秋の晴れの「国営越後丘陵公園」 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日の10/8(月)体育の日の新潟は素晴らしいほどの秋晴れでした。

その日は特に予定がなかったのですが、せっかくなので息子を公園でのびのびと遊ばせたい。

そしてボクもこのお天気にちょこっとドライブにも行きたい気分になっていたので、
以前から気になっていた場所を急遽目指しました。

それは、長岡市にある「国営越後丘陵公園」です。

イメージ 1

たかが公園だと思っていたのですが、駐車場入り口に着いたら結構な渋滞。

え!? そんなに人気の公園なの?

ここは、夏の野外フェスタ「音楽と髭達」の会場として知っていましたが、

公園としてはボクら新潟市民にとって市内にもたくさん大きな公園はあるし、
これまではわざわざ長岡まで足を伸ばして行く場所でもないかなぁ・・・と思っていたんですよ。

だって国営の公園って言っても、駐車場代が普通車300円、
入園料は大人が400円、小中学生が80円と有料なんですもん。

だけど、長岡方面にお住まいの方にとってはお馴染みでオススメの公園らしく
ブログにも度々出てくるほどだったので、一度行ってみることにしたのですが、まさかここまでとは・・・

やっぱり長岡ナンバーばかりですが、そんなに人気の公園だなんて期待が高まりますねぇ♪

臨時駐車場に車を止め、臨時入場門から入園することとなったのですが、
ここまで混雑しているのは、前日は雨が降り、
そしてこの日は素晴らしくいいお天気だったことも1つの要因なんでしょうね。

新潟の秋は短いですからねぇ、みんな考える事は同じです。

イメージ 2

迷子の札を背中に貼った息子は準備OK!
さっそく、楽しそうなモノが目に飛び込んできたようで、そこにまっしぐらです。

そこは、「まるたステップ」や「ターザンロープ」「くものネット」「ピラミッドのぼり」「ロープわたり」
「ネットトランポリン」などなど、26種類もの木製遊具が集まるところです。

息子が一番最初に目をつけたのは今年の夏にリニューアルしたばかりの長く大きな「ローラーすべりだい」。

さすがに2歳児一人で滑らせる訳にもいかないので、ボクいっしょに滑りましたが
けっこうスピードも出てこれは大人でも楽しいですよ。

ただローラーの凸凹でお尻が痛いんですけど・・・

息子は『もう1回』と言って何度もやりたがるのですが、こんなにたくさんの遊具もあるし
ボクのお尻も壊れる前に別の遊具に移動です。

イメージ 3

「まるたわたり」や「いっぽんまるたわたり」「まるたへいきんだい」でバランス感覚を養ったり、
「ころりんじょう」で遠くを見渡したり、「はばひろすべりだい」も滑りました。

そしてこの公園で1番人気なのが「ふわふわドーム」だそうです。

まるで雲の上にいるような白い山型トランポリンで
多くの子どもたちがひたすら跳んだり、跳ねたりしていますよ。

幼児用の「ふわふわドーム」もあって、そこに息子をのせてあげたのですが、
割と息子よりも大きな子が周りで跳ねていたので、どうしても息子はタイミング合わず
ただ寝ころんでいる事しか出来ませんでした。

息子にとって単なる不安定な足場でしかなく、
あんまり面白くなかった様で『あっち行く!』と言われちゃいました・・・

イメージ 4

もう、この遊具のゾーンだけで息子は1日遊んでいそうですが、せっかく来たのでいろいろ巡ってみようよ。

と、その時、ステージ方から太鼓の音が・・・

よくお祭りにも行っている息子は、太鼓の音がすると身体が踊るらしく、
割と素直に遊具を後にして太鼓の方へと向かいましたよ。

これはこの長岡地区の悠久太鼓というそうです。

演奏の途中で、太鼓体験コーナーがあって息子も自ら積極的に参加しましたが、
いざバチを持たされるといまいちどうしていいかわからず、
「カッ カッ」と太鼓の角ばかり叩いていましたよ。

イメージ 5

どうやら、この日を含めた10/6日(土)~8(月)の3連休は「ふるさと越後の秋まつり」と題して、
このステージを使ったものや、グルメのテントなど様々なイベントが行なわれていたんです。

それもあって駐車場は混雑していたんですね。
でも中に入れば広大な土地なので広々遊べますよ。

このステージのある外周1km直径300mの広大な芝生の広場「緑の千畳敷」には
その他にも息子がよろこぶイベントが行なわれていました。

「アクアマリン福島」の移動水族館が来ていて、
そこでは伊勢海老やカニ、ヒトデなどの海の生物と触れあえましたよ。

イメージ 6

さすがに巨大な伊勢海老にはビビった息子も、よく「マリンピア日本海」の
タッチ水槽で遊んでいたので、ヒトデはお馴染みの生物です。

また「寺泊水族館」からはケヅメリクガメが来ていて、
普段ウチで買っているゼニガメの「ズゴック姐さん」には触っちゃダメと言われているので
この機会に、どの子どもよりも積極的に甲羅を触りに行っていましたよ。

イメージ 7

さらに山古志で人気のアルパカも来ていました。

この優しい顔にモコモコした毛も息子はとっても触りたがっていたのですが、大人気でまったく手が届かず。

抱っこして触らせてあげようと思いましたが『自分でやる~』と抵抗したので、
結局触る事が出来ませんでした・・・

最近、息子は何でも自分でやりたがるんですよねぇ。
チャレンジ精神はいいんだけど、あんまり上手く出来たためしが無い。
まあ、こうして失敗を重ねて経験値を上げていくんでしょうけどね。

イメージ 8

この暑い夏にこの「国営越後丘陵公園」で大人気だったのは「水遊び広場」。

「ウォータートンネル」「ミストツリー」「ウォータードーム」「人力水車」など、
『子どもに戻って遊びたいなぁ』と相方も言うほど楽しそうな水のアトラクションが満載♪

この日もいいお天気だったので飛び散る水しぶきからはキレイな虹も出ていて
多くの子どもたちが遊んでいましたよ。

水遊びが大好きな息子は遊びたくてしょうがなかったみたいですが、
紙オムツで水に入っちゃダメなんだってさ。

イメージ 9

まあ、着替えも持ってきていないし、濡れない場所で遊べる「ウォーターマシンガン」で遊ぼうよ。

これは池の中の的に水を当てると、ここのキャラクター「ころりん」の
イラストが出てくるという仕組みになっているのですが、
その意味もわかっていない息子も、水の噴射だけで大興奮でした。

まあ、順番を待っている子もいるので、息子を引き離すのも大変でしたが。

残念ながらもう寒くなってきたので、この「水遊び広場」はこの日をもって今年は最後なんだそうです。

イメージ 10

また、この隣の大きな修景池「越の池」では時間になると音楽が流れ、
そのメロディに合わせて噴水が踊り出す、幻想的なショーもあるんですよ。


さらに、ボクらがここに来た一番の目的は季節の花々が咲き誇る「花の丘」です。

春は「チューリップ」が有名ですが、秋は一面を赤やピンク、白で埋め尽くす「コスモス」。

今年は暑さがつづいたために、背丈だけがやたら伸びたそうですが、
ラッキーなことに開花は遅くちょうど見頃の時季に出会えることが出来ましたよ♪

息子もピンクの壁に囲まれた小道を『あっち! こっちだ!』と言いながら迷路気分で楽しんでいました。

10/21(日)までは「コスモスまつり」と称して鮮やかな色彩を楽しめるそうです。

イメージ 11

また、10/28(日)までの同時季開催で「香りのばらまつり・秋」というのも行なわれていましたよ。
これも多くの人が訪れた理由なんでしょうね。

バラは初夏が見頃だと思っていましたが、秋はここの574品種2200株のうち約2/3が開花するんだそうです。
まだ5分咲き程度でしたが「香りのばら園」にはその名の通りいい香りが漂っていましたよ。

どうやらこの園のメインゲートはこの「バラ園」の横にある様ですね。
本来なら入場していきなりこの香りが迎えてくれるみたいです。

イメージ 12

キレイな花を観賞しながら美味しいもんを食べたくなるのは、日本人の性なのか?

「ばら園」の中にある売店「ROSE CAFE」でボクと息子は「バラのソフトクリーム」を、
相方は「ローズティ」をいただき、五感でバラを味わいました♪

なぜか息子にはこの花の名を「ローゼス」と覚えさせてしまいましたよ。
そんな優雅な気分になっちゃいました。

ごちそうさまでしたぁ~♪

イメージ 13

とりあえずぐるりと園内を一周したのですが、この園内を見渡せる丘の上に
「天・地・人のフォリー」という展望台がずっと見えていたので最後にそこに行ってみようと思ったんです。

そこには昔「片刈城」というお城があったそうですよ。

しかし、そこまで行く無料のバスがもう閉園も間近で終了。

自らの足で435段の石段を登れば行けるのですが、さすがに息子を抱っこして登るのはキツイので断念。
息子自身に登らせたら閉園時間に間に合わないですしね。

ちょっと気分だけでも中腹にある「旧新潟税関」を模した途中の展望台まで登り、
冬は真っ白で北陸地方最大級のソリゲレンデになる、夕日に照らされた緑の斜面を家族3人で駈け下りました。

イメージ 14

いやぁ~遊んだ遊んだぁ~ 息子もお昼寝していませんよ。

たかが公園だとこれまでナメていましたが、季節ごとに表情を変える自然は豊かだし、
「ディスクゴルフ」や「変形自転車」など、まだまだ遊ぶところはたくさんありますし、
イベントも随時行なわれていて、さすが有料なだけはありますねぇ。

でも実はこの「国営越後丘陵公園」は2つのエリアに分かれていて、今回遊んだのは「健康ゾーン」。

もう一つは動物や植物とふれあえる「里山フィールドミュージアム」があるのですが、
この2つのエリアだけでも150.1haもあるめちゃくちゃ広大な場所なのに、
なんと!未だこの公園は開発途中らしく、現在開園されているのはたった1/3なんだそうです。

これからどんな公園になるか楽しみですねぇ~
「国営越後丘陵公園」、また来ようっと♪

ちなみに今週末の10/14(日)と21(日)は、入園無料なんだそうですよ。
「国営越後丘陵公園」

新潟県長岡市宮本東方町字三ツ又1950-1
電話:0258-47-8001(越後公園管理センター)
開園時間:4、9、10月/9時半~17時、5~8月/9時半~18時、11~3月/9時半~16時半
    ※イベントによって変更があります。
休園日:月曜日(月曜日が休日の場合は翌火曜日)
    12月第2月~水曜日、年末年始(4、5、8、10月は無休)