6/18(土)はJ1リーグ第16節「アルビレックス新潟 vs ベガルタ仙台」に参戦しに
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」に行ってきました!
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」に行ってきました!
ナイターなので家族を置いてまた一人で参戦です。
震災後初の「ビッグスワン」でのナイターなのですが、
節電のためいつもよりもいくつかの照明を使用していないそうです。

対戦相手の仙台は先日の「東日本大震災」で大きな被害を受けたチームですが、
その逆境にも負けず現在2位、しかも未だ10戦無敗という驚異的なパワーで
復興に向かって進んでいる被災地の方の大きな希望となっているチームです。
節電のためいつもよりもいくつかの照明を使用していないそうです。

対戦相手の仙台は先日の「東日本大震災」で大きな被害を受けたチームですが、
その逆境にも負けず現在2位、しかも未だ10戦無敗という驚異的なパワーで
復興に向かって進んでいる被災地の方の大きな希望となっているチームです。
この日でちょうど震災から100日目。
正直今、一番戦いたくなかったチームですよ。
だって、そんな仙台を応援してしまうボクがいるんですもん。
しかし、アルビは現在6戦勝ち無しの2連敗中という元気のない状態ですが、
ホームですしもうこれ以上負けられません!
ホームですしもうこれ以上負けられません!
持てるチカラ全てを持って仙台を迎えいれますよ。
チカラをひとつに。-TEAM AS ONE- ですよ!
仙台のサポーターの皆さま、こんな大変な時に新潟までお越しいただきありがとうございます。

全力とは言ったものの、アルビはU-22の日本代表の高徳と大輔がいないんです。

全力とは言ったものの、アルビはU-22の日本代表の高徳と大輔がいないんです。
しかもミシェウは前節からケガで欠場。
ヨンチョルはU-22の韓国代表として呼ばれていたのでいなくなってしまうのはわかっていたのですが、
右の太ももに違和感を感じて代表を辞退していました。
ヨンチョルはU-22の韓国代表として呼ばれていたのでいなくなってしまうのはわかっていたのですが、
右の太ももに違和感を感じて代表を辞退していました。
アルビから代表に選ばれる選手がいるっていうのはうれしいけれど、
ケガ人が多く選手層の薄い今のアルビにとってはかなりの戦力ダウン。

試合前にはこのたびの震災で被害を受けた新潟県内の松之山小学校の子どもたちによる、
震災復興のメッセージを込めた「翼をください」の合唱に涙しました。
その時には、震災復興のメッセージの書いたオレンジ色の新聞紙を掲げましたよ。
ケガ人が多く選手層の薄い今のアルビにとってはかなりの戦力ダウン。

試合前にはこのたびの震災で被害を受けた新潟県内の松之山小学校の子どもたちによる、
震災復興のメッセージを込めた「翼をください」の合唱に涙しました。
その時には、震災復興のメッセージの書いたオレンジ色の新聞紙を掲げましたよ。
アルビのゴール裏からは「がんばれ!仙台」コールが起こり、
それに対して仙台サポからは『アルビレックス』コールを返してくれました。
それに対して仙台サポからは『アルビレックス』コールを返してくれました。
このエールの交換が、よりこの試合に気持ちが入るスイッチになったことは間違いありません。
ボクらサポーターも全力で闘うことを誓いました。

「ベガ」と「アルビレオ」で勝手にボクが『七夕ダービー』と呼んでるこの対戦。

「ベガ」と「アルビレオ」で勝手にボクが『七夕ダービー』と呼んでるこの対戦。
10戦無敗の仙台には初黒星を、そして勝ち星を輝かせるのは6戦未勝利の我らアルビレックス新潟だ!
さて、いよいよ双方のサポーター23,602人と、無数の星が見下ろす中19:03、キックオフです!

仙台サポの思いに全力で応えようとするアルビサポの声は入場人数があまり増えていないのにも関わらず、
ここ最近聞けなかったほどの熱く大音量となってスタジアムを包んでいましたね。

仙台サポの思いに全力で応えようとするアルビサポの声は入場人数があまり増えていないのにも関わらず、
ここ最近聞けなかったほどの熱く大音量となってスタジアムを包んでいましたね。
そんな中、両選手も背中を押され、試合は前半から熱くアグレッシブに展開されました。
しかし両チーム、過密スケジュールで連戦の疲れもあるし、思うように試合が運べてなかった気がします。
さらにアルビは若手中心のチームになり連携ミスが多く、簡単なパスミス、サイドチェンンジが届かない、
クリアが中途半端など・・・いい出来とは言えない感じでした。
クリアが中途半端など・・・いい出来とは言えない感じでした。
ってことで前半はどちらも決定機を迎えず「0-0」。

ハーフタイムにはベガルタ仙台のマスコット「ベガッ太くん」と
宮城県観光PRキャラクターの「むすび丸」がご挨拶にきてくれましたよ。

ハーフタイムにはベガルタ仙台のマスコット「ベガッ太くん」と
宮城県観光PRキャラクターの「むすび丸」がご挨拶にきてくれましたよ。
前半からちょっと気になっていたことは、今日の主審の村上はとにかくファールを流す。
どちらかというとファールをよくとって試合を止めてしまう審判の方がボクは好きじゃないのですが、
前半には線審がファールの旗を上げていて、両選手もプレイを止めていたのに主審が流したため、
変な間が出来、それにいち早く気づいた仙台選手がミドルシュートを打ち、
東口GKが反応して危うく弾き出したというシーンがありました。
前半には線審がファールの旗を上げていて、両選手もプレイを止めていたのに主審が流したため、
変な間が出来、それにいち早く気づいた仙台選手がミドルシュートを打ち、
東口GKが反応して危うく弾き出したというシーンがありました。
これに東口は抗議してましたが、当然明らかにファールであるプレイも
主審の笛がなければファールにはならないのです。
主審の笛がなければファールにはならないのです。
ファールをとらないとなったら、選手たちは当然どんどん過激に強引になっていきますよねぇ。
しかし、連戦でどちらのチームの選手も疲れている中、
そういった試合運びは余計なケガが増える可能性が大きいですよ。
そういった試合運びは余計なケガが増える可能性が大きいですよ。
特にアルビはこれ以上ケガ人が増えたら出る選手がいなくなっちゃいますよぉ。
さあ、後半です! ケガ人が出ないように祈るだけですね。
仙台からはさらにチアリーダーズも来てくれましたが、試合への熱はさらに上昇です。

どっちのサポーターも選手もどんどんヒートアップ!

どっちのサポーターも選手もどんどんヒートアップ!
ロペスも前線で激しいタックルを見せると、今度は逆に木暮が仙台の選手に吹き飛ばされる。
しかしまったくフエは吹かれず。
そんな中一番燃えていたのは、初スタメンで初ゴールを狙っていた川又かもしれませんね。
後半4分、相手のパスミスをインターセプトすると自身でゴール前に運んでシュート。
さらに後半12分、藤田からのクロスを見事ドンピシャリのヘディングをしましたが、
またもや前節と同じくポストに弾き返されました。
さらに後半12分、藤田からのクロスを見事ドンピシャリのヘディングをしましたが、
またもや前節と同じくポストに弾き返されました。
ん~、あともう一歩足りないが悪くない。
そこで後半24分、黒崎監督が動きました。
木暮に代えて慶行を投入し、これまでボランチにいた三門を木暮のいた左サイドに。
そしてなんと3分後、いきなり結果につながったのです!
後半27分、勲が前に運んでロペスにスルーパス、前線でキープしマイナスのパスを出した先には・・・
三門雄大!

ゴーーーーーーーーーーーーーーーーール!
三門雄大!

ゴーーーーーーーーーーーーーーーーール!
よっしゃぁあ! 待望の先制点! やったぜミカぁ!!
3試合ぶり、待ちに待ったゴールにさらにビッグスワンのボルテージがアップ!
ここはアルビのホームだ! 相手がどこであっても今日は勝ぁつ!
しかし、ボルテージが上がったのはボクらだけではありませんでした・・・

ロペスが絶好のタイミングで左サイドを駆け上がり、そのままボールを持って
相手ゴールまで運べそうなチャンスが訪れました!

ロペスが絶好のタイミングで左サイドを駆け上がり、そのままボールを持って
相手ゴールまで運べそうなチャンスが訪れました!
しかし、仙台ディフェンスもここは絶好止めないと追加点の恐れがあるので、
ファール覚悟で身体を当てにきましたよ。
ファール覚悟で身体を当てにきましたよ。
当然、ロペスは両ベンチの目の前で宙を舞い、誰もがファールの笛が鳴るものだと思ってました。
しかし、また主審は流す。
そしてロペスは倒れこんで痛がっていて、ボールはピッチの外に出たのにプレイは続行!
この時スタジアムで一番ボルテージが上がっていたのは我が指揮官、黒崎監督でした。
足元にあったボトルを叩きつけ、ピッチに入り込みそうな勢いで猛抗議。
そして、主審はその抗議を退席処分として受け流し、我がアルビの顔までも消してしまったのです。
黒崎監督の本位はボクらにもわかりませんが、いずれにしても今回の主審の判定には疑問を感じ、
選手たち、チーム達の事を思っての事だということは確実ですね。
今この場にいなくなってしまったけど、その黒崎監督の熱き思いは選手やボクらのハートに刻み込まれましたよ。

残り時間はまだ少なくないですが、この黒崎監督ととった1点を守るためにも
サントスコーチのもと、選手、そしてサポーターたちも死に物狂いで戦いました。
選手たち、チーム達の事を思っての事だということは確実ですね。
今この場にいなくなってしまったけど、その黒崎監督の熱き思いは選手やボクらのハートに刻み込まれましたよ。

残り時間はまだ少なくないですが、この黒崎監督ととった1点を守るためにも
サントスコーチのもと、選手、そしてサポーターたちも死に物狂いで戦いました。
もうここまで両チーム全力で熱く戦ってきた消耗戦なので、あとは気力の勝負です。
ロペスが最終ラインまで戻ってディフェンスをすれば、川又も前線へと力を振り絞って走る、
亜土夢は小さい身体を相手にぶつけこの1点を守りきることに集中しました。
亜土夢は小さい身体を相手にぶつけこの1点を守りきることに集中しました。
そんな中、相手も仙台のそして被災地の方のたくさんの希望を背負って戦いにきているので、
がんがんパワープレイできてシュートを打ちまくっています。
がんがんパワープレイできてシュートを打ちまくっています。
しかしこの日、意地でもアルビゴールの扉を開けさせないようにふさいでいたのは
日本代表にも選ばれている東口GK。
日本代表にも選ばれている東口GK。
右足がツリ、何度も治療してもらいながら立ち上がり、再三神懸かり的なセーブを見せてくれ、
まさに「守護神」と呼ぶのにふさわしいプレイ。
まさに「守護神」と呼ぶのにふさわしいプレイ。
前節、ボクは 「アルビはサッカーの女神に見放されている」と書きましたが、こんな所に「神」がいましたよ。

しかし、試合を左右するのに一番力を持った「神」がいる事を僕らは思い知ったのです。

しかし、試合を左右するのに一番力を持った「神」がいる事を僕らは思い知ったのです。
そう、試合を一番自分の好きなように操れる者・・・それは主審。
最も力を持った「神」は主審の「村上」だったのです!
試合を全く止めなかったはずなのに、アディショナルタイムがなんと、5分!
両チームの選手、みな膝に手をつきながら、足を引きずりながらの、
気力だけのプレイをしているのに終わらせてはくれない。
気力だけのプレイをしているのに終わらせてはくれない。
いったい神は何をお望みなのだろうか?
そのアディショナルタイムが5分になったところで、その答えは明らかに・・・
右サイドを気力で駆け上がった仙台の関口選手がクロスを上げ、元アルビの戦士だった松下選手が頭で折り返し、
そこに走りこんだ仙台の菅井が魂を込めたヘディングは、すでにボロボロだった東口と大野の横をすり抜けました。

残り数秒で同点。
そこに走りこんだ仙台の菅井が魂を込めたヘディングは、すでにボロボロだった東口と大野の横をすり抜けました。

残り数秒で同点。
守りきれなかった・・・コレが今の仙台の底力。
全てのものが今、仙台の方を向いている気がしました。
アルビのホームなのに、ナゼか仙台の背中にこの観客以上の多くのサポーターの方々が見えました。
東口は散々ツった右足と、仙台選手との交錯で左ひざを痛め先シーズンと同じく仙台戦で、
悔しい負傷退場し、小澤英明が初出場となりました。

結果「1-1」のドロー。
悔しい負傷退場し、小澤英明が初出場となりました。

結果「1-1」のドロー。
こんなに熱く気持ちの入った試合は久しぶりに見た気がします。
勝てはしませんでしたが、見終わった後には感動がありました。
勝てはしませんでしたが、見終わった後には感動がありました。
しかし、問題はこの試合の主審。
ビッグスワンにいた時は周りの雰囲気と黒崎監督の抗議で、
主審の判定が試合を台無しにされたという気持ちが強かったですが、
家でビデオで見返してみたら、必ずしも不公平なジャッジでは無かった気がしましたよ。
主審の判定が試合を台無しにされたという気持ちが強かったですが、
家でビデオで見返してみたら、必ずしも不公平なジャッジでは無かった気がしましたよ。
しかし、ここまで激しく削りあいの試合になったのは明らかに主審の操作によるもの。
この連戦で選手がケガしやすい環境の試合で、
もう少しスロープレイにする配慮をしても良かったかもしれませんね。
もう少しスロープレイにする配慮をしても良かったかもしれませんね。
実際、どの選手よりも一番主審が目立ってましたもんね。

これでの仙台はJリーグ記録11戦無敗。 そして、アルビは7戦未勝利。

これでの仙台はJリーグ記録11戦無敗。 そして、アルビは7戦未勝利。
次のアルビレックス新潟は、J1リーグ第17節は6/22(水)、
アウェイの「ニッパツ三ツ沢球技場」で「横浜F・マリノス」との対戦となります。
アウェイの「ニッパツ三ツ沢球技場」で「横浜F・マリノス」との対戦となります。
相手は現在5位と絶好調のチームですが、黒崎監督の熱い思いを背にサントスコーチのもと
再び勝利を手にしましょう!
再び勝利を手にしましょう!