メルハバ~♪(こんにちは)
先日の3/19(月)~24(土)に4泊6日という長期出張で「トルコ」に行ってきました。
今回は仕事で行った旅ですが、そんな時の一番の楽しみと言えばご当地グルメですよねぇ♪
2日目のお昼には1日目と同じ店でも、違うものを食べましたよ。

同じ「シシ・ケバブ」でも今度はひき肉を串に巻いて焼いた「ウルファ・ケバブ」。
これは日本の「つくね」みたいですね。
それを、トルコのごはん「サーデ・ピラウ」にのせてもらいました。
松の実が入っていてバター風味のプラフです。
トルコでもお米は食べるのですが、あくまでも主食はパンで、ごはんは付け合わせみたいな存在。
日本の様に水のみで炊くのではなく、野菜や肉の旨味が出たスープで炊くらしく、
ガイドさんは『だからトルコのごはんは美味しい。 それを日本人どうしてやらない?』
ガイドさんは『だからトルコのごはんは美味しい。 それを日本人どうしてやらない?』
とちょっとバカにしたように言うので、お米が自慢の新潟に住むボクは、
「日本のお米は水だけで充分美味しいんだよ」とムキなって言っちゃいました。
「日本のお米は水だけで充分美味しいんだよ」とムキなって言っちゃいました。

でも、ガイドさんはこのヤギのチーズを焼いただけのものがとっても美味しいって言って
おごってくれたので許す!
これはかなり濃厚で、この薄いクレープの様なナンの様な「ユフカ」に巻いて食べると、
ビールのつまみにピッタリでしたよ。
ビールのつまみにピッタリでしたよ。
きっとカロリーは高いんでしょうけど・・・
この「ユフカ」は「ケバブ」や煮物など、色んなものを巻いて食べます。
2日目の夕飯は前の日の反省を活かして、初めからお酒を出す「メイハーネ」(居酒屋)に行きました。
って言っても、ガイドさんに連れて行ってもらったところはちょっと高級なレストラン。

まずは前菜「メゼ」を選ぶメニューを見せてもらったのですが、トルコ語でまったく意味がわからず・・・
困っているとお店の人が全て10種類ぐらいちょこっとずつお皿に盛って見本を見せてくれました。
それでもボクらは料理の現物を見ても、何がどんな物でどういう味か想像もできず、
結局、適当に数種類おまかせで出してもらうようにお願いして5つのお皿がやってきたのですが、
これが1皿に結構な量。
結局、適当に数種類おまかせで出してもらうようにお願いして5つのお皿がやってきたのですが、
これが1皿に結構な量。
ん~・・・海外でいつもボクが失敗する大量注文をここでもしてしまったあぁ。
そして前菜と一言で言っても多種多様で、ヨーグルトチーズ「ヨーウルトル・セミズオトゥ」や
ポテトサラダ「ルス・サラタス」、とっても辛い唐辛子のペースト「アジュル・エズメ」、
いんげん豆の煮込み「ファスリエ・ピラキ」、トマトや玉ねぎなどをピリ辛に煮た「エズメ・サラタス」など・・・
ポテトサラダ「ルス・サラタス」、とっても辛い唐辛子のペースト「アジュル・エズメ」、
いんげん豆の煮込み「ファスリエ・ピラキ」、トマトや玉ねぎなどをピリ辛に煮た「エズメ・サラタス」など・・・
とっても濃い味で、これはきっとお酒のおつまみか、パンに付けて食べるんでしょうね。

そして今回のお酒は、トルコワイン。
お酒をあまり飲まないはずのイスラム教徒圏のトルコも、最近はワインブームらしく
国内産のワインも増えてきたそうなので挑戦です。
国内産のワインも増えてきたそうなので挑戦です。
ただ、トルコ語でワインは「シャラップ」と言うので、ちょっと注文にくいですけどね。
そして、メインでたのんだのは「チョプ・シシ」という肉の竹串焼き。
「シン」は串を意味して、これは「シシ・ケバブ」のミニバージョンですね。
「シン」は串を意味して、これは「シシ・ケバブ」のミニバージョンですね。
ボクはマトンを食べたのですが塩コショウのシンプルな味付けだけど、
これは昨日食べたラムと同じく文句なしに最高に美味い♪
これは昨日食べたラムと同じく文句なしに最高に美味い♪
しかし、仲間はチキンをたのんだんです。
ん? あれれ? これってもしかして・・・あれじゃないかい?
竹串に刺さった鶏肉はまさにあの「や・き・と・り」!
これって、日本でも食べられるよ~!
まあ、でもテーブルにあるレモンや香辛料をふりかければ、見事にトルコ料理に変身です。
・・・なんだか、こんなに遠く離れている国なのに、食ってつながっているなぁと感じた一品でした。
そして、3日目のお昼はボクのリクエストしたお店に連れて行ってもらいましたよ。

やっぱりトルコ料理と言えば回転しながら牛肉を焼き、それを削いで食べる
この「ドネル・ケバブ」のイメージですよねぇ。
トルコでも日本と同じくファーストフード感覚でパンに挟んで食べたりもするのですが、
今回は肉の下にパンが敷いてあり、トマトのスライスとヨーグルトソースが乗った
「イスケンデル・ケバブ」を食べました。
今回は肉の下にパンが敷いてあり、トマトのスライスとヨーグルトソースが乗った
「イスケンデル・ケバブ」を食べました。
これがまた超美味しい♪
肉の旨味とヨーグルトやトマトの酸味が絶妙でヘルシーな感じですが、
モチモチのパンでボリュームもあり食べ応えも充分。
モチモチのパンでボリュームもあり食べ応えも充分。
地元の若い人はこの1.5倍の量をペロリと食べていました。

あと、飲み物としてトルコの方はこの「アイラン」が大好きなんだそうです。
これはやや薄めのヨーグルトドリンクで、まったく甘くありません。
むしろ塩を入れて飲む人も多いそうで、このスッキリ感が肉料理にピッタリ。
むしろ塩を入れて飲む人も多いそうで、このスッキリ感が肉料理にピッタリ。
飲み物も料理もヨーグルトばっかりですが、さすがトルコは「ヨーグルト発祥の地」ですね。
そしてその午後には自由時間があったので街にくりだし、気になっていたお店に入ってみました。
それは「パスネータ」というお菓子専門店です。

ショーケースに、日本ではあまり見かける事のないたくさんのスウィーツが並んでいますよ。
とりあえずどのお店でも見る定番ぽいものを2つ指さして注文したのですが、
ほんの味見で良かったのに一皿に3つも盛ってくれちゃったのです。
ほんの味見で良かったのに一皿に3つも盛ってくれちゃったのです。
さすがにそんなにいっぺんには食べられないと思い、1つでいいということを伝えて一口食べましたが!?
グガッ・・・くっ・・・あま~~~~~~い!!
甘い、甘いと聞いてましたが、これが頭が痛くなるほど甘いんです。
奥の「ブルマ・カダイフ」はナッツを極細麺状の生地で巻いて焼きあげ、それをシロップで漬けこんだもの。
手前の「バクラワ」はパイのハチミツ漬けで、
きっと甘党の人であっても、この甘さは日本人にはキツいと思いますよ。
手前の「バクラワ」はパイのハチミツ漬けで、
きっと甘党の人であっても、この甘さは日本人にはキツいと思いますよ。

そんな甘さを緩和してくれたのが、1杯のチャイ。
チャイを注文すると、お店の人がどこかに電話しはじめ、しばらくするとお店の外から
別の人がチャイを持ってきてくれました。
別の人がチャイを持ってきてくれました。
そう言えば、街にはお盆にチャイを乗せて行ったりきたりしている人をよく見かけますが、
外部のチャイ専門店に出前をとるっていうシステムだったんですね。
外部のチャイ専門店に出前をとるっていうシステムだったんですね。
あまりの甘さに時間をかけているせいもあり、お店の人やそこのお客さんと会話もはずんで
仲良くなって楽しいひと時を過ごしちゃいました♪
仲良くなって楽しいひと時を過ごしちゃいました♪
そして、もうすぐ食べ終わりそうになった時に!? え?

え? えぇ~~~っ?
お店の人から小さなドーナツのシロップ漬け「トゥルンバ」のサービスです!
うっ「サ、サ~オル」(あ、ありがとうございます)。
やっぱりトルコの方はいい方ばかり、最後にはみんなで記念撮影とメールアドレス交換をし、
トルコに甘いお友だちが出来ました。
トルコに甘いお友だちが出来ました。

そして、いよいよ「ベルガマ」で食べる最後の晩餐は、これまで何度か来ているお店の全3つの
ラム、鶏肉、ひき肉、「シシ・ケバブ」と、前菜の盛り合わせ「カルシュック・メゼ」、
角切りサラダ「チョバン・サラタス」、折り返しのないコンヤ風ピザなどを食べました。
3度も来たせいか、最後にはお店の方のサービスで、フルーツの盛り合わせもいただいちゃいましたぁ♪
そして、4日目は移動日。
「ベルガマ」の街にお別れを告げ、また日の出より前にホテルを出発。
「ベルガマ」の街にお別れを告げ、また日の出より前にホテルを出発。
途中で朝食をとることになりましたが、トルコの朝食と言えば・・・そう、「チョルバス」(スープ)!
トラックのドライバーに人気の「チョルバス専門店」は
朝日に照らされた美しいエーゲ海を臨める場所にありました。
朝日に照らされた美しいエーゲ海を臨める場所にありました。
トルコ料理初心者だった初日はレンズ豆のスープを飲みましたが、
今回は思い切って「ブレイン・チョルバス」を食べてみましたよ。
今回は思い切って「ブレイン・チョルバス」を食べてみましたよ。

それは羊の脳みそ。
食感は白子の様なちょっと生臭さがありましたが、
テーブルのレモンやニンニク汁などを入れてお好みの味にしました。
テーブルのレモンやニンニク汁などを入れてお好みの味にしました。
これから飛行機に乗るっていうのにちょっとニンニク汁を入れ過ぎたのが気になりますが、
ボクももうすっかりトルコ流の食べ方が板についてきましたよ。
ボクももうすっかりトルコ流の食べ方が板についてきましたよ。
そして、東部側に多いと言う丸いパン「ピデ・エキメッキ」もふんわりしていて美味しかったです。
飛行機に乗る前のお昼にはビッフェ式のレストランで、
思い残す事がないようにトルコの味をお腹にたっぷり詰め込んでいきましたよ。
思い残す事がないようにトルコの味をお腹にたっぷり詰め込んでいきましたよ。
まあ、相変わらずスウィーツは甘すぎですが・・・

「思い残す事がないように」と言えば、トルコ料理で有名な物をまだ2つ食べていませんでした。
その1つは「サバ・サンド」こと「バルック・エキメッキ」。
実はガイドさんにそれを食べたいと言ったのですが、
「サバ・サンド」は確かに一時期トルコ国内でも流行ったんですって。
「サバ・サンド」は確かに一時期トルコ国内でも流行ったんですって。
しかし、サバは青魚で傷むのが早いくせに、揚げてしまえばそれがわからなくなってしまうということで、
傷んだサバを使った「サバ・サンド」が平然と売られまくったらしいんです。
傷んだサバを使った「サバ・サンド」が平然と売られまくったらしいんです。
だから販売に規制がかかったり、国内の人は「サバ・サンド」をあまり食べなくなったと
ガイドさんが言っていました。
ガイドさんが言っていました。
「サバ・サンド」が食べられるのはもともとそこの名物でもあり、
観光客向けにイスタンブールであれば食べられるかもしれないとの事でした。
観光客向けにイスタンブールであれば食べられるかもしれないとの事でした。
あともう一つはこれ↓

トルコ名物、伸びるアイス「ドンドゥルマ」です!
実はこれもガイドさんの話によれば、この冬の時季は基本的に売っていないと言われ諦めていたんですが、
最後の最後、イスタンブールの空港で出国する間際に見つけましたよ!
最後の最後、イスタンブールの空港で出国する間際に見つけましたよ!
そして、もちろん観光客向けだと思うので店員さんが「ドンドゥルマ」を渡す時にやる
棒にアイスをくっつけて返したり、受け取らせなかったりなどといった
フェイントパフォーマンスも見る事ができました♪
棒にアイスをくっつけて返したり、受け取らせなかったりなどといった
フェイントパフォーマンスも見る事ができました♪
さて、これでトルコ・グルメ日記は以上となります。
トルコ料理がホントに美味しくて2回長々と書いてしまいましたが、
ほんと世界三大料理としてふさわしい体験をしました。
ほんと世界三大料理としてふさわしい体験をしました。
日本ではまだあまり馴染みのない「トルコ料理」ですが、皆さまも機会があったらぜひ食べてみてください。
絶対オススメですよ♪
ちなみにこの出張で体重が3kg増えました・・・
「エリニゼ サールク」(ごちそうさまでした)
「ギュレギュレ」(バイバイ)・・・もうちょっとだけトルコ出張はつづきます。