「BARBAROSSA」(バルバロッサ) | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

新潟市西区の青山にある「ジャスコL」の近く、先日ご紹介した「ラグナグ」青山店の並びに、

ボクがお気に入りで旬の和食ランチ食べられる「朱鯱」青山店という居酒屋さんがあったのですが、
新しく「新潟駅前店」が出来たと思ったら、この春、ウチの近所のその青山店が閉店をしてしまいました。

お義婆ちゃんともよく来たお店で、とっても残念な思いをしていたのですが、
この夏、7/10に新しいお店に生まれ変わっていましたよ。


その名も「BARBAROSSA」(バルバロッサ)。

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「バルバロッサ」とは、イタリア語で「赤ひげ」の意味なのですが、
「朱鯱」(あかしゃち)の次は「赤ひげ」とつながっている様で、たぶんまったく関係ないでしょう。

最初、改装工事をしていたときに通りがかっても茶色一色のシンプルな外装のお店で、
なに屋さんなのかさっぱりわからなかったのですが、
近くに行って見てみると、ささやかに「HANBURGSTEAK」って書いてありましたよ。

そうなんです「バルバロッサ」はハンバーグステーキ専門店だったのです。

ん~・・・旬の和食を食べられるお店からハンバーグのみのお店かぁ・・・と、すこしガッカリはしましたが、

お店に入らずしてそのリアクションはお店の人に失礼ですよねぇ。

「それならいっちょ入ってみるかぁ!」と先日ランチに行ってみました!

って言っても店の外には営業時間なんて書いて無かったので
ランチタイムっていうのがあるのかわかりませんでしたが・・・

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入口にある、ほぼ原寸大の跳ね馬の置物はちょっと威圧感がありますよぉ。

店内に入ってみると、まず驚いたのが「広っ!」。

前の店、「朱鯱」の時は居酒屋だったので、全てこ上がりになっていて、
個室ではないのですが、わりと壁などの仕切りがあったのです。

それを全てとっぱらってテーブルが置かれていました。

外光も窓からふんだんに取り込まれていて店内も明るく、
壁が無いだけで同じ敷地でもこんなに広く見えるんですねぇ。


そして、全てが「和」だった壁や柱もログハウスの様になっていて、
テーブルの上の照明は樽を利用したランプシェードになっています。

カントリー調でまさに「ハンバーグステーキ」がピッタリな雰囲気でした。

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そんな中、まさにその雰囲気にピッタリなワイルドな店員さんがメニューを持ってきてくれましたよ。

そのメニューを見てみたら、ガビ~~~ン!

ボクが入店したのは14時40分。

ランチタイムは14時半で、そのラストオーダーは14時だったのです。

通常では何種類かハンバーグソースが選べるみたいなのですが、
ランチメニューのハンバーグはデミグラスソースのみ。

しかし、スープやドリンクが付くのでお得なんです。

ん~、失敗したぁ・・・せめて店頭に営業時間を書いといてくれればもう少し早くきたのにぃ~


で、ダメでもともとその見た目は怖そうな店員さんに恐る恐る聞いてみました。

「ランチって終わっちゃいましたかぁ?」

なんて、図々しい客なんでしょう!

もうラストオーダーから40分も過ぎてますよ! 終わっているに決まってるじゃないかぁ~

なんて思ったら、その怖そうなお兄さんがエビス顔に変化して、

『まだ、時間過ぎたばっかりだから大丈夫ですよ♪』って厨房に確認したあとニコニコで答えてくれました。

え!?マジで? わぁ~やさしぃ~♪ 

形式ばったチェーン店じゃ絶対NGですよねぇ。
これだけでも、ボクはブログに書いてあげたくなっちゃいましたよ。

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そしてボクがたのんだのは「デミグラスハンバーグセット」、
ライスかパン、サラダ、スープ、ドリンクが付いて「950円」。

ちょっとオシャレな外観にしては結構リーズナブルで良かったです♪

お兄さんのサービスだけでもボクはもう満足ですが、味もやっぱり重要ですよねぇ。

さっそく鉄板がジュージューいっている熱々のうちにいただきましょう。

って、なんだこりゃぁ!?

ナイフですこし切れ目を入れたとたん、中から泉のごとく肉汁がジュンジュワァと溢れてくるぅ~

さらにそれを一口ほおばると、熟れた果実の様にとろけて口の中いっぱいに広がります。

これなに? 肉?

まさに疑うほどジューシーで、これまで食べたことのあるハンバーグの中でも柔らかさ最上級ですよ。

しかし確かに口の中に広がっているのはスパイスが利いたワイルドな肉の旨み。

繊細な食感なのに、風味はまさにこれぞ男が提供する肉って感じ!

肉ってこんな食感にも変化できるんですねぇ、初めて出会いましたよ。


そしてその素材の風味でも充分なのに、それを引き立てる特製デミグラスソースは
4日間じっくりと費やして作ったこだわりソース。

お店のつくりから、ちょっと不器用なところが最初目につきましたが、味のほうは確かですよ!

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外観はオシャレにシンプルすぎて無愛想でなかなか入りづらい、
でもいざ入ってみると店内はやさしい光につつまれていて、しかも価格はリーズナブル。

そしてワイルドな肉の旨みは、やさしく口の中に広がる食感で堪能。

見た目ワイルドでも、実はとっても優しいお兄さん。

ホント、お店も、料理も、人も、味わってみなければわからないってことを痛感しましたね。

ハンバーグかぁ・・・と何も関わらないウチにガッカリした自分が恥ずかしいです。

イメージだけでは何事も決め付けられないってことですよねぇ。



柔らかさと肉の風味にとことんこだわって編み出したハンバーグのお店「BARBAROSSA」(バルバロッサ)。

ワイルドなお兄さんの人柄が出ているいいお店です。

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ちなみに、ランチメニューには「キッズセット」(550円)があり、
ミニハンバーグ、海老フライ、ライス、デザート、そしてさらに「おもちゃ」も付いてます。

これまたお兄さんの優しさが感じられますね。



ごちそうさまでしたぁ~♪

「BARBAROSSA」(バルバロッサ)

新潟市西区東青山1-4-2
電話:025-233-6881
営業時間:11時~14時半(LO14時)、17時半~22時半(LO22時)
土・日・祝日11時~22時半(LO22時)