イクメン・アルファ号 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

これまで散々「故障した~!」「入院した~」と騒いできた
ボクの問題児の愛車「アルファロメオ159」ですが、

しばらくそんなヤンチャな記事が無く、健康的に無事に過ごしているんんだろうなぁ・・・

なんてお思いの方もいると思いますが、実は違うんですよ。

ここ息子が生まれてからの半年、ボクの「アルファ号」にはチャイルドシートを着けていなかったために、
ほとんど出動させていなかっただけなんですよ。

お休みの日になるとチャイルドシートが着いた相方の「フォーカス号」だけが出動していて、
まさにボクの「アルファ号」は単なる駐車場のインテリアと化していました。


そして先週の土曜日、あまりにも放置しすぎで心配だったので、
年が明けてから初めてエンジンをかけてみたんです。

・・・って、そんなに長いあいだ放置プレイするなんて、ボクって「ドS」か!?

いやいや、1月はちょっとボクも色々あったもんで・・・

元気かなぁ? アルファ君?


シーーーーン・・・・・・・・?

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はい、エンジンかかりません。

っていうか、その前にキーをさすだけでいつもならナビも起動するはずなんですが、ご覧の通り、画面真っ暗。

セルを回そうとすると、セルが回るどころか他の電気もチカチカ点灯しちゃいます。

ガビ~~~~~~~~~~~~~~~ン!

もともと、「M」気質じゃなく、どちらかというと「S」であるアルファ君は
完全にボクの放置プレイにスネてしまいましたよ。


こりゃ、完全にバッテリーが上がっちゃってますね。

昔ボクが乗っていたシビックくんは、単純だったのでしばらく駐車していても
時計ぐらいしか電気は使わずバッテリーが上がるなんてこと無かったんですが、

今の車はイモビライザーとかなんとか、何にもしなくても色々と電気使っちゃっているんですよねぇ。

確かに、買ってからまだ一度もバッテリー交換していないのも要因だとは思いますが。

イメージ 2


よーし! こんな時には昨年に引き続きボクらのヒーローを呼ぼう!

JAFお兄さん、助けてぇ~~~~~!

そして、30分後にJAFお兄さんは雪の降る中駆けつけてくれましたぁ♪

すると、JAFお兄さんは『日本車だとだいたいわかるのですが、
外車だと安易にケーブルをつないでバッテリー回復すると、電気系が壊れてしまうことがあるんですよねぇ』

と、まずはアルファ号の取扱い説明書を読み始めました。


そうなんですよ、ボクもシビックの時は何度かケーブルをつないだりしたんですが、
最近の車、さらに外車は複雑でよくわからないッス。

だからJAFお兄さんを呼んだんですけどね。



で、しばらくして『何も書いていないので大丈夫でしょう!』と、
ケーブルをつないでくれたので、JAFお兄さんの言うとおりエンジンスターターを押してみました。


すると・・・


ブオォォォォン・・・ ブオォォォォン!

おお! 見事復活です!!

やったぁ! さすがボクらのヒーローだぁ!

で、念のため電気系に故障が無いか、窓を開けたり、サイドミラーを開け閉め、
シートを上下、ナビをポチポチ、ウォッシャー液をシュッシュと出して、
ワイパーキュッキュッ、ウインカーチカチカ、一通り試してみましたが大丈夫!

オールオッケーです♪

・・・と思ったのですが、ありゃ? なんだこの警告ランプ?

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再び、JAFお兄さんと取扱い説明書を見てみると、それは「盗難未遂警告」でした。

『これは誰かが、イタズラしようとしたり、車を盗もうとした時に点灯するやつですね』と、JAFお兄さん。


「え! いったい誰が!?」とボクは不吉な感じが過ぎりました。

『あ、それはボクですね・・・』

な、な、なにぃぃぃぃ~~~!!! 

ボクらのヒーローだと思っていて信頼していたJAFお兄さんが、
ボクの車をいつの間にか盗もうとしていたのかぁ~!?

うわぁ! 世の中誰を信じていけばいいのだろう!?


と、心の中で叫んでいたら、『ボクがバッテリーをいじったことが
この車が「盗難未遂」と判断して、警告ランプを点けてしまったんですね。
あとはしばらく走っていると消えるか、そうでなければディーラーさんに行って解除してもらってください』

と言って『また何かあったらボクを呼んでください。 何度呼んでも無料ですから♪』
と、言い残して颯爽と雪の中に消えていきました。

ん~、相変わらずカッコイイぜ、JAFお兄さん~♪



ってことで、しばらくエンジンを切らないほうがいいので、
ボクはそのままディーラーまで走って行って「盗難未遂警告ランプ」を解除してもらいました。


そして、ボクはそこで決心をしたのです。

この「アルファロメオ 159」にもチャイルドシートを着けることを!

・・・って、まずはバッテリーを着けかえることが優先なんじゃねぇの? と思いますよねぇ。


だって、ディーラーで見積りとったら5万円近くするんですもん。
あまりにも高いので、もうちょっと様子見をしますよ。

もしかしたら、頻繁に乗るようになれば大丈夫になるかもしれないですしね。



・・・ってことで、さっそく調達しましたよ、チャイルドシート。

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乗せ降ろし時に回転でき、赤ちゃんに無理な姿勢をとらせることのない、コンビ社製「ゼウスターン」です!


1万円で買った中古ですが、なにか?

ちょっと色あせていて、左右の色が微妙に違いますが、かなりキレイですよ。

ただ、これを乗せるのに1つ問題が!

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ボクの「アルファ号」はたいして乗らないくせにシートが
イタリアを代表する最高級皮革ブランドの「ポルトローナフラウ社」製の本皮シートなのです。

高級ソファなどの家具が有名ですが、フェラーリやマセラッティのシートも作っている
肌触り抜群のとっても優しいレザーですよ。

そんな、家のソファより高級なシートがはたしてボクに必要なのでしょうか?


でも、せっかくそんな高級なものが着いているなら大事に使いたいものですが、
チャイルドシートをそのまま乗せると、その重みで革がのびてへこんでしまったり、
擦れてキズだらけになったりするそうです。

まあ、車は消耗品だからそれは目をつぶるとしても、
さらには、一般の布のシートよりもレザーシートはチャイルドシートがスベリやすく、
そのままだと安全性も劣るのだそうですよ。


ってことで、こんなものも買ってきましたぁ!

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チャイルドシート専用の「フィットマット」です。

ボクのリアシートはすこし真ん中がへこんでいるので、これで安定感も増し、キズもつかないので安心です。

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さらに、背中の部分にはキズ防止のためにカーショップで買ってきた合皮のクッションを当てました。

ホントはこういうキズ防止シートの専用のものもあるのですが、イマイチ見栄えが悪いのと、
専用のパーツは結構お値段も高いので、安全性が関係ない部分のやつは安さと見栄え重視で買いましたぁ。



さあ、これで完成で~~~す♪

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これから休日は、息子もパパの愛車「アルファロメオ 159」でお出かけできますよぉ。

って、バッテリーかえてないけど、大丈夫かなぁ?




アルファロメオ 奮闘記 第19章「イクメン・アルファ」