今日は節分ですね。
立春の前日が節分となるそうなので、正確にはずれていくものらしいのですが、
すっかり2/3に定着したようですね。
すっかり2/3に定着したようですね。
全国のお父さんたちは今夜仕事からせっかく帰宅したのに鬼に扮し
鬼役をやって豆をぶつけられこの寒い冬空の下、外に追い出されてしまうのでしょうか?
鬼役をやって豆をぶつけられこの寒い冬空の下、外に追い出されてしまうのでしょうか?
もともとは家長であるお父さんが家を代表して、季節の変わり目には生じるといわれる邪気を追い払うために
「豆まき」などの行事を行っていたそうなのですが、
いつの間に追い出される役になってしまったんでしょうねぇ?
「豆まき」などの行事を行っていたそうなのですが、
いつの間に追い出される役になってしまったんでしょうねぇ?
酔っ払って顔を真っ赤にした赤鬼ならまだ笑えますが、
スーパーの豆についてきた紙に印刷された鬼の面をカブって追い出されるのは切ないですねぇ・・・
スーパーの豆についてきた紙に印刷された鬼の面をカブって追い出されるのは切ないですねぇ・・・
それこそ家の中に鬼がいるって感じですね。
まあ、邪気は己の中に存在するというので、お父さんの邪気を振り払ってもらいましょう!
で、まだまったく無邪気な息子には鬼のお面をかぶせてあげましたよ。

そのうち、ボクも息子に豆をぶつけられる日がくるのだろうか?
ところで、節分の豆っていうのは通常炒った大豆を撒くのが普通ですよねぇ?
炒り豆を使用するのは、その豆が厄災を負って払い捨てられるものであるということで、
サこからから芽が出ては縁起が良くないということで炒るのだそうです。
サこからから芽が出ては縁起が良くないということで炒るのだそうです。
ボクの実家の埼玉でもそうでした。
しかし、ここ新潟では殻ごと落花生を撒くんですよ。。
考えてみれば地面に落ちても食べられるので、そっちの方が賢いですよねぇ。
北陸地区より北や、南九州ではもともと落花生を撒く習慣があるそうなのですが、
今では食べ物を粗末にしないことや、掃除が楽なこともあり
落花生を撒く習慣もひろまってきているみたいですね。
今では食べ物を粗末にしないことや、掃除が楽なこともあり
落花生を撒く習慣もひろまってきているみたいですね。
新潟の一部では「地面に潜る豆」ってことで落花生を「じもぐり豆」、
または「ずもぐり豆」などと呼ぶそうですよ。
または「ずもぐり豆」などと呼ぶそうですよ。

最近ではおつまみ用に小袋に入った、柿の種や小魚アーモンドなどを
袋のまま撒くところもあるんですよねぇ。
袋のまま撒くところもあるんですよねぇ。
そうなると鬼もよろこびそうですが・・・
豆は自分の年齢、数え年の数だけ食べる、または自分の年の数より1つ多く食べると
風邪をひかないなどという習わしがあるといいますが、
袋にはたくさん入っているし、落花生の場合1個に2~3つぶ入っていたりするので、
得した気分になれますね♪
風邪をひかないなどという習わしがあるといいますが、
袋にはたくさん入っているし、落花生の場合1個に2~3つぶ入っていたりするので、
得した気分になれますね♪
そういうことじゃないのかな?
ちなみに通常「鬼は外~! 福は内~!」という掛け声なのですが、
苗字が「鬼塚」さんや「鬼頭」さんなどの家では「鬼は内~!」と言ったりするそうですよ。
苗字が「鬼塚」さんや「鬼頭」さんなどの家では「鬼は内~!」と言ったりするそうですよ。
埼玉県の「鬼鎮神社」などの鬼が神様として奉られている珍しい神社は各地にありますが、
そちらでもでもその様な掛け声をするそうです。
そちらでもでもその様な掛け声をするそうです。

最近は「豆まき」だけでなく、「恵方巻」も全国的に市民権を得てきましたよね。
今年の恵方は「南南東」ですね。
実は一晩早いのですが、ボクはさっきの飲み会の時に一足早くいただいちゃいました。
ホントは節分の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて一言もしゃべらずに、
願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじりするという、もともと大阪発祥の風習なのですが、
1998年からセブンイレブンが全国販売したために急激に普及したのだそうです。
願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじりするという、もともと大阪発祥の風習なのですが、
1998年からセブンイレブンが全国販売したために急激に普及したのだそうです。
今ではその流行に便乗し、「恵方ロールケーキ」などもスーパーで見かけますね。
縁を切らないために、途中で食べるのをやめず一気に食べきる、包丁を入れない、というのが「恵方巻」ですが、
さすがにロールケーキを丸かじりするのはキビしいですよねぇ。
さすがにロールケーキを丸かじりするのはキビしいですよねぇ。
ちなみに、「恵方巻」の中に入るネタは「七福神」にちなんで通常
かんぴょう、キュウリ、シイタケ、だし巻、うなぎ、でんぶなどの7種類を入れるそうなのですが、
かんぴょう、キュウリ、シイタケ、だし巻、うなぎ、でんぶなどの7種類を入れるそうなのですが、
新潟では何を差し置いても必ず入れるものがあります。
それは「くるみ」!
新潟の「恵方巻」っていうか、「太巻き」はもともと甘辛く煮た「くるみ」が入っているのが定番なんですよ。
新潟出身の相方は「くるみ」の入っているのが「太巻き」だとばっかり思っていたほどですが、
先日の「秘密のケンミンSHOW」では「京一郎とはるみの忘れられない故郷グルメ」の
第2位に選ばれもした立派な新潟ご当地グルメなんですよ。
先日の「秘密のケンミンSHOW」では「京一郎とはるみの忘れられない故郷グルメ」の
第2位に選ばれもした立派な新潟ご当地グルメなんですよ。
このカリカリの食感と香ばしいかおり、甘しょっぱい味わいはなかなかクセになりますよぉ♪
そして息子も生まれたことですし、日本の風習をお勉強してもらうためにも、
今年からしっかりと季節の行事はやっていこうと思って、こんなのも掲げてみました。
今年からしっかりと季節の行事はやっていこうと思って、こんなのも掲げてみました。

「柊の葉」に豆柄のついたものを玄関に置いてみました。
「柊の葉」は見ての通りトゲトゲなので、棘で目を刺すと鬼が怖がって
家の中に入ってこられないのだといいます。
家の中に入ってこられないのだといいます。
ホントはこの枝に鰯の頭を刺した「柊鰯」というものが正しいらしく、
鰯の臭いで鬼が近寄らないといわれるそうですが、その臭い匂が玄関に充満するのはちょっと・・・
鰯の臭いで鬼が近寄らないといわれるそうですが、その臭い匂が玄関に充満するのはちょっと・・・
と思って、簡易バージョンにしちゃいましたぁ♪
さて、地域によって風習は様々ですが、今夜は各家から「鬼は外~! 福は内~!」と
この冬空にこだまするのでしょうか?
この冬空にこだまするのでしょうか?
なんかいいですねぇ~♪
全国のお父さんはくれぐれも、風邪をひかないように気をつけてくださいね。