J1リーグ第8節「ベガルタ仙台」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

4/28(土)はホーム、「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第8節「アルビレックス新潟 vs ベガルタ仙台」に参戦してきました!

・・・あの屈辱の一戦から一夜明けてやっと冷静になれてきた気がします。

この日は桜も満開を過ぎ、すっかり汗ばむほどのあたたかい陽気になってきた雪国の新潟ですが、
未だにアルビは冬眠中なのでしょうか?

第7節終了時で、今季リーグ戦では1勝2分4敗で16位。

リーグ最小得点の、未だホームでは勝ち無しでとっても凍えそうな状態。
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しかし、相手はリーグ最多得点で6勝1分0敗の現在首位、未だ負け無しのベガルタ仙台です。

開幕戦では昨年のナビスコカップを優勝した鹿島アントラーズをくだし、
第6節では昨年のリーグチャンピオン、柏レイソルとのシーソーゲームを制し、
前節では今年元旦の天皇杯を制したFC東京に「4-0」で快勝しているチーム。

今、誰もが認めるリーグ一勢いのあるチームなんです。

さすがそれだけにこんなに多くの仙台サポーターの方がここビッグスワンにも来ていただいています。

ホント最近来場者数が減ってきたのでたいへんありがたいことです。
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しかし、相手が絶好調であってもここはアルビレックス新潟のホーム。

このGW、ウチも家族で参戦していますが、多くの方が子どもづれでスタジアムに足を運んでいます。

このスタジアムに再び活気を取り戻すためにも、未来を夢見る子どもたちに、プロのサッカーを見せて欲しい!

今、チームは自信を失いかけているのかもしれません。
しかし、そんな時こそボクらサポーターの力が必要な時。
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例え選手が自分を信じられなくなったとしても、サポーターは最後まで選手を信じなければならないでしょう。

選手はもしかしたら来年、再来年、もう新潟にはいないかもしれない・・・

しかし、ボクらは生涯アルビのサポーター。

ここで諦めていい訳がない!

・・・て、もともとレッズのボクが言ってもなんの説得力も無いですが。
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仙台のイメージカラーは「ゴールド」。
しかし、このGWをゴールドの週にさせる訳にはいきません!

仙台の選手紹介では中原選手には拍手だったのに、松下選手にはブーイングだったのは
あのパーマが似合わないから?

さあ、「新潟日報サンクスデー」として入場ゲートで配布されたオレンジシートを掲げ、
大型映像でスタジアムが一体となった!

GWをオレンジ色に染めてスタートさせましょう!

お互いの勝利を信じた24,637人のサポーターの想いをこのピッチに集約し、16:03キックオフ!
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対照的な立ち位置だけど、お互い絶対に譲れない戦いで、緊張感のある素晴らしい試合になる
・・・はずでした。

それがこんなに後味の悪い試合になろうとは・・・

それは「0-1」でアルビが負けたからではありません。

試合結果がどうであってもお金を払ってみるプロサッカーでは無かったと
きっと仙台のサポーターの方も思ったことでしょう。
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そしてボクは今回の主審「中村太」の名前を一生忘れることはないでしょう。

この試合を見なかった人には、アルビのこの成績で、この順位で、この内容で、
審判批判はあまりにも稚拙で、器の小さい、言い訳がましい話だと思われるでしょう。

確かにボクはサッカー経験はほとんど無いド素人です。
しかし、これまでスタジアムで生の試合を何百回と見てきて、これほどまでにお互いの選手も
サポーターも不可解な様子で、ここまで困惑した雰囲気に包まれた試合は初めてでしたよ。
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その始まりは前半6分でした。

左サイドで亜土夢が蹴ったFKがゴール前でクリアされ、
そのこぼれ球を石川が2列目から冷静にトラップしシュート!

ゴーーール!!

ゴール映像も流れ、電光掲示板にも「1-0」と表示されました。
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アルビの先制点として完全に認められていたはずなのに、仙台の林GKが線審に抗議。

すると、キーパーの前にいた大輔がオフサイドだと判定され、そのジャッジが覆されてしまったのです。

たしかに、大輔は相手GKの前にいましたが、ボールには触っていませんし、反応も出来ていません。
それが林GKのブラインドになったのなら、オフサイドと判定されてもしかたないのかもしれません。

しかし、一度ゴールとして認められたものが、時間が経ってからのGKの抗議と、
副審の判定変更で、主審のジャッジが変わるわけ?

え!? どういうこと? なんで? なんで? ベガッ太くん教えて?

こんなの生まれて初めて見ましたよ。
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当然このことに、アルビ側の選手はもう抗議で、サポーターも含め主審に不信感を。

しかし、振り返ってみるとこの時すでにこの中村太主審はゲーム全体が見えてなく、
コントロールも完全に出来ていないことがわかります。

その後、前半のアディショナルタイム1分に貴章が倒されFKを与えられた時に、
なぜかFKのフエを吹く前に貴章に外に出るように指示をしピッチの中に入れず、
FK後貴章がピッチに入った瞬間フエを吹きイエローカードを出すなど、
ホントに警察のスピード違反取り締まりのような罠を張っているかに見える不可解なものをはじめ、

ごく普通のヘッディングの競り合いをしたロペスにもイエローが出たり・・・

そういう主審への「不信感」が重なった事がこの試合を後味の悪い物にしましたね。
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確かに、後半43分にアルビのペナルティエリア内で起こったことは、
ウイルソン選手のシミュレーションになっても、大輔のファールでPKでも、
そのまま流してもいいほどの微妙なプレイでした。

それを主審は大輔にイエローを出し、仙台にPKを与える判定を下したのです。

ここまでのジャッジに「不信感」が無ければ、このPKもアルビの残念なプレイで終わったことでしょう。

しかし、さすがにこれには普段温厚なアルビの選手も、サポーターも怒って当たり前。

こういった雰囲気にさせたのは全て「中村太」主審です。

キャプテンの勲はチームのために抗議しイエロー。
そして、あの優しい東口まで怒りにまかせボールを天に蹴りイエロー。
さらに、ロペスは貴章に止められていましたが、必要以上の抗議をしたために2枚目のイエローで退場。
それでも怒りはおさまりきれず、最後には通訳の渡辺さんに引っ張られながらピッチの外に出されました。

はっきり言ってアルビ選手の軽率で稚拙な感情的なプロとはいえない行動とも言えますが、
人にはガマンの限界というものがありますね。

さすがに温厚なアルビサポーターもブーイングでは済みませんよ。

審判の退場の時に「審判、審判、くそったれ!」とタイコを含めてコール。
子どもがたくさん来ているのに、アルビのサポーターをこんなに下品にさせたのは誰だ!?

ウチの息子もビビって泣きそうでした・・・
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今節のアルビはベテランのウッチーが入ったこともあり、ゲームも落ち着いていて、
仙台の攻撃にしっかりとブロックを作れていたし守備は安定していました。

でも、こんな状況の中でも得点をとるチャンスは少しはあったのに、
前線にフォローが足りなくてシュート前につぶされたりして、
こんな判定をものともしない攻撃力が無かったことは否めません。

それに、相手に松下選手が入ってから勢いがついた時には、アルビのいつもの最後の失速を感じましたし・・・

審判が違えば勝てたのか?と言われれば、そうは言い切れず、課題はたくさんありますよ。


ただ、選手の思いも伝わってきましたし、内容もよくなっていることを感じられただけに悔しいんです。
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微妙な判定を情緒不安定な判定で1点を幻にされ、1点を献上するはめになり、
審判のさじ加減で「0-0」にも「1-1」にも「0-1」にも「1-0」にも転んだ試合ではありました。

それが後半44分ウイルソン選手のPKが決り、「0-1」で敗戦という結果はあまりにも残酷すぎる。

今回でJリーグの主審7回目を務めた初心者の「中村太」主審は
きっとこの試合をコントロール出来なかった事を問われ、
なんかしら再研修かペナルティーが課せられることでしょう。

間違ったジャッジではなかったかもしれません。
でも、公平で円滑で毅然とした正しいジャッジだったとは思えませんでしたね。

案の定、試合後には審判に抗議をするため多くのサポーターが待っていましたよ。

直接審判に抗議出来たかはわかりませんが、そんなサポーターの意志を汲んで
ぜひクラブからJリーグに意見書を出してもらいたいです。

しかし、何があってもアルビが今回失った勝ち点は戻ることは無いでしょうけどね。
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アルビがもしJ2に落ちたら、新潟の経済効果が大幅に落ちることになります。

ボクもそうですが、新潟に住む皆さんにもわずかであっても影響があり、
最悪な場合これまでの生活を続けられないという可能性もあります。

そんな責任を背負って「中村太」主審はフエを吹いている自覚があるのでしょうか?

いや、こんな責任を一人の人間に背負わせるのは酷すぎますよね。

あの伝統の大相撲だって競馬だってビデオ判定や写真判定がありますし、今FIFAだって検討をしているところ。

それにスタジアム内でも、この判定がなんで覆ったのか?説明の放送でもあれば
ボクらサポーターは不可解な判定に困惑しなかったかもしれません。

それをやるべきと言っている訳ではありませんが、
ただ、こういったことを一人の責任で済むほど甘くないことをJリーグは認識し、
2度とこういうことの無いように、そして未来を夢見る少年少女たちが
幻滅しないような環境を検証してほしいです。


なんだか記事を書いていたらまた怒りがこみ上げてきた・・・
主役ではない審判のことを話題にあげるのは好きではないので、もうこれぐらいにしておきますね。

連敗してしまい現在17位まで落ちてしまったという現実を受け止める。
そして、次の試合はすぐやってきますので気を取り直していくしかないですね。
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次のアルビレックス新潟は5/3(木・祝)、アウェイの「広島ビッグアーチ」で行なわれる
J1リーグ第9節「サンフレッチェ広島」との対戦です。

昨シーズンのヘッドコーチだった森保一監督が率いて、さらにはあの千葉ちゃんもいるチーム。

黒崎監督が絶対に負けたくない3チームに挙げた1つですね。

広島との通算成績は4勝7分13敗・・・アウェイでは2009年の1勝のみとはっきり言って苦手なチーム。

しかも現在リーグ2位と絶好調。

しかしもうそんなの関係ない、勝つしかない、信じるしかない!


♪俺たちがついてるさ 新潟 ヤケドさせてくれ このゲーム
俺たちがついてるさ 新潟 伝えたい この思い アイシテルニイガタ!