J1第28節「横浜F・マリノス」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
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その時思ったことを気ままに更新してま~す。

10/1(土)はJ1リーグ第28節「アルビレックス新潟 vs 横浜F・マリノス」に参戦しに
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」に行ってきました!

久しぶりの昼間のゲーム。

田んぼもいつの間にか丸坊主になり、朝から雨が降ったり日が射したりで少し肌寒い季節になってきました。

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しかし、気持ちはヒートアップしていますよ。

アルビはなんたって9/28(水)に行われたナビスコ杯2回戦「清水エスパルス戦」で見事な逆転勝利し、
初のベスト8に進出したんですから!

1ヶ月半以上も勝ちから遠退いていたんだから、そりゃあテンションだってあがりますよ。

しかし、浮かれていられるのもスタジアムに入るまで。

ナビスコ杯で勝利しても、リーグ戦ではJ2降格ラインまで勝ち点2差の崖っぷちの15位なのは変わりません。

多くのサポーターがきっと『これがリーグ戦だったらもっとよろこべるんだけどなぁ』と思ったことでしょう。

この浮かれた気持ちをしっかりと引き締めて、
前に向かうための推進力にできなければナビスコ杯の勝利だって意味はありません。

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一方のマリノスは、現在首位とは勝ち点3差の4位にいて、
アルビが残留争いから抜け出したいのと同じぐらい優勝争いに残りたいはず。

そしてナビスコ杯2回戦を勝ち抜いたというのもアルビと同じでモチベーションではイーブンと言えます。

ただし、その2回戦の第2戦自体は川崎Fに「2-3」で敗れ、リーグでもここ2戦勝ちがなく、
しかも中2日で新潟までの遠征という部分では明らかに分が悪いはずですね。

さらに、ここには多くのオレンジ色のサポーターがいます。

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マリノスとは今季6/22(水)アウェイに行われたJ1リーグ第17節で「1-0」と敗戦。

対戦成績も6勝9敗3分と相性も悪いんですが、リーグのホーム戦だけを見るとここ3年は負けていません。

これぞホーム力!


先日のナビスコ杯ではお恥ずかしながら、選手たちの気力にボクらが前を向かせてもらいました。
本来サポーターとしては逆の立場にならなければいけないはずなのに・・・

その恩返しも含めて、今日は全力で勝利だけを目指して一緒に戦います!

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マリノスサポーターの方々も、こんなにいっぱいビッグスワンに来ていただきありがとうございます。

優勝戦線に加わる大事な戦いで、勝ち点を持って帰ろうとお思いでしょうが、
今日持って帰るのは、JA全農にいがた(新潟米)様のサンクスデーで配られた
美味しい美味しい「新潟コシヒカリおにぎり」だけで充分ですよね。

この「おにぎり」、ビッグスワンに行けば必ずもらえると勘違いしていた
レッズのサポーターの方もいらっしゃるみたいですが・・・


さて、ナビスコ杯ベスト8同士の対決で、リーグ優勝を目指すマリノスと、残留を決めたいアルビの
絶対負けられない同士のガチンコ勝負。

24,439人の観客が集まった緊迫した戦いが15:03キックオフです!

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アルビは先日のナビスコ杯とまったく同じ布陣。

ちなみにボクもゲン担ぎで同じパンツを履いてきました。
って、そんなことはどうでもいいか・・・

前半立ち上がりから両者譲れない戦いで、シュートこそ少ないが
センターサークル付近での激しいボールの取り合いがつづく。

アルビもサイドを使いボールを散らすがなかなか相手を崩すまではいかない。

そんな中、強引とも荒いとも言えるプレイで積極的にシュートを打っていっているのが、
ナビスコ杯で見事なアシストをしたチョ・ヨンチョル。

ヨンチョルがケガをして以来チームも低迷をしてきたが、先日から復調の兆しが感じられ、
きっとそれを自分自身も気づいているのだろう。

アシストの後は自身のゴールが欲しいと思うのは当然。

それが、自分本位のプレイではなく、根拠のある自信のプレイである事を前半20分に証明してくれた。
右サイドを前線からの粘りのプレスで亜土夢がボールを奪い、それを村上とつなぐ。
それを左サイドにはたき、そこに走りこんできたヨンチョルがヘッドで合わせ!

ゴーーール!

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きたぁ、ヨン様、先制点!!

勝ち点3への第一歩を踏み出せたが、まだまだここからだぁ!

先制点をとれたアルビは勢いに乗れました。

ここから怒涛のプレスでボールを奪いガンガン攻められています。

しかし、欲しい追加点がとれず「0-1」のまま後半へ。

この勢いがあるうちに追加点が欲しかったですが、このとれなかった事が後々響かなければいいのだけれど・・・

しかし、それは心配無用でした。

まだその勢いは後半にも引き継がれてましたよ。

後半はじまってすぐの亜土夢からミシェウのシュートは決まったかに思いましたが、オフサイドの判定。
後でビデオで見ましたが、絶対にオフサイドじゃありませんでした。

そして、後半14分、左サイドのスローインをミシェウが受け取り、酒井高徳へ。

そのままゴールを狙い済ましシュート!!

ボールはバーを叩きながら・・・ゴーーーーール!!

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高徳待望のプロ初ゴールでアルビの追加点だっ!
このゴールはスカパー!の「Jリーグアフターゲームショー」で今節のベストゴールアワードに選ばれましたね。

さあ、まだ早い時間の2点のアドバンテージをこのまま守りとおせるか!?

いや、これまで何度も泣いてきた最後のツメがアマいアルビ。

2点なんてまったくのセーフティーリードなんかじゃない。

やる事は攻めるのみ!

そして、その選手やチーム、スタンドなどのみんなの意志は1分後にわかりやすい形で表現できました。

試合再開してすぐ、ロペスが相手ディフェンダーに激しいプレスをかけ、
パスミスを誘ったところをすかさずミシェウが拾いGKとの1対1を落ち着いて決めました。

ゴーーーーーーーーーール!!!

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おぉ、スゲー即3得点!!

あとで、高徳が『もう少し余韻に浸りたがった』と言うほどの連続得点。

やっぱりアルビはナビスコ杯の勝ちで完全復活したんだ!

いや、こんなに得点をとれるチームでは無かったので、
元に戻ったのではなく、完全に目覚め別のものに進化したのかもしれない。

ただし、優勝争いしているマリノスもこのままで諦める訳がなく、
後半26分にはマリノスの若きエース小野選手からのクロスを栗原選手がアルビゴールに叩き込んで「3-1」。

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さすがに、中2日なのに激しいプレスばかりでは、精神的に前に向けても身体的にはキツいかな?

もうこの3点を守り抜くか・・・

いや、今のアルビは「守備」=「攻め続けること」。

これは清水戦の時もそうだったが、引いて守れなかった数々の反省を踏まえて、
今のアルビには常に攻め続ける事が最大の防御になると思われる。

相手に得点を入れさせないのではなく、取られたら、取り返す!

失点の直後の後半27分、右サイドを駆け上がった村上からニアサイドへクロス。

それを相手ディフェンダーの網目をくぐってブルーノロペスが頭で合わせ!

ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!

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これでもかの4得点目!

どうしちゃったのアルビ・・・

ちょっと以前ホームで清水から4点取ってかってから、
それ以来リーグで勝ちがなかっただけに逆に怖いんですけど・・・

でもここは、文句なしに ♪蹴散らせ!蹴散らせ!蹴散らせ!蹴散らせ! 手が着けられない新潟~
ですよ。

後半45分には高卒ルーキーの増田がJデビューするオマケ付き。
高徳の得点に感化され川又まで決めちゃうかもって思いましたが、それは贅沢な願いでしたが・・・

これで、今日は最高のバンザイができるぞ。

・・・と思いきや、アディショナルタイムも終わりそうな+4分。
なんと、マリノスの天野選手に最後のイタチっ屁をかまされて、1点献上。

うわぁ~・・・最後の最後でこのしまりのない失点。

ここはまったく進化していませんでしたよ。

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でも、「4-2」の8試合ぶり久ぶりのリーグ勝利。

うれしぃ~♪

最後は得失点差も重要になってくるので、ホントは出来るだけ失点はしたくなかったのですが、
ポジティブに考えれば、まだまだ浮かれずキッチリと反省すべきことあるってことですからね。

今それでも13位だし、まだ残留争いしている段階では課題があって気を引き締めた方がいいかも。

また、優勝争いには痛い敗戦だったマリノスの小野選手は
試合終了後悔しくてピッチにしばらく倒れこんでいて号泣していたそうですね。

熱い戦いでした・・・


ア゙~ア゙~ア゙~・・・
中2日の試合・・・選手はもちろんクタクタだと思うけど、ボク声も枯れ、腕も痛いや・・・

でも・・・バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪

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この試合の「ヒーローインタビュー」は前節でJ1リーグ200試合出場達成となった我らがキャプテン本間勲!!

って、本人はゴールもキメてないのにナゼ自分がここに立っているのかわからないって言ってましたが、
今日の勝利は誰がもたらしたものではなく、ここにいる全員で手に入れた勝利。

一人一人では打開できないことも、この場にいるみんなが常に一丸となれば、
リーグ残り6試合、ナビスコ杯、天皇杯を勝ち抜ける力が今のアルビにはある。

この一週間でその自信はついた。 そして信じようと決心しました。

勲が掲げるのが新潟米ではなく、優勝の銀皿かトロフィーかカップである日を目指して。

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次のアルビレックス新潟は、中3日の10/5(水)にヤマザキナビスコカップ準々決勝、
アウェイの「名古屋市瑞穂陸上競技場」で「名古屋グランパス」となります。

昨年のリーグチャンピオンの名古屋に、
今季6/15のアウェイJ1リーグ第15節ではアルビが「4-0」と惨敗していますね。

しかし、そのチャンピオンに輝いた昨年は全4戦して90分間では負けていませんでした。

決してビビらなくても大丈夫。

ナビスコ杯の成績が初のベスト8だからって誰もここで満足はしない。

リーグ戦もあるけど、アルビに温存なんていう選手層も、余裕も、器用差もあいにく持ちあわせていない!

今、ボクらを震い上がらせるものはたった1つ・・・「勝利」のみ!

10/9(日)のこのオレンジ色に染まる街にあるスタジアム、「東北電力ビッグスワン」で再び会いましょう。

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