アルビ、仙台の空に輝け【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

9/17(土)はアウェイの「ユアテックスタジアム仙台」で、
J1リーグ第26節「ベガルタ仙台 vs アルビレックス新潟」が行われましたね。

まずは現地に行かれたオレンジのサポーターの方々、疲れ様でした。

TBSはまったく皆さんのお姿を映してくれませんでしたが・・・

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ナビスコ杯から中2日のハードスケジュールの中、アルビは試合後そのまま静岡に残り、
春季キャンプでお馴染みの「Jステップ・ナショナルトレーニングセンター」で調整した後に
直接仙台入りしました。

リーグは5戦、先日の清水戦を合わせるとここ6試合連続勝ちの無いアルビですが、

今季6/18(土)の第16節に仙台をホームに迎えた1戦は、
三門の先制弾でリードしていたにも関わらず、試合終了間際に同点にされ、
悔しい7戦未勝利となってしまいましたね。

さすがに同じ事の繰り返しは勘弁です。

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しかし、仙台とのJ2からの対戦成績は6勝8敗3分とアルビが負け越していますねぇ。

さらに、開幕から13戦負け無しと破竹の勢いがあり、
まさに被災された方々の希望の星となって現在は6位という順位。

一時の勢いはおさまりましたが、東北の方々の魂を背負い、見えない力を持っているチームです。


しかし、新潟も数年で2度も大きな震災を体験しており、
今もなおそこから立ち上がろうとしている姿も見られます。

あれから時が経ち、力強く復活した新潟を見て未来により希望を持ってもらえるよう、
もっともっとアルビも輝かなければなりませんね。

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この日は特別に『AMANOGAWA MATCH』とプリントされたタオルマフラーが販売されたそうです。

仙台は琴座の「ベガ」から、アルビは白鳥座の「アルビオレ」から由来があり、
まさに「天の川マッチ」と呼べますね。

アルビはブルーノロペスが累積で欠場、そしてU-22日本代表の大輔と高徳まで欠くこととなりましたが、
相手がどこであっても、選手が足りなくても、いいかげん勝ち星をとらないとシャレになりませんよ。

はたして、仙台の夜空に輝くのは「ベガ」か、「アルビレオ」か!?
「天の川マッチ」がスタートしました!

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立ち上がりから両者見た目以上に激しい駆け引きがあり、何とも緊張感のある始まりでした。

前半のシュート数はアルビが5本に、仙台が4本でしたが、
どれも試合を動かす可能性を秘めた震えるシュート。

特に、アルビは勲が前線に抜け出し少しでも触れば、
自身公式戦3連続ゴールの先制点になりそうなシーンから始まり、

今日キレキレの亜土夢の2本のブレ球FKは見事に枠を捉えていましたが、
仙台の林GKのファインセーブにあい、

さらにヨンチョルが切れ込んで出した早いクロスにも、
またもや亜土夢が決定的なシュートをねじ込もうとしたのに
今度は林GKに顔面セーブをされてしまいました。

ん~、あの大きな顔は確かに鉄壁の盾ですが、
それ以上に仙台の守備には見えない運的なパワーを感じるのはぼくだけでしょうか?

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また、それに続いたミシェウの強烈なミドルシュートも惜しくもわずかに枠をハズれてしまいましたね。

たった5本のシュートでしたがどれも決定的。
アルビの方が質がいい攻めをしている感じがしました。

って、こういう事を『決定力が無い』とも言うのかな?

しかし、そこはリーグ最小失点の仙台の鉄壁の守りを褒め、
そして仙台を支えるサポーターの方々の力強い魂を称えましょう。

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3枚もイエローカードが出るほど激しく緊張感が漂う前半は、
お互いいいところを出し合い、消し合いスコアレスドローで終えました。


後半になってもお互い攻防のしのぎ合いをしている様にも見えましたが、
なんとかサイドから攻め上がれている様にも見えますが、
実は逆にサイドに追いやられているのではないかという場面も見られ、

特に、左サイドのヨンチョルが左サイドバックの石川との連携のアマさに付け込まれて、
人数をかけてつぶされるシーンを何度も見ました。


そして後半11分、ついに試合はうごきましたよ。

仙台の富田選手からのロングクロスを好調の赤嶺選手が落とし、そこに走りこんだ菅井選手が頭で折り返し、
再び赤嶺選手が自身4試合連続の今季11点目という先制弾をプレゼントしてしまいました。

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これで「1-0」。

仙台は今季先制した試合は全て勝っているそうなんです。

なんとも素晴らしい、そしてうらやましい・・・


なんて言っている場合じゃありませんよ。
ここから2点以上取らないと勝てないじゃないかぁ! もう、勝ち点3じゃないとイヤだぁ~!!

選手もそのつもりで攻めていて流れがアルビに向いてきたと思ったときの、
前がかりになってしまった瞬間に、仙台の見事なカウンターにハマってしまいましたよ。

またもや富田選手に持ち込まれ、そのクロスを戻りの早かった亜土夢がカットしたボールが不運にも
自分の腕に当たってしまい、
ペナルティエリア内かどうか微妙なところで、PKの判定を下されてしまいました。

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これを梁勇基選手がきっちり決めて、「0-2」の仙台がリード。

ナビスコから中2日で、アウェイがつづいて新潟に帰っていないアルビと、
ホームがつづいた仙台とは、ここから精神的にも体力的にも圧倒的に差が出てしまいました。

万事休す、ここまでかぁ・・・もう、身体が動かない。

ボクらも選手もあきらめた訳でもないのに、何かおかしい・・・

村上のシュートはポストに当たり、アンデルソンのFKはクロスバーに弾かれて、
どんどん体力も削られ、精神的にも崩れていく。

なんだかやっぱりベガルタ仙台には多くの人の希望や魂という、
見えない力が働いているような気がしましたよ。

試合終了間際にも仙台ゴールに川又、ミシェウ、石川と怒涛の攻撃をしたのに、ナゼか入らない・・・

気づくと無得点。

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「天の川マッチ」の結果は「2-0」でベガルタ仙台の勝利。

本物の星のように2等星の「アルビレオ」よりも、1等星の「ベガ」が強く輝きました。

マズい、マズい、こりゃマズいでしょ~っ!

順位は13位で変わらないけれど、今節16位の甲府が買ったためにJ2降格ラインが近づいてきた!

リーグ戦の残りあと8試合。


・・・もう腹は括りました! 

もう、愚痴、嘆き、落ち込み、不信、怒り、不安、文句、幻滅、絶望は、最終節の結果が出てからにしますよ。
今、内容はどうであれスタジアムだろうがテレビの前だろうが、1試合1試合を最後までアルビと共に戦います!

『あきらめたらそこで試合終了ですよ』

偉大なる先生の言葉を胸に刻んで行きましょう!
例え選手が諦めたとしてもボクらがその背中を押してあげましょう!

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次のアルビレックス新潟は、9/24(土)にまたもやアウェイの「ヤマハスタジアム」で
行われるJ1リーグ第27節、「ジュビロ磐田」戦となります。

磐田には、東日本大震災後の今季ホーム開幕戦4/24(日)の第7節で、
試合を優位に進め先制したのもかかわらず、追いつかれてのドロー。

今思えば、今季のアルビの試合展開を予告するようなホーム開幕でしたね。

でも、ボクらの出来ることはチームを最後まで信じ、共に戦うことです。


♪さあ、行こうぜ 俺の新潟ラーラララ 俺と共に
 さあ行こうぜ 俺の新潟ラーラララ 君の為に~



【心の声】
・・・埼玉にいる頃レッズのサポーターをしていたから、
応援するチームがどん底になる気持ちは知っているつもりです。
正直言って、もう2度とあんな思いしたくない。

ホントは怖くて怖くて楽天的なふりして現実逃避しているかもしれません。