6/16(土)はホーム、「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第14節「アルビレックス新潟 vs 清水エスパルス」に参戦してきました!
J1リーグ第14節「アルビレックス新潟 vs 清水エスパルス」に参戦してきました!
J1リーグは中断期間を経て3週間ぶりの開催。
この日は雨も降ったりやんだりでしたが、すっかり新潟の田んぼも青みがかってきて、
穏やかなお天気の日々も多い季節になってきました。
穏やかなお天気の日々も多い季節になってきました。
しかしここビッグスワンに穏やかな日はまだ訪れていません!

5/21(月)、黒崎久志監督と西ヶ谷隆之ヘッドコーチが辞任し、
その後アルビレックス新潟ユースの監督を務める上野展裕氏が監督代理として
J1リーグ第13節と、ナビスコCの3試合の指揮をとりました。
その後アルビレックス新潟ユースの監督を務める上野展裕氏が監督代理として
J1リーグ第13節と、ナビスコCの3試合の指揮をとりました。
そこでの結果は、ナビスコCでとった唯一の勝ち点1。
今季のリーグ戦は2勝3分8敗で勝ち点9の17位。
タイトルを狙えるかもと思ったナビスコCも1試合を残し予選敗退が決定しましたね。
タイトルを狙えるかもと思ったナビスコCも1試合を残し予選敗退が決定しましたね。
そして、このまま上野アルビで行くのかどうかみんなが不安な気持ちで過ごした長すぎる3週間。
ついに6/11(月)に新監督が決定!
ついに6/11(月)に新監督が決定!
それは、「柳下正明」監督!

柳下監督といえばジュビロ磐田の監督を2度務め、2003年にはリーグで優勝争いをし天皇杯を優勝。
2度目の就任の2010年にはナビスコCの優勝も演出しています。
2度目の就任の2010年にはナビスコCの優勝も演出しています。
また、2004年からは当時J2のコンサドーレ札幌の監督を務め、
2006年の天皇杯では史上初のベスト4まで進出したんですよ。
2006年の天皇杯では史上初のベスト4まで進出したんですよ。
この時アルビも直接あたって敗退した苦い経験がありますね。
カップ戦に強いというイメージがありますが、菊池や健太郎は磐田時代、
征也は札幌時代に育ててもらった事もあり、とにかく味方となってくれて心強い監督です。
征也は札幌時代に育ててもらった事もあり、とにかく味方となってくれて心強い監督です。
って、賛否両論はありますが、ここまで来たら信じるしかないでしょ!
「柳都にいがた」に「柳下監督」・・・なんだかふさわしいと思えてきます。

まあ、ただ一つ心残りなのが、監督代行としてアルビ率いていてくれた
上野さんは新潟ユースの監督に戻るそうなのですが・・・
上野さんは新潟ユースの監督に戻るそうなのですが・・・
しかし、上野さんが引き出してくれた選手たちの闘志、特に得点をとる事への執念。
実際はとれてはいませんが、その高めた気持ちは無駄にはなっていないでしょう!
実際はとれてはいませんが、その高めた気持ちは無駄にはなっていないでしょう!
そんな、就任わずか5日目の柳下アルビ初陣の相手は今季若手が大爆発し、リーグでは7勝2分4敗の4位。
ナビスコCではアルビと同じBグループで全勝のトップと絶好調のチームです。
ナビスコCではアルビと同じBグループで全勝のトップと絶好調のチームです。
その勢いのまま、こんなに清水サポーターの方がここビッグスワンまで来てくれました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これまでのリーグ対戦成績は6勝4分6敗ですが、
絶好調のチームに対して、これから這い上がろうとしているチームの「オレンジダービー」。
絶好調のチームに対して、これから這い上がろうとしているチームの「オレンジダービー」。
決して互角とは言えないでしょう。

試合開始前にはブンデスリーガーのVfBシュツットガルトにレンタル移籍中の
酒井高徳から会場へ向けての挨拶がありました。
酒井高徳から会場へ向けての挨拶がありました。
『ボクがアルビにいた時も苦しい時は幾度もあった。
それでもチームはこれまで何度もそれを乗り越えてきたし、乗り越えられると信じている』と言って
それでもチームはこれまで何度もそれを乗り越えてきたし、乗り越えられると信じている』と言って
ゴール裏まで来て一緒に勝利を誓うバンザイ五唱をしました。
って言うか、まだアルビの選手でもあるんだから、試合に出て助けてくれないだろうか?
無理なんだろうねぇ~

さあ、柳下監督に変わりアルビの目指す事は『来シーズンもJ1にいるということ』。
特に高徳が助けてくれる訳でもなし、選手の補強も無いので、すぐには結果が出ないかもしれません。
だからこそそのためにはボクらサポーターも一丸となって戦わねばならないですね!
だからこそそのためにはボクらサポーターも一丸となって戦わねばならないですね!
この日は毎年1、2を争うほど熱いローソン様の「サンクスデー」です。
10回目となる今年もローソン様の縦じまユニフォームが揃い、
「アイシテルニイガタ」の大合唱でスタジアムを沸騰させます。
「アイシテルニイガタ」の大合唱でスタジアムを沸騰させます。
さて、オレンジ一色に染まった23,797人のスタジアム。
いよいよ柳下監督のもと新生アルビが羽を広げ、19:03にキックオフです!!

最近、J1リーグが休みの間、日本代表の試合やユーロサッカーのレベルの高い試合を見ていたから
アルビのプレイの色んなところが目について歯がゆくなりますが、これとそれは別物。
アルビのプレイの色んなところが目について歯がゆくなりますが、これとそれは別物。
アルビの立ちあがり・・・監督が変わったからと言って、プレイをガラリと変えるまではいきません。
長所であるハードワークから織りなす激しい前線からのプレスを活かしより効率的に!
選手たちの気迫は今までにないほど迫力があります。
しかし、これが絶好調のチームなのか?
清水はアルビの激しいプレスに翻弄されパスミスになったとしても、
結果周りの選手がフォローして清水の足元のボールが収まる。
結果周りの選手がフォローして清水の足元のボールが収まる。
守っても守っても、いつまでたってもアルビの守りの時間は終わらない。
当然アルビの攻める時間は訪れません。
まさに清水のワンマンショー。

そんな中アルビはファールで止めるしかない時もあり、FKのピンチをしのいだりしましたが、
やはり不安なのは激しいファール。
やはり不安なのは激しいファール。
そう思って間もないうちに事は起きてしまいました・・・
右サイドバックのキムジンスが前半5分に早くも相手を倒してイエローカード。
ただでも早い時間でキツいのに、20歳という若さが出たのか?
その後もジンスのラフプレイはつづいてしまったのです・・・
その後もジンスのラフプレイはつづいてしまったのです・・・
おぉ、ジンスよ、第12節の退場の記憶をもう無くしてしまったのかい?
しかし、そんなジンスを柳下監督は見過ごしませんでしたよ。
前半26分に思い切ってジンスを磐田時代の教え子、菊地に交替。

早すぎる1枚目の交替にかなり不安になりましたが、また10人になってしまうかもしられない不安を抱えたまま
残り時間をプレイするよりましですもんね。
残り時間をプレイするよりましですもんね。
あとあと思えばこの早い柳下監督の決断がものすごく良かった気がします。
しかし、だからといって清水の支配がおさまる訳でもなし・・・
ガマンの時間はおうえんの永遠に続くと思った前半39分。
ミシェウがノールック気味のスルーパスを左サイドを走りこんだ亜土夢のへ!
そして、相手GKとDFの間に丁寧にはやいクロス入れると、
そこに柳下監督の札幌時代の教え子、征也が滑り込んだ!
そこに柳下監督の札幌時代の教え子、征也が滑り込んだ!

ゴーーーーーーーーーーーーール!!
なんと、この試合1本目のシュートで先制点ゲット!
この瞬間、あの強面の柳下監督もガッツポーズ。
先日に6/5にご長男君が生まれたばかりの征也は待望だったゆりかごダンスを、
自らのゴールで踊ることが出来ました!
自らのゴールで踊ることが出来ました!
よっしゃぁ!!
ここから後半に向けて激しくなっていったのはビッグスワンに打ち続ける雨だけではなく、
選手やボクらサポーターのボルテージも上昇しまくりました。
選手やボクらサポーターのボルテージも上昇しまくりました。
前半は完全に清水に支配されていたゲームが、後半は互角以上に見えました。
が、やっぱり決定的なシーンは迎えられず追加点を思わせるシュートはほとんど打てません。
まあ、ミシェウやロペスの突破がこのスリッピーなピッチで押されたり、
バランス崩してコケるのはしょうがないとしても、シミュレーションをとってイエローなのは
ちょっとキビしい判定な気がするけどね・・・
バランス崩してコケるのはしょうがないとしても、シミュレーションをとってイエローなのは
ちょっとキビしい判定な気がするけどね・・・
しかし、何とか武蔵や平井を投入し、守備的になり過ぎず、集中力も運動量も落とさず、
長めの4分のアディショナルタイムも粘り、ようやく待ちに待ったこのホイッスルを聞く時が・・・
長めの4分のアディショナルタイムも粘り、ようやく待ちに待ったこのホイッスルを聞く時が・・・

か・・・勝った・・・やっと勝ったよぉ~~っ!!
そして、何より柳下アルビの初陣にして、初勝利だ!
試合後、柳下監督は『もともとこの粘り強さはアルビのストロングポイントとしてあったものだ』
と、言っていますが、後半は清水のシュートを1本で抑えましたもんね。
と、言っていますが、後半は清水のシュートを1本で抑えましたもんね。
ただ、アルビのシュートもこの試合3本のみ。
3本のシュートで勝ち点3がとれたと言えば、素晴らしい感じもしますが、
明らかにまだまだ攻撃力という部分では、足りなさすぎますね。
明らかにまだまだ攻撃力という部分では、足りなさすぎますね。
でも、今夜は待ちに待った待望の勝ち点3だ♪
素直によろこびたいと思います。

バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンだぁい♪ ばんふぁあ~い ばふ・・ざ・・・ぃぃぃぃ・・・うぅぅぅ
なんだ? この頬を伝わるものは? 雨か?
うれしくて、何だか心の奥から溢れてきてとまらないよ・・・うぅぅぅ・・・うれしい。
辛かったけど、信じてきて良かった。
でも、やっと一歩踏み出せただけ・・・もう3ヶ月も遅れてしまったけどやっとスタートが出来た。
ここから反撃の開始です!
今節のヒーローインタビューはもちろんワンチャンスを活かし、決勝弾につなげた征也。
その征也も同じ事を言っていました。
この勝利で当然満足せずに、出来るだけ勝ち点を積み重ねていきたいと。

次のアルビレックス新潟は6/23(土)、アウェイの「ホームズスタジアム神戸」で行なわれる
J1リーグ第15節「ヴィッセル神戸」との対戦です。
J1リーグ第15節「ヴィッセル神戸」との対戦です。
神戸とは今年、ナビスコC第3節で戦っていますね。
そして今季唯一のホームでの勝利をくれたチームです。
高知キャンプのプレシーズンマッチでもキャンプ中唯一の勝たせてもらいましたね。
高知キャンプのプレシーズンマッチでもキャンプ中唯一の勝たせてもらいましたね。
しかも、通算対戦成績では11勝4分2敗とかなり相性のいい相手。
いやいや、相手も西野監督に変わりついに初勝利を手にしましたよ。
っていうか、今のアルビに楽な相手なんてこのJ1リーグに存在するはずがないですね。
っていうか、今のアルビに楽な相手なんてこのJ1リーグに存在するはずがないですね。
神戸も順位が近いので、ここは確実に仕留め上昇の足がかりにしたいところです!
ただ、今週末まではちょっと浮かれて歌っていたいと思います。
♪ラララ ララララ~ ラララ ララララ~ 勝利に向かって 突き進め新潟