シルバーウィークも終わり、その連休の出来事もご報告したいところなのですが、
その前のちょっと遅い夏休みに出かけた3泊4日「福井&岐阜旅行」の記事を
忘れないうちに少しすすめたいと思います。
その前のちょっと遅い夏休みに出かけた3泊4日「福井&岐阜旅行」の記事を
忘れないうちに少しすすめたいと思います。
第1部の「福井篇」を終え、今回から第2部の「郡上八幡篇」に突入です。
ボクと一緒に清流と名水の街を旅してみませんか?

清流と名水の城下町「郡上八幡」を目指し国道156号線を走っていると、
道の駅「古今伝授の里 やまと」が目に入りました。
道の駅「古今伝授の里 やまと」が目に入りました。
ちょっと横道にそれて県道317号線にためらわず入ります。
はい、そうです。 お得意の「寄り道」です。
はい、そうです。 お得意の「寄り道」です。
ほんとノープランですよねぇ・・・ボクって。

でも、寄って良かったですよ♪
「道の駅」によくある、地元の名産特産に触れ合える物産販売や、
四季折々のものが味わえるレストランはもちろん、
敷地内には天然温泉に有料(大人600円)で入れる施設「やすらぎ館」が併設までされています。
四季折々のものが味わえるレストランはもちろん、
敷地内には天然温泉に有料(大人600円)で入れる施設「やすらぎ館」が併設までされています。
もちろん、気持ち的には温泉にゆっくり浸かっていきたいのですが、
それじゃぁ、もう「寄り道」の粋を越えていますよねぇ・・・
それじゃぁ、もう「寄り道」の粋を越えていますよねぇ・・・
そんなボクにピッタリなのがこれ!

そう、足湯「ことといの泉」(無料)がありました!
ここにタオルは用意されていないのですが、
ボクの車にはいつでも温泉に浸かれるようにミニタオルが常備されています。
ボクの車にはいつでも温泉に浸かれるようにミニタオルが常備されています。
ラッキー♪

敷いてある玉砂利が、足裏を刺激して気持ちいい~♪
「ナトリウム、塩化物 炭酸水素塩温泉」が身体の血液を活性化させ、
10分浸かっただけなのですが、さわやかな気分になれましたよ。
10分浸かっただけなのですが、さわやかな気分になれましたよ。
あと、岐阜県のほぼ中央に位置するここ「郡上市」は長良川の源流もあり、
水のきれいな街として有名なのですが、
水のきれいな街として有名なのですが、
近辺の川では清流にしか住めない魚、鮎がたくさん獲れるのです。

そんな、「鮎の塩焼き」の誘惑を振り切って道の駅「古今伝授の里 やまと」を後にし、
やっと「岐阜県」最初の目的地「郡上八幡」に到着しました。
やっと「岐阜県」最初の目的地「郡上八幡」に到着しました。
やっぱりこの清流「吉田川」が流れる街の「鮎の共釣り」をする人の姿は絵になりますよねぇ・・・

向こうに見える「新橋」からは、夏の暑い時季に12m下の川にダイブする子ども達の姿が有名だったりしますが、
この日、わりと暑かったのですが誰もいませんでした。
この日、わりと暑かったのですが誰もいませんでした。
・・・っていうか、浅くないかい?
結構飛び込んでけが人もいるそうです。
あの川へとつづく石の階段がジブリの世界みたいでいいですねぇ。

この「郡上八幡」が清流と名水の街と言われる一番の理由は
湧き水「宗祇水」(そうぎすい)があるからでしょう。
湧き水「宗祇水」(そうぎすい)があるからでしょう。
別名「白雲水」とも言うのですが、「名水百選」に認定され第一号がこの「宗祇水」なのです。
この川につづく石畳の小道を下ると、水神の小祠の下から滾々と水が湧き出ていますよ。

なんて神秘的なんでしょう・・・
現在では観光名所になっていて、あまり生活用水としては利用されてないと聞きましたが、
ここを利用する時の注意書き看板が近くにあって、そこには・・・
この水は自然の湧水でこの地域の 人々が昔から今日まで大切に飲料水 生活用水として利用している 歴史ある綺麗な水です。 ここを訪れられた皆様もこの水を どうぞ汚さないよう御協力ください
と書いてありました。
そして、さらに祠の手前から舟(水槽)が5つに分かれているのですが、
1層目は「水源」、2層目は「飲料水」、3層目は「米等洗場 スイカ冷し専用」、
4層目は「野菜等洗場」、5層目は「さらし場 桶等つけておく」と書かれていましたよ。
4層目は「野菜等洗場」、5層目は「さらし場 桶等つけておく」と書かれていましたよ。
ん? ってことは、お米のとぎ汁が野菜に流れていかないかい?
ボクも柄杓で水をすくって一口飲んでみました。
何だか甘く柔らかい気もしましたが、こんな素敵なロケーションの中で飲むんですから、
冷静なテイスティングは出来てないと思いますけどね。
冷静なテイスティングは出来てないと思いますけどね。
素敵なロケーションといえばこんな小道もありました。

「郡上八幡」の狭い道はわりと車通りもはげしいのですが、
そんなにぎやかな繁華街「新町」から角を曲ったところにその憩いの空間はありました。
そんなにぎやかな繁華街「新町」から角を曲ったところにその憩いの空間はありました。
「やなか水のこみち」と名がついたこの趣のある小道は
長良川や吉田川で採取した約8万個の玉石を敷きつめた道とその脇を流れる水路、
しなやかに風にゆれる柳の並木に大きな懐かしい雰囲気のお屋敷。
長良川や吉田川で採取した約8万個の玉石を敷きつめた道とその脇を流れる水路、
しなやかに風にゆれる柳の並木に大きな懐かしい雰囲気のお屋敷。
まるで「水と暮らしのプチテーマパーク」みたいです。
・・・ちょっと最近作られた感っていうのがありますが、時が経てばこれもまたいい感じになるでしょう。

水路には水飲み場があって、そこに子どもが使う色とりどりの
プラスチックのカップが置いてあることが、この場所で一番ホッとした絵かもしれません。
プラスチックのカップが置いてあることが、この場所で一番ホッとした絵かもしれません。
また、一転して生活とキレイな用水がいい感じで融合した「いがわ小径」も散歩しました。

立ち並んでいる家屋の裏口に通る小さな遊歩道脇に流れる水路には、
コイやイワナ、アマゴなどが悠々と泳いでいるのが見えます。
コイやイワナ、アマゴなどが悠々と泳いでいるのが見えます。
ここを流れる水は飲料水ではないのですが、時には地元の方がここで
洗濯物をすすぐシーンや、浸けて冷やしている野菜も見られるそうです。
洗濯物をすすぐシーンや、浸けて冷やしている野菜も見られるそうです。
ここを通って家の裏口から帰っていく地元の小学生とすれ違い、こちらの小道はとっても生活観を感じましたよ。

イワナたちもよろこぶ「郡上八幡」は、まさに心も洗われる清流、名水の街ですね。
こんな、水のキレイな街で食べるごはんもきっと美味しいに違いないと思いませんか?
もう2時になりそうなので、そろそろお昼にしようかなぁ・・・
・・・つづく。