富士の麓で「オレンジダービー」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

7/16(土)はアウェイの「アウトソーシングスタジアム日本平」で、
J1リーグ第5節「清水エスパルス vs アルビレックス新潟」が行われましたね。

まずは現地に行かれたオレンジのサポーターの方々、疲れ様でした。

って、「オレンジダービー」だから、どっちもオレンジか・・・

この第5節は4/9(土)に行われる予定でしたが、東日本大震災直後で延期となった試合です。


3連休だから、清水遠征をかねた静岡旅行に行こうかなぁ・・・とも考えたのですが、
さすがに息子を連れての静岡の旅はちと遠すぎたので予定変更。

結局、3連休の初日は家でスカパー!観戦してから、今日別の場所に旅立ちました。

ただ今、海の見える旅先からの更新です。

なので、連休中は皆さまの所へのご訪問は遅くなります。

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さて、先日の第3節で元王者の鹿島アントラーズからアウェイの地で逆転勝ち星をいただき、

さらには今週、新戦力としてデビュー戦でDFながらハットトリックを決めた伝説の持ち主
村上佑介が柏レイソルからの移籍加入が発表され、

また、18歳というめちゃめちゃフレッシュなハファエルがMFとしてブラジル・PSTCより新加入して、
明るい話題で勢いに乗りたい我がアルビレックス新潟。

これまでアルビは清水相手に通算6勝6敗5分と全く互角。

しかも昨年はそのアウェイ「アウスタ」で、当時首位で勢いのあった相手に「0-2」と勝利。
ホームでも「4-1」と複数得点で圧勝をしています。

ワールドクラスの有名選手がいて確実にチーム力が上の清水ですが、
決してアルビにとって相性の悪いチームではありません。

その上、清水は水曜日に第4節を行って中2日のハードスケジュール。

ブルーノロペスがここ4試合で3得点と好調だし、ヨンチョルも前節にケガから復帰して
さらに上を目指せる準備は整いました。


とかなんとか言っていると、先日の甲府戦のようにもなりかねないので、
しっかりと気を抜かずに戦ってもらいたいですね。

清水もここ4試合では失点をわずか1点で4戦無敗ですしね。

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で、立ち上がりのアルビは、前節には守備から入ってプラン通り試合を完全に支配し、勝利を得たのですが、

なんと、今回はより高いディフェンスラインを保ちながら
さらに前線のブルーノロペスや川又のFW陣などからの高い位置のプレスでアグレッシブに攻撃に転換できるようにしていますよぉ!

ん~なかなかいい感じ、普段はまったくシュートが打てないイメージがあるアルビですが、
今回節はかなり攻撃的です。

そして、珍しく立ち上がりから流れを引き寄せたアルビには
意外と早く歓喜に湧く時間が訪れましたよ。

前半5分、右からの亜土夢のCKはゴール前を飛び越えファーサイドへ、

そこにフリーで待っていた菊池が頭でゴール前に戻し、さらに石川の頭で加速させ方向を変えると・・・

ゴーーーーーーーーーーーーール!

よっしゃあ、先制点だぁ!

 
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何だか早過ぎて上手くいき過ぎた先制点っていうのも気になりますが、
その心配もないほど流れは完璧にアルビにあります。

だって、清水には全然シュート打たれてないですもん。

さらに前半25、清水のキーパーへのバックパスを、
まるで甲府戦で自分がやられた事を取り返すかのように亜土夢は見逃さず、奪ってシュート!

しかしそれは清水に弾き返されたのですが、すかさずそのボールを拾ってシュートを打ったのですが、
なんとまたまた川又のシュートは、今季3試合もポストに阻まれてしまいました!

むむむ・・・ホントに川又はポストに当てるのが上手いッスね。



でも守備は1点リードしていてもディフェンスラインは下げず
そして攻撃はゾーンディフェンスで守る清水DFの網にかからないように常に外から決定球を作るようにしていました。

うん! 今日のアルビはいい♪

今日は勝てるぜ!!

そう、後半25分まではほぼ完璧な試合運びだったのです・・・


たった一回のミスで試合がひっくり返ってしまうサッカーの恐ろしさをここで感じてしまうとは・・・
1点リードしているんだから焦って攻める必要は無かったのに。

相手がボールを取りに来たら後ろで回し、肩の力を抜いて軽くいなしていれば良かったのに。

ただ、力を抜いてプレイするのは気持ちの話、実際ボールを蹴るのに物理的に力を抜いてどうする!?

鈴木大輔!!

大輔が後ろで回していたボールがショート!
それを見逃さなかったのは元日本代表の高原選手。

そのボールを奪うと無理にペナルティエリア内に入りシュート体制へ!

ミスを取り戻そうと大輔はムキになって絡みに行く。

やめろーっ大輔!

もうその時には高原選手の術中にハマっていたのです。

予想通り、高原選手は倒れPKゲット!

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さらには大輔はレッドカードで一発退場。

これを元日本代表の小野選手が決めて同点。

一瞬のミスが「同点」&「1人退場」と、この元日本代表選手によって、考えられる中での最悪なシナリオに書き換えられました・・・

さらに、ここまで何も自由にプレイ出来なかった清水の選手が、
一人少ないアルビ、振り出しに戻した、という事でイキイキし始めました。

10人になったアルビも必死にラインの高さを保ちつつ何とか攻める姿勢を見せながらも守り通し、
何とかアウェイで勝ち点1は確保できるかもしれないと思った後半45分。

流れの中ではしっかりと耐えていたはずなのに・・・

清水の右からのCKを、菊池がマークについていたはずの高原選手が
ゴールから遠ざかるようにバックステップし、頭で地面に叩きつけたボールがアルビのゴールに吸い込まれました。
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また試合終了間際の失点かぁ!

結果、逆転負けの「2-1」。

見事すぎる清水の逆転劇を見せつけられてしまいました!

試合を支配していたはずでした。
あの1つのミスさえなければほぼ思い通りでした。

そうボクが思っていたアルビは、たった一人のワールドクラスの選手の手の中にいたのかもしれません・・・

試合の流れとは違う、PKとCK・・・

クッソっ!

嫌いだよ、高原選手!

まあ、敵チームに嫌われる選手っていうのは清水にとってはいい選手ってことですね。

しかも、アルビも流れの中では得点出来なかったけどね。

しかし、負けたけど、今節のアルビは悪くなかった。

気持ちを立て直して、自信を持って次につなげなければ!

もう順位は15位・・・

下を向いていてはすぐ降格圏内。

次のアルビレックス新潟は、ホームです!

当初は4/16(日)に行われる予定でしたがJ1リーグ第6節は震災の影響で延期なりました。

次は7/23(土)「東北電力ビッグスワンスタジアム」で「川崎フロンターレ」との対戦となります。

川崎さんが「ビッグスワン」にお越しいただけるのにいい陽気になってきましたねぇ♪

川崎さんはJ2時代からここ12年、かならず新潟に勝ち点を置いて行ってくれる大お得意様なのです。

手熱くおもてなしをしないとバチが当たります。
今年も涼をとってもらうためにスプリンクラーの準備はできているんでしょうか?

って、ウソです、スミマセンでした。

毎年毎年川崎フロンターレのサポーターの皆さま、芝生の散水をかけてしまい大変申し訳ありませんでした。

これに懲りずたくさんのサポーターの皆さまにお越しいただける事を願ってます。
だけど、今年も勝ち点は置いていってもらいますけどね。