鳥屋野潟の桜の花びらと小雨が舞う、春とは思えないほど冷え込んだ4/20(土)、
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第7節「アルビレックス新潟 vs 横浜F・マリノス」に家族で参戦してきましたよ!

試合前には2010年から3年間アルビに在籍し、今年で現役を引退した
小林慶行の引退セレモニーが行なわれました。
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第7節「アルビレックス新潟 vs 横浜F・マリノス」に家族で参戦してきましたよ!

試合前には2010年から3年間アルビに在籍し、今年で現役を引退した
小林慶行の引退セレモニーが行なわれました。
東京ヴェルディ→大宮アルディージャ→柏レイソルと渡り歩いてきた、
14年間の選手生活をアルビを最後に幕を閉じるっていうのも感慨深いものがありますね。
14年間の選手生活をアルビを最後に幕を閉じるっていうのも感慨深いものがありますね。
勲や三門だけでなく、慶行のチームメイトだったこともある
マリノスの選手からのメッセージ映像があったのには感動しました。
マリノスの選手からのメッセージ映像があったのには感動しました。
そんな慶行に戦力外にしたほどなんだから、アルビは強くなったはず。
いや、そうでなければ慶行に向ける顔がないでしょう。
いや、そうでなければ慶行に向ける顔がないでしょう。
今季ここまでリーグ戦のアルビは1勝1分4敗、勝ち点4の14位。
しかも総得点の「3点」はリーグ最少。
しかも総得点の「3点」はリーグ最少。
マリノスの今季1試合あたりの平均得点より下ですよ・・・

4月に入って初めて、久しぶりのホームでのリーグ戦。
ナビスコ杯を含めてここ2戦連敗をしているので、なんとしても勝利が欲しい!

4月に入って初めて、久しぶりのホームでのリーグ戦。
ナビスコ杯を含めてここ2戦連敗をしているので、なんとしても勝利が欲しい!
しかし、相手のマリノスはなんと、シーズン制となった05年以降のJリーグ新記録となる開幕6連勝!
首位を独走している、今いちばん恐ろしいチームです。
首位を独走している、今いちばん恐ろしいチームです。
そんな勢いにのってたくさんのマリノスサポーターの方もきていただきました。
マリノスサポーターの皆さま、ここビッグスワンにお越しいただきありがとうございます。
マリノスサポーターの皆さま、ここビッグスワンにお越しいただきありがとうございます。
マリノスとは勢いだけでなく、通算対戦成績は7勝5分10敗とあんまり相性も良くないんですよねぇ。
2007年、同じ時季の同じホームでのナイターで、「0-6」で惨敗した悪夢は未だにトラウマ・・・。
ただし、その試合以降、ここホームでのリーグ戦に限ってはこの5年間負けてないんですよ。
まさにこれこそホームの持つ力が結果に結び付いていると言えますね。

選手入場の時に着ていた「アディダスエナジージャケット」、カッコイイですねぇ~♪
まさにこれこそホームの持つ力が結果に結び付いていると言えますね。

選手入場の時に着ていた「アディダスエナジージャケット」、カッコイイですねぇ~♪
胸にはゴールドのアルビエンブレムが輝き、
背中上部にはサポーターナンバー「12」が施されています。
背中上部にはサポーターナンバー「12」が施されています。
これは「サポーターと共に」という想いを背負い闘う気持ちが込められているのだそうですが、
気持ちは1つ! 当然ボクらも「選手と共に」戦いますよ!
気持ちは1つ! 当然ボクらも「選手と共に」戦いますよ!
アルビのサポーター以外のJリーグファンは、
誰もがマリノスの「7連勝記録の樹立」を想像しているでしょうね。
誰もがマリノスの「7連勝記録の樹立」を想像しているでしょうね。
でも、ボクらは熟成されたサッカーで記録的な快進撃つづけるマリノスを、
まだまだ未熟なアルビが止めるという、面白いシナリオを描きますよ。
まだまだ未熟なアルビが止めるという、面白いシナリオを描きますよ。
今のアルビにとって、自信を取り戻すのにこれ以上無い相手ですもんね。
この寒さを吹き飛ばすほど試合前から特に熱いオレンジブルーとトリコロールの21,415人。
それぞれの思いを選手たちは背負い、全Jリーグファンが驚くシナリオが19:04に始まりました!

スタメンはいつもと変わらず、そしてアルビの戦い方もいつもと同じ。
前線からの激しいプレスでボールを奪い、早々に相手の攻撃の芽を摘み。
さらにそこから素早く攻撃に転じるという戦略です。
それぞれの思いを選手たちは背負い、全Jリーグファンが驚くシナリオが19:04に始まりました!

スタメンはいつもと変わらず、そしてアルビの戦い方もいつもと同じ。
前線からの激しいプレスでボールを奪い、早々に相手の攻撃の芽を摘み。
さらにそこから素早く攻撃に転じるという戦略です。
最初からここまで激しい運動量でホントに90分間ももつのかがいつも不安になるほどですが、
それはこれまでの試合で実証済み。
それはこれまでの試合で実証済み。
ただし、ここ近2戦の敗戦は、相手がピッチをワイドに使ってきてアルビのプレスをいなし、
さらにその運動量を上回る、完成されたチームの連係で中盤を支配させてくれず、
最後には決定力の差で負けてきたという感じがつづきましたね。

そして、今回のマリノスもそれに近い動きをしてきていますよ。
さらにその運動量を上回る、完成されたチームの連係で中盤を支配させてくれず、
最後には決定力の差で負けてきたという感じがつづきましたね。

そして、今回のマリノスもそれに近い動きをしてきていますよ。
今、アルビのサッカーは完全に相手に研究されている・・・これはマズい!
お互いの長所を消し合い、決定機を迎えられてはいないけど、
中盤で激しいボールの奪い合いをしています。
中盤で激しいボールの奪い合いをしています。
その激しさを象徴するのがアルビの悩めるエース、ロペスが前半26分の中澤選手との接触で
左足首の打撲&捻挫をし、前半35分に川又と交替してしまった事。
左足首の打撲&捻挫をし、前半35分に川又と交替してしまった事。
奥さんや娘さんが来日して、より気合も入っていたのに残念。

またその激しさの象徴として、前半だけでレオや三門のボランチの2人にイエローカードが出るほど。

またその激しさの象徴として、前半だけでレオや三門のボランチの2人にイエローカードが出るほど。
まあ、アルビのプレスの未熟さもあるのかもしれませんが、
中盤の激しい攻防でジワジワと削られていっているのはアルビなのかもしれません。
中盤の激しい攻防でジワジワと削られていっているのはアルビなのかもしれません。
しかもマリノスには、流れからの決定力だけでなく、もう一つ大きな武器があるんですよね。
それは、中村俊輔選手から繰り出されるFKでの得点。
それは、中村俊輔選手から繰り出されるFKでの得点。
日本代表の時はとってもたのもしい存在だったのに、敵になるとこれほどまでに恐ろしいものか!
今季マリノスはここまで全19得点中、7点もがセットプレー。
昨年のアウェイの時だってアルビはセットプレイのみで3点とられ、逆転負けしたんですよね。
ちなみにその時もマリノスの14戦無敗記録の更新がかかっていましたが・・・

そしてその中盤の激しい攻防からセットプレイで得点を狙うかのように
散々ファールを誘ってきているのがわかりますよ。

そしてその中盤の激しい攻防からセットプレイで得点を狙うかのように
散々ファールを誘ってきているのがわかりますよ。
なんてったってこの日のマリノスのFKの数は、
試合中に何度も笛を吹く主審の助けもあって全23本ですもん。
試合中に何度も笛を吹く主審の助けもあって全23本ですもん。
もうかなりヒヤヒヤしましたよ。
しかし、CBのキムクナンが古巣相手にいつも以上に気合っていて、
セットプレイのキーマンでもある中澤選手を完全にマークしつづけましたね。
セットプレイのキーマンでもある中澤選手を完全にマークしつづけましたね。
そして流れの中ではクナンを中心に健太郎やGKの黒河、両サイドバックもが、
マルキーニョス選手や、齋藤学の素早い抜け出しも完全にカバーできてました。
マルキーニョス選手や、齋藤学の素早い抜け出しも完全にカバーできてました。
その甲斐あって、前半終了間際には兵藤選手のヒヤリとするシュートもありましたが、
なんとか相手のシュートを3本のみに抑えることが出来ましたよ。
なんとか相手のシュートを3本のみに抑えることが出来ましたよ。
あとは攻撃だけなんだけどなぁ・・・

後半も中盤の激しい攻防からのマリノスのFK狙いは止まらず、
とうとう達也までイエローカードをもらい、前半17分に岡本英也と交替。

後半も中盤の激しい攻防からのマリノスのFK狙いは止まらず、
とうとう達也までイエローカードをもらい、前半17分に岡本英也と交替。
しかし、この一見イヤな流れに見えるFWの交替劇を、達也やロペスには悪いけど、
より期待に胸が膨らんだのはボクだけではないと思います。
より期待に胸が膨らんだのはボクだけではないと思います。
あの今季初勝利を得たナビスコ杯第3節セレッソ大阪戦を見た者なら・・・
そして、この前への推進力のある若い2人がピッチにそろったことで、
周りもコンパクトなつなぎのパスからロングボールや、サイドを使ってのドリブル突破も見られるようになって、
中盤で停滞していた攻防を相手のペナルティエリアまで広げることが出来てきました。
周りもコンパクトなつなぎのパスからロングボールや、サイドを使ってのドリブル突破も見られるようになって、
中盤で停滞していた攻防を相手のペナルティエリアまで広げることが出来てきました。

最終ラインと前線の間が伸びてしまうのは決していいとは言えませんが、
今回の場合、この変化が良かったと思える出来事が!
なんと後半33分、俊輔選手がアルビ陣地に送ったボールを、クナンが一気に頭で敵陣まで戻し、
それを成岡が堅碁へと送り、前へと走り出した英也が受ける。
それを成岡が堅碁へと送り、前へと走り出した英也が受ける。
英也は中澤選手とドゥトラ選手の追撃を受けるも、冷静にキックフェイント入れ
右足を豪快に振り抜く!
右足を豪快に振り抜く!
GOOOOOAL!!
ヤ、ヤッタァ~英也、リーグ初ゴール!! そして、先制点だ!
この途中から入った2人がまたもやこの「ビッグスワン」を沸かしてくれた!
これこそ『怪我の功名』!!
これこそ『怪我の功名』!!
いや、後半はボランチだった三門と右SHの成岡のポジションを入れ替えたし、
監督の采配が当たったと思おう。

そしてこの1点で中盤の攻防だった均衡が崩れ、お互いが一気に前線に運ぶ展開に。
監督の采配が当たったと思おう。

そしてこの1点で中盤の攻防だった均衡が崩れ、お互いが一気に前線に運ぶ展開に。
いや、どっちかって言うとマリノスが鬼の気迫でどんどんアルビゴールに襲いかかってきますよ。
マジでヤバい・・・
マリノスの連勝ストップとかもう関係ない・・・ドローじゃなくて、とにかく勝ちたい!
マリノスの連勝ストップとかもう関係ない・・・ドローじゃなくて、とにかく勝ちたい!
アルビの選手も集中は切らしてないし、まだまだ始まったばかりかのように激しくプレスをかけます。
そして、マリノスにもらしくないミスが見られるようになりました。
そして、マリノスにもらしくないミスが見られるようになりました。
アルビのプレス以外にも、記録更新がかかっているというプレッシャーもあるのかもしれませんね。

4分と長いアディショナルタイムには三門から今季初出場で酒井宣福が入り、
あとは試合終了の笛を待つだけ・・・そして・・・『ピッピ~~~!!』

4分と長いアディショナルタイムには三門から今季初出場で酒井宣福が入り、
あとは試合終了の笛を待つだけ・・・そして・・・『ピッピ~~~!!』
よっつしゃあ~!!・・・勝った・・・え!?
な、なに、まだなの? これってオフサイドの笛?? 紛らわしいなぁ!
な、なに、まだなの? これってオフサイドの笛?? 紛らわしいなぁ!
と、肩すかしをくらったけれど「1-0」で勝ちました!

ホントに勝っちゃったよ、開幕6連勝と記録更新中のマリノスに。
こんなマリノスに勝てたんだから勝ち点5ぐらいは欲しいですけどね・・・

ホントに勝っちゃったよ、開幕6連勝と記録更新中のマリノスに。
こんなマリノスに勝てたんだから勝ち点5ぐらいは欲しいですけどね・・・
いや、信じていましたよ。
昨年、奇跡を起こしたアルビなんだもん、アルビならやるんじゃないかもって。
でもこれは奇跡なんかじゃないですけどね。
ようやくこれまでやってきたことが結果につながってきただけさ。
ようやくこれまでやってきたことが結果につながってきただけさ。
バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪
さらにスーツ姿の小林慶行の雨の中の胴上げ。
良かったぁ、慶行にいい試合を見せることができて。

そして、この試合のヒーローインタビューはもちろん岡本英也!
良かったぁ、慶行にいい試合を見せることができて。

そして、この試合のヒーローインタビューはもちろん岡本英也!
リーグ戦でもアルビのFW第1号のゴールとなりました。
あの相手DF2人をかわした見事に落ち着いたフェイントをロペスはどう思って見ていたのだろうか?
ロペスの怪我は心配だけど、少し休んでこのゴールを復活のきっかけにして欲しいなぁ。
ロペスの怪我は心配だけど、少し休んでこのゴールを復活のきっかけにして欲しいなぁ。
この試合も勝てたには勝てましたが、チャンスもピンチもたくさんありました。
チャンスにもっと決めなければならないし、運に救われて切り抜けたピンチもありました。
チャンスにもっと決めなければならないし、運に救われて切り抜けたピンチもありました。
まさにどっちに転んでもおかしくない紙一重の試合でしたね。
マリノスは首位らしくとっても強かったのは確かだけど、
これからのアルビならもっと確実に出来なければいけない!
これからのアルビならもっと確実に出来なければいけない!
それって調子に乗り過ぎ? たまに勝った時ぐらいいいですよねぇ?
こんな強敵に勝ててかなりの自信になりましたよ。
こんな強敵に勝ててかなりの自信になりましたよ。
最高~♪ そしてようやく今季のアルビはここからスタートって感じですね。

さて、次のアルビレックス新潟は中3日の4/24(水)、
アウェイの「ベストアメニティスタジアム」で行なわれる
「Jリーグヤマザキナビスコカップ」第5節、「サガン鳥栖」との対戦があります。

さて、次のアルビレックス新潟は中3日の4/24(水)、
アウェイの「ベストアメニティスタジアム」で行なわれる
「Jリーグヤマザキナビスコカップ」第5節、「サガン鳥栖」との対戦があります。
昨年2試合はどちらも完敗。
J1初昇格のチームとして史上最高となる5位でシーズンを終えた強豪。
J1初昇格のチームとして史上最高となる5位でシーズンを終えた強豪。
そしてアルビは2位との勝ち点差が2なので、予選突破の可能性はまだまだあります。
『勝って兜の緒を締めよ!』ですね。
『勝って兜の緒を締めよ!』ですね。
We are ONE!

勝った時の、監督の勝利インタビュー映像もうれしいっすね♪

勝った時の、監督の勝利インタビュー映像もうれしいっすね♪
さて、今日からまたいい気持ちで仕事が出来そうだ。