんです。
勝ちから遠退いた昨年も、札幌と並んでアルビに勝ち点6もくれたお得意様なんです。
ただし、アウェイの通算対戦成績は4勝3分7敗・・・
昨年こそ勝たせてもらいましたが、その前までは3連敗だったんですけどね。
昨年こそ勝たせてもらいましたが、その前までは3連敗だったんですけどね。
また、清水とは今季開幕直前のPSMで戦い、「4-1」と快勝してましたね。
それでアルビは自信を持って開幕を迎えましたが、アルビも清水もその後スタートダッシュに失敗。
よくよく考えるとお互いにあの時は仕上がってなかったとう事だったのかも・・・
よくよく考えるとお互いにあの時は仕上がってなかったとう事だったのかも・・・
しかし、清水は前節上位の浦和に勝利し、その時の完成度とは違うかも・・・
でも、アルビだってその時から大きく成長しています。
連日連戦GWのど真ん中、このオレンジダービーを制していい流れでいきましょう!
We are ONE!