J1第22節「サンフレッチェ広島」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

お盆も過ぎ、稲穂も膨らんできてなんとなく秋の気配が厳しい残暑にも感じられてきた8/18(土)は、
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第22節「アルビレックス新潟 vs サンフレッチェ広島」に参戦してきました!

この日のビッグスワンは1日2試合のダブルヘッダー。

昼間には「プレナスなでしこリーグカップpowered byクリクラ」のグループA第4節
「アルビレックス新潟レディース vs INAC神戸レオネッサ」があり、
ロンドンオリンピックで活躍したあの銀メダリストたちが多く集い、
現在リーグでは圧倒的な強さを見せるレオネッサを一目見ようと、多くの観客が集まっています。

いやいや、やっぱりなでしこもアルビを応援しないとね。

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さらにこの日の甲子園で行なわれている高校野球では、地元の「新潟明訓高校」が3回戦を
まさにこの日に死闘を繰り広げていて、スタンドでもワンセグ観戦している人も多く見られました。

オリンピックが終わってもこの夏新潟はスポーツに熱く熱く盛り上がっている時なんです!

そんなことで夏休みって事もあり多くのご家族がこのスタジアムに足を運んでいます。

ここはいい夏休みの思い出をつくって帰ってもらうためにも勝つしかありませんね。

って、息子にとって昼間は暑過ぎるし、夜は遅くなってしまうので、
ボクは家族を置いて一人で来ていますが・・・

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そんなアルビのトップチームは現在リーグ戦5勝6分10敗、勝ち点21でJ1残留圏内ギリギリの15位。

16位の大宮とは勝ち点1差、15位ガンバとは3差で、考えたくないけど
ここで負けると一気に2つ落ちる可能性があります。

しかし、上を見ると14位のセレッソとは2差ですが、その上13位の神戸とは8差もあり、
1つや2つ勝ったところでは上昇できないという厳しい現実。

なんとか柳下監督にかわって復活の兆しが見えてきましたが、前節の「横浜F・マリノス」戦では
アルビが試合を制していたにも関わらず、相手の勝利への執念が上回り「3-2」の逆転負けという痛い結果に。

もう、これ以上負けている余裕は無い! ここは最低でも勝利を!

そして、その1勝は単なるスタートとして、ここから連勝をしていかないと光が見えてきませんね。

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しかし今回の相手は現在リーグ首位のサンフレッチェ広島!

まずは、たくさんの広島サポーターの皆さま、「ビッグスワン」にお越しいただきありがとうございます。
まあ、半分以上は最近、清水から移籍してきた辻尾真二選手の施設応援団「○辻軍団」こと
紫に色を変更してきた「辻尾ジャパン」の皆さまでした・・・

広島は昨シーズンまでアルビのヘッドコーチだった森保一監督が率いて、千葉ちゃんもいることもあり
あの黒崎前監督が絶対に負けたくない3チームに挙げた1つでもありました。

通算対戦成績は5勝7分13敗で決して相性のいい相手ではありません。

さらに今季アルビの総得点「15」を、たった一人で上回っている佐藤寿人選手(16得点)もいます。

怖い・・・怖すぎる・・・

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いや、相手に不足はありませんよ。
これ以上倒しがいのある相手はいないじゃないですかぁ!

なんてったって今季アウェイで第9節に対戦した時には「0-1」で勝っているんですもん!

アウェイで勝ったのに、柳下監督になってから負けていないホームで立ち止まる訳にはいきません。

それに今のアルビはあの時以上に強くなっているはず!

昨年から背中のスポンサーさまになっていただいた「コメリ」さまの
熱いメッセージ映像では千葉選手が映りスタンドにどよめきが・・・

そして社長より熱いメッセージをいただいた後には全員で起立して、
ちょっと恥ずかしい『エイ エイ オー!』の掛け声をみんなでし、さらにスタンドはさらに奮起しました。

夏休みの子どもを多く含む32,014人の観客の思いをさらに背に、その子たちの夢を壊さないよう、
J1通算100勝をホームで達成したという、いい思い出をつくるための戦いが19:03に始まりました!

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アルビは立ち上がりから積極的に前へ前へとボールを送れていますよ。

この積極的な攻撃姿勢は、前節負け試合になってしまったとは言え、
あの堅守マリノスを完全に崩してとって2得点が自信になっていることでしょう。

さらにはオリンピック代表のセンターバックとして戦ってきた鈴木大輔の帰還が
大きな安心となっている事もその原動力だと思われます。

そして、左サイドバックには初のビッグスワンデビューの坪内がスタメンで気合が入っていて、
坪内とミキッチ選手とのマッチアップは熱くさせるものがありましたね。

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激しい攻防戦はアルビがやや押し気味かな?
首位のチームに怯むことなく前に前にと攻めてますよ。

このままいけば先制点はアルビに転がる!

・・・そう思ってアルビが前がかりになっていた前半26分・・・

広島の青山選手が後方から一気に前線へスルーパス。
その一瞬の隙にディフェンダーの裏を抜け出したのはあの怖い佐藤寿人選手。

東口の動きとボールの軌道を冷静に見てアルビのゴールに流し込みました。

なんと、先制点は広島。

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たった1本のタテパスで得点だなんて、さすが現在得点王の佐藤寿人と
首位の広島・・・そしてとっても悔しいッス!

なんとか前半のうちに振り出しに戻したいと思うもこのまま前半終了。


そしてハーフタイム・・・ドンドンドドド~~~~ン!!

またもや前回のホームにつづき、ハーフタイムには40発の打ち上げ花火があげられましたよ♪

って、アルビのゴール裏からはほとんど見えないのでまた外まで走っていきましたが・・・

2度もハーフタイムの打ち上げ花火があるなんて、花火王国新潟らしくてかなりいいですよ。
ぜひこれからも夏の風物詩にして欲しいです。

そして、クラブも気合が入っていることが伝わってきました!

そんな思いをしかと受け止めて、後半はもっと気合を入れてサポートし、
これを絶対「アルビの勝利の花火」にしますよ!

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後半も運動量ではなんとかアルビが勝っているように見えます。
とりあえず早い時間に追いつこう!

と、思っていたのに・・・後半10分またしてもこの人がアルビの前に立ちふさがりました。

佐藤寿人選手がドリブルでアルビゴールの右サイドに切れ込み、マイナスの方向へ折り返し。
そしてこれを石原選手が右足で合わせ追加点を奪われました。

これで「0-2」。

なんと、流れも内容も劣っているとは思えなかったのに、
やっぱりそういう時に決めるのっていうのがエースってもんですよねぇ?

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いったいウチのエースはどうなのよ?
なんでブルーノロペスはあんなに決定的シーンを決められないかなぁ?

じゃあ、アルビのエースってこの人なのかなぁ?

後半12分には村上に代え 矢野貴章を投入!

たのんだぞ! 負けてる試合の途中から入ったFWの選手に期待すること、
・・・それはたった1つ!「ゴールすること!」

それだけ、それだけでいいんだぞ! 仕事しろよ!

あぁ・・・特に広島の選手をビビらせる活躍ができていない・・・

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さらに、後半21分にはキャプテンの勲 を下げ、よりアグレッシブな木暮郁哉を、
後半31分にはチャンスメイクしたけどミスも多かったミシェウから
フレッシュなアランミネイロを投入。

しかし、今年のアルビは交替選手が流れを良い方向に引っ張ってくれる選手がいない。

さらに、前節のマリノスを見ても、今節の広島と比べてみても、
アルビには流れがどうであっても揺るがない絶対的な武器が無い事を思い知らされます。

唯一アルビの強いところは、大輔や東口などの絶対的な盾。
ホントこの試合の東口は特に忙しかったですね。

盾はあっても矛が無いアルビ・・・このまま得点がとれず「0-2」で試合終了です。

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これでアルビは連敗の3戦勝ち無しです・・・J1100勝目もおあずけ、ホームでは2ヶ月も勝っていません。

これじゃあ、せっかく夏休みにスタジアムに来た少年少女たちのいい思い出にもなれませんね。

・・・って、今節は大宮とガンバが勝ち、この敗戦でアルビは一気に2つ落ちてリーグ17位!

さらに「アルビレックス新潟レディース」も「新潟明訓高校」も負けたしね。
ボクらオッさんにだっていい思い出にはなれませんよ。

クソ、クソォ~・・・なんで新潟ばっかり、いいこと無いなぁ~悔しいよ~

ゴール裏はやはりこの順位で、連敗なので当然ブーイングです!
それを坪内がしばらくどんな思いなのかは知りませんが、ジッっとスタンドを見つめていましたね。

ゴール裏の1部にはコールリーダーを無視してアルビコール始めたエリアがありました。

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たしかに、選手たちはこの暑い中最後までガンバった。 内容も悪くなかった。

しかし、それじゃあマズいって! 今欲しいのはとにかく内容より結果のはず!

『次にはつながるいい内容だった』・・・じゃあ、いつ結果を出すの?
来年その成果をJ2で発揮させるの?


これまで勝ち点「38」以上でJ2に落ちたチームはいないので、
それをボーダーラインにするとアルビはあと「17」必要。

残り12試合でアルビは6勝、すなわち2戦に1回は勝ちたいところです。

もうこれ以上は負けられない!

・・・って、あのぉ~広島の皆さん・・・ここはホームじゃないんですけどぉ・・・
さっさと祝勝会やるなどして新潟にお金を落として、気をつけて帰ってくださいよ。

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次のアルビレックス新潟は8/25(土)、アウェイの「カシマサッカースタジアム」で行なわれる
J1リーグ第23節、「鹿島アントラーズ」との対戦があります。

今季鹿島とはリーグ戦で 第16節に戦い、「0-0」のスコアレスドロー。

リーグ戦での通算対戦成績は5勝7分5敗とまったくの五分五分なのですが、
ここ8戦はずっと負けていなく、黒埼前監督になってからはかなり相性のいいチームなんです。

まあ、今季6/6(水)にホームで行なわれた上野監督代行のナビスコCは敗戦でしたが・・・

と言う事で、黒崎前監督が負けなかったチームに、
そこからパワーアップしたはずのアルビが負けてはいけませんもんね。

つかみとるのは勝ち点3のみ!