4/14(土)はアウェイの金鳥スタジアムで
J1リーグ第6節「セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟」が行なわれましたね。
J1リーグ第6節「セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟」が行なわれましたね。
まずは、大阪まで遠征に行かれたアルビサポの皆さまお疲れ様でした。

ここまでアルビは今季のリーグ戦未勝利の絶不調・・・
例年になく補強にワクワクした分、きっとこの試合結果に誰一人として満足はしていないでしょう。
各不調なチームどんどん監督を解任する中、昨年残留争いしたにも関わらず黒崎監督の続投を決心した
貧乏チームのアルビはとっくのとうに、勝つも負けるも黒崎監督と心中の覚悟は出来ています。
貧乏チームのアルビはとっくのとうに、勝つも負けるも黒崎監督と心中の覚悟は出来ています。
今週、開幕戦でアルビに快勝した川崎フロンターレの相馬監督が契約解除になったのはビックリしましたが・・・
これまでアルビが戦ってきた相手にはその現在11位の川崎をはじめ、
13位の大宮アルディージャや14位の横浜F・マリノス、17位のガンバ大阪という
正直言って調子の上がらないチームばかりでした。
13位の大宮アルディージャや14位の横浜F・マリノス、17位のガンバ大阪という
正直言って調子の上がらないチームばかりでした。
それに勝てなかったアルビはかなり重症。
でも、万全の体制だったのか?と言われれば、ケガ人の復帰も遅れ必ずしもそうではなかった。
しかし、GKの東口も帰ってきた! ミシェウも復活した! 大輔も完調だ!
もうこれまでのアルビではない! もういい訳はきかない!

相手の「セレッソ大阪」は前節アウェイで大宮に「0-3」と快勝し、3勝1分1敗の現在5位とかなり絶好調。
アルビから見たリーグの通算対戦成績は3勝5分6敗と決して相性のいい相手ではありません。
しかし、昨年の2戦はどちらも「1-1」のドロー。
もう今のアルビは「ドロー」では納得出来ない、「勝利」しかいらない状況です。
「セレッソ」はスペイン語で「桜」ですが、そのお株を奪うオレンジの花を満開にさせてくれ!

立ち上がりはさすが、オリンピック代表選手も多くいて、
J1リーグトップクラスの攻撃力を誇るセレッソ相手だけあって、
なかなかアルビがボールを持たせてもらう事が出来ず、防戦一方。
J1リーグトップクラスの攻撃力を誇るセレッソ相手だけあって、
なかなかアルビがボールを持たせてもらう事が出来ず、防戦一方。
しかし背水の陣で挑み、今回がアウェイであっても絶対に勝ち点3が欲しいアルビは
気持ちの部分では決して守りに徹しているわけでなく、
攻めて、攻めて、攻めていることがテレビ画面から伝わってきました。
気持ちの部分では決して守りに徹しているわけでなく、
攻めて、攻めて、攻めていることがテレビ画面から伝わってきました。
ただ、それがホーム寄りの判定だったとは言え、
一試合で6枚ももらってしまったイエローカードに反映されていたのは
かなりイヤな予感がしていましたけどね・・・。
一試合で6枚ももらってしまったイエローカードに反映されていたのは
かなりイヤな予感がしていましたけどね・・・。
上手く巡っていないチームがラフプレーや審判への異議で無駄なカードをもらって
自滅していくのを何度も見てきているから・・・
自滅していくのを何度も見てきているから・・・
やっぱり運が向いていないチームは、スタジアムや審判などを味方につけないと苦しいはず。

だけどオレンジサポーターの声と、選手たちの気迫だけは負けていなかったと誰もが思った事でしょう。
まだ未勝利でも、選手もサポーターも下を向いていない。
確かな自信はなくても自らの力を信じて戦っています。
確かな自信はなくても自らの力を信じて戦っています。
ただ前半はたったのシュート2本。
その気迫がようやく動きに結びつき、精神が相手のスキルを上回り始めたのは後半になってからでしょう。
後半10分、4/11にパパになったばかりの三門の強烈なミドルシュートは
惜しくも相手GKに弾き出されてしまいましたが、
それを皮切りに、亜土夢やブルーノロペスが相手陣地で競り合う様になると、
アランミネイロやミシェウが決定的なシュートを打つ場面も訪れました。
惜しくも相手GKに弾き出されてしまいましたが、
それを皮切りに、亜土夢やブルーノロペスが相手陣地で競り合う様になると、
アランミネイロやミシェウが決定的なシュートを打つ場面も訪れました。
決定的なシーンが訪れているのに入らないのは、やはり今のアルビはサッカーの見放されているのか?

いや、これまで散々サッカーの神に見放されたと感じた事はあった。
しかし、今回は神様が見ていてくれなくても、選手やサポーター自ら勝利を引き込むんだ!
そんな85分、アランミネイロと交代で入った、ボクが以前「持ってない男」などと言って
バカにしたこともあったあの男の前に、相手選手がクリアしたボールが転がってきた。
バカにしたこともあったあの男の前に、相手選手がクリアしたボールが転がってきた。
決してサッカーの神がついているとは思えない、決して天才とも言えない男。
その男の名は、「矢野貴章」!!
その瞬間、アルビのサポーターはみんなこう叫んだことでしょう『オメ、キメレ!!』
貴章はその声が聞こえたかの様に冷静に、そして美しく、長い右足を振りぬいた・・・
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!

キショーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
決めてくれたよ、この男がやっと! Jリーグ復帰の季初得点!
それどころか、ブンデスリーガーでは無得点だったので、公式戦では「606日ぶり」のゴール。
本人もそうでしょうけど、みんなが待ちに待った貴章久しぶりのゴールですよ。
この1点は、アルビにとってすごく重要。
ブルーノロペスやミシェウが得点するのとは重さが違います。
本当はゴールを決めたら三門へのお祝いの「ゆりかごダンス」をやる約束をしていたらしいのですが、
選手も興奮しすぎて忘れちゃったみたいです・・・
選手も興奮しすぎて忘れちゃったみたいです・・・
ビデオに撮った方はゴール後の三門のちょっと切なそうにしている顔に注目です。

そして、5分を過ぎても笛の鳴らないアデショナルタイムは長く、長く感じました。
いや、長かったのはこの5分間ではなく、ここまで勝利を信じて戦ってきた6試合分があるから。
ようやく、今季90分×6=540分間戦った末に、勝利の笛を耳にすることが出来ました。
2012年J1リーグ第6節「セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟」は「0-1」でアルビの勝利です。
バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪
もう一度言わせてください。
大阪まで遠征に行かれたアルビサポの皆さま、ホントお疲れ様でした。

ホント長かった・・・うれしい♪
勝つってこんなに明るく、優しく、前向きになれるんですね・・・しばらく忘れてました。
しかし、まだたった1勝。
ここで浮かれていられない状況なのは変わりませんね。
ここで浮かれていられない状況なのは変わりませんね。
同じく今季未勝利だった鹿島やガンバも勝ちまし、それに6枚ものイエローカードも痛いし、
播戸選手の強烈なシュートをオマタディフェンスで防いだ大輔の股間も心配。
播戸選手の強烈なシュートをオマタディフェンスで防いだ大輔の股間も心配。
この大きな勝利をきっかけに常勝し、上昇していかねば!

Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ第3節、「ヴィッセル神戸」との対戦があります。
神戸とは今年の高知キャンプでプレシーズンマッチを行ない、
「0-3」とキャンプ中唯一の勝ち星をあげていましたね。
「0-3」とキャンプ中唯一の勝ち星をあげていましたね。
そして神戸はまだナビスコCでは勝ち点をあげていないチーム。
さらにアルビから見た通算対戦成績は「10勝4分2敗」となかなか相性のいい相手です。
7チーム中、上位2チームしか決勝トーナメントに進めない予選リーグで現在2勝したチームは鹿島のみ。
その下に1勝した清水や札幌とアルビは勝ち点3で並んでいます。
その下に1勝した清水や札幌とアルビは勝ち点3で並んでいます。
あくまでもタイトルを目指すならここでも求められるのは「勝利」のみ。
いや、そうでなくてもここはホーム。
いや、そうでなくてもここはホーム。
平日の夜ですが、今度はビッグスワンをオレンジの花で満開にさせましょう!