ボンジョルノォ~♪
フィレンツェで過ごせるのも残り2時間ちょっとなってしまいました。
4/17(金)の自由行動も最後お昼を食べて終了です。
実はもうお昼をどこで食べるか決めてあります。

そのお店は写真の「サンタ・マリア・ノヴェッラ教会」から
「モーロ通り」を「カッライア橋」方面に歩いて数分、左手側にあるお店です。
「モーロ通り」を「カッライア橋」方面に歩いて数分、左手側にあるお店です。
・・・って言っても結構さがしちゃいましたが。
そこはフィレンツェの家庭料理が気軽に楽しめるL'OSTERIA DI「Jiovanni」、「ジョバンニ」というお店。

何度かイタリアを訪れている知り合いから教えてもらったお店です。
ツアーの添乗員さんに頼んで前の日に予約してました♪
実は12時に予約していたので、12時3分前ぐらいに行ったら、
まだお店の人は食事中で、テーブルには座らせてくれたのですが、
メニューもなく、なんとなく静かに「ポツ~ン」と待ってました。
まだお店の人は食事中で、テーブルには座らせてくれたのですが、
メニューもなく、なんとなく静かに「ポツ~ン」と待ってました。
そして、食事も済んで持ってきてくれたメニューはイタリア語と英語の2種類があり、
英語だとなんとなくわかるので、まずは赤のグラスワインをたのみました。
英語だとなんとなくわかるので、まずは赤のグラスワインをたのみました。
「ドゥエ グラス ビーノ・ロッソ ベルファボーレ」
(2つ グラスの赤ワイン くださいな)と言いましたが、グラスだけは英語。
(2つ グラスの赤ワイン くださいな)と言いましたが、グラスだけは英語。
通じたかなぁ?
で、持って来たのはこれ・・・

あれぇ? グラスワインをたのんだはずなのに、ボトルがきちゃってるよ。
間違ったかなぁ?
昼間っからフルボトルも飲むつもりもないし・・・
グラスワインでもビンも持ってくるもんなのかなぁ?
グラスワインでもビンも持ってくるもんなのかなぁ?
とりあえず、飲むつもりも無いので、損するかもしれないけれど1杯だけにしておこうっと・・・
と、さっそく頭が混乱してしまいましたが、後で値段をみたら、
ちゃんとグラスワインの値段6ユーロになってました。
ちゃんとグラスワインの値段6ユーロになってました。
味はとにかく濃厚でマイルド、ピンクのリボンが付いていたので、
トスカーナの有名銘柄「キャンティ」だと思います。
トスカーナの有名銘柄「キャンティ」だと思います。
ワインはフランスで飲んだワインよりイタリアのワインはどれもボクの好みでした♪
つづきましては、とくにたのんでいなくても出てくるパンです。

これもここで出てくるのは名物の無塩の「トスカーナパン」です。
「手作り」って感じの素朴なパンで美味しかったですよ。
そして、これもたのんでいない、お通しみたいなもん。

「トマトとセロリの冷たいサラダ」ってところでしょうか?
パンと合わせて少々少なめ、ほんの気持ちの4ユーロ。
さて、ここから注文しました料理の登場です。

「ヤギのチーズとナスとトマトの盛り合わせ」12ユーロ。
野菜不足生活が続いていたので、とにかくサラダが食べたくて前菜としてたのみました。
でも、ちょっとイメージとは違い、トマトもナスも焼いてあったんですね。
トマトぐらいは生野菜かと思ったのですが残念・・・
ヤギのチーズは、臭みがなくけっこう淡白でした。
つぎは、スープ飲みたかったので、
スープの欄にかいてあった「パッパ・アル・ポモドーロ」っていうのをたのんでみました。
スープの欄にかいてあった「パッパ・アル・ポモドーロ」っていうのをたのんでみました。

イタリア語で「ポモドーロ」とはトマトなので、
トマトの液体物が出てくるもんだと勝手に想像していたのですが、
トマトの液体物が出てくるもんだと勝手に想像していたのですが、
サラサラ液体スープというよりも、しっかりすくえる半固体「ドロドーロ」・・・
実はこれこの辺の名物料理らしく、硬くなったトスカーナパンを水で戻して、
トマトソースで煮込んだパン粥のようなものなんだそうです。
トマトソースで煮込んだパン粥のようなものなんだそうです。
だから「ドロドーロ」なんですね。
想像とは違いましたけど粉チーズを降りかけてもらって味もなかなかで、地元の味を堪能しましたよ。
さて、ついにここからがボクの人生を変える逸品が登場でぇす!!

「ポルチーニと黒トリュフのポテト入りラビオリ」16ユーロ。
これを一口食べた瞬間、2人とも顔を見合わせ、言葉を失い、頭の中が真っ白「Bianco」になりました・・・
「Bu、Bu、Buo・・・Buono!Buono!」
(お、お、お、・・・おいしい~!)
(お、お、お、・・・おいしい~!)
こんなに香り高いキノコのパスタ、食べたことなぁ~い♪
ナッツのような、どことなく和風の感じもあり、キノコ好きの日本人なら絶対気に入るはずです。
もちろん高級食材のトリュフの影響もあるとは思いますが、
間違いなくこの美味さと香りを醸し出しているのは「ポルチーニ」です。
間違いなくこの美味さと香りを醸し出しているのは「ポルチーニ」です。
ポルチーニ、恐るべし!
これまで、けっこう何を食べても「ウマイ!」っていうボクですが、
これほどまで衝撃を受けたのは初めてです。
これほどまで衝撃を受けたのは初めてです。
「フィレンツェで出会った3つの衝撃」の最後はこの「ポルチーニ」ですよ。
さっそく、お土産に「乾燥ポルチーニ」を買って帰えりました。

最後、エスプレッソ(2ユーロ)を飲んで、2人で合計62ユーロ。
「パスタ」はこのお店で一番高いをたのんではいたので、
一人当たり4000円の贅沢ランチでしたが、
一人当たり4000円の贅沢ランチでしたが、
お金では買えないものがある、「プライスレス」♪
ちょっと奮発したチップを置いてホテルに向かいました。

L'OSTERIA DI「Jiovanni」 VIA DEL MORO,22-50123 FIRENZE TEL:+39-055-284897
フィレンツェにお越しの際はぜひ「ジョバンニ」に寄ってみてください、
観光客はあまり立ち寄らない場所にあり、地元の人で大変にぎわうお店ですので、
ランチタイムとはずらして、ディナーは予約して訪れてみてくださいね。
観光客はあまり立ち寄らない場所にあり、地元の人で大変にぎわうお店ですので、
ランチタイムとはずらして、ディナーは予約して訪れてみてくださいね。
さあ、これで「フィレンツェ」の旅はおわりです。
探していた「キャンティー・クラシコ」に歓喜し、
「クーポラ」のテッペンから見る景色に時間を止められ、
「ポルチーニ」に頭の中を真っ白にされました・・・
「フィレンツェ」の街にはたくさんの芸術作品があり、
それにはもちろん計り知れないオーラがあるのですが、
それにはもちろん計り知れないオーラがあるのですが、
有名な芸術作品でなくても、ここ「フィレンツェ」の街では、
感動と衝撃がたくさん出会えるのです。
感動と衝撃がたくさん出会えるのです。
そんなこの街で良く見かけた音も出さずに走り去っていく電気自動車。

そんなキレイな街を排気ガスから守ろうということなんでしょう。
さすが長年の間、自然と共に共存してきた街ならではですね。
「フィレンツェ」の街はまさに「芸術の街」と呼ぶのにふさわしい街でした。
もう一度、イタリアに来ることがあったら、この街にはまた訪れようと思いました。
グラッツェ、フィレンツェ。(ありがとう、フィレンツェ)
アリベデルチ、フィレンツェ。(さようなら、フィレンツェ)
・・・イタリア旅行記「フィレンツェ 篇」おわり

さてさて、菜の花が咲き誇る畑を横目に、高速道路を走って向かうは、
イタリア旅行第3の都市、水の都「ヴェネツィア」です♪
イタリア旅行第3の都市、水の都「ヴェネツィア」です♪
これまで通ってきた「ローマ」「フィレンツェ」には無かった海のある街です。
海無し県、埼玉出身のボクとしては「海」ときいただけでワクワクしますよぉ♪
さあ、今度の都市ではどんなサプライズが待ち構えているのだろう?
楽しみぃ~!
では、次回までチャオチャオ~♪