先日の6/19(土)・20(日)に、3年かかって馬券で貯めた旅費で、
念願の函館に上陸した競馬サークル「馬の会」の6名のオッさんたち。
念願の函館に上陸した競馬サークル「馬の会」の6名のオッさんたち。
初日は優雅に函館市内観光をしましたが、
2日目はもちろん今回の最大の目的地「函館競馬場」に向かいますよ!
やっとですね・・・

しかし、夜が明けてみると外は真っ白、みんなの日頃の行い通りの雨模様です。
津軽海峡の雄大な海原が、この霞の向こうに見えるであろうと想像しながら、
「湯の川温泉」の露天風呂に朝一で浸かり、朝食は函館の美味しいもんのバイキング。
「湯の川温泉」の露天風呂に朝一で浸かり、朝食は函館の美味しいもんのバイキング。
昨日はちょっと食べ過ぎたので、朝は控えめに・・・?
「函館カレー」という響きに、みんなそろって「朝カレー」を仲良く食べました。

ホテルをチェックアウト後、『雨は、傘を買ったとたんに止むもんだ』と、
旅費省エネのために霧雨の中、ややシットリのオッサンたちは再び路面電車へ!
旅費省エネのために霧雨の中、ややシットリのオッサンたちは再び路面電車へ!
「湯の川」の停留所から4つ目が「競馬場前」。
いよいよ、念願の「函館競馬場」ですよ!
ここまで来るのに長かったぁ、積立てをの月日も、この旅行記の記事も・・・
・・・?
って、おおぉ~い!
通り過ぎてるぞぉ!! またぁ!
三度、路面電車で「函館競馬場」の前を通り過ぎる、「馬の会」ご一行様。
やっぱり、夢の「函館競馬場」には、そうやすやすとたどり着けないのかぁ~~~?
・・・そして、8つ目の停留所で降りることになったボクらが流れ着いたのはここ。

「五稜郭タワー」です!
実はボクもここに来るのは初めてなんですよねぇ。
以前2005年の冬に来たときには高さ60mの旧タワーと、
この高さ98mの2006年の春に開業した2代目のタワーが並んで建っていて、それはそれで圧巻でした。
この高さ98mの2006年の春に開業した2代目のタワーが並んで建っていて、それはそれで圧巻でした。
以前の塔の先に四角い菱餅のようなものがついているだけの旧タワーと違って、
2代目は五稜郭の星型をデザインした塔で、なかなかカッコイイです♪
2代目は五稜郭の星型をデザインした塔で、なかなかカッコイイです♪
ちなみに、そのまま「五稜郭タワー」に手足がはえたような姿をした、
ここのマスコットに「GO太くん」というのがいるのですが、そのデザインをしたのは新潟の人らしいですよ。
ここのマスコットに「GO太くん」というのがいるのですが、そのデザインをしたのは新潟の人らしいですよ。
さて、展望チケット(840円)を10%割引で購入して、いよいよ「五稜郭タワー」に登りますよ!
10%割引クーポンは、現在「五稜郭タワー」の公式サイトにてダウンロードができます。
エレベーターのガイドさんが五稜郭タワーの簡単な説明をしてくれながら、
到着した最上階に広がるこの絶景・・・見てください!
到着した最上階に広がるこの絶景・・・見てください!

すげ~! ホントに星ですよ!
キレイですねぇ~ 「五稜郭」♪
なんでこんな星型をしているかといいますと、砲撃や火砲に対応しやすい形状らしく、
当時、砲撃が主流となったヨーロッパでの築城様式を採用したものなんだそうです。
当時、砲撃が主流となったヨーロッパでの築城様式を採用したものなんだそうです。
でも実際、武器の性能が向上し箱館戦争時に軍艦から放たれた砲弾が着弾したそうですが・・・
そんな「五稜郭」は江戸時代末期に建造された城郭で、色々なドラマが繰り広げられた、
歴史好きな方にはたまらないところだと思うのですが、
歴史にウトいボクにはよくわからないのであんまり語れません・・・
歴史好きな方にはたまらないところだと思うのですが、
歴史にウトいボクにはよくわからないのであんまり語れません・・・
ただ、桜がきれいなスポットとして有名で、季節によってはつつじや藤が彩り、
お堀には大きな鯉や亀がいて貸しボートに乗れたりと、
市民の憩いの場にもなっているステキな場所であることは知っていますよ。
お堀には大きな鯉や亀がいて貸しボートに乗れたりと、
市民の憩いの場にもなっているステキな場所であることは知っていますよ。
「日本100名城」の1つでもありますしね。
また、函館市の観光のビデオに登場する函館を侵略しようとする宇宙人「イカール星人」と戦うために、
この「五稜郭」は宇宙船に変形して出動するという活躍をみせています。
この「五稜郭」は宇宙船に変形して出動するという活躍をみせています。
ちなみに「五稜郭タワー」はロボットに返信するという設定になっていますよ。

展望台にはこの方の銅像もありました・・・土方歳三です。
こんなボクでもこの人の名は聞いたことありますよ。
新選組では近藤勇のもと副長として、箱館戦争においては榎本武揚のもとで副官として活躍した人で、
常にNo2の立場として歴史を動かしてきた偉大なる人ですよねぇ。
常にNo2の立場として歴史を動かしてきた偉大なる人ですよねぇ。
当時は「箱館」と書きましたが、箱館が新政府軍の手に落ちた時、
箱館奪回のため50人の兵士と共に、当時の箱館の郊外であったここ「五稜郭」を飛び出して
敢然と切り込んで行くのですが、銃弾を浴びて35歳の若さで生涯を閉じました。
箱館奪回のため50人の兵士と共に、当時の箱館の郊外であったここ「五稜郭」を飛び出して
敢然と切り込んで行くのですが、銃弾を浴びて35歳の若さで生涯を閉じました。
そんな、土方歳三は今でも函館市民のヒーローなのだそうです。

この「五稜郭タワー」からは天気が良ければ津軽海峡やその先には下北半島、
横津連峰の山並みが見えるはずだったのですが、生憎のお天気。
横津連峰の山並みが見えるはずだったのですが、生憎のお天気。
かろうじてあのマンションの向こうに今回の最大の目的地「函館競馬場」が見えますよ!
さてさて次は「五稜郭」離れて、ついにそこに見える「函館競馬場」に向かいます!
あ、ちなみに日本には「五稜郭」と呼ばれるものがもう一つあるのを皆さんはご存知でしたかぁ?
実は長野県の佐久市にもあって、「龍岡五稜郭」や「桔梗城」とも呼ばれているんですよ。
現在はその敷地は小学校になっています。
現在はその敷地は小学校になっています。
また、函館には「四稜郭」という四角い城跡もあるんですよ。
機会があったら行ってみてくださいね。
機会があったら行ってみてくださいね。
・・・となかなか「函館競馬場」に行かないので、いい加減怒られそうですが、ついにやってきましたぁ♪
お待たせいたしましたぁ~

日本にはJRAの競馬場が10ヶ所あります。
「馬の会」ではこれまで札幌、阪神、京都、と行きまして、
新潟&東京はホームなのでよく行くので、ついに6つ目「函館」を制覇です!
新潟&東京はホームなのでよく行くので、ついに6つ目「函館」を制覇です!
ボクも個人では来たことありましたが、念願の競馬仲間だけでの遠征です♪
ちなみに後4つは、福島、中山、中京、小倉。
ボクは小倉だけに行った事がありません。
ボクは小倉だけに行った事がありません。

・・・思えば10年前に函館に訪れ、温泉、観光、美味いもんが
小さな土地に凝縮された街に魅せられたのですが、
唯一こころ残りだったのは「競馬」をやらなかったこと。
小さな土地に凝縮された街に魅せられたのですが、
唯一こころ残りだったのは「競馬」をやらなかったこと。
その時は当然、観光で来た訳ですからそれはそれで良かったのですが、
この素晴らしい場所に「競馬好きな仲間だけ」で再び「競馬」を目的に訪れることができたら、
どんなに楽しいことだろう・・・と思い、つくったサークルが「馬の会」なのです!
この素晴らしい場所に「競馬好きな仲間だけ」で再び「競馬」を目的に訪れることができたら、
どんなに楽しいことだろう・・・と思い、つくったサークルが「馬の会」なのです!
要するにこの日本で最も古い歴史を持つ競馬場、「函館競馬場」が「馬の会」発祥の地となる訳なんです。
「函館競馬場」が無かったら「馬の会」も無かった。
「馬の会」というサークルが無かったら、このブログも存在しなかったと言っても過言では無いでしょう。

そして、偶然的にも「函館競馬場」は1年間の改修工事のための休業を経て、
この週、2年ぶりのリニューアルオープンとなったばかりなのです。
この週、2年ぶりのリニューアルオープンとなったばかりなのです。
まるで運命に導かれたかのような、これ以上ない最高の日ですね。
なんだか色々と感慨深いものがありますが、さっそく中に入っていきましょう!
いつもは入場料(100円)がかかるのですが、この日は入場料無料の「フリーパスの日」、
これまた幹事にはうれしいかぎりです♪
これまた幹事にはうれしいかぎりです♪

・・・と、待てよ!? あれ? まだ改札を通ってないのに左側にパドックが見えるぞ!?
入場していないのにパドックが見られるなんて他の競馬場には無かったですねぇ~
これは入る前からワクワクが増しますよ♪

中に入るとオープンを記念したジョッキー直筆のおめでとうメッセージ入りTシャツが掲げられていました。
これを後にプレゼントするらしいのですが、水色が爽やかで夏競馬っぽいですねぇ♪
「手荷物預り所」で身軽にしたら、はやる気持ちのままさっそく馬場に直行!

すると、ちょうどこの日の昼休みは「オードリー」のトークショーをやっていましたよ。
人がスゴイ集まっていて大反響みたいでしたが、ボクらが『かぁ~すが!』よりも、
新しいコースとスタンドに夢中です。
新しいコースとスタンドに夢中です。

新スタンドは、日本で唯一海が見える競馬場ということでリゾート地の
開放感あふれる気分になれるように建てられたそうです。
開放感あふれる気分になれるように建てられたそうです。
この夏の入道雲を表すかの様な屋根が特徴的ですね。
つづきまして馬を見て予想をする競馬ファンなら一番気になる場所かもしれない「パドック」も、
なかなか「函館競馬場」ならではの特徴がありましたよ。
なかなか「函館競馬場」ならではの特徴がありましたよ。

これまで「函館競馬場」はスタンドとパドックがちょっと離れていたのですが、
他の新しい競馬場のようにスタンドから直結で見られます。
他の新しい競馬場のようにスタンドから直結で見られます。
この日みたいな雨の日でも濡れずに出走前の馬をじっくり吟味できる訳ですね。

また、「新潟競馬場」などでは「パドック」の後、競走馬たちは地下を通ってコースに出るのが普通ですが、
「函館競馬場」ではボクらのすぐ横の「はなみち」と名づけられた道を歩いて向かうのです。
これからレースに向かう競走馬やジョッキーの緊張感が間近に感じられますよ。

さらにこの上のスタンド部分からは「ホースヴィスタ」と題されて、
真上から「はなみち」を通る馬たちを見ることができます。
真上から「はなみち」を通る馬たちを見ることができます。
なかなか、ニクい演出をしてくれる、「新・函館競馬場」のパドックですが、いちばん驚いたのはこれ!
「ダッグアウトパドック」です。

パドックよりも低い位置からこれから走る馬の足元をじっくり見られるんです。
こんなアングルで見たからってボクにはさっぱり走りそうな馬とかはわかりませんが、
この迫力のある角度から見られる機会はなかなか無いので必見ですよ!
この迫力のある角度から見られる機会はなかなか無いので必見ですよ!
あまりにも近くに見られるので、もしかしたら馬が自分の目の前でウンチするかもしれませんが、
それも馬の調子を見る要素の一つでもあるので、むしろラッキーだと思ってくださいね。
それも馬の調子を見る要素の一つでもあるので、むしろラッキーだと思ってくださいね。
運だけに・・・♪

ちなみに「ダッグアウトパドック」はこんな場所にあるガラス窓のついている小部屋なので、
入るのは無料なのですが、先着定員制なので見たい方はお早めに~
入るのは無料なのですが、先着定員制なので見たい方はお早めに~
まるで、同じ北海道にある旭山動物園のように『人と馬の距離が近い競馬場』って感じで、
とっても満足感のある競馬場にリニューアルしましたね。
とっても満足感のある競馬場にリニューアルしましたね。
今回はパドックを中心にご紹介しましたが、
次回ももっともっと新しい「函館競馬場」の魅力をお伝えしたいと思います。
次回ももっともっと新しい「函館競馬場」の魅力をお伝えしたいと思います。
いや~、楽しい~~~♪
・・・つづく。