J1第10節「横浜F・マリノス戦」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

♪ I love you. I need you.

闘え おぉ 新潟

燃え上がれ 清五郎 

俺たちの ホーム

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5/5(水)、水を張り終わった田園に五月晴れの光が反射して眩しい子どもの日は、
いつもどおり「東北電力ビッグスワン」へアルビレックス新潟サポーターとして
J1リーグ第10節「横浜F・マリノス」戦に参戦してきました!

いや~、昨夜は興奮しすぎて何度も何度も家に帰ってきてからこのい試合のビデオを見てしまい、
ついつい記事の更新をサボってしまいました。



この日の試合はユニフォームの背中のスポンサー様の
「ビーズインターナショナル エクストララージ/エックスガール サンクスデー」。

略して言いますと「ビーズインテル サンクスデー」です。

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昨年背中のスポンサー枠がスッポリ空いていたところを、
シーズンの後半から「ビーズインテル」様が埋めてくれたのです。

そして、背中に「B's INTERNATIONAL」と入った7/11の「川崎フロンターレ」戦を
「ビーズインテル サンクスデー」として常勝を誓ったのですが・・・

なんと皮肉なことに、この日からアルビはここホームでナゼか1勝も出来なくなってしまいいたのですよ。

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せっかく資金難のアルビを救ってくれた「ビーズインテル」様の名誉挽回する意味でも、

ここは5/1の前節、ゴールデンウィークの最初を「黒崎アルビリーグ初勝利!」で明るくスタートできたので、
その勢いで最終日もいい気分で締めくくり「いいゴールデンウィークだったね」と言って終わりたい!

それには、この背番号「9」を背負い、2戦連続ゴールをしていて絶好調なヨンチョルに期待がかかります!

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しかし相手は言わずと知れた名門「横浜F・マリノス」。

元祖ミスターマリノスと呼ばれる木村新監督が率いて注目を浴びている上に、
現日本代表の司令塔、中村俊輔選手を確保。

さらに日本の不動のディフェンス中澤佑二選手や、昨年のJリーグ新人王の渡邉千真選手もいる、
名実共に備わったチームが、前節も見事勝利してここに乗り込んできます。



16:04にキックオフ!

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中村俊輔選手のコーナーキックやフリーキック、見たかったんだよなぁ♪
やっぱり美しく怖いですね・・・ってミーハーだなぁ。

でも、ゴールネットを揺らすシーンは見たくありません。

東口GKを含めた12人の選手で、絶対死守です!

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さすが日本の壁、ボンバーヘッド中澤選手は貴章にべったりで仕事をさせてくれません。

でも、貴章が「おとりFW」と言われているのを忘れないでくださいよ!

今シーズン得点0でも、ダテにエジミウソンやアレッサンドロ、
ペドロJrが得点王争いに顔を出してきた訳ではありません。

12人の選手が一斉にゴールに襲いかかりますよ~

って、12人目は無理か・・・


とにかく、どんな相手だろうともういい加減今日は絶対に・・・・・・

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と思ったら、立ち上がりの前半7分、水沼宏太選手からの浮かせたパスを、
渡邉千真選手の見事なボディーバランスで操り繰り出したゴール。

・・・やっぱり、マリノスって強いッス。

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2007年の11/10を最後にアルビは約2年半逆転勝利をしていない・・・

「今日も勝てないのか?」

一瞬そんな空気も流れましたが、もう、下を向いてビッグスワンからの家路を帰るのもうイヤなんです!

先制されようが、90分たった時には1点でも相手より多くとっていないとダメなんです。


今日は子どもの日なんです!

中村俊輔選手を見にきている方も多いとは思いますが、
久しぶりの観客数4万人超えで、子ども連れのご家族の方も多くきていることでしょう。

それにはマリノスサポーターの方も含まれているのですが、ここは新潟のホーム。

多くの地元の子ども達に、「あの憧れの俊輔選手のいる強いチームとでも、
ガンバれば新潟のチームでも勝てるんだ!」ということを見せてあげたい。

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その、多くの12番目の選手の思いが「9」の背中を押してくれました。

前半38分、ゴールライン際で相手ディフェンスに囲まれて粘る貴章は、
ヨンチョルにヒールキックでマイナスのパス。

それを、シュートするも相手のGK飯倉選手に弾かれる。

でも、不思議なことにボールはノッテる選手に転がってくるものなんですねぇ~

再びヨンチョルの元に帰ってきたボールを、
今度はうまくGKの頭の上を通過するように優しく送り出してあげたのです。

ボールはスローモーションのようにゆっくりと弧を描いていき、
マリノスのディフェンダーが触るも時すでに遅し。

再び動き出した時間がオレンジのネットを激しくゆらしました!

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3試合連続、ヨンチョルの同点ゴーーーーーーーーーーーール!

きたきたきた!

「1-1」の折り返し、これで振り出しに戻ったぞ!

よ~し、ここからまた気を取り直して行こう!

すると後半、完全にアルビのペースに見える。

え!?でも、大丈夫か?

こんなにハイペースで、最後まで持つのか??!

もう、ペース配分なんて考えない。
全員攻撃が基本! 1枚目がダメなら2枚目、3枚目。
取られたらすぐ戻って全員ディフェンス。

それが元日本代表FW黒崎監督のサッカーだ!

・・・いや、言葉では分かるけど、もたないでしょ~

しかし、運動量は落ちない。

そしてついに後半20分にその波状攻撃が実になった!

またもや貴章から渡されたパスを三門がきれいにセンタリング。

そこに逆サイドを走りこんできたマルシオがダイレクトボレー!

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縁起の悪いオレンジネットに豪快に突き刺さる逆転ゴール!

マルシオが手でハートをつくりながらボクらのもとまで走ってきてくれました。

この時、4万人を抱えるスタジアムに地鳴りがしましたよ。

しかし、アルビ選手やアルビサポはよろこびの顔からすぐさま引き締まった表情になり、
誰もがこう思ったはず・・・

『まだだ! あと25分以上ある!』

これまで何度も試合終了の間際で信じられない悪夢を見てきたか。

ホントは追加点も取りたかった。
マリノス側にとっての不可解なジャッジもあった。
終了間際の中村俊輔選手のフリーキックの時、「ハズせ、ハズせ、ハズせ、」と祈った。
5分以上のロスタイムは長く感じた。

そしてついに・・・

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「2-1」で試合終了!!!

ヤッターーーーー!

311日ぶりのホームでの勝利を手にすることができましたーーーーーーーーっ!

やった~、やったよぉ~長かった~、マリノスは強かったぁ~、それでも勝てた♪

このこのよろこび、常勝チームのサポータの方々にとってはたった1勝。
たいした出来事じゃないのかもしれませんが、ホントこの弱いチームを信じてきて良かったです。

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バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!

久しぶりのホームでのバンザイ♪

これを待っていましたよ。

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得点をしたのはヨンチョルとマルシオの2人の外国人選手です。

だけど間違いなくオレンジネットを揺らしたのはこのスタジアムにいる、
数万人のアルビ戦士たちだと言っていいでしょう。

もう一度2人のリードでバンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!

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昨年は1得点だったヨンチョルが、まさかここまで成長しているとは。

ヨン様最高っす!

♪オ~ チョ・ヨンチョル オ~ チョ・ヨンチョル オ~ チョ・ヨンチョル

オーオー イギョラ~

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そして、久しぶりのヒーローインタビューは逆転ゴールを決めたマルシオ・リシャルデス・デ・アンドラージ。

メインスタンドのサポとバンザイをやるために、はじっこで大人しく待っているヨンチョルがかわいいですね。

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相手サポーターよりも長くスタンドにいたのはどれぐらいぶりだろう・・・

いつも、悔しくて、切なくて、悲しくて、相手チームが余韻に浸っている姿に目をつぶって帰っていました。

でも、今日は違います。

やっぱり勝つっていいですね。

終わりよければ全てよし! ホントいいゴールデンウィークになりましたよ♪



でも、余韻に浸るのは今日まで。

まだ、リーグではたった2勝の現在13位です。

明日5/8(土)、J1第11節は現在首位で今季無敗の「清水エスパルス」を相手に
アウェイの「アウトソーシングスタジアム日本平」で対戦します。

アルビは立ち上がりの失点があったり、ケガ人がいたりと
勝ってなお不安要素もあるだけに何とか踏んばって、せっかく上向きの勢いを殺さずにいきたいです。


・・・まあでも、とにかくホッしましたよ。