サーオル、トルコ♪ | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

メルハバ~♪(こんにちは)


前回の「エフェス」の記事からだいぶ間があいてしまいましたが、
3/19(月)~24(土)、4泊6日の長期で行ってきた「トルコ」の出張記のつづきです。

そしてついに今回で最終回。

無事に業務も終わり、ちょっとした観光もし、お土産も買ったし、あとはひたすら新潟に向けて帰るだけ。

ただ、これが業務よりキツ長い長い移動なんですよねぇ。

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まずはボクらが4日間過ごした「ベルガマ」の街から
「エフェス遺跡」のある「セルチェク」の街まで約2時間半。

そこからエーゲ海を臨みながら1時間かけてトルコ第3の都市と言われる
「イズミール」に行き、国内線に乗ります。

荷物をあずけようとしたら問題発生!

ゲゲゲ! なんと重量オーバー!

あれれれ、そんなにお土産を買ったつもりはなかったのに
エコノミークラスは無料で預けられるのは20kgを2kgオーバー!

いつもだったらホテルの体重計とかで量ったりするのですが、今回のホテルには無かったんですよねぇ。

超過料金を支払わなければ・・・って、これは業務費用として精算しましたけど。

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ちなみに、トルコの通貨はトルコリラ以外に、ユーロやUSドルも使えるところが多いんです。

そして、どの通貨も日本円換金率が違っていて、この時はUSドルが一番お得でした。

でも、小さなお店などではユーロやUSドル、カードが使えないところもあるので、
やっぱりトルコリラを持っていた方が安心です。

ただし、トルコリラは再び日本円に戻す時に換金率が悪いので、
出来れば持ちかえらずに使いきっちゃったほうがいいでしょう。

ボクもこの旅ではトルコリラとUSドルの両方を持っていて、旅の終わり頃にはUSドルだけになりました。

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ここ「アドナン・メンデレス空港」は最近出来たような感じでとってもキレいで、
飛行場が好きなボクは搭乗時間までフラフラ見学しましたよ。

シースルーのエレベーターなんて超カッコ良かった♪

これまたトルコの豆知識で、ヨーロッパもそうなのですが、
日本のエレベーターの1階はトルコでは「Z」と表記されている事が多く、
これは「グランドフロア」を意味するんですよ。

よって「1」が日本でいう2階に行くボタンなのでご注意を。

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さて、国内線で「イスタンブール」を目指しましょう!

って、ちょっとボロいし狭いなぁ・・・

目の前のカップホルダーっぽいのは壊れているし、お隣はかなり体格のいい方が座っているし。

まあ、搭乗時間約1時間ほどの国内線で良かったですよ。

で、やっぱりそんな短いフライトなのにまたバッチリと機内食が出ましたよ。

今回は席が後ろの方だったので割と早めにもらえたので、ちゃんと慌てず食べられました。

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あっ、と言う間に「イスタンブール」の「アタテュルク国際空港」に到着。

16:05発の成田航空行きの搭乗までは約1時間半あったので、またのんびりと空港内を探検です。

手荷物ももう預けてしまったので身軽だね♪

って言っても、行きの乗り換えの時はころころ搭乗場所や時間が変わっていったので、
常に電光掲示板をチェックしないとですね。

最初見た時は、場所も時間も書いてなかったし・・・

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さすが、イスタンブールはアジアとヨーロッパ、アフリカやロシアの玄関口だけあって
空港はスゴい活気があって賑わっています。

さまざまな人種で溢れかえっているのはもちろん、
ショップや広告などを眺めるだけでもさまざまな文化が目に入ってきて面白すぎます。

結局、トルコでは田舎町でしか滞在していなかったけど、
色んな文化が交り合う都会もきっと面白かったんだろうなぁ・・・

ちなみにこれは何かインフォメーションをしているのですが、
人型のパネルに映像を投影したもので、子どもが不思議そうに見ていました。

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ここから「イスタンブール」の中心街は約15kmも離れているので、
行って帰ってくるのはちょっと無理があるけれど、せめて外の空気を吸いに空港の外に出てみました。

あぁ、あっちの方がイスタンブールかなぁと、想像しながら満足して空港に帰ろうとすると・・・

あれれれ!? 出てきたところは出口専用で入れない!
え!? 入り口どこ?

それらしき所から入ろうとするも、どうやらそこはファーストクラス専用っぽい豪華な入り口で
警備員に追い払われた!

ゲゲゲ~・・・どこから入ればいいの? 荷物はまったくないし、超不安です。

とにかく、バスで到着したばっかりの庶民っぽい人に紛れて行ってみよう。

で、結局ちょっと外に出ただけなのに、
また1からセキュリティーチェックを受けなければならずで面倒でした。

まあ荷物もほとんどないので何も調べるものも無いんですけどね。

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さて、いろいろな思い出が出来たトルコともお別れの時間がやってきました。

帰りは約10時間半のフライト予定。

行きより2時間以上早く到着するけど、行きは超ラッキーなほど空いていたんですよねぇ。

さすがにあんな奇跡もうないですよ。

エコノミークラスは満員御礼状態で、ボクの席は3人がけの通路側。
真ん中には細い日本人の青年と、奥には若い外国人女性。

はぁ・・・通路側で出入りは自由だけど、2人が席を立つ度に動かないといけないのかぁ。
夜のフライトだけに寝ている時も起こされちゃうんだろうなぁ・・・

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とにかく、日本に到着するまではトルコ気分で「エフェスビール」を飲みながら映画観賞だ!

こんな時ぐらいしかゆっくりと何本も映画を見るなんてこと出来ないですからねぇ。

行きと同じ「トルコ航空」なので、同じラインナップがそろっています。
って、ことはまず見るのはもちろん行きにエンディング直前で到着してしまった「マネーボール」。


と、思ったら『ただ今機内で、急病人が出ました。
お客様の中に、お医者さまが看護士さまがいらっしゃいましたら、ご協力お願いします』

んぉ!マジで?! ドラマでこんなシーンを見たことあるぞ!
っていうか、以前「イタリア旅行」に行った時もこんな状況がありました。

ん~・・・これで2回目なのに、何も出来ない自分が情けない。

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ボクはひたすら映画を見るしかできず、2本目に見たのはアメリカの映画「TIN TIN」・・・

いやいや、「チンチン」じゃなくて「タンタン」。

ベルギーの大人気の漫画をスティーヴン・スピルバーグが監督して映画化をした
「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」ですよ。

なんだかアニメだかCGだかわからない不思議な世界観でなかなか楽しい感じでしたが・・・zzz







あれれれ、いつの間にか夢の中・・・気づいたら食事が目の前に運ばれてきましたよ。

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これが最初の機内食。

やっぱりトルコのパンは美味しいなぁ♪

そして「トルコワイン」チビチビと飲みながら、再び「タンタン」を意識がなくなった辺りから見る。

昔は飛行機の映画って、上映時間が決まっていて見たいところから見るってことが出来なかったんですけど、
今は好きなところを頭出しや早送り、スロー再生など出来て便利になりましたよねぇ。

さて、市場でタンタンが購入した帆船模型「ユニコーン号」にはどんな秘密が・・・zzz







な!? えぇ~もう、2回目の食事ですか?

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しかも窓のシェードをずっと閉めているので外は明るいのか?暗いのか?
よくわからないけれど、なんとなく朝食な感じですよ。

トルコの旅も間もなく終わりが近づいてきたっていうのに、
まったく「タンタン」が全然頭に入ってきません。

もう一度を巻き戻して、旅の終わりを惜しみつつもう一度思い出の「エフェス」で乾杯です。







・・・zzz  ・・・zzz ・・・zzz



ドドド~~~~~~~ン!?

え!? なに? 飛行機にスゴい衝撃!!

ってもう、成田に着いたのぉ?

ガビ~~~~ン! 結局「タンタン」は最後まで見ることでできませんでした。 チャンチャン

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結局帰りの飛行機をほとんど寝て過ごしてしまったので、まったく長時間移動な感じがしませんでしたよ。

やっぱり仕事での出張でしたし、疲れていたのかなぁ? いや、これはお酒の飲み過ぎですね。

それにしてもボクの窓側にいた2人はこのフライト中1度も席を立たなかったんですよ。
それもそれでビックリです。

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14:10分頃、日本には着いたけどまだまだ家までは遠いです。

ろくに動きもせず、寝て食べてを繰り返していただけなのに
なぜか無性に日本食が食べたくなってしまいました。

でも、6日間も息子や相方と会わなかったことなんてないので、
一刻も早く2人の待つ新潟に帰らねばと、駅の売店で買ったおにぎりでガマンしましたよ。

東京は出発する時より明らかにあたたかく、春が訪れている気配がしましたが、

「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」

と、思わず発したくなるこの新潟の風景。

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あんまり好きではない見なれた冬の風景でも、なんだか温かさと懐かしさがありました。

家族に会えるまでもうすぐ。

はたして息子はボクの事を覚えているだろうか?

ボクの顔見て泣きだしたりしないだろうか?

「ぱぱぁ~」と叫んでくれたらうれしいけどなぁ♪

息子と相方は新潟駅の新幹線のホームで、ボクが到着するのを待っていてくれました。

さて、息子の反応は・・・!?

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・・・『ちんかんせ~ん♪』

結局、息子はボクには泣きも笑いせずのノーリアクション。

新幹線に釘付けでした。

まあ、そんなもんでしょう。




食事が美味しく、文化が面白く、歴史も深く、人が優しいトルコ・・・
今度はぜひプライベートで行ってみたいなぁ。

トルコ出張記、これにておしまい。

「サーオル、トルコ♪」(ありがとう、トルコ)。