奇跡の残留に歓喜した日から約3ヵ月。
鉛色の空の覆われた厳しい冬を越して、ようやくここ雪国にも春の足音が微か聞こえてきた週末。
今年もボクらのホームに帰ってくることが出来ました!
今年もボクらのホームに帰ってくることが出来ました!
3/9(土)は、ボクらの聖地「東北電力ビッグスワンスタジアム」で、
J1リーグ第2節「アルビレックス新潟 vs サンフレッチェ広島」が行なわれました!
J1リーグ第2節「アルビレックス新潟 vs サンフレッチェ広島」が行なわれました!
待ちに待ったホーム開幕戦、今年も家族3人で参戦です!

この香り、この声、この光、そしてこの空気・・・いやぁ、やっぱりホームは落ち着きますね~♪
って、いやいや和んでいる場合じゃない。
ここは戦いの場! 3ヵ月前、もう2度とこんな思いはしたくないと、今年は再生を誓ったはず。
アルビのために戦ってくれるという新戦力も増えました。
アルビのために戦ってくれるという新戦力も増えました。
その戦士たちは『ここビッグスワンでの熱い大観衆の前でプレイするのが楽しみ』、そう言ってくれています。
昨年も動員数ではJ1リーグ2位ですが、年々、急激に減少していっているんですけどねぇ・・・
まあ、昨年のリーグではホームで3勝のみ。
せっかくスタジアムに来たのに負け試合しか見られないんじゃ、ファンも減ってしまいますよねぇ・・・
せっかくスタジアムに来たのに負け試合しか見られないんじゃ、ファンも減ってしまいますよねぇ・・・

しかし、その外弁慶ぶりも昨年まで。
先週の開幕戦では勝ち星は持ち帰れませんでしたが、生まれ変わったアルビを見る事ができました。
そして、今節はホーム。
ここはアルビの12番目の選手「サポーター」の力が最も発揮できる場。
ここはアルビの12番目の選手「サポーター」の力が最も発揮できる場。
昨年奇跡を起こした「We are ONE」の言葉のもと、スタジアムが一体になる事ができれば、
きっと強化された選手たちに、さらに大きな力が宿るはずです。
きっと強化された選手たちに、さらに大きな力が宿るはずです。
それはまるで「元気玉」の様に・・・

主役の孫悟空も登場してくれ「ドラゴンボール」とのコラボで盛り上がりましたね。
ボクも「亀仙流」のジャージを着ちゃいました♪
「元気玉」とは悟空が使う技で、周りのあらゆる物から少しずつ「元気」をもらって集め、
大きなパワーを生みだす出す必殺技。
大きなパワーを生みだす出す必殺技。
スタジアム全体から少しずつでもピッチに「元気」を送れば、
例え「最強と激突」であっても大きなパワーで跳ね退けられるはずです。
例え「最強と激突」であっても大きなパワーで跳ね退けられるはずです。

その「最強」である昨年のリーグチャンピオン、サンフレッチェ広島のサポーターの皆さま、
我がホーム「ビッグスワン」までお越しいただきありがとうございました♪
そして昨年の最終節では、もうすでに優勝が決まっている消化試合だったにも関わらず、
アルビの残留に力を貸していただいた事に改めて感謝いたします。
アルビの残留に力を貸していただいた事に改めて感謝いたします。
そのご恩をお返しするためにも、決して恥ずかしい姿を見せないように
胸を借りるつもりで全力でぶつからせていただきますよ!
胸を借りるつもりで全力でぶつからせていただきますよ!
そちらには、元アルビだった森保監督や千葉選手もいますしね。
佐藤寿人選手にはここで4年連続でゴールを奪われているし、
広島との通算成績も5勝7分14敗と相性は悪いけど、もう連敗は出来ません!
広島との通算成績も5勝7分14敗と相性は悪いけど、もう連敗は出来ません!
って、ACLや開幕戦とそちらも連敗は出来ないとは思いますが・・・

試合直前には難波章浩さんがクラブ応援ソング「We are ONE」を歌い、
また、ホーム開幕戦ならではのスポンサー様や新潟市長のご挨拶もありました。
さらに、J1リーグ10年目を迎えたアルビの軌跡と今季の気合を描いたスペシャル映像で、
スタジアムのボルテージが一気に上昇。
スタジアムのボルテージが一気に上昇。
イベントもりだくさんでクラブも気合が入っています!
昨年のJ1リーグ王者を、J1にギリギリで生き残れた者が迎え撃つ事になった、
2013年、アルビレックス新潟のホーム開幕戦。
2013年、アルビレックス新潟のホーム開幕戦。
国内最強チームと戦える、そんな幸せを開幕戦から味わえることを噛みしめて
28,118人に囲まれたスタジアムでボクも1つになります。
28,118人に囲まれたスタジアムでボクも1つになります。
アルビの新しい伝説が13:04のホイッスルと共に始まりました!

スタメンは前節とまったく同じ布陣。
CBの大井はこの試合でJ1通算100試合出場を達成。
そんな今季のアルビは激しい前線からのプレス、そして細かいパス回しが特徴。
前節はここまでのハードワークで最後までもつのかを心配しましたが、
決してダレる事が無いのは証明されました。
決してダレる事が無いのは証明されました。
後は最後さえ決めれば広島のゴールをこじ開けることが出来るでしょう。
そう思えるアルビは立ち上がり、前半11分のキムジンス、つづいて前半19分には亜土夢のシュートと、
共に相手GKに弾かれましたが、完全に相手を翻弄していたんです。
共に相手GKに弾かれましたが、完全に相手を翻弄していたんです。
しかし、まさかいつアルビが先制点をとってもおかしくない展開が、
たった21分間で終わってしまうとは夢にも思いませんでした。
たった21分間で終わってしまうとは夢にも思いませんでした。
前半11分と21分に右SBの征也が、相手選手を腕で倒してしまい2枚のイエローで退場。
なんと、昨年のチャンピオンを相手にこんな時間から1人少ない状態に・・・
なんと、昨年のチャンピオンを相手にこんな時間から1人少ない状態に・・・

征也くん・・・マ、マジっすかぁ・・・
近年、腕をつかったファールは厳しくとるって言われていたのに征也のプレイは軽率でしたね。
でも、これだけ補強したのに、SHが本職の征也が右SBをやらなければならないという
SB層の薄さというアルビの弱点がダイレクトに出てしまった事は否めないですね。
SB層の薄さというアルビの弱点がダイレクトに出てしまった事は否めないですね。
これで、守備のバランスを崩してしまったアルビは、
その勇姿を楽しみにスタジアムに足を運んだお客さんもいるだろうに、
仕方なしにFWの1枚、達也をベンチに下げるしかありませんでした。
その勇姿を楽しみにスタジアムに足を運んだお客さんもいるだろうに、
仕方なしにFWの1枚、達也をベンチに下げるしかありませんでした。
そして、代わりに入ったのは菊地。
まさか、大井、菊地、成岡の2003年ジュビロ同期組「おお・きく・なる」が、
10年の時を超えてこんな形でピッチに揃うとは思っていませんでしたね。
10年の時を超えてこんな形でピッチに揃うとは思っていませんでしたね。

ここからアルビの攻撃はまったくシュートシーンを生むまでにいたらず。
守備面では新たに入った菊地や、相手のエース佐藤寿人を完全に封じていた
キムクナンの活躍で何とか前半はスコアレスでしのげました。
キムクナンの活躍で何とか前半はスコアレスでしのげました。
10人になってしまってけど、決して相手の好きなようにさせてはいない。
攻撃がまったくできていないので、今日は勝てないかもしれない・・・
でもせめて、勝ち点1だけは手にしないと。
でもせめて、勝ち点1だけは手にしないと。
そう思っていた後半20分すぎからCKやFKが連続する嫌な時間がつづきました。
セットプレイでは全員守備。
クリアすればセカンドボールはまた相手の足元に・・・
これではジワジワと体力的にも精神的にもいつかは崩れていってしまう。
クリアすればセカンドボールはまた相手の足元に・・・
これではジワジワと体力的にも精神的にもいつかは崩れていってしまう。
そんな嫌な予感は後半30分に的中。
相手に与えたCKを元アルビの千葉選手が頭で落とし、それを石原選手が
対応したキムジンスを背負ったままオーバーヘッド。
対応したキムジンスを背負ったままオーバーヘッド。
ついにアルビのブロックが広島に破られ失点してしまいました・・・

でも、広島のサポーターはJ1通算900点目のゴールに湧きましたが、
アルビサポーターはよりそれをかき消すほどに声を大きくしましたよ。
こんな苦難、昨年乗り越えてきたものに比べれば大したことない。
ボクらは信じつづけて、奇跡を起こしてきたじゃないか!
ボクらは信じつづけて、奇跡を起こしてきたじゃないか!
そう思うかのように、新チャントで鼓舞します!
♪ニイガタアーレー ニイガタアーレー 前を向いて立ち向かえ ゴールへと突っ走れ~
このチャント、久しぶりに明るい気持ちになれるコードでボクは好きです♪
そして、この声に後半36分応えてくれました。
って言うか、まったく攻撃ができていないアルビにとってCKを得た瞬間
誰もがこの人に期待していたことでしょう。
って言うか、まったく攻撃ができていないアルビにとってCKを得た瞬間
誰もがこの人に期待していたことでしょう。
そう、亜土夢のCKを豪快にヘディングしたのは身長193cmのキムクナンだ!

GOOOOOAL!!
2013年、アルビのファーストゴールは新戦力から生まれましたぁ~
しかもこのゴールの直前の後半30分にはあのビッグスワンが大好きな 佐藤寿人選手にも
キムクナンは仕事をさせずにピッチから追い出すことが出来ました。
キムクナンは仕事をさせずにピッチから追い出すことが出来ました。
よぉ~し、この勢いでもう1点追加だぁ!
そう思ってからたった3分後、もう1点追加したのは広島の方・・・
アルビゴール前に入ったFKを石原選手が落とし、それを千葉選手がヘディングで押し込みました。
クゥ~・・・元アルビの千葉ちゃんのワンアシスト&ワンゴールだなんて、
そんなにここで張り切らなくても。
そんなにここで張り切らなくても。
しかも帰ってきてビデオで見たら、あれってオフサイドじゃない?
はぁ~、また今年も誤審に泣かされるのか・・・
はぁ~、また今年も誤審に泣かされるのか・・・
5分もの長めのアディショナルタイムの掲示に、ボクらはアルビが追いつく姿をしか想像できない。
キムクナンも前線に張りつき、GKの黒川もペナルティエリア外に出てきた・・・
しかし、この試合で放てたシュートはたったの3本。
キムクナンも前線に張りつき、GKの黒川もペナルティエリア外に出てきた・・・
しかし、この試合で放てたシュートはたったの3本。
無情にも2013年アルビのホーム開幕戦は「1-2」と敗戦。

これで、アルビは2連敗・・・全18チーム中、連敗したのはアルビだけ。
ってことは、勝ち点が無いのもアルビのみ・・・
引き上げる審判たちに珍しくメインスタンドからブーイングが出たが、
誤審が試合後に覆る例がないのは、昨年なんども思い知らされています。
誤審が試合後に覆る例がないのは、昨年なんども思い知らされています。
それよりも、期待の新戦力が入り、キャンプもけが人も少なく、PSMも順調でした。
これ以上ない期待感で迎えたJリーグ開幕だったはずなのに・・・この結果。
これ以上ない期待感で迎えたJリーグ開幕だったはずなのに・・・この結果。
上手い選手が入ってくれば、強くなるってもんじゃないぐらいはわかっていたけど、
今年のアルビは違うと思っていました。
今年のアルビは違うと思っていました。
それって、ボクはアルビを愛しすぎて、客観的に見えなくなってしまったのかなぁ?
いや、そんなはずはない!
開幕戦は試合を支配していたのに一瞬の隙をつかれ、
今節は王者相手に10人という不利な状態でよく戦ったじゃないか!
今節は王者相手に10人という不利な状態でよく戦ったじゃないか!
まだ2013年のJ1リーグは始まったばかり! 下を向くのはまだ早すぎる!
っていうか、そう思って次に切り替えるしかないッスよね。
っていうか、そう思って次に切り替えるしかないッスよね。

さあ、次のアルビレックス新潟は3/16(土)、アウェイの「NACK5スタジアム大宮」で行なわれる
J1リーグ第3節「大宮アルディージャ」との対戦です。
「オレンジアルアルダービー」ですね。
昨年、大宮とはナビスコカップも含めて3度戦っていて1勝1分1敗。
そしてここまでの通算成績は15勝13分15敗。
そしてここまでの通算成績は15勝13分15敗。
勝敗だけでなく実にドローも多いまったく五分のチームと言ってもいいでしょう。
しかし、残留争いのライバルだと思っていた大宮は昨年の9月から一気にチーム立て直し、
なんと公式戦14戦連続無敗記録を打ち立てたんですよ。
なんと公式戦14戦連続無敗記録を打ち立てたんですよ。
そして今年はなんと、ほとんど同じメンバーでスタートしていて、
この2節もまだ無敗の残留のスペシャリストが最初から本気モード。
この2節もまだ無敗の残留のスペシャリストが最初から本気モード。
かなり強敵になっているとは思いますが、ボクらも「NACK5」に参戦しに行く予定ですよ!

まあ、ささやかなもんですが、息子もこれまで参戦したアウェイは4戦無敗。
今度こそ強くなった(はずの)新生アルビレックス新潟が羽ばたく時になるはず!
We are ONE!