自然と科学のお勉強 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

節分の日の夜、息子が早く寝てしまったので予定していた豆まきは中止。
そうしたら数日後、我が家に「インフルエンザ」という鬼がやってきてしまいました!

その犠牲となったのは昨年にひきつづき相方

まあ、予防接種はしっかり受けていたので高熱は出ていませんでしたが、
息子を引き離すため、そして相方にしっかりと寝ていてもらうために急遽会社を休み、
少しの家事をして、息子と2人で1日外出することにしました。

ホントはこういう時に身近に息子を預かってくれる親戚がいたらボクは看病についやせるのだけれど・・・

で、外に行くって言ったってこの冬の雪国で過ごすには、どこかの屋内施設に行くしかないんだよなぁ~

昨年は「新津鉄道資料館」に行きましたが、
今回は「鳥屋野潟公園」の女池地区にある「新潟県立自然科学館」に行く事にしました。

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ここは新潟県が立県100年を記念して建てた施設で、
子どもたちに「見て、触れて、操作して、遊びながら」、参加型や体験型の展示で
自然科学に興味を持てるように設計されている、3階地下1階建ての大型総合科学館なんですよ。

ボクも何度かここには来ていますが、大人も改めて知ることなどあって
子どもと一緒に充分楽しめる施設なんです。

しかもほとんどの展示が室内ですし、天気の悪い冬の新潟には絶好の場所♪

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息子は入場するなり走って行って、記念スタンプ押しロボット「ペッタン君」に挨拶です。

そうなんです。
実は息子、ここには何度も来ていてドコに何があるかボク以上に熟知しているんですよ。

それは、本来なら大人550円の入館料がかかるところが、
未就学児(無料)を連れた保護者は「母子手帳」を提示すると1名無料になるために、
相方は平日にけっこうここに遊びにきていたみたいなんです。

なので今回ボクも「母子手帳」を借りてきて無料で入場しました~♪

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展示は右の建物が『自然の科学』、左が『生活の科学』、それ以外に『不思議な広場』
『新潟県の移り変わり』と4つのカテゴリーに分けられています。

もう息子の行きたいところに自由に行ってもらいますよ~
あぁ、自由に遊んでくれるので楽チン楽チン♪

まずは2階の右『自然の科学』。
ここは「天文・宇宙」「地球」「新潟県のおいたち」「新潟県の動植物」
「ブナ林の環境と生物」「恐竜の体と暮らし」の6テーマで構成されいます。

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天体模型や2.4mの大地球儀、イミラック隕石、岩石鉱物の実物標本、
県内でも発掘されているナウマンゾウの化石模型、トキ剥製をはじめとする新潟の新潟県の動植物たち、
奥にはなんとブナ林まであって室内にいながら自然の生態系が学べるんです。

その中でもボクが一番ビックリしたのは、恐竜や植物などの
本物の化石がたくさん並んでいて、しかもそれが触りたい放題♪

実際に何億年も前の生物に触れられるなんて、何だかロマンを感じますよ。

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そして、息子が一番好きなのは実物大の恐竜が動く「ジオラマ劇場」です。

今回も息子に「恐竜見に行こう!」と言ったらノリノリでした。

ここには中生代白亜紀後期の北アメリカ大陸に生息していたと言われる
「マイアサウラ」「ティラノサウルス」「トリケラトプス」が展示してあるのですが、
時間になると「マイアサウラ」の親子が動いてしゃべり出し、解説を始めるんですよ。

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「マイアサウラ」は子育てしていたと言われているのでほのぼのした感じで展開されますが、
実物大の「ティラノサウルス」はスゴい迫力です。

また「トリケラトプス」は反転すると骨格が見えたのには驚きでした!

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また、2階の真ん中の部屋は実際に息子が遊べるものがたくさんある『不思議な広場』。
ここもかなり長い時間いました。

鏡や目の錯覚を利用して不思議な空間などを作り出す「鏡のゲート」「幻覚の森」「魔法の家」、
また、けん玉やコマなど昔ながらのオモチャで遊べる「おもちゃ箱広場」など、息子の好奇心全開です。

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さらに2階左には『生活の科学』があり、まずは「生活を豊かにするロボット」コーナーの
様々なロボットが迎えてくれます。

ただし、しゃべりかけると返事をしてくれるはずのロボットの
コミュニケーション能力がいまいちで少しイライラしますが・・・

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その他、炎色反応など様々な化学変化が目に出来る「化学の自動実験」、
原子炉模型や地震の体感ができる「新エネルギーと地球環境保全」、
「マルチメディア」のコーナーでは自分のHPを作ったり、
撮った写真にラクガキをしてプリントアウト出来るサービスもありました。

2人で来た記念に1枚出力♪

迫力がありそうな「ハイビジョン・立体映像シアター」がお休みだったのは残念。

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そして3階にも『生活の科学』があって、そこは「機械の科学」「乗り物の科学」
「バーチャル・リアリティー劇場」など、物理の授業でやった力学や、自動車や船などが動く仕組み、
機械の動きやメカニズムやバーチャル・リアリティーの工学系の最新技術が展示されています。

息子はここの自分で動かすタイプのリニアモーターカーが大好きで、もう何往復もしていますよ。

またそんなリニアの乗り心地を体感できる「浮上体験装置」も子どもたちに人気です。

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同じく3階の『自然の科学』では、「科学の目」「ミクロの世界」と題して肉眼では見えない世界を
虫めがねや光学顕微鏡を使ってみる事ができます。

この電子顕微鏡は県内では初めて一般の人が自分で操作できるものなんだそうで、
息子は何台もならぶ顕微鏡を1つも残さず覗いています。

対象物は実際動いている水槽の魚や昆虫など。
その中にはゴキブリのサンプルもあったので、きっと虫嫌いな相方はふだんここはスルーしているのかも。

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また「サイエンスラボラトリー」「楽しい実験室」「動く不思議な部屋」では
時間によって工作や実験、実演の見学や観察できる教室があったり、自ら体験学習できる設備があります。

さらにここにはこの館の総決算みたいなコーナーがあって、
磁力や引力、電力、摩擦、振り子、光などの様々な力を使った仕掛けや、
竜巻などを発生させる機械が並んでいますよ。

「ピタゴラスイッチ」が大好きな息子はここでもかなり長い時間遊んでいましたよ。

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さて、時間になったら地下1階、日本海側最大級の『プラネタリウム』に行きましょう!

現在ここでは通常の星の観察が生解説つきで出来る「星空さんぽ」以外に、
3/10までの限定で、「Young Alive!~ iPS細胞がひらく未来~」というアニメ映画を上映しています。

360℃広がるスクリーンを利用した大迫力の映像は普通の映画館では絶対体験できませんね。

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またこの他に1階には歴史や文化を学ぶ『新潟県の移り変わり』や宇宙食などが売っている『売店』、
さらに3階にはレストランもあります。

それに寒いので今回は行きませんでしたが、
鳥屋野潟の対岸側に聖地「ビッグスワン」が見える屋外展示場には
「ソーラーカーの乗車体験」西洋の古城をイメージした「太陽の城」
メリカの宇宙開発で使用された「レッドストーンロケットの実物大模型」や
全国で唯一現存する「魚沼鉄道3等客車」や実物の「蒸気機関車」「ヘリコプター」「軽飛行機」などなど・・・

さらには広い芝生の広場、東屋、錦鯉の池、藤棚、自然観察のできる「花木園」もあるそうなので、
あたたかくなったら散策したいと思います。

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1日遊んでも飽きずに、しかもいつも間にかお勉強もできる「新潟県立自然科学館」。
子どもはもちろん、大人にとってとても楽しいところでした。

あ、相方が倒れているので、あんまり楽しんでいちゃダメでしたね・・・
「新潟県立自然科学館」

新潟県新潟市中央区女池南3-1-1
電話:025-283-3331
入館料:大人/550円、小・中学生/100円
   ※未就学児、60歳以上、障がい者手帳をお持ちの方は無料。
   ※未就学児をつれた保護者は母子手帳のご提示で1名まで無料。
プラネタリウムの観覧:大人/200円、小・中学生/100円(入館料にプラス)
営業:10時~17時(入館は16時半まで)
定休日:毎週月曜日(祝日の場合翌日)、12/29~1/3日

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その後、「新潟県立自然科学館」から歩いてすぐのスーパー銭湯
「女池湯ったり苑」で温まり、「すき家」で牛丼弁当を買って帰りましたよ。

相方は1日ゆっくり寝ていられたという事で、おかげ様で次の日には復活できました。

楽しかった「新潟県立自然科学館」、今度は3人で行こうね~



・・・って、お気づきの方もいるかもしれませんが、息子の写真、着ている服が何種類かあります。
それは途中で着替えた訳ではなく、実はこの冬ここに来るのは2回目。

ほんのちょっと前に相方と3人で訪れていたので、その時の写真も併用しちゃいました。