うぅ・・・昨夜は会社の飲み会があって、気づいたら帰ってきたのが3時でした・・・
完全二日酔いです。
そんな日は熱々の濃い目のお味噌汁とかさっぱり醤油系のラーメンとか食べたくなりませんか?
これから東北電力ビッグスワンにに行く前にラーメン食べに行こうかなぁ?
ってことで、最近、ブログのお友達の影響もあり地域グルメネタが多くなってきていますが、
今日はラーメンのお話です。
今日はラーメンのお話です。
先日も書きましたが、新潟県のラーメンは大きく分けて4つの味に分類できるんですね。
ここテストに出ますからねぇ。
そして、先日ご紹介しましたのは「新潟アッサリ醤油」でしたが、あとは「燕三条背脂チャッチャ系」、「巻町割りスープ味噌系」・・・
で、今回ご紹介する「長岡醤油生姜系」です。
その、代表格と言えるのがほぼ新潟県の中心に位置する長岡市の宮内駅前が本店の「青島食堂」です!
って、この影響を受けたお店はたくさんあるそうなんですが、
ボクは「長岡醤油生姜系」は「青島食堂」しか知りません。
ボクは「長岡醤油生姜系」は「青島食堂」しか知りません。
ボクが新潟にきたばかりの時には宮内駅前の本店しかなかったみたいで、
仕事で長岡に行くたびに何度か先輩と一緒に食べにいきましたよ。
仕事で長岡に行くたびに何度か先輩と一緒に食べにいきましたよ。
そこはあまり広くないお店もあり、いつも並んでから食べたのを覚えています。
そして時は過ぎ、今ではその人気の老舗ラーメンも各地にお店を出すようになり、
今回は新潟市の「青島食堂」南万代店に行ってきましたぁ♪
今回は新潟市の「青島食堂」南万代店に行ってきましたぁ♪

その他にも、新潟市内には東堀店、西堀店、朱鷺メッセ店、けやき通り店。
そして地元、長岡市では曲新町店、曙店と展開されているそうですが、
そして地元、長岡市では曲新町店、曙店と展開されているそうですが、
なんと! 東京の秋葉原にも進出しているらしいですよ。
駐車場は狭く数台しか停められませんが、万代シテイには有料駐車場もあるし、新潟駅からも歩いて行けます。

ちょっと洋風な喫茶店みたいな扉を開くとすぐ右側に食券販売機があります。
メニューは基本「らーめん」(600円)と「ちゃーしゅーめん」(700円)の2種類しかありません。
昔から人気の味のため余計なことは一切せず、
受け継がれた本店の味を引き継いでいるという感じが伝わってきます。
受け継がれた本店の味を引き継いでいるという感じが伝わってきます。
そして、それぞれ大盛りが50円増しとリーズナブルに加え、
トッピングの「ちゃーしゅー」「ほうれんそう」「刻みねぎ」「メンマ」「のり」が
50円増しと100円増しと、量によって細かく値段設定されているのが面白いですね。
トッピングの「ちゃーしゅー」「ほうれんそう」「刻みねぎ」「メンマ」「のり」が
50円増しと100円増しと、量によって細かく値段設定されているのが面白いですね。

食券販売機から振り返るとすぐ厨房にそったカウンターがあり、そこに数席。
そして、食券販売機の並びにはテーブル席が2つあり、合計で十数人しか座れない小さな空間。
そして、食券販売機の並びにはテーブル席が2つあり、合計で十数人しか座れない小さな空間。
それら全てが厨房から見渡せる、まるで屋台の様な気配りのできるお店です。
ボクらは厨房が見渡せるカウンターに座りました。
食券を提出すると、まるで職人さんの様な決して愛想の良いわけでない2人が、
テンポ良くほぼ無言で動き出します。
テンポ良くほぼ無言で動き出します。
一人はチャーシューを切り、丼をあたためトッピングなどを用意します。
その間、もう一人の人が素早く麺を茹で平ザルで、ビシッ!と湯を切っています。
その間、もう一人の人が素早く麺を茹で平ザルで、ビシッ!と湯を切っています。
寡黙でもピッタリの息のあう2人のコンビネーションは、これぞ「阿吽の呼吸」と言うべきものでしょう。
その緊張感のある職人技から繰り出されたラーメンはこれです!

「らぁーめん大盛り」(650円)+「ほうれんそう 100円増し」。
さっそくスープをすすって見ますが、色の濃さほどしょっぱくはないあっさり醤油味。
そして「とんこつ」ベースに、鶏がらや魚介系のダシを使っているようなのですが、
これはとんこつ好きのボクの認識を覆すものでした。
これはとんこつ好きのボクの認識を覆すものでした。
だって、ふつう「とんこつ」といえば獣臭さのあるこってりとして白濁したスープを想像しますよねぇ。
しかし、「青島食堂」では煮立てないようにゆっくりと静かにダシをとることによって、
透き通っていてさっぱりなのに、コクは失わない「とんこつ」が出来上がるんだそうです。
透き通っていてさっぱりなのに、コクは失わない「とんこつ」が出来上がるんだそうです。
そして、名前のほど多くを主張しない「生姜」はスープを飲み込んだ後から、
香りと身体全体にまわるホテりで存在感を表現してきました。
香りと身体全体にまわるホテりで存在感を表現してきました。
これが、まさに雪深い寒い長岡地区で生まれたラーメンであることに納得です!
目の前には「白コショウ」と「粗引きの黒コショウ」が並んでいるのですが、断然「黒コショウ」がピッタリ!
その「醤油生姜」に「黒コショウ」を振りかけて、スパイシーさを加速させる儀式は、
ファンの間では「青島のラーメンには黒コショウ!」と言われるほど定番らしいです。
ファンの間では「青島のラーメンには黒コショウ!」と言われるほど定番らしいです。

そして、麺は縮れの少ない中太麺で、このあっさりスープがこのモチモチ感を強調していて相性も抜群。
また、肩ロースのチャーシューは食べやすく薄く細かく切ってありますが、こちらもあまり主張せず。
きっと単体で味わうというよりも麺やスープと一緒に口に含むんでしょうね。
細く硬めのメンマもあくまでも主役を邪魔しないような配役。
ボクは野菜をいっぱい食べたかったので、「ほうれんそう」を大盛りにしましたが、
そのほか、海苔、ナルトにしてもきっと脇役、
そのほか、海苔、ナルトにしてもきっと脇役、
全てはスープと麺を引き立たせるだけに存在しているのかもしれません。
シナリオは全て1つの味を伝えるためだけに動いているのですね。
余計な会計や接客をせず、無駄にスペースを広げたり席数を増やさず、多くの店員も要さない。
そう言えば、ボクらのラーメンが作り終わった後店員の一人が、
ほんのロッカーのスペースしかないだろうと思われるところに丼を持って入り、
昼食をとりにいっていた様子です。
ほんのロッカーのスペースしかないだろうと思われるところに丼を持って入り、
昼食をとりにいっていた様子です。
とことんシンプルなシステムにしているのは、昔から親しまれている味を
変わりなく伝えることに集中するからこそのスタイルなのかもしれませんね。
変わりなく伝えることに集中するからこそのスタイルなのかもしれませんね。
このピリリとしていて後からあたたまる「醤油生姜」は
まさにここ職人たちが無言で一つの味を語りつぐ姿勢そのものでした。
まさにここ職人たちが無言で一つの味を語りつぐ姿勢そのものでした。
ごちそうさまでしたぁ~♪
長岡ラーメン「青島」 新潟県新潟市中央区南万代町2-14 電話:025-243-8340 営業:11時~15時、17時~22時 定休日:月曜日