トルコグルメを満喫♪前編 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

メルハバ~♪(こんにちは)

先日の3/19(月)~24(土)に4泊6日という長期出張で「トルコ」に行ってきました。

ボクが今回業務で行ったのはトルコの西部、エーゲ海に近い「ベルガマ」という田舎町。

仕事の合間に紀元前300年ごろから約500年の間「ペルガモン王国」として繁栄した「ベルガマ」の遺跡、
総合医療センター「アスクレピオン」「アクロポリス」を観光しましたが、

やっぱり旅の一番の楽しみと言えばご当地グルメですよねぇ♪

特に今回は、中華料理、フランス料理と並んで「世界三大料理」と言われる「トルコ料理」!

トルコ料理は日本でも他と比べるとなかなか日常で食べる機会が無い料理だし、
中国もフランスも行ったことがあったので、最後の1つをコンプリートする意味でもとっても楽しみでした。

いくら仕事で訪れたと言っても、しっかり食べないと業務に差し支えがあるってもんですよ。

イメージ 1


ボクのトルコでの業務は毎朝、日の出の時間より前に始まります。

初日の朝の気温は0℃近くあり、思っていたよりも寒く朝の業務がひとまず終わる頃には
すっかり身体が冷えてしまいました。

そんな時、ガイドさんが連れて行ってくれたのが「チョルバス専門店」。

「チョルバス」とは「スープ」の事で、野菜や肉などをたっぷり
煮込んだ各お店ご自慢のスープがメインで味わえるお店です。

イメージ 2


「チョルバス専門店」は基本朝5時~8時位の朝だけしか営業していないらしいので、
普通のツアー観光できていたらきっと食べる機会はなかったでしょうね。

トルコの方はここであたたかいスープを食べてから出勤するという方も多いそうですよ。

さっそく地元の方にまざってトルコの食文化に触れられると、ワクワクしましたが、
店頭にはいきなり、羊の頭蓋骨が!?

イスラム教徒圏なので、豚はほとんど食べないで羊をよく食べるのは知っていましたが、
なにもむき出しで置いておかなくても・・・

こちらを見て『ギュナイドゥン』(おはよう)と言っています。

イメージ 3


ガイドさんの話によると、ここのオススメは「イシュケンベ・チョルバス」という羊の胃袋のスープなんだそうですが、
その他にもレンズ豆のスープ「メルジメッキ・チョルバス」も美味しいと言うので、
まずトルコ料理初心者のボクは豆のスープにしておきましたよ。

仲間は「イシュケンベ」をたのんでましたが・・・


で、味は素材を活かした薄口のクセの無いまろやかなスープ。

ある意味想像通りだったので、もう少し冒険してもよかったかなぁ?


テーブルの上に置いてある、レモンや唐辛子、ビネガーみたいな香辛料をかけて
自分のお好みの味にするのがトルコ流みたいです。

そしてテーブルに置いてあるパン「エキメッキ」はだいたいどこの飲食店でも食べ放題なんです。

トルコはパンが美味しいって言われますが、これホントの話!

マジでどの店行っても、飛行機で食べても外はカリッと、中はモッチモチで最高でした。

そのパンをスープに浸して食べる♪

初めて食べたトルコ料理「チョルバス」は、冷え切った身体をあたためてくれた
忘れられない一食となりました。

イメージ 4






そして、いつも朝のひと仕事が終えたらホテルに帰って朝食タイムでした。

ホテルのモーニングはビッフェ形式でだいたい毎日一緒。

ただ、ヨーロッパの朝食と違って生野菜がいつもあるので比較的に飽きずに食べられうれしかったです。

でもドレッシング的なものが見当たらず、ヨーグルトか、辛子味噌みたいなのか、
甘いピーナツバターっぽいものしかありませんでした。

イメージ 5


あと、トルコの人はとにかく「チャイ」を飲む。

食後はもちろん、四六時中飲んでいるイメージもあって、1日10杯以上は飲むのだそうです。

ここのビッフェでは自分でポットから「チャイ」を入れるのですが、何だか味が濃いなぁ・・・

と思ったら、実は極限まで抽出した「チャイ」をお湯で薄めて飲むんだってさ。

ガイドさんに間違いを指摘されてしまいました。

それに角砂糖を入れて飲むのが定番だそうです。

ちなみにコーヒーも飲みますが、あの占いとかで有名な粉で入れる「トルココーヒー」は
滞在中一度も飲む機会がありませんでしたよ。

イメージ 6






初日のお昼は大型バスの駐車場もあって観光客も多く寄れるドライブインのレストランで食事です。

実はガイドさんもこの「ベルガマ」にこんなに長く滞在する客は珍しく、
他にあんまり食べるところもレパートリーが無いみたいなので、このレストランには3度来ましたよ。

ここの自慢は釜で焼く「ピザ」。

イメージ 7


トルコ語では「ピデ」と言いますが、イスタンブール風の「ピデ」は
端が折り返してあって舟形になっているのが特徴です。

ひき肉とヤギのチーズの乗った「クイマル・ペイニルリ・ピデ」は定番で美味しかったです♪

イメージ 8


また、トルコ料理でお馴染みなのが「シシ・ケバブ」。

お肉の串焼きですが、テーブルには串からはずされて出てくる事が多いそうで、
これまた「シシ・ケバブ」との組み合わせの定番「ブルグル・ピラフ」という、
ケチャップ味の挽き割りの小麦のピラフの上に乗せられてきます。

もちろんお肉はラム肉ですが、これを一口食べたら驚き!!

とっても、美味しい~~~♪

イメージ 13


トルコは肉は品質が高いとは聞いていましたが、柔らかく香ばしくジューシーで、
しかもラム独特な臭味もなく、日本で食べるラム肉とはまったく違いました!

日本でラムやマトンが苦手な方も、ぜひトルコに来たら食べてみてください。

これは絶品でした♪





そしてその日の夜は、「ロカンタ」というトルコで言うファミリーレストランへ。

まるでデパートのお総菜売り場の様なショーケースには大皿にのったたくさんの煮込み料理があって、
それを指さして注文すると1つのお皿に盛ってくれます。

イメージ 12


煮込み料理はトルコ語で「スル・イェメッキ」と言いますが、
ボクはヒヨコ豆の煮物と、小さな肉だんごのフライ、
そして「ヤプラック・ジエリ」というレバーのフライを、ごはんの上に乗せてもらいました。

しかし、この日の仕事も終わったので、ビールでも飲みたいなぁ、
と思ったのですが、ここはイスラム教徒圏内。

あまりお酒を推奨していない国なので、家族で来るこの様なファミレスでは
お酒は置いてないのが普通なんだそうですよ。

ん~残念!

仕方なしに、ここでは何十年ぶりかのスプライトを飲みました・・・

イメージ 9






お酒が飲みたい場合には居酒屋を意味する「メイハーネ」という文字か、
トルコで定番のビール「エフェス・ピルゼン」や「タバーグ」の看板を探すといいでしょう。

ホテルに歩いて帰れる場所にお店を見つけたので行ってみると、
どうやらそこはスポーツバーみたいで、店内のモニターではトルコのサッカーが中継されてました。

でも店内はガラガラしでしたけどね・・・

そこでボクは「エフェス」と、行きの機内でも飲んだ「ラク」というお酒を飲みました。

イメージ 10


「ラク」はブドウからつくった蒸留酒ですが、アルコール度数は45%以上ととても強いうえに
アニスの香りづけがされていてとってもクセがあります。

もちろん地元の人もストレートでは飲まず、細いグラスを2個用意し、
片方の「ラク」にもう一つの水を入れて割ながら飲むのが伝統なんだそうですよ。

水で割ると無色透明だった「ラク」が、白く濁るのは面白く、
トルコ語で「アスラン・スュテュ」(獅子の乳)とも呼ばれるそうです。

ボクにとってあんまり得意なお酒じゃなかったですが、
お店からオレンジのサービスを出してくれたので、いい感じで酔う事ができましたよ♪

長時間移動の2時間睡眠、そして2日目も4時半起きだったので、
そのままホテルで沈む様に眠りましたz.z.z...

イメージ 11






1日目に出会ったトルコ料理は思った以上にクセがなく、ボクが嫌いな香草系や
東南アジアの様な辛すぎる香辛料もあんまり使われていなくて、基本的には塩味ベースの薄味。

それを、テーブルの上の調味料を駆使して自分好みの味にしていくって感じでした。

さらには100%国内生産だという野菜も日本人も親しみのあるナス、トマト、キュウリ、
長ネギなどをたっぷり使っている料理も見る事ができて、
ボクがこれまで行ったどの国よりも馴染みやすかったです。

要するに結論から言いますと・・・「トルコ料理」、最高に気に入りましたぁ♪

もう少し簡単に書こうと思ったのですが、まだまだご紹介したい美味しいもんもあるし、
ちょっと長くなってしまったので、続きは次回ってことで。


「エリニゼ サールク」(ごちそうさまでした)

「ギュレギュレ」(バイバイ)・・・つづく。