サブカルチャー発信基地 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、買い物と「やすらぎ堤」へのお花見ついでに、万代シテイの「ビルボードプレイス 2」に久しぶりに行ってみたんですが、
その変わり様にビックリしてしまいました!

「ビルボードプレイス」の分館として誕生した、通称「BP2」といえば、
ファッションの発信基地として若者でにぎわいちょっとオシャレな場所だという印象がありました。

今でも先日ご紹介いたしましたアーリーアメリカンスタイルのハンバーガーショップ「フレッシュネスバーガー」や、
FM-NIIGATAのサテライトスタジアム、サッカー観戦のできるスポーツカフェ「ミラン」、
映画館「Tジョイ新潟万代」、イタリアンレストラン「カプリチョーザ」などがあり、
そのスタイルを保ったところもありましたが、

1階のフロアを久しぶりに覗いてみたら・・・ん? なんだろう? この独特な雰囲気は!?

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1階のフロアいっぱいにシートを敷き、懐かしおもちゃやグッズが並ぶフリーマーケットが行われ、
さらにその奥には『昭和嗚呼懐物【アーカイブス】万代パビリオン』という催物会場が出来ていました。

あれれれ? 最先端ファッションの発信基地が、
なぜか昭和を懐かしむサブカルチャースペースになっていますよ。

えぇーと、えーと、どこから触れればいいのだろうか?


この床にシートを敷いて懐かしグッズを売っているのは4/16(土)17(日)23(土)24(日)29(金)30(土)の
6日間だけ開催する『昭和フリマ』というイベントでした。

好きな人にはたまらない感じなのかもしれないけれど、
この屋内の床にところ狭しと商品が並んでいるところを歩くのが、
なんだか蹴っ飛ばしてしまいそうで緊張してしまいますよ。

だって、こういうのって1点物でとっても価値があったりする物もあるんでしょ?

ボクも嫌いじゃないですけどね。
ご興味のある方はぜひこの期間に行ってみてくださいな。

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そして、もう一つ気になったのが奥の『昭和嗚呼懐物【アーカイブス】万代パビリオン』。

これは常設されるみたいで、うたい文句が「日本海側最大級のサブカルチャー&ホビーファンの拠点として、
レトロとホビーがコラボした1万点を超えるコレクションを誇るミュージアム」なんだそうです。

どうやら柏崎にある同じコンセプトのミュージアム『昭和懐物ランド こどもの時代館』から
移植してきたらしいですよ。

いつかそこには行ってみたいと思ってましたが、近くにできて良かったかも。

この駄菓子屋さんみたいなところまでは無料なのですが、
中に入るには有料みたいで、入館料は大人500円、小・中学生300円、3歳以上幼児100円、
3歳未満無料だそうです。

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ん~今までの「BP2」には無かった新しい・・・いや、レトロな場所になるようですねぇ。

しかも、ボクが覗いた前日の4/16(土)にオープンしたばっかり。


そのオープニングイベントとして5/1(日)には、昭和2大仮面ライダー対談「藤岡弘×佐々木剛トークショー」というのがあるそうですよ。

藤岡弘は「本郷猛」役で元祖「仮面ライダー」で、佐々木剛は「一文字隼人」こと「仮面ライダー2号」でしたね。

ボクらにとってはたいへん馴染みのある「仮面ライダー」ですが、
今や何十人改造人間されて何十人の「仮面ライダー」が誕生しているんでしょうね?


実は「仮面ライダー」は今年で40周年記念なんだそうです。

1971年の4/3から放送がはじまり、ボクは新潟育ちではありませんが、
当時新潟ではBSNで毎週日曜日の午前10時から放送されていたみたいですね。

そのうち息子もものごころついたら「○○ライダー」に夢中になって、
ボクも最新の「仮面ライダー」に詳しくなっていくんだろうなぁ。

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このオープニングイベントは、5/1(日)の1回目:11時~、2回目:14時~有料の会場内で行われるのですが、
当日の入場状況によってはこのトークショーのみ無料入場できる事になるかもしれないんですよ。

ん~、せっかくヒーローが2人も集まっているのにお客さんチョコッとしかいなかったらさみしいですもんね・・・

って、ボクもこの日は入場しませんでしたけどね。

まあ、きっといつか行くと思います。

「昭和嗚呼懐物【アーカイブス】万代パビリオン」

新潟市八千代2-5-7 万代シテイ ビルボードプレイス2 1F
電話:025-240-4777
営業:平日11時~ 19時、土・日・祝日10時~19時
定休日:ビルボードプレイスに準ずる
入館特典:万代シテイ第1・第2駐車場、1時間サービス券

※館内撮影禁止


さらにさらにまたまたこのファッション最先発信基地には似合わない・・・

いやいや、もしかしたらこれも最先端と言うべきかもしれない、こんな施設が施工中でした。

その看板は「Gataket Cosplay Park BP2」(ガタケットコスプレパークBP2)、
略して「GCP」と描かれていました。

なんの事だかわかります?

新潟の方ならこの「ガタケット」って言葉を聞けば「ピン!」ときたと思います。


「ガタケット」とはもともと「新潟コミックマーケット」を省略したのからきていて、
ボクが「ビッグスワン」に行く途中の「新潟市産業振興センター」で開催されているのをよく見かけるのですが、
主にマンガ、アニメを中心とした同人誌即売会を「ガタケット」とか「ガタケ」とか言うんです。

ただし、今では同人誌即売会だけでなく有名声優を招いたイベントや企業ブースが出展されたり、
コスプレオンリーのイベントだったり、逆にコスプレ禁止の即売会だったりといろいろ形を変えていますが、
そういう文化的なイベントを総称して「ガタケット」って呼ぶんだそうです。


そしてここは、日本初となる大型コスプレ撮影スタジオ「ガタケットコスプレパークBP2」として
4/29にプレオープンするらしいですよ。

いやぁ~ビックリ!

きっと今までの「BP2」を知っている方はみんな驚いていることでしょう。

このファッションビルのコンセプトがここまで変更しちゃっているなんて、
これまで入っていたテナントが閉店したり、お隣のビルボードプレイスへの移転いたかと思っていたら、
まさかこんなことになっているとはねぇ。



確かに赤塚不二夫や「ドカベン」や「あぶさん」の水島新司、
「うる星やつら」や「めぞん一刻」高橋留美子をはじめ、

「DEATH NOTE」や「バクマン」の小畑健、「バリバリ伝説頭」や「頭文字D」のしげの秀一、
「ついでにとんちんかん」えんどコイチ、「3年奇面組」新沢基栄、「るろうに剣心」和月伸宏などなど・・・

ボクの読んできたマンガだけでも、こんなに多くの漫画家が新潟にゆかりがあったりしますし、
アニメやマンガの専門学校があったりと、その流行の土台はしっかりしています。


今や世界的ファッションの発信地パリでも、この様なサブカルチャーが熱いそうですが、
もしかしたら、ここ新潟もこのジャンルで世界の中心になる可能性を秘めているのかもしれませんね。