第19節「アルビレックス新潟vsモンテディオ山形」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

灼熱の太陽はまだほど遠い天気の7月の最終週末、
7/26(日)は東北電力ビッグスワンスタジアムで行われた
J1リーグ第19節「アルビレックス新潟vsモンテディオ山形」に出陣しましたぁ!

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このカードは今年からNHKのドラマにちなんで「天地人ダービー」と称されているのですが、

ボクも行った5/9(土)に敵地天童で行われた第1戦ではみごと0-1で新潟軍が快勝し、
山形駅前ではその夜、ボクらオレンジ軍団が勝利の美酒に酔わせていただきました。

そして、第2戦は我がホーム、ここ清五郎で山形軍を迎え撃ちます!


1戦、2戦共に「天地人ダービー」に出陣した者にはこの様な、認定書がもらえます。

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山形側は以前アルビに在籍していた、宮沢選手を中心に陣形を組み、
新潟側ではJ2時代の山形を支えた現在新潟のトップ大島が真ん中にいる姿が描かれています。

できれば、コンパクトで丈夫なカードみたいなのが良かったのですが、
A4の紙で作られているので、この雨の中せっかくの認定書がフニャフニャにならないか心配です。


そんな天気の悪い中、たくさんの山形サポーターの方にお越しいただけましたぁ!

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日本海側の雪国、大企業の傘下でもなく、多くの地元企業のバックアップによりJ2から地道に這いあがってきた、
似た境遇の両チームは「良き敵」であり、「良き友」です。

でも、この日はビッグスワンのお隣に出来た新野球場「ハードオフエコスタジアム新潟」(通称、エコスタ)で
高校野球新潟県大会準決勝戦が行われ、駐車場がどこも埋まっていました。

やっぱり山形はお隣の県だからお車での遠征が多いので、
「エコスタ」のイベントなどと重なる時は、産業振興センターとか
鳥屋野公園の駐車も有料でいいから開放してもらいたいものです。

ちなみに、山形のNDスタジアムは約6000台停められる無料駐車場があるんですけどね・・・

なんとか考えて欲しいものです。

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キックオフの直前、選手入場の時にはさらに雨脚も強まり、
この「砂かぶりシート」も「雨かぶりシート」になっちゃってますねぇ・・・



しかし、この上のバックスタンドからのメッセージを見た瞬間、
ボクの目からも大雨が噴出しそうになりました。

「確かに、今シーズンは調子いい・・・順位もしばらく上位・・・
今年のACLを戦っているチームにも負けていない・・・

でも、過度な期待はしてはいけない・・・
信じていない訳ではないけど、まずは目の前の1勝・・・
未来の話より、一歩一歩進んで行こう・・・」これまでそう思っていました。

夢を見すぎてあとで覚めてしまうのが怖かった。

でも、もう口に出して言ってもいいかなぁ・・・?

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  『GO!ACL』

「ボクらにアジアでのアルビの戦う姿を見せてくれ!」


このサッカー後進県の弱小クラブだった、アルビレックス新潟にもこれを言ってもいい時が来たんですね。

そんな思いも含んだ37,447人の思いを背に雨の18時3分に「天地人ダービー」は始まりました。

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前半は正直言って残念ながら見どころはありません・・・

いい具合にボールを支配していますが、前線に行く前に全て芽を潰されている状況。

ちょっと気になったのは、内田が調子が悪そうでのミスが目立ったこと、
ペドロJrがパスをするようになったこと、松下の存在があまり感じられないこと、

それ以外は、このまま行けばゴールネットを揺らすことがあっても、揺らされることは無いという雰囲気。

そんな前半よりも、ハーフタイムの方が記事的に面白いでしょう。


なんじゃ、こりゃあ!?

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「アルビレックスチアリーダーズ、多っ!!」

どれだけ増殖しちゃったんだぁ!?

まるで、先日までボクがやっていた「ピクミン」みたい~♪


そして、各マスコットたちも大行進。

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お馴染み、アルビくん、スワンちゃんを先頭に、その子どもアーくん、ルーちゃん、ビィくん。

そして、上越の天地人キャラクター「上越忠義隊けんけんず」、
つづきましてはこちらも米沢の天地人キャラ「かねたん」、
その後ろはオフィシャルスポンサーの新潟日報キャラクター「ニックくん」、
最後はなんと!モンテディオ山形のマスコットの1人「ディーオくん」もご来県です。

かなり遅れて歩いてきた魚沼の天地人キャラ「こめつぐくん」は足が短くて歩けず、
結局出てきたところに戻っていきました・・・

お祭りモードで夏休みらしくビッグスワンは盛り上がり、小降りになったピッチで後半戦がスタートです。

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すると後半が始まって2分、ゴールに近いFKをマルシオが決め先制!

きたぁ!

このままドンドン点をとって、昨日勝ち点を伸ばせなかった浦和を抜き去り、
同時刻に京都で試合をやっている同じ勝ち点の川崎に差をつけよう!

・・・そう思ってしまったことがいけないのか?

アルビが思うように攻められなくなっている・・・

この段階で気付いたのだが、山形の選手はがむしゃらにパスカットをしにくる。

普通無理して次の動きが出来ないようなパスカットをするよりも、
決定的な場面でなければ、パスが通ったときの対応を瞬時にするはずです。

でも、山形は体勢を崩してまでもボールに足を伸ばしてくる。

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そしてそれをすぐ取り返しにいけるのが前半からのパターンでしたが、
そこで体力を奪われていったのはもしかしたらアルビの方かもしれません・・・

山形は後半14分、後半20分、後半34分と交代しそのパターンに衰えなし。

一方、足がとまってきたアルビは後半21分に大島から曹永哲1人を交代させただけです。


逆に、大島がいなくなったことで、前線には両サイドから前に持っていくだけで、
その後出し所もなく、不本意なセンタリングで終わったり、
山形に簡単に奪われたりしてしまうシーンが見られるようになり・・・

会場はまた例の嫌な雰囲気に包まれはじめました。

「もしかして、また? いや今日はしっかり勝つんだ!」

新潟軍の誰もがそんな不安の残り10分を戦っていたことでしょう・・・

そして後半43分、ボールの扱いも出来なくなったヘロヘロの矢野貴章が、みごと山形にボールを渡してしまい、
そのままゴール前まで運ばれ、「天地人ダービー」初戦には出陣できなかった
山形のエース長谷川選手にキレイなカウンターを決められました・・・

会場からは「またかよ!」

というため息が・・・

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「1-1」のドロー。

また、残り数分で勝ち点3を逃してしまいました。

何度同じような試合をすればいいのだろう・・・

もう、のこり5分で勝ち点2分を逃している試合が千葉戦、浦和戦、磐田戦、川崎戦、
そしてこの山形戦の計5試合。

「たられば」の話をしてもしょうがないのですが、その逃した10の勝ち点と、
得失点差の5点をプラスしていれば、鹿島より上に行けているのですよ・・・

しかも、試合結果は変わりませんが、その鹿島にも89分に1点入れられているし。

なんで、何度も何度も同じ間違いを繰り返せるのどろう?
なんで、みんなこんなに疲れているのに交代しないのだろう?

確かに、最後は貴章がミスをした。
確かに、ゴール直前で永田と本間の対応が遅れた。
確かに、交代で入った曹永哲は雑だった。

しかし、ここまで同じことの繰り返しなのにこの勝負ところで1枚しかカードを切らないのは、
選手ではなく采配ミスと言ってもいいのではないだろうか?

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先日の川崎もそうでしたが、今回の山形戦だって負けてはいません。
でも、あちら側の席は勝ったかのようなお祭り騒ぎ。

それなら前日の山形でボクらがそうしたように、新潟で祝って飲んでお金を落としていってくださいね。

一方ボクらはなぜ2位という順位にいるのに、毎回毎回こんなにストレスが貯まるのだろう?
試合終了後にはブーイングも出てしまい、ケンカしだすサポーターもみられました。

雰囲気は最悪。

夢のような順位なのに「快進撃」という言葉は浮かびません。

「GO!ACL」を掲げるにはまだ早かったのかもしれません・・・。

先のアジアよりまずは目先の1勝!


次節、第20節は8/1(土)19:00よりホームで「vs大宮アルディージャ」です。

ちなみに、大宮との今シーズンの初戦は残り1分で勝ち越せた、
現在の状況とはまったく逆の試合展開でしたね。