ボンジョルノォ~♪
イタリア旅行の5日目、4/18(土)の午後の自由時間は、
水の都「ヴェネツィア」を2つに分断する大運河「カナル・グランデ」を
「ヴァポレット」と呼ばれる水上バスで目的地の「ローマ広場」まで航海中です。
水の都「ヴェネツィア」を2つに分断する大運河「カナル・グランデ」を
「ヴァポレット」と呼ばれる水上バスで目的地の「ローマ広場」まで航海中です。

前回はこの「カナル・グランデ」に両岸み見られるステキな建築物の数々を紹介してきました。
今回はもう一つの見所、「カナル・グランデ」にかかる巨大な橋をご紹介します。
ヴェネツィアには400以上の橋があるのですが、
この全長3.8kmもある「カナル・グランデ」には大きな橋が4つしかかかっていません。
この全長3.8kmもある「カナル・グランデ」には大きな橋が4つしかかかっていません。
その橋は船を通すためにどれも大きなアーチ1つでつくられていて、
そのダイナミックな造形美の下をくぐるのも「カナル・グランデ」クルーズの1つの見所なのです。
そのダイナミックな造形美の下をくぐるのも「カナル・グランデ」クルーズの1つの見所なのです。

まずは木造っぽい趣のある「アッカデーミア橋」をくぐります。
実はこの橋、木造に見えて、実は船で下を通るとわかるのですが中は鉄骨造りなのです。
このように、下から橋をのぞけるのも船ならではの楽しみですね♪

いよいよこのヴェネツィアの象徴でもある「リアルト橋」が近づいてきています。
「カナル・グランデ」の一番川幅の狭いところにある48mの橋、
「リアルト橋」は16世紀につくられた4つの橋の中で最も古く、船を通すために大きな1つのアーチが特徴で、
大理石でつくられた美しく大きな存在感から「白い巨象」と呼ばれています。
大理石でつくられた美しく大きな存在感から「白い巨象」と呼ばれています。
以前は木造の跳ね橋だったのですが、女公爵の結婚式の時に見物人の重みで崩れ落ちて
しまったというエピソードがあって、今の姿になったそうです。
しまったというエピソードがあって、今の姿になったそうです。

橋の上にはお店が並んでいるという、世界的にも珍しい構造になっているのですが、
そんな橋、ボクらはフィレンツェの「ポンテ・ヴェッキオ」につづき、この旅行で2回目ですね。

でも「ポンテ・ヴェッキオ」と明らかに違うのは、並ぶお店は高級宝飾店ではなく、
観光客向けのお土産店が多いのが特徴ですね。
観光客向けのお土産店が多いのが特徴ですね。

3つめの橋はしばらく間があくのですが、鉄道での玄関「サンタ・ルチア駅」の近くにある「スカルツィ橋」です。
そのことから「鉄道の橋」とも呼ばれる橋は石造りです。
ここ「ヴェネツィア」は海の街なので塩の影響などを考えると
石造りのほうがいいのでしょうけど、実は「ヴェネツィア」は干潟に大量の丸太の杭を打ち込み、
それを土台として建物を建てるのです。
石造りのほうがいいのでしょうけど、実は「ヴェネツィア」は干潟に大量の丸太の杭を打ち込み、
それを土台として建物を建てるのです。
そのため、「ヴェネツィアを逆さまにすると森ができる」と言われていますが、それほど地盤が強くないのです。
そして過去には、工業用の地下水のくみ上げが原因で地盤沈下おこったことがあり、
さらには「アクア・アルタ」という海面が上昇し、
街中まで海水が入り込んでしまう異常気象も冬にはあるのですが、
街中まで海水が入り込んでしまう異常気象も冬にはあるのですが、
近年の地球温暖化によってさらに海面は上昇して、
このままいけば「ヴェネツィア」はアドリア海に水没してしまうと言われています。
だから、重みのある石にするには地盤が緩い。
軽い木で大きなアーチにするには強度が問われる。
その間の鉄骨が一番だと思われますが塩害の腐食が心配。
軽い木で大きなアーチにするには強度が問われる。
その間の鉄骨が一番だと思われますが塩害の腐食が心配。
これは素人の見解なのですが、コストや構造の面も含めて、
この「カナル・グランデ」にかかる橋は非常にシビアなところがあるみたいですね。
この「カナル・グランデ」にかかる橋は非常にシビアなところがあるみたいですね。

あともうひとつ、昨年出来たばかりの「コスティトゥツィオーネ橋」もくぐったのですが、
これはまた妙に近代的なデザイン・・・
これはまた妙に近代的なデザイン・・・
鉄骨のつくりみたいですが、どうやら周囲の景観にそぐわないとかなり不評で、
予定されていた落成式すら急遽中止になってしまうほどだったそうですよ・・・
予定されていた落成式すら急遽中止になってしまうほどだったそうですよ・・・
つくった人もちょっとかわいそう・・・
やっぱり、イタリア人は「美」に対してもシビアですね。

そして、あっという間だった水上バスでの旅は、
ヴェネツィアの旅出発地でもあった「ローマ広場」に到着しました。
ヴェネツィアの旅出発地でもあった「ローマ広場」に到着しました。
これからここまで来た水路を、今度は陸路で「サン・マルコ広場」方面に戻ります。
まずは、もうそろそろイタリア旅行も終盤なので、
お土産とか考えないといけないなぁ・・・と思い、
お土産とか考えないといけないなぁ・・・と思い、
船から下りてすぐあるスーパー「COOP」に寄りました。

ビックリ! 「コープ」、生協って海外にもあるんですね。
「coop」は「cooperative」(生活協同組合)の略、海外の方が先なのかなぁ?
やっぱり、海外のスーパーってワクワクしちゃいますよねぇ♪
見ているだけで何時間も過ぎてしまいそうです。

ん~・・・見ているだけじゃなくてお土産は買わなくていいのかねぇ?
で、でも、の名前から、信頼できそうな感じはあるけど、
お土産に「COOP」って書いてあるのもちょっとどうですかねぇ・・・?
お土産に「COOP」って書いてあるのもちょっとどうですかねぇ・・・?
ま、まだ散策の出だしだ。
ここで色々買っちゃうとこの先荷物になっちゃうので、この先のもう1軒のスーパーで物色しようっと!
とにかく、「ヴェネツィア」の陸路を楽しもうじゃないか~♪
いったい陸路ではどんな出会いと感動があるのだろうか?
・・・え? また、迷子になっちゃうんじゃないかって?
いやいや、大丈夫!
「ヴェネツィア」の街にはいたるところにこのような標識があって、主要ポイントまでは迷わず行けるのさ。

なんだか、これもアミューズメントパークみたいですねぇ♪
それでは、このつづきはまた。
チャオチャオ~♪