今年の暑い夏、8/2(月)に待望の息子が生まれて早3ヶ月、
おかげさまで先日の11/20(土)には110日目を無事に迎えました。
おかげさまで先日の11/20(土)には110日目を無事に迎えました。
そしてその110日目を記念して「お食い初め」っていうのを家族3人だけでささやかに行ってみましたよ。
「一生、食べることに困らないように」と願いを込めた食べるマネごとをする儀式ですね。
『お金が無くても、寝る家が無くても、食べ物さえ困らなければ生きていけるもんね』と相方が言ってましたが、
お金も寝る場所にも困らないではほしいですが・・・
お金も寝る場所にも困らないではほしいですが・・・

あ、でもすでにこんな様な食べるマネごとしたりしてた!
本来「食べ初め」は乳歯が生え始める頃の100日目というのが通常ですが、
地域によっては長生きするようにという願いを込めて110日目や120日目に
わざと遅らせてやったりするそうなんです。
地域によっては長生きするようにという願いを込めて110日目や120日目に
わざと遅らせてやったりするそうなんです。
地域によっては「食べ初め」「真魚(まな)始め」「箸初め」「箸立て」「箸そろえ」
「魚味の祝」「百日の祝い」などと呼ぶそうですよ。
「魚味の祝」「百日の祝い」などと呼ぶそうですよ。
でも、ウチは110日目が土曜日だったからたまたまですけどね。
で、神社などで「お食い初め」の儀式を全てやってくれるセットがあるのをネットで発見したのですが、
大人一人1万円以上もかかってしまうそうなのです。
大人一人1万円以上もかかってしまうそうなのです。
え? 大人は別に関係ないので、子どもだけでいいんだけどなぁ・・・
って、ことで自分たちで手作りですることにしました。
「初宮参り」はお爺ちゃん&お婆ちゃんを呼んでちゃんと豪華にやったからいいよね?
でまずは、「お食い初め」は地域によっては「歯がため」とも呼ぶそうで、
歯が丈夫になるように「石」をカジらせるそうなんです。
歯が丈夫になるように「石」をカジらせるそうなんです。
いや、当然ホントにカジらせる訳ではないですけどね。

まあ、あの時は寝ていたので覚えていないと思いますが・・・
「歯がため用の石」は古くからの習わしでは地元の神社の境内から授かるもので、
儀式が終われば再び境内へ納めるのだそうです。
儀式が終われば再び境内へ納めるのだそうです。
今回はしっかりと境内に上がり息子もしっかりとお参りをし、
お賽銭箱の横に「おみくじ」があったので息子に出た棒を引っ張ってもらいました。
お賽銭箱の横に「おみくじ」があったので息子に出た棒を引っ張ってもらいました。

初めてのおみくじ・・・いったい息子のこと時の運勢はどうなんでしょう?
ドキドキ・・・
『吉』です!
そう、人生いきなり「大吉」が出るほどアマくないッスよ。
ここから「大吉」向うように過ごしていくんだぞ!
ここから「大吉」向うように過ごしていくんだぞ!
・・・って、棒を出すまではボクの作業ですけどね。
それにしても、「おみくじ」30円っていう安さは初めて見ましたよ。

さて、これで「歯がため用の石」ゲットです!
って、この授かってきた石を見て相方は『ウ○コみたい』と言い放ちました・・・
ホントだ、ウ○コみた~い、もしかしてウ○コ拾ってきちゃったかなぁ♪
って、愛息子の初めての食事にウ○コはマズいでしょ!
まあ、仮にそうであったとしても神様から授かったウ○コです。
「吉」の運勢がこれで急上昇間違いなしですよ!
「吉」の運勢がこれで急上昇間違いなしですよ!
あ、お食事中の方連発してしまいスミマセンでした。
あと必要な「祝い膳」と言われるものは地域によっていろいろあるみたいですが、
一汁三菜が基本で、尾頭付きの鯛やら蛤やらいろいろ用意しなきゃならないのです。
一汁三菜が基本で、尾頭付きの鯛やら蛤やらいろいろ用意しなきゃならないのです。
あぁ・・・下処理とかあってなんだかいろいろ面倒・・・いや、大変だなぁ。
と思ってネットで調べていたところこんなものを発見!

お食い初め用の「祝い膳セット」4,500円(税込・送料込)です!
最近、獲れたての魚を新鮮なまま港から直送できるネット通販がちょっと話題になっていますが、
「祝い膳セット」も見つけちゃいましたぁ!
「祝い膳セット」も見つけちゃいましたぁ!
広島県の草津港で水揚げされた新鮮な魚介類が「広島中央卸売市場内」から家まで届く、
「(有)山口屋水産 」という会社がやっているネット通販「瀬戸内たいたいクラブ」の商品なのです。
「(有)山口屋水産 」という会社がやっているネット通販「瀬戸内たいたいクラブ」の商品なのです。
って、何かと最近広島と縁があるなぁ。
ちょっといい値段はしますが、瀬戸内海でその日に揚がった真鯛をしっかりと内臓やウ○コ・・・
あ、ここはフセ字じゃなくて大丈夫だ。
しっかりと内臓やウロコなどを下処理して送ってくれるんですよ。
あとは家のグリルでキレいに焼くだけだから簡単で、外に食べに行くより全然気軽でお得ですね♪
それに、それ以外の物やちゃんとお飾りもついてもう完璧です。

どうでしょう? なかなか息子もご満悦な笑みを浮かべてますよ♪
でも、実際は食べられないんですけどね・・・
真鯛は尾びれや背びれがコゲ落ちないようにたっぷりと塩を塗り、
頭が左に向いたときの面がキレいになるように注意して焼きました。
頭が左に向いたときの面がキレいになるように注意して焼きました。
家のグリルでなかなか尾頭付きの真鯛を焼くことなんてないですよねぇ~
ちなみに焼くことに自信がない方のためには+1,000円で焼いたのを送ってくれるそうです。
特に形式ばって真鯛じゃなくて他の魚でもいいらしいのですが、
せっかくですからね「めで鯛」ってことでこだわってみました。
せっかくですからね「めで鯛」ってことでこだわってみました。
さあ、さっそく丁寧に洗ってアルコール消毒をしたウン・・・
じゃなくて「歯がため石」をカジカジカジカジ。
じゃなくて「歯がため石」をカジカジカジカジ。

地域によっては石ではなく、タコの足や栗などを使うそうですね。
ホントは長寿にあやかりお爺ちゃんなどその席の一番の長老の人から「養い親」として
左膝の上にのせてはじめるらしいのですが、
左膝の上にのせてはじめるらしいのですが、
ここでの最長老はボク・・・たいして長寿ではありませんけど。
つづいて吸う力が強くなるようにとの願いの「吸い物」。
この具である蛤は、対になっている貝殻以外とは絶対にピッタリ合わないので、
良縁を願うという意味でよく「桃の節句」や「結婚披露宴」の場にも登場する縁起のいいものです。
良縁を願うという意味でよく「桃の節句」や「結婚披露宴」の場にも登場する縁起のいいものです。
蛤はちゃんと砂をはかせてから調理しましたよ。

そしてこの時のお椀は、女の子は内側は朱塗り外側は黒塗り、男の子は朱塗りだそうなので、
100円ショップで両面朱塗りのものを買ってきました。
100円ショップで両面朱塗りのものを買ってきました。
何となくイメージでは逆の感じがしますが、女の子は男子のようにたくましく、
男の子には女子のように優しくという思いが込められているようです。
男の子には女子のように優しくという思いが込められているようです。
はい、ズズズ・・・・・ゴックン、とマネだけ。
あとはセットになっていた「焼きあなご」と「こはだの酢漬け」、
かまぼこの上にあなごが乗った宮島名物の「あなごかまぼこ」を食べるマネ。
かまぼこの上にあなごが乗った宮島名物の「あなごかまぼこ」を食べるマネ。
この他セットにはオマケとして広島名物らしい「がんず」っていうご当地グルメも入ってました。
上の発泡スチロールの写真の中、右上にある油揚げみたいなのがそれです。
初めて知りましたが、これは「はんぺん」に衣を付けて揚げたピリ辛のもので、
後ほどビールのおつまみとしていただいちゃいました♪
後ほどビールのおつまみとしていただいちゃいました♪
それから最後にウチで炊いた雑穀米のごはんをモグモグモグ・・・

これを2人で2順して終わりです♪
『わ~ん、お口あけたのに何にも食べてないよ~!』と息子の嘆く声が聞こえてきそうですが、
まだまだ離乳食も始まってないので、あとは大人たちだけで美味しくいただきましたよ。
ネットで調べても地域で「お食い初め」のやり方っていうのがいろいろあって定まっていないみたいなのですが、
形式にとらわれずウチのオリジナルで「お食い初め」の儀式はこれで無事終了いたしました。
形式にとらわれずウチのオリジナルで「お食い初め」の儀式はこれで無事終了いたしました。
今度はマネごとだけでなく、ちゃんと食べられる練習しなきゃね。