ボンジュール♪(ベルギーはフランス語が通じます)
過去の旅の記憶をたどる「過去旅ログ」第2弾は、相方のリクエストにより、
2006年6月18日(日)~26日(月)に行ってきたヨーロッパ「新婚旅行」の記憶の旅をしております。
2006年6月18日(日)~26日(月)に行ってきたヨーロッパ「新婚旅行」の記憶の旅をしております。
「ドイツ」の西の街「メンヒェングラートバッハ」に宿泊しているボクらは、
到着して3日目の6/21にはお隣の国「ベルギー」の首都、「ブリュッセル」でたくさんの美味しいものを食べ、
あらかじめ予約していた高速列車「タリス」で「ドイツ」帰ろうとしていたのですが、
到着して3日目の6/21にはお隣の国「ベルギー」の首都、「ブリュッセル」でたくさんの美味しいものを食べ、
あらかじめ予約していた高速列車「タリス」で「ドイツ」帰ろうとしていたのですが、
すっかり時間を間違えて乗り遅れ、予定とは違うルートで帰る事になってしまいました。
「ブリュッセル南駅」→「リエージュ」→「アーヘン」→「デュッセルドルフ」→「メンヒェングラートバッハ」
行きはカッコイイ列車で約3時間できたのに、帰りはローカル電車でトロトロ約4時間半・・・
まあ、ツアーガイドもいない自力の旅で、完全に酔っ払っていたボクのミス、自業自得なんですけどね。

行きよりもなんとなく寂しい風景を車窓に見ながら、2時間かけて「リエージュ」へ。
お互いはその時、特に話すことはありませんでしたが、なんだか異国の地でちょっと心強くなりました。
あっちはツアーガイドさんつきで、何かあったら頼ろうかなぁ。

21:02「リエージュ」に到着すると次は「アーヘン」行きの各駅停車に乗るのですが、
出発は21:35なのでしばらく時間があります。
出発は21:35なのでしばらく時間があります。
そこで、ドイツの駅は改札が無く乗り降り自由なので、ちょっと「リエージュ」駅前を散策です♪
最初は寄る予定じゃなかった「リエージュ」ですが、
皆さん、「リエージュ」という名前を聞いて何か思い出しませんか?
皆さん、「リエージュ」という名前を聞いて何か思い出しませんか?
フフフフ・・・ボクは転んでもタダでは起きませんよぉ!
そう!「リエージュ」と言えば!

「リエージュワッフル」ですよぉ。
「ベルギーワッフル」には2種類あると言いましたが、「ブリュッセルワッフル」はすでに制覇!
そして、まさかの本場の地でもう1つの「リエージュワッフル」をクリア!
「ベルギーワッフル」をコンプリートです♪
何だか気分も良くなって、駅前でボクがワッフルをホオばっていると、
浮浪者が近寄ってきて『タバコを1本くれ』と言うので、快く火まで貸してあげましたよ。
浮浪者が近寄ってきて『タバコを1本くれ』と言うので、快く火まで貸してあげましたよ。

さ~て、もうそろそろ、各駅停車の出発時間ですよぉ。
ドイツ「アーヘン」に向かって出発だぁ~~~っ!
・・・ん? あれ? 時間が来ているのにまったく出発する気配がない。
おかしいなぁ? おかしいなぁ? と、そのうち列車の外で何やらもめてる声が・・・
それはこの列車の車掌と、一緒にこの列車に乗る日本人ツアー団体のガイドさん。
どうやら、この駅に到着する予定の急行列車の到着が遅れているため、
それを待ってから出発するとのことでした。
それを待ってから出発するとのことでした。
時刻はもう22時近く。
ここから「アーヘン」まで約1時間、そしてそこからまた2回乗り換えなければならないんですよ。
車掌は『大丈夫、大丈夫、「アーヘン」の駅でも乗り継ぎの列車を
待たせておくように連絡してあるから』ってのんきな顔をして言うんです。
待たせておくように連絡してあるから』ってのんきな顔をして言うんです。
でも、たとえそこで乗り換えられても「デュッセルドルフ」で
ボクらの泊まっているホテルのある「メンヒェングラートバッハ」行きの終電があるかどうか?
ボクらの泊まっているホテルのある「メンヒェングラートバッハ」行きの終電があるかどうか?
ボクもいい加減このままではマズいと思って頭に血が上ってクレームをつけましたが、
『大丈夫、心配ないよ』みたいなことを言うんですよ。
『大丈夫、心配ないよ』みたいなことを言うんですよ。
ボクのへたくそな英語と、相手のフランス語で、どう会話がつながったのか今となっては不思議ですが、
こういう場になると、相手の伝えようとしていることって感じとれるもんなんでしょう
か?
こういう場になると、相手の伝えようとしていることって感じとれるもんなんでしょう
か?

・・・結局30分以上遅れて電車は出発。
そして「アーヘン」に着いたときはもう23時。
オンボロ列車を降りてあるか無いかわからない「デュッセルドルフ」行きの電車のホームまで走りました。
が、しかし・・・
やられたぁ!
待たせていると言った、列車は案の定待ってなく、しかももう終電は終わっていました。
くっそーーーーーーーーーーーーーーっ、あの車掌っ!!!!!
ウソつきやがってぇ!約束と違うじゃねぇかぁ!!
ボクは降りた電車のホームに戻って文句を言いに行ったのですが、時すでに遅し・・・
あの黄色いオンボロ電車の姿はない。
あの黄色いオンボロ電車の姿はない。
頭の中が真っ白になりましたよ。
ここからタクシーか? いやホテルまでは100km以上あるし、
この「アーヘン」で泊まれるところをさがしたほうがいいか?
この「アーヘン」で泊まれるところをさがしたほうがいいか?
この時間、この知らない地で休息の場にたどりつけるのか?
またもや、不安が押し寄せてきましたが、ここはボクが冷静にならなきゃ、
相方の方こそ不安になってしまうぞ。
相方の方こそ不安になってしまうぞ。
でも、どうしたらいいかわからず、
「やられましたよ。 もう終電なくなっちゃいました・・・」
と、とりあえず後からきた日本人の団体さん初めて声をかけました。
ボクはツアーガイドなんだから何か打開策でもあるだろうと、近づいていったのかなぁ?
いや、異国の地で同じ窮地に立たされた者同士、寄り添いたかっただけかもしれません。
どこまで帰るのか聞くと「デュッセルドルフ」だそうで、
ここから「デュッセルドルフ」まで直線距離で70~80km。
ここから「デュッセルドルフ」まで直線距離で70~80km。
ボクはあわよくばタクシーで「デュッセルドルフ」まで相乗りさせてもらい、
その後、約25km先の「メンヒェングラートバッハ」までは自力で帰ろうかなとも勝手に考えていましたが、
その後、約25km先の「メンヒェングラートバッハ」までは自力で帰ろうかなとも勝手に考えていましたが、
しかし、そのガイドさんがとった行動は、ここから200km以上離れている「フランクフルト」から
ツアーバスを電話で呼び出して迎えに来てもらうという作戦でした。
ツアーバスを電話で呼び出して迎えに来てもらうという作戦でした。
ええぇ!? バスの到着までここ周辺のレストランで2時間位待って、
その後1時間かけて「デュッセルドルフ」に帰るつもりなのぉ?
その後1時間かけて「デュッセルドルフ」に帰るつもりなのぉ?
ホテル到着は深夜2時過ぎじゃん。
そりゃ、ツアーのお客さんもかわいそうだなぁ・・・
でも、ボクらも何とかそのバスで「デュッセルドルフ」まで連れて行ってもらえるようにお願いしないと!
たとえまたそこからさらに1時間。 ホテル着が3時になっても今はそれしか策が見つからないッス。
あ、でも当然と言えば当然だけど、ガイドさんは電話で、
お客さんの人数を向こうに伝えていたけど、ボクらの人数は入っていなかったなぁ。
お客さんの人数を向こうに伝えていたけど、ボクらの人数は入っていなかったなぁ。
やっぱり部外者をバスに乗せて、もしものことがあったりしたら面倒なので無理なのかなぁ?
同じ日本人として、助けてくれないかなぁ?
とかなんとか頭の中で色々考えながらも、時刻表をよ~く見ていると・・・
ん? ??? あれれ?
「デュッセルドルフ」行き以外の列車は意外とまだ走っているぞ。
もしかしたら、他のルートを使って帰れるかも!
そしてそこから、ボク自身その時刻表からどう読み取ったのかは忘れてしまいましたが、
相方も、そのガイドさんも読み解けなかった乗り継ぎ方法を見つけてしまったのです。
相方も、そのガイドさんも読み解けなかった乗り継ぎ方法を見つけてしまったのです。
ここはさっき英語もしゃべれずに情けない思いをしたボクですが、地図や数字には結構ボクは強いんですよぉ!
いよいよこの「新婚旅行」で、頼りになる夫の見せ所です!
って言ってもどう行ってどうしたかは覚えてませんが、とにかく「メンヒェングラートバッハ」までは帰れる!
予定とはまったく違ったし、位置関係もまったくわかりませんが、
手元の路線図と、「アーヘン駅」時刻表を照らし合わせて少なくともボクらは帰れることが判明したんです。
手元の路線図と、「アーヘン駅」時刻表を照らし合わせて少なくともボクらは帰れることが判明したんです。
良かった~~~♪
ホッとした・・・あ、でもこの団体さんはまだしばらく帰れないんだった。
ボクは、「メンヒェングラートバッハ」まで一緒に電車で行きませんか?
そこからタクシーだったら1時間もかからず「デュッセルドルフ」に到着するし、断然早く到着しますよ。
そこからタクシーだったら1時間もかからず「デュッセルドルフ」に到着するし、断然早く到着しますよ。
と、ちょっと、余裕ができたのでアドバイスしてあげましたが、
そのガイドさんはここで2時間バスを待つ方を選らびました。
そのガイドさんはここで2時間バスを待つ方を選らびました。

・・・結局、ボクらはなんとか1時にはホテルに到着することが出来ましたよ。
一時はどうなるかヒヤヒヤもんでしたが、なんとかピンチを潜り抜けることができました。
でも、もうこんな思いは2度としたくないと2人は懲りて、今後の人生に向かっていくためにこの反省を活し、
3つの約束事をこの「新婚旅行」で決めました。
出来ているかどうかは別として・・・
3つの約束事をこの「新婚旅行」で決めました。
1つ目「余裕を持って、早めに行動しよう!」 2つ目「思い込みを恐れ、常に確認しよう!」 3つ目「お酒は、節度をもって楽しもう!」この3つは未だに忘れることなく、常に言い聞かせていますよ。
出来ているかどうかは別として・・・
ふ~・・・疲れたぁ。
まあ、結局のいうったトラブルやハプニングが一番の旅の思い出になってしまったりするもんですよねぇ。
でも、この次の日はこの日の悪いドキドキを消し去る日になりましたよ。
それではドイツ語に戻りまして、チュ~ス♪(またね~♪)
・・・つづく。