9/15(土)にアウェイの「万博記念競技場」で行なわれた
J1リーグ第25節「ガンバ大阪 vs アルビレックス新潟」に家族3人で参戦してきました!
J1リーグ第25節「ガンバ大阪 vs アルビレックス新潟」に家族3人で参戦してきました!
日にちはちょっと経ってしまいましたが、旅の記録ってことで・・・
そうなんです! 今回の遅い夏休みの旅先を大阪にしたのは、この一戦があったからなんですよ。
そうなんです! 今回の遅い夏休みの旅先を大阪にしたのは、この一戦があったからなんですよ。

だって現在アルビはリーグ戦、勝ち点24で16位のJ2降格圏内の崖っぷち。
残り10戦で最低1つは順位を上げなければJ1に生き残れないんですよ。
しかし、この時期になるとどのチームも必死なのでなかなか自力だけで昇るのは困難です。
そんな中、今回の相手は勝ち点で並び、順位は一つ上の15位である「ガンバ大阪」です!
これは願ってもいない直接底辺対決なんですよ!
これは願ってもいない直接底辺対決なんですよ!
息子が参戦したアウェイの試合はこれまで負けた事がありません。
そのジンクスを継続してほしい・・・
そのジンクスを継続してほしい・・・

前節では残留争いのライバル「セレッソ大阪」にホームで敗北し、
その直接対決であるチャンスを無駄にしてしまいました。
もうこれでホントにホントのラストチャンス。
ガンバ相手にアウェイではまだ1勝しかした事が無いなんて言っていられない。
ガンバ相手にアウェイではまだ1勝しかした事が無いなんて言っていられない。
しかし、それは相手も同じ事。 これは単なるリーグの一戦ではありません!
「敗北」=「J2降格」・・・そういう意味を持った、
両者生きるか死ぬかの戦いだと言っても過言ではないでしょう。
両者生きるか死ぬかの戦いだと言っても過言ではないでしょう。
だからこそ、生きるも死ぬもアルビと共に・・・
この一戦をアルビのサポーターとして全力で戦いに大阪まで来ましたよ!
この一戦をアルビのサポーターとして全力で戦いに大阪まで来ましたよ!
って、実はこの戦いに参戦することは数ヵ月前から決まっていて、
その時はここまで大事な一戦になるとは思ってもいませんでしたけど・・・。
その時はここまで大事な一戦になるとは思ってもいませんでしたけど・・・。

この日のスタジアムは『1DAY MATCH 万博蹴結』と題して、
元ガンバの本並健治が監督として率いるなでしこリーグの「スペランツァFC大阪高槻」の
「INAC神戸レオネッサ」戦とのダブルヘッダーだったり、
ガンバ自身は「シャンパンゴールド」の特別仕様のユニフォームになっていて色々盛り上がっていました。
なでしこは見ませんでしたが、このお祭りムードはいいですねぇ♪
試合が終わった時にはアルビの勝利につながる賑わいになっている事を願います。
試合が終わった時にはアルビの勝利につながる賑わいになっている事を願います。
また、食べ物も充実していてボクは「美味G横丁」で、大阪名物の駅弁、水了軒「八角弁当」を購入。
夕飯としてはまだ早かったので、足りなかったらスタジアム内で追加調達しようと思ったら、
売店には、たこやき、いかやき、お好み焼き、などの粉モンばかりで、さすがは大阪♪
売店には、たこやき、いかやき、お好み焼き、などの粉モンばかりで、さすがは大阪♪
・・・しかし気分も高揚、腹も満たされましたが、なんだろうこの緊張は?
この日はこの運命の一戦に朝からちょっと情緒不安定ですよ。
この日はこの運命の一戦に朝からちょっと情緒不安定ですよ。
まるでお昼頃突然の豪雨が降り、そしてまた灼熱の太陽が差したこの日の天気みたいです。

先日、天皇杯2回戦「サウルコス福井」との戦いで逆転勝利しましたが、
正直ボクにはよろこびが湧きませんでしたよ。
もちろん、天皇杯という初タイトルは喉から足が出るほど欲しいですよ。
でも、それも全てはリーグ戦で生き残る事が出来ての話。
でも、それも全てはリーグ戦で生き残る事が出来ての話。
まずはこの「絶対に負けられない・・・」
いや、「絶対に勝たなければならない戦い」に勝利することから始まるのだと思います。
いや、「絶対に勝たなければならない戦い」に勝利することから始まるのだと思います。
そんな胸が張り裂けそうな緊張感の中、いよいよ運命の戦いが19:03にキックオフです!

左サイドバックにはケガから復帰したキムジンスを配し、その前にはアランミネイロで、
ほぼ厳選されたベストメンバーという感じ。
しかし、そんなメンバー構成への期待に反しアルビはまったく前に行かない・・・
ミシェウもロペスも下がり気味、亜土夢のサイドを駆け上がるシーンもまったく見られません。
細かいボール回しをしますが、横やバックパスばっかり。
あまりパスが上手いチームじゃないので案の定パスミスなどで相手に奪われてしまう。
あまりパスが上手いチームじゃないので案の定パスミスなどで相手に奪われてしまう。
上空に雷雲が轟き、雲行きがとっても怪しい・・・そして、アルビも何だかおかしい。

このアルビの試合運びからアルビのスタンドからも
『ビビってんじゃねぇ~よ』とゲキを飛ばす声も聞こえます。
そして稲妻が走りだし、雨脚が強くなった前半14分、その流れに沿った想像通りの結果が!?
試合を頻繁に止める性質のある佐藤隆治主審が、
日本代表のフリーキックの名手でもある遠藤選手にFKを与え、
そのボールは壁に当たるも、それを拾った遠藤選手がレアンドロ選手へパス。
日本代表のフリーキックの名手でもある遠藤選手にFKを与え、
そのボールは壁に当たるも、それを拾った遠藤選手がレアンドロ選手へパス。
それに三門が対応しましたが、レアンドロ選手の右足から放ったシュートは
アルビゴールのサイドネットに鋭く突き刺さってしまいました。
アルビゴールのサイドネットに鋭く突き刺さってしまいました。

痛い・・・先制点をガンバに獲られてしまった。
今季J1リーグでの得点は最低の攻撃力を持つアルビ・・・
それに加え、勝たなければいけない試合でこの消極的な試合運び。
それに加え、勝たなければいけない試合でこの消極的な試合運び。
そして、空からはさらに激しい雨が・・・
ここ「万博スタジアム」には屋根も無く、ゴール裏はポールしかないオール立ち見席です。
2歳の息子をこの激しい雨に当てる訳にはいかないので、相方は迷わず外の屋根の下に避難しました。
って言っても、このビジター席付近にある屋根なんて、トイレぐらいしかないんですよ。
って言っても、このビジター席付近にある屋根なんて、トイレぐらいしかないんですよ。
ガンバはやっとJリーグ20年目の今になって新しい屋根付きの
サッカー専用ホームスタジアムが出来ることが決まりましたが、ちょっと遅かったなぁ・・・
サッカー専用ホームスタジアムが出来ることが決まりましたが、ちょっと遅かったなぁ・・・

その後もアルビの闘志には火がつかず、何のために大阪までやってきたのか?
情けなくなるほどガンバの時間帯がつづきます。
っていうか、アルビは攻める気があるのだろうか?
滝の様に降り注ぐ雨にかき消され、ボクらこ声は選手たちに届いていなのだろうか?
そして前半41分、遠藤選手のCKを清水エスパルスから移籍したばかりの岩下敬輔選手が合わせ、
再びアルビのゴールネットが揺れました。
再びアルビのゴールネットが揺れました。
湧きあがる正面のスタンドとガンバの選手たち・・・
正直、「終わった」と思った瞬間でもありました。

しかし、試合は続行。
岩下選手の移籍初ゴールは石川を倒したファールとみなされノーゴールの判定。
審判のサジ加減では、得点が認められてもおかしくないシーンでした。
危なかったぁ・・・笛を吹くのが大好きな佐藤主審で良かったぁ~
危なかったぁ・・・笛を吹くのが大好きな佐藤主審で良かったぁ~
でも結局前半、アルビのシュートは0本。
この激しい雨の中、ハーフタイムで帰るオレンジの観客も少なくなかったです。
ボクも相方がトイレの屋根の下で息子と歓声だけを聞いて雨宿りしている状態だったので、
あの2点目が入っていたら撤収することを考えたかもしれません。
あの2点目が入っていたら撤収することを考えたかもしれません。

しかし、後半のアルビはいったい前半は何だったんだ?と思わせてくれるほど別チームになっていました。
いきなり村上が右サイドの突破をしかけ三門のシュート! その弾かれた球をミシェウのシュート!
さらに、亜土夢もヘディングで落としミシェウのシュートへとつなげます。
さらに、亜土夢もヘディングで落としミシェウのシュートへとつなげます。
なんだ、この怒涛の攻撃は? いきなりアルビが生き返った!?
これはいけるぞ!
聞くところによるとハーフタイム中に柳下監督は選手たちに
『ガンバを怖がっている選手がいるならすぐに言ってくれ。交代するから』と言ったそうだ。
『ガンバを怖がっている選手がいるならすぐに言ってくれ。交代するから』と言ったそうだ。
え~?なんだよプロだろ! 中学校の部活じゃないんだから、最初から全力で勝ちにいってくれよ!

その後もまったくのアルビのペースで、特にミシェウが何度もガンバゴールに襲いかかります。
しかし、ガンバの藤ヶ谷GKがなかなかいい反応で、最後の扉が開かないという感じです。
前半と違って完全にアルビが主導権を握ったのですが、なんともゴールが遠い。
ただ約80分は降っていた嫌な雨は止み、相方と息子もスタンドに帰ってきましたし、
オレンジ色のサポーターは試合の終わり時間が近づいていても、
それが敗戦で終わるなんて少しも思ってはいません。
オレンジ色のサポーターは試合の終わり時間が近づいていても、
それが敗戦で終わるなんて少しも思ってはいません。
そして、ついにアディショナルタイムに差しかかった時、その願いが届きました。
本人にとっては不運のノーゴールになってしまった、岩下選手はまたもやここでも不運が・・・
後半終始粘り強く攻め上がっていたミシェウをペナルティーエリア内で倒し佐藤主審はPKの判定。
しかし、ゴールネットが揺れる瞬間までよろこべない・・・
ホントならここでロペスの背中を押すコールが出るはずですが、
アルビのサポーターは手を組み、頭を下げ、みんなで神に祈ってる様子でした・・・
アルビのサポーターは手を組み、頭を下げ、みんなで神に祈ってる様子でした・・・
まさにこれを入れないと生き残れない、運命のPKです。

そしてアディショナルタイム1分・・・ゴーーール!!
GKの脇の下を通過するアマいコース・・・危なかったぁ~
これで振り出しに戻った! よ~し、あと1点奪うぞ!
これで振り出しに戻った! よ~し、あと1点奪うぞ!
残り時間は4分程度。
しかし、選手もサポーターもアルビが勝利すること以外見えません。
しかし、アルビにとってもガンバにとっても無情な試合終了を告げるホイッスルが鳴りました。
「1-1」のドローで勝ち点1ずつの痛み分けです。
「1-1」のドローで勝ち点1ずつの痛み分けです。

同じドローでもアウェイで追いついたアルビにとっては貴重な勝ち点「1」だったことでしょう。
決してゴール裏の雰囲気も悪くはありません。
これで、息子がこれまで参戦したアウェイでの戦い4戦は全て負けなしの記録更新です。
しかし、アルビはひとつ順位を下げました。
勝たなければならないこの大阪勢2連戦にたった勝ち点「1」では、素直によろこぶ事はできないでしょう。
後半を見ればアルビにだって力がある事はわかります。
しかし、それを90分間出しきらねばJ1のチームでいる資格すらないですよね。
しかし、それを90分間出しきらねばJ1のチームでいる資格すらないですよね。
ボクらはこの大雨の中、プロのサッカーチームを応援しに来ているのですから。
この後半の試合が今後も出来ることを信じます。
この後半の試合が今後も出来ることを信じます。

次のアルビレックス新潟は9/22(土)、再びアウェイの「ヤマハスタジアム(磐田)」で行なわれる
J1リーグ第26節、「ジュビロ磐田」との対戦があります。
今季の磐田との対戦は寝ても覚めても忘れることが出来ません!
ホーム「ビッグスワン」で行なわれた第12節 は「1-6」と惨敗。
黒崎監督を辞任に追い込んだ一戦。
悔しいではなく、ここまで情けないと思った日はありませんでしたよ。
悔しいではなく、ここまで情けないと思った日はありませんでしたよ。
そんな悪夢が過去の話となるように、ここはスッキリとリベンジをしておきたいですね。

♪新潟 新潟 ララララー ララララー 新潟 新潟 ララララー ララララー
俺たちの誇り オー新潟 新潟 新潟 勝利を 掴め~
(「世界の国からこんにちは」のメロディーで)
ホントは万博だけに勝利してこのチャントを歌いたかった・・・