先日、埼玉の実家から巨大な段ボールが届きました。
えっ!? ま、ま、まさか!? これは息子の初節句の贈り物?
そうです、そのまさかみたいです。
だって、表には『五月人形』って書いてありますもん。

ええぇ~ 先日電話で『どんな五月人形がいい? 鎧兜? それとも兜だけのやつ?』
って親から聞かれたんです。
って親から聞かれたんです。
その時ボクは「とにかく小さいやつ」って言ったのにぃ~
だって飾るところも収納するところも無いぐらいウチは部屋が狭いんですよ。
それに加え、初正月には「破魔弓」ももらっちゃったし、
福岡の叔母さんからは「黒田武士」の博多人形の贈り物もあったし。
もうウチは飽和状態なんですよ。
それなのにこんな4つの大きな箱ってことは、
すでに収納するのにこれぐらいのスペースは必要ってことですよねぇ?
すでに収納するのにこれぐらいのスペースは必要ってことですよねぇ?

いいや、ありがたいんですよホント、ここまで息子のこと・・・いや、孫の事を祝ってくれて。
でもね、せっかく貰ったんだから飾らないと意味ないじゃないですかねぇ?
鎧兜やら兜、屏風や弓太刀、金太郎や武蔵坊弁慶、武士の人形・・・etc
いろいろあるけど、小さくたってその思いはかわりませんからぁ!
そう思いながら恐る恐る箱を開けてみました。
もしかしたら「コワレモノ」でもあるし、梱包材とかで膨れちゃっているのかもしれないですしね。

ひやぁ~~~~っ! たっぷり組み立てパーツが詰まってますよぉ。
そしてやっぱり思っていた以上に大きいです。
しかしやっぱりなんかカッコイイなぁ♪
そのパーツを見た瞬間、プラモデルをこれから組み立てるかの様な気分になってきて、
オラなんだかワクワクしてきたゾ!
オラなんだかワクワクしてきたゾ!
だって「端午の節句」は男の子の長を祝う習慣ですもんね。
ボクも男の子だもん。
って言っても、もともと「端午の節句」は女性のお祭りだったんですけどね。
月の始めの午の日ってことで「端午の節句」と呼ぶのですが、
日本では田植えに行く前に女性が家で邪気を祓い、身を清める儀式
「五月忌み」の風習からはじまったといわれ、
この日にかかせない「菖蒲」が武事などを大切なものと考えること「尚武」と同じ響きから、
「桃の節句」と対をなすように男の子の祝いの日として変化していったそうなんですよ。
日本では田植えに行く前に女性が家で邪気を祓い、身を清める儀式
「五月忌み」の風習からはじまったといわれ、
この日にかかせない「菖蒲」が武事などを大切なものと考えること「尚武」と同じ響きから、
「桃の節句」と対をなすように男の子の祝いの日として変化していったそうなんですよ。

さて、今回も博多人形お時と同じように指紋が着かないように白い手袋が用意してありましたよ。
ボクが幼い時には実家に5段飾りぐらいの立派な鎧兜を飾っていたのですが、
弟が小学生になる時にはすでに鎧はサビサビで、弓矢や刀などが折れたりしてボロボロだったのを覚えています。
弟が小学生になる時にはすでに鎧はサビサビで、弓矢や刀などが折れたりしてボロボロだったのを覚えています。
たぶんボクや弟がおもちゃとして遊んだんだろうなぁと思われますよ。
こんなに慎重に飾っても、これもきっと数年後には息子のおもちゃになっちゃうんでしょうね。
まあとりあえず最初はキレイに飾らないととは思ったのですが、
組み立ての説明書がアバウトなイラストだったので、結局組み立てもなんとなくな感じで始めました。
組み立ての説明書がアバウトなイラストだったので、結局組み立てもなんとなくな感じで始めました。
もちろん息子に見つかったら突進してくるのは目に見えているので、
寝静まった時を見計らっての作業です。
寝静まった時を見計らっての作業です。
いちおう、4/11に日が変わった「大安」の日に飾りましたよ。
ジャジャジャ~~~~ン♪ 完成で~す!

おお、スゲぇ! カックイイ~! かぶりてぇ~♪
ってボクの頭のサイズじゃ無理だけど、これ『御着用兜』って書いてあるからやっぱりかぶれるんだね。
息子が大きくなったらかぶらせてあげよう。
それからオルゴール付き名前入り写真立てもあったのでさっそく写真を入れましたよ。
ちなみにオルゴールの音は「♪屋根よ~りぃ~高~い 鯉の~ぼ~りぃ」でした。
そう言えば五月人形の歌って聞かないなぁ・・・
キンキラキンの派手派手じゃなくて、ボク好みのシルバーと黒で渋くてウチ親にしてはナイスセンスです。
いやぁ、立派、立派♪
でも、こんなスゴいのいくらしたのかなぁ?
後ろの弓矢には本物の水晶とか付いていて、決して安かった訳じゃないでしょうね。
後ろの弓矢には本物の水晶とか付いていて、決して安かった訳じゃないでしょうね。
さっそく次の朝、息子と兜の写真を撮って、親にお礼のメールを送りましたよ。
息子も夜のうちに出現したこのカッコイイ物体に目をキラキラさせて、
まったく大人しくしてくれませんでした。
まったく大人しくしてくれませんでした。
それでやっとの思いで撮れたのがこんな写真・・・カシャッ!

もう息子が傾いちゃっているけれどこれが限界です。
そしたら、すぐ親から絵文字だらけの返信メールが来て
『たっちゃん、兜が見える様にかがんでくれてお利口さんですねぇ~♪』だって・・・
『たっちゃん、兜が見える様にかがんでくれてお利口さんですねぇ~♪』だって・・・
そして、『小さいのがいいって言ってたけど、こっちが贈りたい物を送っちゃった。
年寄りの自己満足のつもりだと思って許してよ』って言われちゃいました。
年寄りの自己満足のつもりだと思って許してよ』って言われちゃいました。
いやぁ、ここまでしてくれてホント感謝感謝ですよ。
逆に今まで孫の顔を見せることが出来なくて申し訳ないッスよ。
やっと人並みに少しは親孝行ができたのかなぁ?
でも、このリビングにずっと置いておくと息子の餌食になり、落ち武者になってしまうことは間違いないので、
とりあえずフルバージョンでは写真を撮ったということで、
台座をはずしてコンパクトにし、玄関に飾りましたけどね。
とりあえずフルバージョンでは写真を撮ったということで、
台座をはずしてコンパクトにし、玄関に飾りましたけどね。
あと、この箱の中にはもうひとつオマケもありましたよ。

「ミニ鯉のぼり」です。
しかも、ダイソーの札が付いていたので、こっちは確実に100円ですね。
この兜だけでも充分なのに、それにプラスしてオマケをつけてくるなんて、なんてお茶目な親なんでしょう。
その試練を超えていったことをきっかけに出世などをする「登竜門」っていう言葉がありますよねぇ。
その言葉の由来は「鯉のぼり」につながっているんですよ。
中国の黄河にある「竜門」と呼ばれる急流を鯉が上ると龍になって天へ昇るという伝説があり、
そこから男の子の健やかな成長と出世を願って天に向けて立てるのがこの「鯉のぼり」なんだそうです。
そこから男の子の健やかな成長と出世を願って天に向けて立てるのがこの「鯉のぼり」なんだそうです。
特に大きく出世なんていいけれど、これから色々と目の前に立ちはだかる試練をのり越え、
この兜の様に勇ましくケガや病気に負けず、元気に育ってほしいものです。
この兜の様に勇ましくケガや病気に負けず、元気に育ってほしいものです。