9ヶ月になる息子を連れて5/5の子どもの日の「初節句」は、
家族そろって初めての旅行に群馬県の「伊香保温泉」に行ってきましたぁ。
家族そろって初めての旅行に群馬県の「伊香保温泉」に行ってきましたぁ。
そしていよいよ息子の温泉デビューの時がやってまいりました。

やっぱりまずは貸し切り風呂からがいいですよね。
大浴場なんかでお漏らししちゃって、伊香保の「黄金の湯」が
ホントに黄金になっちゃったらシャレにならないですもん。
ホントに黄金になっちゃったらシャレにならないですもん。
ここ「ホテル松本楼」には2,100円で50分間入れる貸し切り風呂が2種類あって、
1つは木の香りが漂う桶型の丸い浴槽でカップルにオススメという「きごころの湯」。
1つは木の香りが漂う桶型の丸い浴槽でカップルにオススメという「きごころの湯」。
へぇ~・・・最近のカップルは一緒にお風呂に入っちゃうんだぁ。
そして、今回息子が入るのは段差がほとんどないバリアフリーの石風呂で、
小さい子どもにはもちろん、お年寄りやお体の不自由な方に向けたやさしいお風呂の「まごころの湯」です。
小さい子どもにはもちろん、お年寄りやお体の不自由な方に向けたやさしいお風呂の「まごころの湯」です。
さすが赤ちゃんがいる家族に至れり尽くせりのこの宿だけに、脱衣場には赤ちゃんを寝かせる布団、
浴場にはたくさんのおもちゃやバスチェア、ベビーバスなどが用意されていました。
浴場にはたくさんのおもちゃやバスチェア、ベビーバスなどが用意されていました。

それに、ここの温泉は伊香保温泉に古くからある「黄金の湯」ではなくて、
平成になってから掘り出した「白銀の湯」なんです。
平成になってから掘り出した「白銀の湯」なんです。
そう、「ホテル松本楼」では2種類の温泉をひいているんですよ。
その「白銀の湯」は平成8年に「黄金の湯」の不足を補うために開発された、
無色透明無味無臭の湯量豊富の温泉なのです。
無色透明無味無臭の湯量豊富の温泉なのです。
実は「白銀の湯」は「メタけい酸単純泉」と表記されていていて、初めて聞く方もいるとは思いますが、
温泉法で定められた温泉の定義には当てはまるので温泉であることは間違いないのですが、
療養泉の11種の分類に入らない、指定成分が規定量以下の温泉を
その特性に合わせてそう呼んだりしているんです。
温泉法で定められた温泉の定義には当てはまるので温泉であることは間違いないのですが、
療養泉の11種の分類に入らない、指定成分が規定量以下の温泉を
その特性に合わせてそう呼んだりしているんです。
要するに湧水に近い温泉で、成分的にあまり効能が期待できないので
温泉ファンには物足りなさがあると思うのですが、
温泉ファンには物足りなさがあると思うのですが、
その分肌にやさしいく、全くの温泉初心者の息子には「白銀の湯」がピッタリなのです♪
まあ、濃い温泉はもうちょっとレベルアップしてからね。

あと、この様なボディーソープやシャンプーもベビー用が用意されてましたよ。
さらに「端午の節句」ということで、菖蒲も浮いていました。
なかなか隅々までいきとどいたおもてなしですよねぇ。
浴室OK! 環境OK! お湯OK! アメニティーグッズOK!
ホントまったく何も心配いらない完璧なこれ以上ない状態で、いよいよ息子の温泉デビューですよ。
このぉ、幸せもんだね。
湯温は若干熱めだけど、ゆっくり足先からかけてと・・・
さて、かけ湯が終わったら入湯です!
ぐぎゃぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!

あ、あれぇ? ダメ? おウチのお風呂ならご機嫌なのに何で? え? え?
もしかして、熱かった? それともこの薄暗い浴室がNG? なんで?
ほら、おもちゃもたくさんあるよ。 ベビーバスにちょっとヌルくして入ってみる?
ママの抱っこじゃダメかな? あぁ~ 何をしてもダメだ・・・
さっさと洗って出るか。 ふ~・・・
結局、息子は終始号泣。
たぶんですけど、いつもと違う環境のところで真っ裸にされて不安だったのかもしれませんね。
息子の温泉デビューは、無味無臭のお湯のはずが、涙の味になってしまいました。
まあ、これも経験。
我が家はこれからもっともっといろんな温泉地に行くぞ!

さて、息子も初めての旅行でいろいろ体験して疲れ果てて寝てしまったので、
やっとボクらの温泉旅行の時間がやってまいりましたよ。
やっとボクらの温泉旅行の時間がやってまいりましたよ。
貸し切りお風呂は50分間だったといえども、ゆっくり出来なかったですからねぇ・・・
相方と代わりばんこに大浴場に向かいます。
「ホテル松本楼」の大浴場は、2階に「大黒の湯」、8階に展望風呂「吉祥の湯」があり、
時間によって男女入れ替え制になっていました。
時間によって男女入れ替え制になっていました。
それぞれ内湯と露天風呂があり、さらに「黄金の湯」と「白銀の湯」の両方を味わえるのです。

夜の男湯は8階の展望風呂。
と言っても、露天風呂に入っても周りは真っ暗で特に何も見えませんでしたし、
逆に星が見える日には、外灯を消すらしいのですが星も見えない曇り空でした。
逆に星が見える日には、外灯を消すらしいのですが星も見えない曇り空でした。
展望風呂と名が付いているだけに残念です。
こっちに入るなら朝の方が良かったかなぁ・・・
何もいい景色が見えなくて皆さんには申し訳ないので、ボクのセクスィー入浴シーンでご勘弁ください。

って、毎度毎度お見苦しくてスミマセン・・・
それにしても、ホント毎回よく大浴場の写真撮れますよねぇ?
なんだか、我ながら感心してしまいますよ。
普通、大浴場なら誰かしら人が入っていて写真なんか撮れないもんじゃないですかぁ。
それなのに、ボクが入る時って幸か不幸か、いつも人がいないので、
こんなセルフタイマーでも撮り放題ですもん。
こんなセルフタイマーでも撮り放題ですもん。
まあ、だからこれでケータイやカメラを壊しちゃったりもしてるんですけどね・・・
一度、セルフタイマー中に人が入ってきて気まずい思いもしていますが。
さてさて、初めての家族3人でのお泊り旅行の1日目もこうして夜が暮れてまいりました。

そして2日目、「伊香保温泉」にやや肌寒い曇り空の朝がやってまいりました。
当然、朝一番には温泉に向かいますよ!
・・・相方が帰ってきてから、今度は「大黒の湯」にGO!
ここにもたくさんのおもちゃやベビーチェアなどが置いてありましたよ。
もうちょっと大きいお子さんを連れている方は大浴場でも楽しめそうですね。
ここは2階なので当然いい景色は見えないですが、この内風呂の「黄金の湯」は最高ですよ♪

「黄金の湯」は1900年前とか1300年前に発見されたとか言われていますが、
泉質は「硫酸塩泉」で、戦国時代には傷を癒しにたくさんの武士たちが訪れたそうで、
泉質は「硫酸塩泉」で、戦国時代には傷を癒しにたくさんの武士たちが訪れたそうで、
別名「傷の湯」と言われるほど、切り傷や火傷、神経痛や関節痛、筋肉痛や五十肩などに
効果があると言われています。
効果があると言われています。
また血行を良くし、身体を温める効果があるので女性にも人気があり、
そのため「子宝の湯」とも呼ばれているんですよ。
そのため「子宝の湯」とも呼ばれているんですよ。
ちなみに夜に8階のボクが入っていたお湯も「黄金の湯」です。
こちら、露店風呂・・・って言っても周りは囲まれてます。

ね!? 内風呂も露店風呂もナゼか誰もいないでしょ。
不思議ですねぇ。
みんな朝風呂は入らないもんなんですかねぇ?
そんなことはないか、朝のお風呂上がりにはここの名物「なめこ汁」が振舞われていましたもん。
でもね、ボクは飲みはぐっちゃったんですけどね。
まあ、もう朝食だからいいけどね。

朝食は大部屋でしたが、またまた息子には板前さんが腕をふるった特性「離乳食」です♪
その贅沢メニューは、右奥が『人参がゆペースト』
奥の真中が『ヨーグルト』
左奥は『味噌汁の上澄み麩をのせて』
手前の右が『ゆで大根とシラスのペースト』
その隣の赤いのが『トマトの裏ごし』
手前の左が『じゃがいものマッシュポテト青海苔風味』です。
朝から贅沢ですねぇ~、もう「子どもの日」じゃないのに、朝から貸出のバウンサーで
ビョンビョンやりながらご満悦です♪
ビョンビョンやりながらご満悦です♪

それにボクらも、他にもウチの息子ぐらいの子がたくさんいたので、周りにも気を使わなくて良かったですよ。
ちなみに、大人の朝食はバイキングで、群馬県の地産地消推進ということで、
地元産の野菜たっぷりポトフや、名物のこんにゃく、牛乳、などなど・・・
地元産の野菜たっぷりポトフや、名物のこんにゃく、牛乳、などなど・・・
また朝から動けなくなってしまうほど食べてしまいました。
だからバイキングって怖いっすよねぇ。
ちなみに、ここのオススメは、まるでおぼろ豆腐の様な食感の「手づくり杏仁豆腐」だそうです。
ボクの大好きなほとんど寒天で固めてない、やわらかい「杏仁豆腐」は
オススメだけあってお腹の満足だけでなくて、気持ちの満足ももたらしてくれましたよ♪
オススメだけあってお腹の満足だけでなくて、気持ちの満足ももたらしてくれましたよ♪

食後にはラウンジでのコーヒーサービスもあり、
このあとチェックインするのが惜しい気持ちになってしまいましたが、
このあとチェックインするのが惜しい気持ちになってしまいましたが、
最後、ボクはもう一度「黄金の湯」にザブン!と浸かりに行って、
息子は泣く事も無く玄関の足湯に浸かり初めて泊った宿を後にしました。
子どもを連れた家族を精一杯おもてなしをしてくれる「ホテル松本楼」。
最初の息子の旅行として最高なところだったんじゃないでしょうか。
息子もこのご満悦な表情をしています。

って、これは息子が朝食の「トマトの裏ごし」を食べた時の表情なんですけどね。
酸っぱい物がちょっと苦手な息子の初めての温泉旅行でした。
・・・つづく。
伊香保温泉「ホテル松本楼」 群馬県渋川市伊香保町伊香保164 電話:0279-72-3306 チェックイン:15時~20時 チェックアウト:~10時 (プランによって異なる場合があります) ※入湯税は別途150円。 ※宿泊代金は0歳児は入館料として1,050円、1~2歳までは1,500円、3歳以上は大人の半額。