J1第32節「ベガルタ仙台」【J特】 | 馬の会長日記

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今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
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その時思ったことを気ままに更新してま~す。

11/23(火)の「勤労感謝の日」はホームの「東北電力ビッグスワン」で行われた
J1リーグ第32節「アルビレックス新潟 vs ベガルタ仙台」に参戦しました。

ん~かなり寒い・・・空も暗いし風も強い、いつ雪が降ってもおかしくないですよ。
もう新潟は冬ですね・・・

でも、ホームも残り2試合。
熱くサポートをして燃え尽きたいと思います。

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アルビは前節、第31節の広島戦では今季最多の4失点で気持ちいいほどの惨敗。

120分の激闘を戦った天皇杯から中2日のアウェイ2連戦、
しかも相手は天皇杯が無かったとは言え、いい訳できるのはこの1度きり!


また前節から中2日でそのショックから立ち直るにはあまりにも短いので、
ここはもう忘れて開き直るしかありませんね。

リーグ戦も3試合白星なしで、この悪夢はもうホームで勝って拭い去りましょう。

ぜひ過度に働くアルビ戦士にとってもいい「勤労感謝の日」にしたいですね。

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しかし相手の「ベガルタ仙台」も12位で崖っぷちの残留争いに巻き込まれています。

残留争いのチームから勝利を奪う難しさは第27節の「FC東京」や
第30節「ヴィッセル神戸」ですでに痛感していますね。

ここで勝てば仙台のJ1残留が決定するだけに得点を積極的に奪いにくるに違いありません。

実際前節負けたとはいえ、清水14本に対する仙台15本と、相手を上回るシュート数を放っていました。

以前、アルビでプレイをした仙台のFW中原貴之選手も選手紹介では拍手で迎えられましたが、要注意です。

たくさんのサポーターの方に仙台からお越しいただきました♪
ありがとうございます。

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「日清のどん兵衛サンクスデー」で配られたオレンジシートを掲げ・・・ってミシェウは累積でいませんが。
でもマルシオは復帰してきましたよ!


アルビはもう自力でACL出場権利は得られなくなってしまったけど、
すこしでも上位をめざして、財政難をちょっとでも楽にさせたいところですね。

こと座の「ベガ」とはくちょう座の「アルビレオ」の「天の川ダービー」を制しましょう!

ちなみに、競走馬にも「ベガ」と「アルビレオ」っていますが、
「ベガ」という名の馬は3頭もいるし、牝馬クラシック二冠を制した「ベガ」と、
重賞未勝利の「アルビレオ」を比べちゃあまりにも不利なもので・・・

選手入場のさい、「VAMOS!」のコレオで選手たちをねぎらい、
17:03、24,928人の観客に囲まれてキックオフです!

↓これ、ボクも写ってますねぇ~

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前半開始いきなり2本のシュートを打たれ、勢いよく仙台が攻めあがってきましたが、

精神的支柱のウッチーがスタメンでDF陣は落ち着いて対処をしていました。

ちょっと大伍や高得などはパスの精細を欠いていましたが、守備では問題なかったかなぁ・・・


しかし、仙台の攻めは最初のその時だけ。

もっと攻め上がってくるかと思ったけど、11人全員がハーフラインより向こう。

もしかして、ここは勝って残留を決めるというよりも、
例え神戸が勝って、仙台がドローで勝ち点差4のアドバンテージになるので、
それを狙って守りをかためているのかなぁ?

4じゃまだ安心出来ないと思うが・・・

真ん中はもちろん、サイドからも中に入れさせてもらえずなかなかアルビは攻めはぐっていました。

どうしても堅守の相手を打開するのが苦手なアルビ、
結局決定的なシーンはどちらのチームにも見られず、前半はスコアレス。

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そんな均衡した状態はやはりつづく訳ありませんね。

後半、やっぱりこのまま仙台が守りに徹する訳ありません!

まさか!?

仙台がいきなり前がかりになってきました!

そうか、マズい!

仙台はこの連戦で疲れたアルビに後半で奇襲をかけてくる作戦なのか!

くそぉ~もうアルビの選手はボロボロだぁ~

とにかく走れてないし、パスがことごとくカットされ、足元もフラフラ・・・

もう、ここまで攻撃面でヒドい試合は久しぶりかもしれないですよ。
前節に4つのシュートしか出来なかった試合よりレベルが低いかもしれない・・・


相手は天皇杯は関係なかったし、やっぱりアルビの試合日程にはかなり無理があるんですよ。


って、思いっきり言い訳してますね。

点を入れられるのも時間の問題。

仙台のサポーターの応援もスゴかったですね。

その声援に応えるように後半33分、ついにその均衡が崩れました。
仙台の赤嶺選手は永田をかわし、ヒロシを背負いながら、
千葉ちゃんのプレッシャーをくぐり抜け、アルビから先制点を見事奪いました。

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ん~、3人のDFをこじ開ける、魂の1点ですね。
守備面では悪く無かっただけに痛い・・・

この後、不覚にも前節の悪夢が蘇ってしまいました。

しかし、試合中に言い訳ばっかりとか、ネガティブな考えとかしているなんてホントのサポーターとは言えませんよねぇ。

ボクらが出来ることはチームを信じて精一杯サポートすることですよねぇ!

黒崎監督も不動のCB永田を下げて木暮を投入し、勝つことしか考えていないじゃないか!

ここまできたら1点差で負けても、4点差で負けても同じですもんね。



そして、今日は11/23。

試合が始まる前にスタメンで出場した田中亜土夢から
『23はボクの背番号。 ゴールを決めて23日が記念日になるようにしたい!』
そう言っていましたね。

もう90分が過ぎ、アディショナルタイムに入ろうとしています。

仙台のサポーターからはこれで勝てば残留が決定することもあり、
ますます声援が大きくなっています。

でも、ボクらは信じる!

もう、疲れているなんて言ってられない、たのむ! 信じてる! アルビ!


アディショナルタイムに入ってすぐ、マルシオの強烈なシュートは相手DFに当たり、天高く弾き返されました。

誰にも当たらず地面に落ちてきたボールは激しい回転がかかっていて、
おかしな動きをし、そのバックスピンを読んでいた一人の男の前に・・・

それは背番号23、田中亜土夢だぁ!

まるで、サッカーの神さまが操ったかのようなボールの軌跡は亜土夢の足に捉えられ、

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ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!

同点だ! よし! この勢い、勝つぞ、ここはホームだ!

優勝した名古屋や、3連覇した王者鹿島だって倒してきたじゃないか!

へたくそでもいい、疲れた走れなくてもいい、最後まで食らいつくサッカー、
諦めないサッカー、それがアルビだ!

会場は残留に向けた闘志と、ホームでのプライドを賭けた歓声でヒートアップ。

が、しかし、4分間のアディショナルタイムが終わり、「1-1」のドローで試合終了・・・

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これで、アルビはリーグ4戦連続勝利無し・・・

ACL出場権どころか、賞金獲得圏内の7位にとどくかどうかというところに来てしまいました。

あと2試合もう目標が無くなってしまったようですが、この2試合はアルビにとって特別な意味があるはずです。

2人の恩師の前で恥ずかしい試合は出来ないという・・・


次のJ1リーグ第33節は中3日の11/27(土)、
アウェイの「NACK5スタジアム大宮」で「大宮アルディージャ」との対戦となります。

神戸との直接対決で降格圏をほぼ脱出できそうな大宮。

これで気が抜けるか? もしくはその勢いがホームの地に残っているのか?

いずれにしても恩師、鈴木淳監督の目の前では恥ずかしい試合は出来ない。

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アルビは11日間で4連戦、しかも3試合のアウェイ遠征。

疲れもピークに達していると思いますが、
今年大宮とはリーグではドロー、ヤマザキナビスコカップでは勝利。

そして、「清水エスパルス」にも勝ち点を譲っていないので
きっちりと「オレンジダービー」を制して、真のオレンジがどのチームかをハッキリさせたいですね。

(ベガルタ仙台は黄色だよねぇ? 負けてないけど)