ケサニトゥッリンゴガタヨ! | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

ふ~やっと仕事も大きな峠を越えたので「韓国」の記事の続きを書けます・・・
でも、寝てないからちょっと頭が冴えないッス・・・


さ~て、初日の深夜、日本語を話せる韓国人「カンさん」(仮名)と
出会ったボクら3人組み「孫悟空、猪八戒、沙悟浄」(ホント見た目そんな感じ)は
居酒屋で韓国料理をつまみながら「日韓国際交流」を深めることとなりました。

そんなところから「韓国旅行記、第3弾」は始まります。


まずはカンさんおすすめの韓国料理を何品か頼んだので、
それを挟みつつお話していきますね。

イメージ 1


この料理「トゥブキムチ」と言うらしく、豚キムチみたいな炒め物を、
ちょっと硬めで濃いスライスした木綿豆腐の上に乗せて食べます。

洋風ではクラッカーの上にチーズなどを乗せて食べる感覚に似ていますね。

味はやっぱり豚キムチですが・・・


で、カンさんはいきなりボクらの前で電話をしました。

その相手とは神奈川に住んでいるという彼女です。

カンさんは日本人の娘と付き合っていて、
今年彼女を韓国に呼んで結婚する予定だそうです。

貿易関係の仕事でよく日本にも行くことがあり、そんなとき知り合ったそうです。

流暢な日本語もなっとくできますが・・・いきなり「ノロケ」かよ!

なんだかほほえましいねぇ♪

なぜか沙悟浄先輩が、電話に出されその彼女としゃべらされてました・・・

ドウデモイイジュセヨ~

イメージ 2


本場韓国の「チヂミ」は最高に美味しかったです♪

日本でよく食べるチヂミは「ふんにゃり」としているのですが、
こちらは具は「シャリシャリ」、皮は「パリッ」としていて、
とっても気に入りました。

次の日も別のお店で食べたんですけど、そちらも美味しかったので、
韓国に行ったら「チヂミ」は必食ですね!


・・・で、次は韓国人の女は気が強くて厳しいと言う話題から、

徴兵の話が始まった。

どうやら、徴兵に行っている2年の間に、
昔付き合っていた韓国人の彼女に逃げられたらしい。

徴兵から帰ってきたら、結婚するから会いたくないって言われたんだと・・・

そして、韓国人の男はそこで鍛えられるから強くて、
で、日本人の男はそれが無いから軟弱なんだと・・・

この頃から、「韓国人はエライんだぞぅ」話になってだんだんと
様子がおかしいなぁ・・・って気がしてたんだ。

でも、徴兵は嫌だから、自分の子が生まれる時は日本で生むんだってさ。

そうすると、徴兵に行くときに国籍が選べて、
日本人国籍にすると徴兵されないんだって。

何だか言っていることが矛盾してきたね、このカンくん。

イメージ 3


これはなんだっけか?
どんな味だっけか?

・・・ボクも飲みっぱなしと寝不足で記憶があいまい。

あぁ、もはやこれは食べもんじゃないですね・・・

いっけねぇ!
昼間、歴史資料館で耳が良く聴こえるようになるお酒を配っている写真だったぁ!

ふ~・・・

いつの間にか、ボクら4人の他に店にいた40歳くらいのお姉さま方2人と
一緒の席で飲むことになっていた。

韓国人3人対日本人3人。

これも「合コン」っていうのかねぇ?

40歳くらいのお姉さまが入っても、カンちゃんの自慢話が止まらない・・・

日本語は漢字や漢字から発展したひらがなやカタカナなど
自国オリジナルの文字は存在しないが、

韓国のハングル文字は朝鮮の頃にオリジナルで開発したから韓国はスゴイ!

「ハイハイそうですか・・・」

韓国は焼肉が有名だが決して安い訳でなく、
一般にはなかなか美味しい牛肉は流通されていない。

食べれば韓国の牛肉が世界一うまいってことがわかるだろう・・・

「ふ~ん一般に流通している肉なら、
日本の方が100倍うまいのをさっき知ったさ」

韓国の男は徴兵でガマンすることができるので、太った男は少ない。

「あぁ、確かにこの後輩、猪八戒くんは太ってますよ・・・それが何か?」

するとお姉さん方は、猪八戒くんに抱きついては「カワイイ」と
ぬいぐるみでも扱うようにナデナデした。

そうすると、カンは余計不愉快に・・・

何に勝負を挑んでいるのか、

オレは50Kmを休まず泳げるだの、
韓国はひらめが食い放題だの、
日本酒は高いけど、韓国焼酎はビールよりやすいだの、

よくわからない自慢話ばっかり、それを聞いてお姉さま方もウンザリぎみ・・・

さすがに、連日の激務でみんなぐったりしてきたし、
もう6時過ぎてるし・・・

6時って言ったら朝ですよぉ。

「眠ぃ!!もう帰る!お勘定!」

って言ったらカンのヤツ、『あと30分、いやもう一軒行こう!』と言うから、

「もう帰んなきゃいけないから、いくら払えばいいんだ!」
とちょっと怒りぎみに言ったら。

『え、あ、ちょっと待ってて、あ~2万ウォンくれるかなぁ?』

日本円で1700円位・・・

吹っかけてくるかと思ったけど妥当だったので、気持ちよく払った。

そして、席を立ち外に出ようとすると・・・

カンの野郎がやってきて『これから、あのお姉さん達を俺一人で相手しなきゃいけない
から、
あと一人2万ウォンくれるかなぁ?』

何ぃ?!

と思ったが、もうその場から開放されたかったので、

「ま、そのくらいだったらいいよ。はい2万ウォン」と素直にはらった。

「じゃぁね、バイバイ楽しかったよ~」って帰ろうとしたら。

『あぁ、ちょっと待て、沙悟浄先輩は年上だから、もう2万ウォン』

カチーーーン!

もうボクは切れた!

「知らねぇよ、バカじゃねぇ!」と言って不愉快な思いで
白んだ韓国の街に出て言った。

途中まで、あほカンが追いかけてきて何やら異国の言葉で叫んでいるけど、
無視してタクシーに乗り込んだ。


いったい何だったんだこの夜は?

悪いヤツじゃなさそうだったんだけどねぇ、かなりカラミ酒な人でしたよ。

何だかとっても不愉快で、でもとっても貴重な時間を過ごせた気がします。

はぁ~疲れたよぉ。

そう思いながらホテルに着いた頃には夜が明けた朝7時。

もう、今すぐにでもベットに飛び込みたい。

でも、もちろんホテルの同室の先輩は寝ていることだろう。
カギは一つしかない、ドアはオートロック。

さ~て、どうしよう・・・

こんな遅く帰ってきて起こすべきか?
いや、むしろ早朝だからいいかなぁ?

韓国の長い夜は終わろうとしている。

どうするボク・・・眠い。

今も、この日も眠い・・・



・・・つづく。


ちなみにタイトルの「ケサニトゥッリンゴガタヨ!」は「会計が違っているみたいですよ」です。