ここ訪れないと桃鉄は語れない | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

ボクはいろんなところに旅をするのが好きです。

旅の予定を立てるとその日まで楽しみで楽しみで、仕事や生活のモチベーションも上がり、
多少困難や辛いことでも元気が出て乗り越えられるんです。

でも今は訳あってしばらくお休みをしています。


また、ブログで旅行記事を読むのも大好きです。

それは自分が行けないところ、行けないときでも連れて行ってくれるから。
特に行程順を追って書いてあるブログを見ると、ホントに自分がそこに行った気分になれます。

さらに、自分の旅ではすぐボクは「ご当地グルメ」って食べ物についつい目がいってしまうのですが、
似たような場所に行ってもやっぱり目がいくものが違うもので、
歴史の好きな人は、歴史の疎いボクを「お城」に連れて行ってくれたり、
早起きの方は、朝の苦手なボクに素晴らしい「朝焼け」を見せてくれたりします。

そんな元気をくれる旅ブログ、ボクにも上手くかけたらなぁ・・・

なんて参考にさせてもらったりしてガンバって書いてみてはいますが、
ボクの文章に人を元気にできる力があるだろうか?

今、日本が大変になっている時ですが、その方たちをボクの文章で元気にできるなんてとてもじゃないけど言えません。
ボクの文章の力では足りないです。

でも、「言葉」で人を傷つけることも出来れば、元気を生むことも出来るとボクは信じてはいます。
ボクが元気をもらったあの旅ブログのように、誰か一人でも元気になれたらいいなと思います。






ってことで、過去にした旅を忘れないように、思い出しながら記し、
もう一度旅の気分を味わっちゃおう!という「過去旅ログ 第3弾」は、
2006年の9月23(土)~26(火)の3泊4日で行った国内旅行、「山陽地方の旅」のお話です。

ここ1ヵ月間いろんな事があって、すっかり放置しっぱなしでした・・・すみません。


一緒に旅行気分を味わっていただいている方も前回の岡山県「倉敷」で足踏み状態で、
『いつになったら新潟に帰るんだぁ!?』なんて思われていたことでしょう。

とにかく昨年の11月に広島の「原爆ドーム」から始まった4ヶ月もの旅をこの度、ここで簡潔に完結させたいと思います。

「山陽地方の旅」最後を飾る場所はここです!



「一つ、人の世の生き血を啜り」


「二つ、不埒な悪行三昧」


「三つ、醜い浮世の鬼を、退治してくれよう、桃太郎!」

イメージ 1


ってことで、桃太郎と言えば「岡山」ですね。

「桃太郎電鉄」が好きな人は「岡山駅」制さずに「桃鉄」を語れないってほど重要な駅。

だからボクも何の目的も無しに「岡山駅」のまわりをブラブラしましたが、
ホント計画性の無いボクの旅なだけあって、特に見どころは無く途方にくれてしまいました。

桃鉄史上最高物件の『桃太郎ランド』なんてある訳もなく、
日本三名園の一つ「後楽園」に行くにもそんなに時間はありません。

確かに東京で遊ぶって言って、東京駅の前でブラブラしてもたいして満喫できないもんなぁ・・・

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「岡山駅」の東口、「後楽園」方面に伸びる道「桃太郎大通り」には
「桃太郎」に関する銅像がたくさん並んでいました。

このキュートな桃尻は桃太郎の幼い頃。

それ以外にも犬、雉、猿の銅像も何体もありました。

他にやることも見当たらないので、ブログをやっている今のボクなら
全銅像を写真に納めようと意気込むんでしょうけど、
この頃はブログもやってないしデジカメすら持ってなかったので
そこまでテンションは上がりませんでしたよ・・・

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はい! 銅像と同じポーズ。 これ基本♪

いや、やっぱりせっかく旅行に来たんだから、ささいなことでも無理やりテンション上げてけば
感動も倍増なのがボクの旅の理論。

楽しくするもしないも次第。


それにしても、この銅像なんだろう?
銅像の下には「青春感謝」と書かれたプレ-トがありますよ。

学ランにマント、高下駄・・・「木枯し紋次郎」ではなさそうだし
こんな絵に描いたような明治や昭和の番長みたいな?

新潟県民だったら思わずこれに葉っぱくわえさせたくなる衝動にかられますねぇ。

でもどうやらこれはドカベンの岩鬼ではなさそうです。

後ろには説明板があって、岡山大学の前身、「旧制第六高等学校」の学生の銅像だと書いてありました。

2000年に創立百周年記念祭が行なわれた際に建てられたんだそうですよ。

それが「岡山駅」前に建てちゃうなんて、岡山にとってはスゴい学校なんでしょうね。

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それから岡山もボクの好きな路面電車の走る街。

車の運転手の立場としては、走りにくくて邪魔なこともありますが、街に趣が出ますよねぇ♪

ホント新潟市内を走っていた路面電車の廃線が悔やまれますね。



ってことで、駅前から離れて観光する時間もないので、次にボクが考えるのは食べること!

たしか「岡山ラーメン」っていうのを聞いたことがあるけど、
どこか近くにラーメン屋はないかなぁ?と、ケータイで検索。

すると「岡山駅」の地下街に1軒あることが判明。

でも、あんまり駅地下のラーメン屋さんで当たりだったこと無いんだよなぁ
と思いつつ他に見当たらないので、その「陣山ラーメン」(じんざんらーめん)に行ってみました。

ここが「岡山ラーメン」のお店かどうかはわかりませんが、
「備前中華麺」と書いてあったので、まあ岡山の麺であることは間違いなさそうですね。

店頭の蝋で出来たサンプルディスプレイにちょっと不安を感じながらも、
基本っぽい名前の「陣山ラーメン」と、ここの名物らしきオススメの「どろみそラーメン」、
さらに「ちゃーしゅー丼」を注文。

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って、写真ボケ過ぎじゃないッスか!

「陣山ラーメン」は鶏ガラをベースに魚介合わせダシのしょう油系スープ。
なのにコラーゲンたっぷりのこってり味でコクがあり、麺は細身のストレート麺。

薄めのチャーシュー1枚にメンマ、青ネギと味付け玉子だったと、
このボケた写真から記憶を呼び起こしています。

また、「どろみそラーメンは」とその名の通りまさにどろっとした真黒な味噌スープ。

こちらは豚骨ベースっぽくコッテリはするけど見た目から想像するほどしょっぱくなく、
味噌の風味の奥に甘みを感じる濃厚でさらに深さを感じたと記憶があります。

なかなか無計画に飛び込んだにしてはヒットでした。


あと、ボクは食べてませんがデザートに「日本一の桃プリン」がオススメなんだそうで。

「岡山駅」地下にあるし、出張の時はまた立ち寄ってもいいかもと思いました。


「陣山ラーメン」(じんざんらーめん)岡山一番街店

岡山県岡山市駅元町1-1 地下4号
電話:086-226-6116
営業:11時~22時(LO:21時半)


さて、ここから「山陽新幹線」に乗って「新大阪駅」で下車し、
「伊丹空港」から新潟に帰る時がやってきました。

特に最後はボクの旅にしてはトラブルもハプニングも起こらず
っていうか、起こらな過ぎの締めくくりになってしまいましたね。


でも、広島で友人の「師匠」と出会い、いきなり初っ端に「原爆ドーム」に行って「戦争」という人間の愚かさを知り、
こちらも世界遺産、「安芸の宮島」の「厳島神社」にお参りに行った後、
山口県の岩国まで足をのばし「錦帯橋」へ。

「師匠」と別れた後は映画の街「尾道」で映画のロケ地めぐりをし、
そこから「しまなみ海道」をサイクリングして忘れることの出来ない過酷な思い出もできました。

「崖の上ポニョ」舞台になったであろうと言われる「鞆の浦」でその疲れた身体は癒され、
岡山県「倉敷」で美しい街並みを歩きました。


笑いあり、涙あり、美味しいもんあり、癒しあり、映画あり、地元の方の優しさあり、
筋肉痛あり、「師匠」のギターあり、などのかなり濃厚な旅だった気がします。

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お土産も各地の名物をいっぱい買いましたよ。

もみじ饅頭、保命酒、ままかりすし、かき醤油ふりかけ、はっさくゼリーなどなどって、食べ物ばかりですが。




さてさて、ボクの記憶が薄れないうちに記録に残しておこうと書き出した
2006年の9月23(土)~26(火)の3泊4日で行った「山陽地方の旅」はこれにて終わりです。

ここまで過去のことを写真を見ながら思い出して書いてきましたが、
もう一度旅が出来たみたいで結構楽しかったですよ。

そして、ここまで長々と書いてしまったボクの記憶の旅にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。

やっと新潟に帰る事ができましたね。



もし、ボクと一緒に旅をした感覚になっていただけたらうれしいなぁ♪と思って書きました。

また、これから旅をされる方の参考になれたらとも思いますが、なにせ4年以上前の記憶の旅。
いろんなことが間違っているかもしれませんので、あんまり鵜呑みにはしないでくださいね。


息子を授かってから大好きだった旅行もあともうちょっとお休みになりそうなので、
またの~んびりと昔の思い出を振り返り再び旅気分に浸るかもしれません。


さあ、次はドコの記憶の旅に出発しようかなぁ?


・・・おしまい。